東京校の講義レポート

平成26年(2014)【5月3日(火)】 台湾學/陳 韋仁先生(JVU本部事務局)、映画學アウトプット

2014/06/03
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9:30 新聞ディスカッション
1面 『起業•廃業に低利融資』
【議論点】
•起業する際の資金調達方法
•起業する際に1番お金がかかる
箇所はどこか?
•そもそもなぜ低利融資するのか?

5面 『生保海外へ 時間と勝負』
【議論点】
•なぜシンガポールに拠点を出したのか?
•第一生命が急いでるのはなぜなのか?

9面 『ベトナム物流、寸断リスク』
【議論点】
•ベトナムの日系企業の中国の部品調達の
リスクに対する対応策
(今元局長の新聞アウトプット指導)

11:30 映画學アウトプット
12:07 昼休憩

12:45 台湾學/講師 陳 韋仁先生(JVU本部事務局)
【講義内容】
•台湾學を学ぶ意義
•台湾の歴史
•現在の台湾の兵役について
•質疑応答
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●日本史としての台湾史
・陳さんによる台湾学
台湾の歴史、その成り立ちから、台湾のことについて学んだ。
台湾とは、いったいどういう位置づけで語るべき存在なのか。
鄭成功、清朝、日本、そして中華民国と、外部から来た支配者が
次々入れ替わっていることがあり、今現在も中華民国を名乗っている。

つまり、台湾は台湾なのか、中国なのか、それとも中国の一部なのか。
特に、国民党が台湾に来てからは、「中国人としての教育」を、
もはや大陸を支配していないにもかかわらず、台湾で受けることになった。
このことが、台湾の人々のアイデンティティを複雑なものにしているという。
それは、アンケートの「自分は何人か?」という問いに、半数が
「中国人であり、かつ台湾人でもある」と答えていることにも表れている。

翻って、私たちは日ごろから日本人であることを信じて疑っていない。
自分たちが何人であるかなど、深く問うこともない。それだけ、
日本人が海外に出た時に、自分たちが何者なのか、という問いを
突き付けられて、日本の歴史を語ることもままならず、
たじろいでしまうのだろう。

日本にとって、一度は植民地として統治したことがある台湾の近現代史は、
同時に日本史でもあるはずだが、私たちはあまりにも台湾のことを教えられていない。
台湾の人々が、若者も含めて日本に関心を持ち、色々なことを知っているのと
比較して、日本人が台湾について知っていることは数少ないように思う。
このアンバランスさが、台湾の人々の離心を招くことがあるかもしれない。
外交・経済関係上、かなり重要なパートナーとなる存在であるにもかかわらず、
日本が台湾に関心を持っていない、もしくは下に見ているように見えるからだ。

また、陳さんの軍属時代のことについても、写真つきで紹介して頂いた。
「政治学校」というものが存在し、陳さんもそこで訓練を受け、
スパイのようなことをやっていたと仰った。
そういうことを普通に公開してしまってよいのだろうか、と少し不安に思ったが、
それくらいのことは軍隊なら普通にやるのだ、ということかもしれない。

今回、台湾について学ぶ機会を与えて頂いたので、これからさらに、
台湾は日本にとって、私たちにとってどういう存在なのか、考えていきたい。

From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●台湾は日本の歴史の一部
【陳さんによる台湾學】
・日本統治時代
陳さんから台湾の歴史について教わった。1895年に清が日清に敗れ、
約50年間日本に統治されていた。日本は台湾に同化政策を推し進め、
社会インフラ整備を施し発展させようとしていたらしい。
なんて、日本という国は素晴らしいんだと改めて思いました。

・台湾という国は色んな国に支配されていた
オランダから鄭成功、清、日本、国民党と5回くらい支配下にされていた。
私自身、こんなにも多く支配される国は知らなくて驚いた。

・陳さんの兵役制度
感じたことは、日本の警察学校に似た感じを受けました。
そして、中華民国の陸軍等のCMがトランスフォーマのような
とてもユニークなもので、日本も似たようなCMを撮影すれば良いのにと感じました。
最後に、台湾の歴史を知ることで、これからの経済がどんな方向に
向かっていくのかを知る良い機会となりました。
もっと、台湾のことを知るように私自身も調べるようにします。

From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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●台湾学
私は台湾はただの観光地としか認識していませんでした。

しかし今回陳先生が、台湾がかつて日本が統治しており、
台湾の歴史と日本の歴史は繋がっていること、
台湾が国際的に見て、国家として認められずに中華民国として
表記されていたことを學びました。

台湾人の何%かは中華民国から国名を変更願望があり、台湾の国際的立場は
複雑であるということも知りました。

私は特に衝撃的だったのが、現在の台湾人が中国人男性と原住民女性の
混血によって成立していることを始めて知りました。これまで私は、
今の今まで台湾人は、漢民族が台湾に渡来して土着したものと考えておりました。

今回の講義を受講して、安直に自分の意見を言うのは良くないと思いました。
次から講義を受講する上で話を傾聴し、しっかり自分の中に落とし込んで、
スラスラと意見、質問ができるようになります。

From:鈴木駿介@東京校6期生(神奈川県出身、国士舘大学卒)
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●映画學アウトプット
今回の映画學は、私は自分の力不足で女性と一緒に映画を
観に行くという目標を達成できませんでした。
達成をしなくてもいいという気持ちがあったので、
その部分を意識的に改善し、次の映画學に活かします。

●台湾學/講師:陳韋仁さん
私はそもそも、なぜ台湾の歴史を学ぶのかに関して、
あまりピンときませんでした。しかし今回、講義を受けてみて、
実は台湾の歴史は日本の歴史の一部だと知りました。

また、台湾は今日でも中身は普通の国家でありながら、国際的に
国家として認められておらず、とても複雑な問題が台湾にはある
のだと思いました。

From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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