令和4年(2022)【8月22日(月)】 夏の出版編集トレーニング3日目 6期生1組
2022/11/14 16:38:34
令和4年(2022)【8月22日(月)】
夏の出版編集トレーニング3日目
6期生1組
・調査(リサーチ)は、目的を意識する
今回、セネガルという国について調査をする際に「ビジネスをする」という視点が足りていなかったと反省した。言語や文化も大事だが、その国を市場として捉えるならば人口や経済のことについてまず調べなければならない。ただ漫然と調べるのではなく目的意識が大事であると改めて気づかされた。
・流行のつくり方
十年後を予測するには、十年前は無くて現在あるものを逆算してみるとよい、というアドバイスは新鮮であった。今私たちが予測できる未来はせいぜい1、2年後であり、それは多くの人によってリサーチしつくされた分野である可能性が高い。ヒットの仕組みそのものを探ることで初めて流行を作る側になれるのだと気づいた。
F.S@一橋大学
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・そこに「得」がある
新聞を読む際、世界で起きた出来事に対して俯瞰して見ることが大事だと学びました。正しい正しくないと言うのは私観であり、どこに損がありどこに得があるのかを知ることが俯瞰であると理解しました。世界的に悪いと感じてしまうニュースでも、実は得をしている存在があります。それを知ることが、ちゃんと世の中を知ることだと感じました。
・模倣も一つの技能
「異業種からパクる」ことは、実はよく行われているというのを教えていただきました。良いデザインを模倣し、自分なりのものとして描き直すことにも技量が必要ですし、普段から良いデザインを見つけることを意識して生活することが大切です。本の表紙などはどれもプロが考え完成されたデザインであるので、今後は意識して見るようにします。
H.N@法政大学
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・「深まる分断」って?
新聞アウトプットで、1面の記事が私にとって難しく中々感想を絞り出すことができませんでした。
新聞アウトプット後のフィードバックで中身に対して自分の賛否をはっきりさせるのではなく、見出しの用語を理解するところから始める、と教えてもらいました。このように見出しの文章について考察することで、新たな気付きを新聞から見出せるのだと感じることが出来ました。
・他人をパクる
同業種ではなく、異業種をパクることが大事!
普通では考えられないことの組み合わせで新たなものを生み出す原動にする、とのことです。
実は私もパクることはとても大好きで、デザインをする際にPinterestでデザインを見てみたり、色々な広告案を見たりしています。
あまり自分から堂々とパクる!というのは言っていなかったので、本日、断言されていたのが印象的でした。
I.A@横浜国立大学
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・ひとまず言葉にしてみる
初めはあまり具体的でなかった僕の企画案ですが、藤岡くんと話しているうちに段々と輪郭がハッキリしてきました。
藤岡くんの案や問いかけから考えが進んだところがもちろん大きいのですが、もう一つ、自分で考えを言葉にしたから、企画がハッキリしてきたという面も強くあります。これまで漠然とした脳内のイメージに過ぎなかったことが、人に話す局面になったことで言葉として実態を帯びたのです。
これから何かの構想に行き詰ったときはひとまず、言葉にします。
・「流行るもの」の着想法
K社のESで「これから流行りそうなコンテンツ」を考える方策が全くなかったのですが、お話をお聞きしその端緒をつかんだように思います。
流行のポテンシャルが明らかなものではなく、誰も着目していなかったようなニッチな領域をなるだけ見つけてきて、そこにメディアを絡めるように書き進めます。
N.T@法政大学
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・対象への解像度
自分でコンテンツの内容を考え、それを他者と共有する中で、コンテンツの対象を想定することの意義が想定よりも大きいと考えた。
まず、内容の参考になる。何が求められるのかを考え、それに絞ることができる。
そして身近な相手など、対象に近い相手を想像することで、どこまで理解できるかなど、より高い解像度で考えることができる。
・技術の模倣
日本語テキストのデザインの課題の説明において、他のデザインをマネすることが推奨された。なるほど確かに、表紙デザインなどは芸術を追求するものではないのだから、クリエイティブというよりも、他のデザインを参考にしたとしても効果が発揮される方が良いだろう。
他の良いデザインを分析し、落とし込み、より良いデザインのノウハウを積み上げる。こういったことが繰り返されてきたのではないかと考えた。
Y.S@桜美林大学
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・編集者の立場で仕事を考える
サムネイル課題の発表を通して本の制作はグループワークであり、編集者として求められる裁量はその企画力に対するものだということに気付かされました。最終課題に向けても筆者ではなく編集者の立場として内容の良さだけでなく誰にニーズがあるのか、市場の現状はどうなっているのかに重点を置いて考える必要があることを学びました。
・10年後の自分の姿はその社会でどう生きているか
ES課題の解き方として10年後の社会・経済がどうなっているかを考え、その世界で何が流行るかを考えると学び、面接講座でよく見る10年後のキャリアビジョンの設問も30歳になった自分がどうありたいかではなく、10年後の社会で自分がどうありたいかを問われているものだと気付きました。
・数値から国を知る
セネガルについて調査して得た情報を、ついゼミの癖で歴史などルーツをたどって説明しようとしてしまいましたが、ビジネスでは人口やGDP、年代の比率を見て他の国と比較し、可能性を考察することを学びました。歴史的にどうであるかを複数の文献から裏付けるのではなく、数値がどう変動しているかで推察することは、新聞アウトプットでも身につけていることなのに、活かせていないことに気付きました。
K.Y@金城学院大学
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・経済用語を使う
新聞アウトプットの項目で、就職活動で積極的に経済用語を使えれば一目置かれるとお伺いした。なじみのない単語を目にしたとき、まずは自分で理解し、さらに噛み砕いて相手に分かりやすく説明することをこれまで心がけてきたが、就職活動で相手をしてくださるのはビジネスに精通した社会人の方なので、むしろ経済用語は便利なツールとして適所で使用していくべきだと学んだ。
・10年後のために10年前を知る
10年後に流行するものを考えるためには、10年前になくて今流行しているものをまず考える、というアドバイスが印象的だった。革新的なアイデアを生み出すためには、まずこれまでの常識を知らなければならない。温故知新のスタンスは、あらゆる分野において通ずると改めて感じた。
T.Y@同志社大学
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