東京校の講義レポート

平成24年(2012)【4月26日(木)】 細谷明信先生(エヌアイイーイー総合研究所 代表取締役)  『日経新聞学』

2012/04/26
08:00 朝の質問会 山近義幸理事長(西新宿教室)
     ・リーダーの性格
     ・日本とアジア 学生の違い
     ・話をする時の工夫
09:20 朝礼
10:30 講義「日経新聞学」 細矢明信先生
     ・経済は難しくない
       →単語の意味を理解する
     ・日経新聞の記事から得られる情報
       →経済工夫率/インテリジェンス/経済記事の類型
     ・新聞記事の配置と構成
     ・記事から読み取れるもの
     ・主要な経済指標
       →位置、見方と解説
     ・情報の活用
       →前もって動けるように
16:15 終礼
16:50 解散

18:00 志士経営者倶楽部・イブニングセミナー(日比谷図書文化館)
    パフォーマンス
    講演 平沼赳夫先生
        中條高徳先生

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細谷先生に日経新聞の読み方について講義していただいた。
いかに今まで自分が流し読みしていたかに気付かされた。
単語の意味がはっきりと分からなくても、何となく分かっているつもりで読んでいた。
言葉を知っているだけではダメだ。
その言葉を説明できるくらいに覚えていないと、
記事の内容をしっかり理解することはできない。
どこにどういった記事が載っているのかも初めて知った。
日経が私たちに何を伝えようとしているのかを考えながら読むことで、見えてくるものは違ってくる。
漠然と読むだけではいけない。
今日教わったことを、わかったつもりで終わらせないために、
これから毎日内容を復習しながら日経新聞を読んでいく。

From:松田崇義(慶応義塾大学卒、埼玉県出身)@JVU4期生

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「ベンチャーとは革新的な技術・アイディアを用いて新しい技術を切り開く」
・・・ベンチャーの意味を改めて深く考えたことはなかった。
   この言葉を聞いて自分たちが周りからこう思われているのかと考えた。
   期待を裏切らないよう世の中にない新しい技術を考える。

From:渡辺寛高(尾道大学卒、広島県出身)@JVU4期生

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朝はまず、山近社長が就活生に答える質問会がありました。
リーダーとして人をまとめていくために必要な要素は何か、人によって考え方は様々ですが、
山近社長はどれかに偏らずバランスをしっかりと取って動くタイプのリーダーなのだ、と聞いて思いました。
また、席の位置や話を振る相手など、
日常の場面で社長が様々な工夫をされているということに、私は気づきませんでした。
観察眼を付けていく必要があると感じます。

その後、細矢明信先生に日経新聞の講義。
まず、経済は難しいものではないというお話が印象に残っています。
確かに、経済は人生の中で常に関わってくるものであり、
苦手だからと敬遠するのは勿体無いことです。
経済を難しく見せている用語については、不安があればその都度意味を調べ、
基礎知識を付けていくことで、経済情報により親しみをもって触れるようにします。
記事の類型や配置のされ方についても、解説をしていただきました。
記事にはいくつかの類型があり、それによって紙面での記事の掲載のされ方が異なるということでした。
日経新聞の記者やデスクが、どのような意図を持って記事を掲載したのかを推測しながら読むことで、
その記事が示す情報が社会の中でどのような意味を持っているのか、掴みやすくなると感じました。
また、私はこれまで、新聞を読む時に全面広告や経済指標を見過ごしてきました。
特に、経済指標にはどうしても取っつきにくい印象があったため、
これまであまり注目してはいませんでした。
しかし、先生に主な指標の意味を解説をしていただきながら見てみると、思いのほか面白いものだと思いました。
今後は、定期的に指標をチェックし、経済の動きを理解する材料にしていきます。
同じ時間に同じ新聞を読むとしても、ただ漫然と見るのと、要点を掴みながら読むのとでは、
得られる情報に大きな差が出ます。
今回学んだ事は、今後新聞を読む度に活用し、多くの情報を得られるようにします。

夕方からは、日比谷で行われたセミナーに参加させていただきました。
平沼赳夫先生は、主に憲法について講演をされました。
お話からは、賀屋先生をはじめとする多くの方との良い出会いがあったことと、
念願である改憲を目指していく強い意志が印象的でした。
今後の動向に注目するべき政治家だと思いました。
続く中條高徳先生の講演は、1500年から20世紀までの歴史を軸に、
政治や文化論を交え、時系列に沿った縦のつながりと、日本と世界、横のつながりに触れつつ、
現在の日本に対する提言、今後への期待を語るというもので、理解しやすく、
関心を持って聞くことができました。
中條先生の知識と情熱の豊かさを改めて感じました。
私も知識と情熱を磨き、先生のお話をしっかりと理解できる人間になります。

From:野田貴生(都留文科大学卒、山梨県出身)@JVU4期生

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私は8ヶ月、日経新聞を読んできました。
少し、一部は読めるようになった「つもり」になっていました。
細矢先生の話を聴いている内にそれはとんでもない勘違いだと気付かされました。
例えば土曜日は一週間の総まとめである事。
例えばTOP記事は1000分の1の記事から選ばれたものである事。
他にもいくつも、8ヶ月も読んでいるのに全く気付かなかった事がたくさんあります。
「日経新聞をとっている事に安心してしまっている!とるもんじゃない、よむもんだよ!」
この言葉は痛いほど心に残りました。
私は日経に出てくる言葉を単語だけで理解していた。
WTOは世界保健機関。
それは覚えてるのにどんな事をするのか説明できない。
そんな状態で読んでも分からないし楽しいわけがない。
仕組みを話して下さる細矢先生の話は分かりやすいし、分かるから楽しい。
私が今まで日経新聞を読んでいた8ヶ月という月日は
少し長すぎたと感じますが、全くの無駄ではなかったように感じます。
もし、ゼロの状態、何も知らない私であったならば、
今日の話で理解や興味を得る事は少なかったのではないかと思います。
分からないなと思って読んでいた日経が先生の話を聴いていると分かってくる。
特に同時に複数のものがつながってくると、その凄さ、深さ、面白さに鳥肌が立つときもありました。
経済って面白い、もっと読みたくなってくる、そう感じる講義でした。
細矢先生が鳥取で講義を行うという話の時、
「6時間どころか2日泊まってでもやりますよ!」なんて事をおっしゃっていました。
細矢先生は経済の事、大好きで話したくて仕方ないんだなと感じました。
細矢先生の講義を皆が受けたくなるのはそんな魅力が全身から伝わってくるからだと思います。

From:藤井勇貴(名古屋学芸大学卒、三重県出身)@JVU3期生 

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