東京校の講義レポート

【6/21(火)】赤池誠章先生(前衆議院議員、松下政経塾7期生) 『ディベート学』

2011/06/21
『ディベートとは』
討論というより、「闘論」と言った方がいいでしょう。
というのも、スポーツのようなものです。
肯定派と否定派に別れ、制限時間内に一つの論題を巡って賛否を議論し、
説得力のある発言をした方が勝ちというもの。
ディベートはどっちが正しいのかを決めるところではなく、
どっちの意見が共感できるかが争点となります。

『意見』
意見を主張するには、事前の下調べが重要です。
これは、客観的なデータや価値観・論理からくるものが多く、
主張するには根拠もつけなければなりません。
その意見の説得力を上げる意味でも事実をしっかり調べ、
専門家の意見も参考にしながら根拠を固めていく必要があると考えました。
きちんと調べた人とそうでない人は、ディベートを見ているとよく分かるそうです。
きちんと調べられていなければ、発言も感情的なものになりますので、
その分、説得力もありません。
事前にしっかり準備し、
聴いている人たちの心を掴むことが大切なのかなと感じました。

日本ベンチャー大學3期生 安齋義仁 (いわき明星大学卒、福島県出身)


■ディベートはシンプルに戦う
 ディスカッションとの違いに前提や付帯条件がないことが挙げられる。
余計なことを考えないでそのテーマについて賛成か反対かの意見をぶつけ合える。
 このままでは机上の理論でしかないが、そのテーマの本質について話し合えるため、
現実に落とし込めば強さを発揮する。
これから現実の枷を考えて仕事をしていくわけだが、
物事はどうなのか、その視点を見失わないように今この力を付けておく。

■主張には根拠がいる
 なぜその意見が正しいのか?
事実やデータを活用してその意見の説得力を強める。
データには5W2Hや統計で全体を示したものかなど論理的に適ったものを使う。
意見は感覚的なものの発言は通じない。
感覚で掴んでいるものでも数字に落としこんで決断を下すのと同じことかもしれない。
根拠を伴う発言が優れた意見となる。


■立論はプチ事業創造
目的があり、現状を考え、プランを固める。
相手に伝えるために必要なものは似通っているのだ。
この形式を身につけると事業創造や、もう必要ないが論文などにも応用できる。
「守・破・離」とおっしゃっていたが、この立論を組み立てる力も、
まず型として血肉にする。
そうなれば説得力のあるスピーチを話せるようになる。




日本ベンチャー大學3期生 佐々木信 (弘前大学卒、北海道出身)


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