東京校の講義レポート

平成26年(2014)【3月27日(木)】 下田踏海 1日目

2014/03/27
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私たちはこれから、日本ベンチャー大學の枠を越え、未知の世界に踏み出す。
吉田松陰先生は、日本の国防のために
あえて外の世界を見据え、
下田の地からペリー艦隊を目がけて荒れ狂う波に踏み出した。

卒業前に下田の、松陰先生が踏海を実行した場所に行き、
その「猛」の行動の大きさを肌で感じた。

海岸に今も居座る弁天島。
祠がある、不思議な質でできたその島に、松陰先生は身を隠し、
黒船に乗り込む機会をうかがっていたという。

日本のために国禁を犯してまで
至誠を貫き、好奇心にも突き動かされて、嵐の中で小舟を進めた。
最後の機会だったのだろう。
しかし、どれだけ危険なことか。
松陰先生の、実行、挑戦への、意志の強さを最もはっきりと学べる場所だった。

踏海の一歩は大きい。
それは志に向かうことを教えてくださる場所に同じだと思う。
この夜、この場所で学ぶことができたことを生涯忘れないようにする。

From:佐藤洋一@東京校5期生(神奈川県出身・玉川大学卒)
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●ペリー上陸記念碑
日本人なら誰もが知っているであろう、お馴染みの人ですが、
ここに来て、そういえばゆかりの地などは行ったことがないことに気づきました。
日本人の偉人だけでなく、日本が動いたきっかけとなった場所も意識して行きます。

●日本の転機
ペリーが来たことで、日本の文明が急速に発展し、同時に多くの
偉人達が活躍するきっかけとなったその場所に立った時、
まさにここから時代が始まったと感じた。
これから自分もベンチャー大學を卒業し、新しい場所に行くことになる、
過去の自分の想いをもととし、行動し、精一杯頑張ろうと心に決めました。

●弁天島
松陰先生が密航のために舟を漕ぎ出した地。
松陰先生が身を隠したとされるお堂や岩場の洞穴は、当時の雰囲気が残っており、
ここで、金子と松陰先生はどんな話をしたのだろうかきっと、
わくわくしながら、ペリーにどう手紙を渡すかや渡した後迎えに来て
くれるのではなどと話したのだろうと想像が膨らみました。
実際に洞穴に立って海を眺め、ここに松陰先生と金子が死を覚悟して
何日も何時間もいたのだと考えていたら、その凄さに鳥肌が立ってきました。

●黒船
突然アメリカから未知の技術で脅され、開国を迫られ多くの人が
どうしようもないと右往左往する中で、ペリーに頼み込んで
文化を学ばせてもらうしかないと決意し、実行するのは、どれだけの志が
あればできるのだろうか。
きっと死ぬことも厭わないほどの好奇心と、日本のすべての人が
自分の肩に乗っているという想いがのしかかっていたのではないかと思うが、
それでも、やり通すことは驚きの極致です。
結果として連れて行ってもらうことは、失敗してしまったが、
ペリーに日本人の凄さやその心意気を知ってもらったことは、
大きな意義のあることだったと感じました。

●踏海
自分達が行った時は、海は穏やかでペリーの船が停泊していたところも
近く見えすぐ行けそうにも思えました。
しかし、辺りが暗くなってくると昔に比べると灯りがあるはずなのに
とても暗く周りがよく見えない状態でした。
松陰先生が踏海した日は海は荒れ今以上に何も見えない中、
辿り着けず海の藻屑となっていたかもしれないのに、
そのことを恐れもせず、向かって行ったのだと思います。
それに比べれば、自分達がこれから新入社員として、悩むこと、
困難だと思うことがいかに小さい事かと思うことができます。
いつか、思い悩んだ時は、ここに来て、松陰先生のことを思った日を
思い出し、悩みを吹き飛ばします。

From:高岸知広@東京校5期生(兵庫県出身・金沢学院大学卒)
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暗くなった下田の海を弁天島から見ると
かつて松陰先生がどのような光景を見ていたのか
少なからず感じることができた。

踏海に成功していれば
松陰先生にとって長らく見ることのなくなる
日本の景色である。
自分だったら感慨深く感じるが、
松陰先生の気持ちになって考えたら
むしろ景色などに感慨にふけらず
アメリカに行くことで頭はいっぱいであるように感じた。

きっと金子重輔とアメリカに行くまでのことや、
行ってからのことを話し合って
踏海実行までの時間を過ごしたに違いない。

命がけの旅に臆することなく挑んだ松陰先生の覚悟の地で
自分たちもこれからの覚悟を表明したが、
まだまだ松陰先生の覚悟に比べたら甘いものであった。

それはまだまだ問題意識が低く、
自分の将来のこと、日本の将来のことについて
ぬるい考えしか持っていないからだろう。

これから仕事をし、社会についてより多く知る中で、
世の中の問題点に気づくこともあるはずだ。

その時には松陰先生の覚悟を思い出し、
もし忘れそうになったら下田に再び来て、
日本を良くするための行動をしていく。

From:大森俊通@東京校5期生(東京都出身・琉球大学卒)
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松陰先生が下田踏海を行った下田の弁天島に松陰先生が踏海したで
あろう時間に立った。
前科もあり、見つかれば今度こそ死罪かもしれないという状況下で、
松陰先生は失敗など考えず、当然成功するものだという意識で踏海された。
その結果失敗こそされたがペリーの心を動かしたのだからとんでもない。
私たちが見たとき海こそ穏やかだったが、岸壁が険しく、当時は
ばれないよう真っ暗な中で船出をされたそうだ。
船に慣れていようはずもない松陰先生はよく動いたなと感心した。

最後に松陰先生が黒船を見ていたであろう場所にて将来の志を
発表したのだが、始めは現実的で小さいものしか言えなかった。
視界を広げ、世界を見渡し、大きな夢を掲げられる人となる。

From:牛島知之@東京校5期生(熊本県出身・熊本県立大学卒)
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