東京校の講義レポート

平成27年(2015)【1月17日(土)】 1部:中條高徳学長 DVD特別講義 2部:人間力道場 第9回/山近義幸理事長代行(ザメディアジョングループ代表)

2015/01/17
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●1日の流れ
10:45 新聞アウトプット
 3面「スイス 安全通貨の乱」
11:15 TODOリスト作成
12:00 休憩
12:30 CF発表会の練習
15:00 中條学長DVD特別講義
 ・吉田松陰先生について
 ・日本人として
18:00 山近社長の人間力道場
 ・後輩を育てる
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●日本人の誇り/中條学長のDVD特別講義
昨年末にお亡くなりになられ、
中條学長による特別講義を受けることが出来る機会は、失われてしまった。
これまでにわずか3度しか、直接お会いできることはなかったが、
その一つ一つが、かけがえのないものとして記憶されている。

今回は過去に収録された中條学長の講義を、DVDで受講できることになった。
中條学長のお話を聞いて、先生がかねがね、日本の若者が日本を
愛することが出来なくなってしまった、ということを嘆いていらっしゃったのを思い出した。
何よりも、私たち若者にもっと自分の生まれ育った国のことを知り、愛するように
なってほしい、という想いが強かったのだと思う。

だからこそ、体調を悪くされ、外出が難しくなってきてからも、
日本ベンチャー大學のために動いて下さったのだ。
「歴史を学びなさい」と繰り返し言われたのは、私たちが日本人として
誇りを持って生きるために必要不可欠だからである。

もう一つ、入学式の時に中條学長から、「君は人生の回り道をしたけれども、
良い選択だったね。私も回り道をしたのだよ」という言葉を掛けて頂いたのを覚えている。
先生もまた、陸軍士官学校の学生であったその時に終戦を迎え、人生の目的を
見失いながら、その後旧制高校へと進学、数年遅れの学業を修めていかれた。

この日本ベンチャー大學で1年間学んでいくことが、必ず意味のあるものになると
中條学長が保証して下さったのである。
中條学長が私たちに教え、また期待して下さったものの大きさは、これからも忘れてはならない。

●山近社長の人間力道場・第9回
今回のテーマは、後輩を育てるということである。
後輩を育てることは、後輩にどんな姿を見せるか、どうやってコミュニケーションを
とるか、ということと密接にかかわる。
成功体験よりも失敗体験を多く話すこと。そのためには、まずたくさんの失敗を
重ねていることが必要だ。
20代はもっとも失敗しやすいが、反対に失敗しても痛手の少ない年代と言える。
また、質問力はここでも生きてくる。自分から喋っても自慢話になりやすい。
それよりも、「何か壁に当たっていないか?」と問いかけるほうが、
こちらの言葉が相手の心に響く。

講義を受けて感じたのは、もっとも重要なのは日々の積み重ねである、ということだ。
質問力も、失敗経験の豊富さも、毎日意識して質問し、失敗するようにしないと、
惰性では身につかないものである。
山近社長の日々の活動を思い返すと、大量の質問を繰り返している。
また、人生においては想像もつかないような失敗を(得意分野という飲みの席でも)
繰り返してきたという。
今の山近社長の地位はそうやって築き上げられたのだ、ということがこれで分かる。
それをこうして直接伝えて頂けたからには、私も質問と失敗の積み重ねを意識して取り組んでいく。

From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●中條学長のDVD講義
松陰先生や日本人の歴史観について話されていた。

その中で特に印象に残ったのが『歴史を学ばない民族は滅びる』という言葉である。
歴史を学ばない人は物事を偏って見るようになり正しい判断が出来なくなる。
歴史だけでなくあらゆるものに触れることが重要である。
また、もう1つ印象に残ったのが『日本は恥の文化』という言葉である。
今の日本人の多くが日本人の誇りを忘れ、日本の良い習慣を蔑ろにしている人が多い。
そういった文化や良い習慣を受け継いでいき、後の世代に伝えていくことが
私達若い世代の役目である。

●人間力道場
・人を育てることが成長に繋がる
関心を持ってない人には人はついて来ない。人を育てるにはまずは関心を持つことである。
その人に関心を持てない場合はその人のやっていることに関心を持つと良い。
後輩を育てるためにはいくつかの方法がある。
1つ目が、自分の成功談より失敗談を話すことである。成功談は後輩にはただの
自慢話にしか聞こえないからである。あえて自分の弱味を見せることで
自分も1人の人間であるということを示すのである。

2つ目が、後輩のしたいことを聞くことである。
相手に話しをさせて肯定し共感することで人は安心感を持つためである。
3つ目が、お酒を飲みに行くことである。お酒は良い意味で人の腹の中を
見せ合うことが出来る唯一の方法であり、より深く付き合うことが出来るからである。
いずれ社会に出れば私も後輩を持つことになる。
その時に後輩を育てることで後輩も成長出来るが教える私も成長出来るのである。

自分も将来出来るであろう未来の後輩のためにも、社会に出るまでに
学生で出来ることを今の内に身につけていきたい。

From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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●中條学長のDVD特別講義
・日本人の自覚。
松陰先生のお話から日本人としてのあり方についてであった。
中條学長が思う松陰先生の凄いところは、個を大切にしていることである。
そして、今の学生と決定的に違うところは「感度の高さ」であると仰られていた。
確かに、松陰先生のような日本国を常に考えて行動している人は少ないと感じた。

また、中條学長が白板にある言葉を書いた。それは「時務学」である。
私はこの言葉はどんな意味なのか、わからなかったため
インターネットで調べた。時務学とは、知識技能を学ぶことらしい。
そして、それは人間学と合わせて学ぶことが必要であるという。
そう思うと、中條学長が仰られていた、「日本が情けない国になっている」
ということも辻褄が合う。
つまり、現代の日本人(特に私たちの世代)は人間学を学んでこなかったのだ。

ですから、私がベン大にいる間は人間学を学ぶことに必死に取組んでいきます。
特に、戦争のこと、先人達の考えを中心に学んでいきます。

●人間力道場 ~第9回目~
・"事"に関心をもつ
これは山近社長が大美賀先輩に送った言葉である。
一般的に人には嫌いな人と好きな人がいる。それが原因で仕事に影響することもある。
私もアルバイトではあるが、経験したことがある。
その解決策が見つからなかったので、私はその人の凄いところを懸命に探す努力をした。
けれども、それは続かなかった。
しかし、今回の人間力道場でその答えを見つけた。それは、人に関心を持つのではなく
その人がやっていること(仕事など)に関心をもっていけばよいということである。

確かに、関心を人から事に移動すれば感情なんて関係ない。
その人がしていることにだけ評価すればいいんだと感じた。
会社に勤めた時、もし、嫌いな人が出現しても“事"に関心をもつようにする。

From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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