東京校の講義レポート

平成26年(2014)【2月15日(土)】 コミュニケーション学/大西恵子先生(大西恵子事務所 代表)

2014/02/15
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●1日の流れ
9:00 松陰本舗集合 朝礼、掃除
10:00 コミュニケーション学/大西恵子先生
 報連相
 3つの視点
 3つの深度
 3つの手法
 ワーク
13:00 休憩
13:45 新聞アウトプット/今元局長
 高齢者 働く人の1割に
 成長の主役 再び民に
15:00 終礼、解散
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●社会人と報連相
大西恵子先生の報連相の講義は1年前、ベンチャー大學見学生のときに
受けさせていただいたが、先生の最後の講義となる今回は
4月に社会人になることもあり、より特別に響いた。

報連相は仕事そのもの。
この日行ったケーススタディだけを通しても、仕事をする上で
報連相がどれだけ大切かがわかった。
しかしその報連相もかなり奥が深い。
指示、依頼を受けるときは目的を必ず聞く、中間報告をする、メモを取る、
効果的な質問をするなど、できていないことは非常に多かった。

特に、「目的をしっかり把握する」ということは強く印象に残った。
目的を知らずに遂行に専攻していると、自分と相手の認識に齟齬が生じる。
急ぎで行ったことが、実はそれほど優先順位が高くなかったということもあり得る。

内容が濃く、この日に学んだことをすぐに全て実行することは難しいだろうが、
仕事をしていく中で徐々にでも身につけていけるだろう。

一年前、大西先生の能動的参加型講義に強く衝撃を受け、惹かれたことを思い出した。
感慨深い日になった。

●刺激と影響を与えられるように
今元さんに新聞アウトプットを見ていただいた。
毎度、思うことだが、自分はまだまだだ。
まだ記事の薄いところで留まったままだ。
新聞を始めたことに比べると成長しているのかもしれないが、こうして
今元さんのお話を聞くと、もっとひたすら時間をかけ、根気強く、
深く取り組まければならないことがわかる。

この日参加してくれた大学生も、強い刺激を受けていた。
私も同じような影響を与えられる人間に成長する。

From:佐藤洋一@東京校5期生(神奈川県出身・玉川大学卒)
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●大西恵子先生の講義
仕事は手段を達成できたとしても目的を果たさなければ意味がない。
逆にいえば手段が違えど目的を達成できればよい。
そのため、何か指示を受けた時には目的までしっかり聞いて
動かなくてはならない。
自分はやることが中心で、何故しなければならないか、という面を聴くと
言うことはないため、もっと傾聴をするようにする。
また、自分が相手のお話を聞いていることのアピールとして復唱すると
いうことがあるが、復唱もただオウム返しにするだけではなく、
数量化したり、要約、具体化して聞き 返すなど方法がある。
必要な情報をくみ取り、伝わっていることを相手に伝える。

報連相はただ仕事上のやり取りだけではなく、しっかりすることで
人間関係を円滑にし、お互いに良い影響を与える。
自分は独りよがりなところがあるので、今回の講義を自分の中でかみ砕き、
円滑な人間関係を作っていく。

●新聞アウトプット
物事にはメリットとデメリットが表裏一体で必ずある。
自分たちはそのどちらかのみを議論していた。
しかし両方出して今回はどうなのかという面を考えなければ浅い議論にしかならない。
良いところが書いてあるのならばどういうデメリットがあるのか、
逆に悪いところばかりが目に付くようならどんなメリットがあるのか、
常に双方を考えるようにする。

From:牛島知之@東京校5期生(熊本県出身・熊本県立大学卒)
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●コミュニケーション学/大西恵子先生
報連相とは仕事の進め方そのものであり、
言われてやるのでは遅く、自発的にやることで意味がある。
良い仕事をするために、良い人間関係を築くためにも
報連相は大切ということだった。

「報告・連絡・相談」
報告は過去の結果を伝えることであり
連絡は現在の情報の共有、
相談は将来のために他人の意見を聴いたりするとのことで
それらの使い分けをきちんと理解することが大切である。
そしていずれにしても伝えることに意味はなく
伝わって始めた意味があるとのことだった。

