東京校の講義レポート

平成24年(2012)【10月3日(水)】 『リアル校正学』今元英之局長

2012/10/03
【1日の流れ】
・五反田事務所
9:00~ 朝礼、掃除(ザメディアジョン)
9:30~ 朝礼(ベンチャー大學)
9:45~ 新聞アウトプット
・集合住宅丸ごと大京が回収販売(11面)
・円売り介入と同じ効果(3面)
・スマホ頼みの誤算(13面)
・迫真 ソニー再起3(2面)
11:15~
<校正学>
今元さんから校正について、方法やポイントなどを教えていただく。
・『広島・学生道』の校正
15:50~ 終礼
今元さんによる校正学では
実際の本の原稿を自分達でチェックを行いました。
なかなか誤字脱字を見つけるのは難しいと感じましたが、
間違いのまま本が印刷されてしまうと
大変なことになるためとても重要だと
教えていただきました。

間違いは、ほとんどありませんでしたが、
学生で読み回していくうちに
少しずつ見つけていきました。
今元さんでも見落とすような所があり、
何度も確認の作業を行うことの大切さを学びました。

From:渡辺寛高(尾道大学卒、広島県出身)@JVU4期生

校正というのは間違いやおかしいところを見つけ、
指摘するということだが、これは出版する前の
最も大事な作業である。
なぜなら、本にしてしまったら修正がきかないからだ。

これをやるには、集中力も勿論大事だが、
それ以上にリラックスしながらやるのも必要。
緊張感がなくなると、ある意味で見つけやすくなるからだ。
だから今元さんが私たちにネタふりをしてくださったのかな?と考えた。
(ただ、私は校正より、ネタでしかポイントを稼いでおらず、反省…)

校正はシビアなものだが、
楽しくやることも大事なものだと分かった。
また明日もやらせていただくので、
楽しく、真剣にやっていく。

From:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@JVU3期生

校正の時に大切なポイントは、
1.住所の間違いがないかチェックすること。
 (超重要。よくミスがでるようです。)
2.漢字の間違いがないかチェックすること
 (製本してから「あっ!」と気づいても遅い。)
3.表現の間違いをチェックすること
 (辞書で正しい表現を調べてチェックする)。

校正にかける人数は多ければ多いほどいいそうです。
チェックの目が増えるし、様々な視点からチェックできるから。
当日は、1つの資料を6人の目でチェックしました。
漢字の間違いに気づく人(退く→引く)、
表現の誤りに気づく人(スパイスが抜けたカレー→スパイスの効いてないカレー)など。

ほんのほんの一部ですが、校正を実際に体験して、
言葉の大切さを実感しました。
読者が面白いと感じてもらうために、正しい事を伝えるために、
たくさんの方の努力と知恵が使われている。
校正を通して、自分の書く文書の味気なさ、
こだわりのなさに気づきました。
勉強になりました。

From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生

興味深かったのは校正を行う際、
人それぞれ性格がでるというもの。
校正箇所を探すのに、すらすら読みながら探す人もいれば、
一字一句、丁寧に探す人もいる。
どちらが正解というものはないらしい。
校正箇所を見つけるという目的に対し、
人それぞれ手段は様々ということである。
そこで本日学んだことは、
あらゆる場面において手段は決して一つではないということ。
いかに自分に合った手段を見つけられるかが大切であり、
手段に正解不正解はない。

From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生

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