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平成24年(2012)【5月17日（木)】 赤池誠章先生（本學理事、前衆議院議員）　 『情熱政治学』

『日本の問題』
講義の最初に、学生が考える日本の問題を色々挙げていった。
その時挙がったのは憲法問題、少子高齢化、税金問題などだが、その大多数が政治に関わることだ。
それに関して、特に若者が政治に関心をもたず、選挙に足を運ばないのは、増税や徴兵等、日本がどうなってもいいですよという表れだ。
政治に関心をもたないということは、日本に住んでいながら問題意識がないようなものだ。
不平不満ばかりを言っていても日本が良くなるわけがない。
国民一人一人が政治に参加することにより、日本をよりよいものに出来るに違いない。

『野党の存在』
テレビのニュースを見ていると、野党が与党の攻撃をするのはよく見るが、与党のアラ探しや挙げ足取りだけをして政権をとることしか頭の中にないのではと考えた。
ただ、その考えはテレビで見ている考えにしか過ぎなかった。
テレビ番組の編集で、その部分しか放送されていないからだ。
そもそも与党を攻撃しない野党なんて野党ではない。
こういった闘争はあってあたりまえのことだ。
国民も、上記のような考え方をする人はいると思うが、まさにメディアの情報に踊らされているのではないかと考えた。
表面上の部分を見るのではなく、その審議内容の本質を読み解くのが大切だと感じた。

From：安齋義仁（いわき明星大学卒、福島県出身）＠JVU３期生
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『情熱政治学』　　　　　　　　講師 ： 赤池誠章 先生
国や政治について、成り立ちや背景からお話をしてくださり、なぜそうなっていったのかがとてもわかりやすかった。
知識量がとても多いことが分かり、政治家になるためには勉強をかなりしないといけないと感じさせられた。

【数字のマジックに気を付ける】
私は、日経新聞の記事を読んで数値があるとそれを真に受け注目し、分母は何かまで考えていなかった。
新聞記者にも意図があり誤魔化しているときもある。
アウトプットが曖昧になってしまうので、今後は数値に注目するときはその分母は何かを自分で調べていく。

【リーダーの３要素】
リーダーの３要素を「目測」「情熱」「責任」と教えていただいた。
今の自分はどれも中途半端である。
この３要素を身に着けることを今後のベンチャー大学での目標にしていく。
そのためにも、日ごろから何事にも積極的に本気で取り組み、最後までやり抜く。
さらに長期のビジョンを観る習慣もつけ、今後自分がどうなるか、周りがどうなっていくか予測できるようになる。
また、自分の行動にはすべて責任を持ち周りの人のせいにしないようにしていくと決めた。

【選挙に行く】
政治に関心を持つには選挙に行くしかない。
そこから誰に投票すればいいのか疑問をもち、自分で調べ、さらにどの政党がよいのか、どの党の政策が自分は共感できるか考える。そうすることで政治に自然と参加していく。
ただ、現実は選挙に行かない人が大半だ。
そこをいかに行かせるか、それをベンチャー大學でビジネスとして考えていくことを決めた。

From：渡辺寛高（尾道大学卒、広島県出身）＠JVU４期生
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［若者の政治離れ］
本日は政治のプロである赤池先生による情熱政治学。
政治の仕組みをとてもわかりやすく説明していただいた。
基本的な仕組みを理解していないと本質が見えない。
しかし、この基本的な仕組みを学ぶ機会がない。
政治とは「権力と闘争」と赤池先生はおっしゃった。
権力とは暴力と正統性。
現在はこの正統性がちゃんと確保できていないのではないかという。
こういったことから若者の政治に対する意識が低くなっていると考えられる。

［国家］
国家とは人、領土、主権のことをいう。
要するに我々は国家に属している。
赤池先生はこの意識が今の日本人には足りないという。
物事を考える時必ず根底にあるのはこの国家である。
では意識を持つにはどうしたらいいのか。
私は海外にでることが必要だと考える。
日本を離れるにはパスポートが必要であったり、海外の歴史や文化に触れることにより、国家意識をもつことができるだろう。
国民が国家意識を取り戻すことにより、日本はより強くなれるはずだ。

From：南出浩（桃山学院大学卒、大阪府出身）＠JVU４期生

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