東京校の講義レポート

【6/17(金)】宮原久先生(乃木神社 権禰宜) 『乃木希典大将について』

2011/06/17
1.現実的に
私たちには、将来起業するという志があります。
そんな中、私はまだまだ具体的な計画を立てられていません。
資本金、社員数、事業内容、場所、営業方法...数えたらきりがありません。
その様々な要素をしっかりと把握し、整理しないと、起業など夢のまた夢です。
今のうちから、計画を進めてかなければいけないと危機感を抱きました。

2.受け入れる
先日の横前先生の講義を本日は思い出しました。
それは、まさに宮原先生が実践されていたからです。
乃木先生には賛否両論の意見があります。
それをすべて受け入れているように感じました。
他人の価値観を理解されていました。
「この本、乃木大将を批判しているんだよね。でも、面白いよ。今度読んでみて」と
笑顔でお話してくださいました。
宮原先生にとっては、神様を貶されたと一緒なはずです。
それでも笑顔でいられる
。自分と違う価値観を理解し受け入れることは、かなり難しいです。
また、そういう姿勢でいることで知識もついてくるのだと感じました。

3.誠実に
乃木大将は、部下からはもちろん、海外の方からも慕われていたそうです。
あのロシアの方からも。
それは、お金でつったとかではありません。
性格がすべてです。
もちろん乃木大将には大変すばらしい学がありました。
しかし、それだけではなく、誠実さ、武士道などまさに人間力がありました。
その人柄に当時の方は惹かれたのだと思います。
私も、人を上下で見ようとせずに、常に対等に接していきます。


日本ベンチャー大學3期生 芳賀淳 (城西国際大学在学中、福島県出身)

・乃木希典という人物像
 正直、私は本日の講義を受けるまで乃木将軍にあまり良いイメージを持っていませんでした。
司馬遼太郎先生が乃木将軍を批判していることもあり、
日露戦争で無駄な犠牲者を多く出した「無能な将軍」と一般的には考えられているようでした。
しかし本日の講義を通し、そのイメージは以前とは全く違うものとなりました。
人間的にも優しく、とても素晴らしい方ですし、
日露戦争時もあの強敵ロシアの旅順要塞などを相手に、
約15000人もの犠牲を出した、のではなく、それでとどめたということです。
こんなに素晴らしい偉人が世の中に間違った形で知られてしまい、
埋もれてしまっていることが、私はとても勿体ないと感じましたし、
それと同時に何か悔しくもありました。
世間のイメージ、評判をただ鵜呑みにするのではなく、
常に疑問を持ち、その偉人の功績を正しく理解していくことの大切さ。
そして、この乃木将軍のように偏った認識をされてしまった偉人の方々を、
私たちが後世に伝えていかなければいけないのだということを、改めて感じさせられました。

・想定外で試される危機管理
 今回の東北大震災の「想定外」により、日本の危機管理の甘さ、
柔軟な対応力の無さが、露呈してしまったように感じます。
宮原先生が仰っていた「想定外でなければ危機ではない」というように、
どれだけの危機管理マニュアルを作っても、そのマニュアル以上のことが起こったとき、
本当の危機管理能力が試されるのだと思います。
この大震災以上の「想定外」が日露戦争ではいくつもあったと思います。
しかし、その危機を乗り越え日本に勝利をもたらした乃木将軍や、
日本軍の凄さを改めて感じなければいけません。

今後の日本も、この時代の人々のような覚悟や心構えを見習い、
本当の危機に備えた準備をして欲しい、と私は感じました。

日本ベンチャー大學3期生 前田隆至(大東文化大学卒、埼玉県出身)


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