東京校の講義レポート

平成24年(2012)【6月23日(土)】 『歴史現地学(沖縄戦終戦日)~昭和館、しょうけい館』

2012/06/23
【議事録】
■靖国神社、大村益次郎像の前で朝礼
■日本武道館の中にある警察・消防を祀っている社を訪問
■武道館の敷地で、新聞アウトプット
  2面「DNA型鑑定 威力どこまで 4.7兆人に1人識別」松田
  9面「アイテムの出現率表示 交流ゲームに指針」森
■昭和館訪問
■しょうけい館訪問
  沖縄戦を経験した元兵士による、ドキュメンタリー映像を視聴
■終礼
『昭和館』
その名のとおり、昭和時代の日本を展示してあるところで、
生活観など、リアルに再現されていた。
また、昭和館の方に案内していただき、
戦時中に実際にあったお話を聴かせて頂いた。
赤紙で召集された後、戦える体かを検査をしていたが、
中には自分からすすんで戦争に行きたくない人もいた。
そういう人は、わざと自分の腕を切断し、鉄砲を持てない体に
自ら作り上げていたエピソードを聴かせていただいた。
この話を聴くと、想像以上の恐怖が伝わってきた。
国のため、家族のために戦うのが定め、というイメージがあったが、
やはり、恐怖はつきものであり、想像を絶するものだと感じた。
それを考えると、特攻隊に自ら志願した人は
相当強い心の持ち主どころの話ではない。
戦ってくれたことを、本当に御礼すべきだと感じた。

『しょうけい館』
九段下の路地裏にある小さい博物館というだけあり、
ベン大生も誰も来た人がいなかったというぐらい
ある意味で隠れた名所である。
そこで沖縄戦に関する映像が流れていたので全員で早速観てみると、
沖縄戦を実際に経験した人のドキュメンタリーだった。
当時の話をしていると、時折、涙を見せながら話をしていたのが印象的だった。
常に死と向かい合わせの状態であり、また、亡くしている戦友もおり、
その時の経験がいかに心に深く刻み込まれているのかが分かった。
私たちは、戦争のない日本で生活できているが、
命をかけて戦った人の存在も忘れてはならない。

From:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@JVU3期生
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沖縄終戦日である6月23日に、昭和館・しょうけい館を見学してきました。
昭和館とは、戦中戦後の国民生活の様子を後世に伝える国立の施設であり、
しょうけい館とは、戦傷病者とその家族の労苦をしり、後世に語り継ぐ施設です。
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■歴史
日本ベンチャー大學に入学させて頂いたおかげで、
日々日本や世界の歴史に触れさせて頂いています。
歴史に触れるたびに感じるのは、重さです。
重く感じる理由は、人間の血と汗の結晶を見ているから、
感じているからだと思います。
歴史は、自分はどうあるべきか社会はどうあるべきかを教えてくれます。
今回の、昭和館・しょうけい館でもそれを感じました。

■どう生きるか
VTRで、戦争体験者の方のお話を聞かせて頂きました。
人が人を殺すという当時の様子を語って頂きました。
お話を伺い感じたことは、命をどう使うべきかということです。
自分は平和なこの日本に生まれてきました。
衣食住すべてが満たされています。
身の危険を感じることはほとんどありません。
最高の環境が僕には与えられています。
この環境で、僕はどう生きるのが正しいのか、考えました。
答えは、助けを求めている人を救うことなんじゃないかと思いました。
普通の生活を送ることができない人たちの力になることが、
僕がやるべきことなんじゃないのかと感じました。
昭和館・しょうけい館を見学させて頂き、成功というのは
お金をたくさん儲けることでは決してないということを感じました。
成功というのは、今の環境に感謝して、周りの人たちを愛して、
世の為人の為に自分の力を使うことだと感じました。
昔の方々が味わった苦しみを、もう誰にも味わわせないことが
自分たちの使命だと感じました。

From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生
沖縄終戦の日ということで靖国神社の近くにある、
昭和館としょうけい館へ行ってきた。
昭和館は生活に関わる資料館、しょうけい館は戦傷病者に関わる資料館であり、
共に戦中、戦後の国民生活の労苦を後世代に伝える施設である。

【墨塗り教科書】
私はこの墨塗り教科書がとても印象に残っている。
第二次世界大戦に敗北したと同時に、これまでの軍国主義的な内容の部分を
墨で消された教科書のことである。
国語の教科書にいたっては、ほとんど墨で消されてしまっていたらしい。
これまでの教育は間違っていたと子供達に教えるために、
子ども達の手で消させたという。
先生は泣いていたらしい。
ここから日本の教育はがらりと変わったのである。
この教科書一つで、人間の考え方から、社会まで変わってしまうことに驚かされる。
それだけ教育というものは国にとって必要なものである。
国にとって必要なものなのに、民間の出版社が出していて良いのだろうか。

【戦傷病者】
二人の戦傷病者の方の労苦を語るビデオを観た。
そのうちの一人の方の、「残っているものを鍛えなければならない」
という台詞が頭に焼きついている。
右手を失ったら、左手を。
目が見えなくなったら指の感度を。
それでも笑顔で前向きに生きている姿は本当に立派である。
何不自由なく生きている私たちからしたら、戦傷病者の気持ちなど分からない。
中には、辛くて命を自ら絶ったものも居るだろう。
しかし、ビデオで出演なさっていたお二方は、後世代の人に
戦争の労苦を知ってもらおうという想いが非常に伝わってきた。
こういった方々が居たという事実は絶対に知っておくべきである。

From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生

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