「3つの視点」
目的、相手、自己という3つの視点が
物事を深くとらえるためには大切になる。
目的は「相手の求めていることは何か」
「自分が期待されていること、やるべきことは何か」
ということを意識することである。
相手は、欲求や性格を考慮して
伝わるようにすることである。
自己は、正直な報連相ができているか、
自発的な報連相ができているかということを
自分含めた全体で見ることである。
この視点を持つことができると迷いがなくなるとのことだった。

「3つの深度」
どこまで深く情報を共有できるかという点で
3段階の深度がある。
1つ目の深度は事実情報の共有化であり、
情報を「知っている」というレベルである。
2つ目は意味・目的の共有化であり
情報の持つ意味を「理解している」というレベルとなる。
3つ目の深度が考え方の波長の共有化であり
情報の意味を理解し、共感できるという
「心がそろっている」というレベルである。
情報をとらえ、それを人と共有するうえでも
自分がどの深度の段階にいるかをチェックし
正確な報連相を意識する。

「3つの手法」
相手に伝え、伝わるための手法であり
1つ目は「3つに分割して伝える」である。
初めに、本題、まとめというように
相手に印象に残るように分割して説明するということである。
2つ目は「結果を先に話し、経過を伝える」であり、
先に話の内容を相手に伝えることである。
最後の3つ目が「まず声に出して伝える」であり
仕事を任せられるようになるまでは
しつこいくらいに確認の声を出すことが大切とのことだった。

●ワーク
実際にワークを通して報連相について考えたが
自分には仕事の目的意識が低いと実感した。
相手への配慮などは一定はできるが
仕事の目的が何かということを
確認する手間を省いて自分の推測で済ませたりしてしまう。
これでは無駄な仕事をしてしまったり
最悪トラブルにもなるかもしれない。
TPOは気にしながらも与えられた仕事の
目的がなんであるかということ確認することを心がける。

From:大森俊通@東京校5期生(東京都出身・琉球大学卒)
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●大西恵子先生 報連相
報連相について、よくわかっていなかったことが
今回特に感じたことだ。
報告、連絡はともかく、相談が特にできていなかった。
何のために、どうするかなどが今回知れ、
それは、どこに視点を置くかという事が重要だとわかった。
まずは目的が何かを考え、次に相手は何を求めているかを考え想定する。
最後に、全体の客観視をし自分は自立的に報告できているかを判断する。

一番は、重要なのは目的であり、そこが双方でうまく共有化できていないと
報連相はとんちんかんなものになってしまう。
こういった事をうまく進めるには、上司や部下とのコミュニケーションを
上手くとる事が重要となってくる。

基本的な事だが、挨拶や、ちょっとした接触の積み重ねや
違いで、相手の状況や何を重視しているかがわかるようになり、
より相手にそった報連相ができるようになる。
基本は、整理して、わかりやすく、印象強くの3つが重要になってくる。
自分は特に、整理という部分ができていないと感じているので、
まずはその部分か重点的に注意、行動していくようにします。

●今元局長による新聞アウトプット
今回はディスカッションについて指導していただいた。
良いか悪いかなどの2グループであけるのではなく
メリット、デメリットの用に二つの側面から意見を出すようにする。
その方が多くの意見を聞く事ができ、またいいやすくもなる。
どちら正しいかではなく、どのような見方ができるかを次回は
意識し進めていきます。

From:高岸知広@東京校5期生(兵庫県出身・金沢学院大学卒)
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●【コミュニーケーション学】
本日は大西先生によるコミュニケーション学に参加させていただいた。
今回のテーマは「報連相」。
私は本日で3度目の参加である。
毎度行われている、報連相の基本の自己チェックから始まった。
4期生を卒業し、上司や先輩がいる環境で働かせていただいているにも関わらず、
まだまだできていない箇所が多かった。
普段指摘されていることはもちろん、
全く意識もしていなかったことまで発見できた。
定期的にこのチェックシートの見直しをする必要がある。

そして、ただこのチェックシート通りに形から入るのも大切だが、
報連相の「目的」を意識することが最も重量だと感じた。
自分と相手の目的を共有できていないと、その報連相は何の意味もなくなる。
相手の立場や性格、求めているものをしっかりと理解し、
この報連相の「目的」というものを意識していく。

本日改めて報連相を学ばせていただき、
報連相にはコミュニケーションがいかに大切かが分かった。
これまで以上に、上司や先輩、
そしてお客様や取引先の方まで徹底した報連相を心がける。

From:南出浩@東京校4期生・実行生(大阪府出身・桃山学院大学卒)
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