東京校の講義レポート

平成24年(2012)【6月19日(火)】 井上吏司先生(井上電気株式会社 取締役社長) 『人脈学』 ゲスト:鍵山幸一郎先生(幸栄企画 代表)

2012/06/19
講師 
鍵山幸一郎先生(元イエローハット社長)
井上吏司先生(井上電気株式会社社長)

9:00 朝礼、掃除
9:50 新聞アウトプット
 1面 欧州市場なお不安定
 2面 世界で勝負「グリー誤算」
10:20 講義開始 『鍵山幸一郎先生 掃除学』
 テーマ「起業の心構え・掃除の効用」
■プロフィール
・自己紹介
・本日のミッション
・私の信念
■日本の世相
・混沌とした世の中
・イデオロギーと利権
・この時代、在学中になにを学ぶか
■今学ぶべきこと
・感性を芽生えさせる
・真実を見極める
・ご縁の種まきをする
・掃除の実践
■そうじの取り組みについての説明
・凡事徹底
・心磨き
・掃除取り組みの紹介
■掃除の効用
・会社がかわる 掃除で人がかわる
・社会がかわる 身の回り、ご近所、地域がかわる
・経済がかわる 付加価値の創造
・心にゆとりのある社会の実現 本当のゆとり実感
・日本の将来 掃除の会感想文より


11:20 昼休憩(先生を囲んで皆で昼食を)
12:20 第2部講義開始

『井上吏司先生 人脈学』
 人脈つくりの基本=お礼状
 人間関係の基本=あいさつ
 仕事の基本=そうじ(整理 整頓 掃除 清掃 躾)
■人脈つくりの法則
・第一条
 人との出会いは、人生が変わります。
 良い出会いがないと、良い人生にはなりません。
 一瞬の出会いを大切にするかしないかで、
 その人の人生が大きく変わってきます。
 その一瞬の出会いを大切にしてください。
・御礼状
 人脈つくりの基本です。
 手紙のみが相手の心に残ります。
 ほとんどの人から返事はきません。
 でも返事をしてくれる方、電話をくれる方は、
 人を大切にしている人です。
 こういう方には、多くの素晴らしい友人たちが周りにいます。
 手紙は、3年以上継続すると、効果がでてきます。
 続けないとまったく意味がありません。
■1年間のテーマ(日本ベンチャー大學生用)
・経営者を食事に招待する。学生5人で1人の経営者を招待すること。
・返信のハガキを20枚もらう。
・お世話になっている身近な人を喜ばせる。
14:20 掃除、終礼
『人間としてあるべき姿』
講義の冒頭に鍵山社長に「まず、私たちが相談される人間になる」ことと、
「同じ町に住んでいる人にお声掛けする」ということを教えていただいた。
いずれも難しいことではあるが、この2つが出来ている人は
間違いなく生きるための資質を持っている。
そういった信頼を得るためにも、
掃除をするのは大切なことである。
特にトイレ掃除など他人がやらないことを
魂込めて磨いていけば、心、感性を磨くことが出来る。
掃除に命をかけるくらいやっていけば、
最終的に相談される人になれる確率も上がるだろう。
掃除はただやるのではなく、
汚れた心を浄化する場でもあるので、
常にそういったことを頭に入れておく。

From:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@JVU3期生
【不感の時代、小さな掃除から学べること】
今は不感の時代だと言っていた。
人が無関心や無感動な人になってきて、高いお金を払って得るものに
価値を見出したり、自分の利益だけを求めた大人で傲慢な大人が多くなった。
その今の混沌とした時代で、若い人が自分のモデルにできる
大人を今の政治家や経営者を見てきて選ぶのは難しい。
若い人は、どんな大人を目指したいかと言われても
悪い例をずっと見ているわけで、特に目指したい人物などないと答えてしまう。
悪い背中を見せ続けてきた大人の責任があると私は思う。
また若い人は、たとえとても凄い事が起きても、ちょっとの事しか感じられない。
人の嫌がる掃除は、謙虚な心・気付きの心・感動の心・感謝の心などを養えられる。
掃除の中で小さな事で気付きを得ていくと、普段も色々気付ける体になる。
掃除で、周りの些細な事に感動できたら幸せな事だなあと感じた。
企業でこれを行うと、掃除の誠意的な部分をみせて
人をまとめたりできるなあと感じた。

【人脈作り≠自分の得になる相手を求める】
人脈作りの基本中の基本は、手書きの手紙だと学んだ。
特に人があまりしていなくて、相手の心に残る事を
していく事が人脈を作りや運を開く事に繋がるのだと学んだ。
自分が得になる相手ばかりを選んでつきあおうと考えるのではなく、
会った人で、誰でもまず相手を喜ばせる事が運を開くのだと学んだ。
私はこういった利他的行為は好きだ。
1回の名刺交換で会ったご縁を大切にするかどうかで、
人の人生は変わるとは言ってたが、『凡事徹底』、
当たり前のことを徹底して行う事で
偉業も成し遂げられているので、掃除やハガキも徹底する。

From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生
本日は、いつもとは違って2人の講師が来て、井上吏司先生と、
その紹介でいらして下さった鍵山幸一郎先生が人脈学と掃除についての講義を行ってくれました。
 
■掃除学 鍵山先生
本日は鍵山先生より「掃除をする事の意義」と
「起業と掃除を交えたお話」を聴きました。

「謙虚であれ」
 こういう人に、人は寄ってくる。
社会に出ると分かる、人は一人じゃ何も出来ない。
頼れる人間を作るのではなく自分を頼ってくる人間を何人も作りなさい。
事実、「井上先生に呼ばれてここにたつ事に大きな責任を感じている。
前しