東京校の講義レポート

平成23年(2011)【10月1日(土)】 ホームランが聞こえた夏 『映画学』

2011/10/01
"悔しさ"
コーチが選手たちを奮い立たせるためにあえて屈辱を味あわせた。
圧倒的に格が違う相手にボコボコにさせる。
そして、自分たちの実力の無さに氣づかせる。
それまで、自分たちの実力に自信を持っていた生徒たちは泣き崩れる。
しかし、この"悔しさ"が生徒たちを奮い立たせる。
高みの人間と出会えたことと、悔しさという感情が生徒たちに爆発的なエネルギーを与えた。
近年、私はこの悔しさを押し殺して自分の成長を殺してしまっている。
悔しいということが恥ずかしいということに変わっている。
だから悔しさを押し殺してヘラヘラしてしまう。
これが私が成長できない最も大きな原因だと思う。
最高の環境にいたとしても、自分自身で成長する意思のない人間に成長はありえない。

From:JVU(日本ベンチャー大學)3期生 小田和浩(富山大学卒、山口県出身)

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●野球は、一人の力だけでは勝てない
聴覚障がい者のピッチャーは中学時代は最高のピッチャーといわれていた。
だが、映画の中では相当打たれていた。
チームメイトを信じず、自分の力だけで投げていたからだ。
監督がキャッチャーに、全てピッチャーの言うとおりにしろという指示をしたのも、本人にそれを気づかせるためだろう。
もちろん一人一人の技術がいらないというわけじゃない。
歯車が一つ狂えば、全てダメになることを映画の中で改めて気づいた。

From:JVU(日本ベンチャー大學)3期生 安斎義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)

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・優しさと過保護
本日の映画は、耳が聞えない学生達の野球部のお話でした。
部の先生は「一般人と同じ扱いを、野球というスポーツでなら、受けられる」と
最初に言っており、とても素敵な事だと思いました。
しかし、いざコーチである主人公が一般人と同じような練習を始めたとき、
その先生は「やりすぎだ、彼らは普通とは違うのだ」というような発言をしていた。
私はこれら一連の話を訊いて、大切にすること=優しさではないのだと、改めて学びました。
怪我が怖くては何もできない。
それに当事者が立ち向かう姿を見せているなら、それを守る立場であったとしても、
背中を押してあげるべきだと感じた。
私も将来介護業界を目指しているが、介護という業種にも
今、コレと似たようなことが起きているのではないかな、と感じております。
何でもかんでも、お客様。
すべての面倒を見てくれるから、高齢者の方々は何もする必要がなくなり、
体が弱くなってしまうのではないか。
私は、できることは自分でやるべき、またやれるような環境で働きたいと考えました。

From:JVU(日本ベンチャー大學)3期生 本間慶太(東京経済大学卒、東京都出身)

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