東京校の講義レポート

【平成24年10月16日(火)】 『地ビール研修5日目』

2012/10/16
最終日なので、今まで回ったお店の中で、
私達の話を少しでも聞いてくれたお店を中心に回った。
小林社長のお話を聞いて、製品自体が良いから
気に入って貰うのではなく、"私達が頑張ってる姿を見て
買って貰う"ように私の営業も出来ないかなと思った。
その為には、今まで少しでも私達の話を聞いて貰えて、
買う見込みがある店にもう一度あたるのが大切で、
最終日は「なるべく話を引き延ばして」引き下がらない
作戦で行こうと私は考えていた。

色々なお店の人達と関わりがあった。
最終日だけど新たにサンプルを撒いたお店や、
サンプルを置いても飲んでくれなかった
大半のお店(味や値段で気に入って頂けなかった)、
お店で取れないけど私達の事情を理解していて
「営業と将来の夢に向けて頑張ってね!」と応援してくれた
優しい洋食屋の夫妻と、気分転換をさせてくれた
居酒屋の呼び込みのお姉さん達、他県の地ビールと
カミカゼビールの飲み比べをして頂き、
味にこだわりがあるのでうちの店では取れん!と
気持ち良く断ってくれた刺身屋の店長、
食事でたまたま隣の席になり会話が弾み、
私達にビールを奢ってくれた青梅の居酒屋の料理人さんなど、色々な人がいた。

中々チームで受注を取れないなか、
応援してくれた優しい人達が多かったお陰で、
他のチームには負けないで契約を取ろうと気を強く持てたと思う。
営業研修でペアが誰にあたるかも大事だと思っていて、
相方の井浪さんはダメで元々やろ!と
物怖じしないところが私も凄く勇気を貰えた。
私は営業研修をする前は、商品をよく説明するための
理論的な知識を沢山持っておくのが必要だ!と思っていたが、
実際は、お店のお客様の層や値段、自分の感想や料理との食べ合わせ、
どのお店で置いているかの情報の方が大切だった。

【こだわりがキーワード】
お昼に、2日目で決めて頂いたお店にビールを届けに行って色々話を聞いた。
そのお店は、こだわりの料理(全国各地の素材)と
お酒(ビールとワイン)を8年間も出してる洋食料理の個人店で、
素材にこだわっているため、直接契約をした農家の有機野菜しか使わない。
私が凄いなと感じたのは仕事に対するご主人の姿勢だ。
食にこだわりを持ってる人は、もうその空間作りの為に
その食事の味を殺さない飲み物だったり、
自然界のものをなるべく使おうというこだわりがある。
色々な飲食店もその様なこだわりがあり、
断られてもそれを理解していかなければならないと感じた。

【色々な価値観を大切にすべきだったこと】
カミカゼビールの特徴は何処かというと、
独特の風味とまろやかな口当たりなので、
素材の味を活かした料理の味を邪魔しない飲み物だ、と私は宣伝していた。
そういう売り込みをある和食屋にしたところ、
店長が刺激的な食べ物があうと言われて
そこで違う考え方を知れてちょっと勉強になった。
そのとき、実際に飲んでくれたお客様の意見は貴重で、
そういった価値観も大切にしていくべきと感じた。

【粘り強さ】
営業の基本姿勢だと私は思っていて、
初日または今日ほど、この粘り強さの重要性を感じた事はない。
1日歩き回って運を掴まえられた理由は、
最後まで諦めない意思と、ドアを開ける勇気だったなと振り返って感じる。
(もうダメかな…)って考えても、頭を働かせれば、
以前行ったけどまだ今日話をしに行ってないお店があったな、と解決策が思い付く。
よく諦めるなと聞くけど、頭を働かせろ!というメッセージなのだと僕は思う。

From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生


【最終日】
地ビール営業研修5日目。
実質本日が最終日である。

件数にこだわってきたが、他チームに本数で負ける可能生がでてきた。
本日は少しやり方を変え、基本的に渡辺くんと二人で行動することに。
効率を考えると分かれた方が良いのだが、二人ならではの営業ができた。

【二人での営業】
本日は基本的に二人で飛び込んだ。
接触件数は減ってしまうが、見込みの店に二人で飛び込んだのが功を奏した。
契約1件目では、少しせこいやり方であるが、
学生であること、本日が最終日であることなどを伝え、
二人で粘って買っていただいた。
一人ではここまで粘れなかっただろう。

契約二件目では、居酒屋にお客様としてきていた方。
「店にいる間に持ってきたらかったる。」
と言われ、渡辺くんが急いで無門庵へ戻る。
しかし、領収書の宛名がないと領収書は
発行出来ないとのことで、私が急いで名前をお伺いしにいった。
無事間に合い、受注していただく。
これが1人で行動していては、契約は取れなかっただろう。

二人で営業を行うことは、相方のミスや足りない部分を
補えるのはもちろん、モチベーションを高め合えるのが
最大の魅力であると感じた。

最後の日に二人での営業を選んだことは、
私たちにとって非常に大きかった。

From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生


本日は、夕方以降にお店を回れる最後の日となりました。
そのため、これまでの営業とは異なり、新規開拓は抑えました。

代わりに、班の二人で手分けをして、
これまでにアポイントをいただいていたお店や、
サンプルを配布したお店を再訪し、サンプルの感想を伺ったり、
売り込みをかけました。

しかし、多くのお店では色よい返事を頂くことはできませんでした。

そんな中でも本日1件の契約をいただいた安齋さんのように、
私も、もっと最後の粘りが出来たのではないかということが反省点です。
後がない時に力が出せるようになることが大切だと、学びました。

また、サンプルを配布する段階で、
ある程度地域や店を絞っておかないと、
回収が大変になってしまうということを感じました。

意外な所で契約がいただけることがあるので、
件数を回り声をかける必要はありますが、
サンプルの配布については、回収のことまで考えて、
契約を取れる可能性がどの程度あるのか、
店の方と話をするその場で正しく判断する必要があります。

長期的な方針を立てると共に、
とっさの判断力を持つことが課題だと感じました。

From:野田貴生(都留文科大学卒、山梨県出身)@JVU4期生

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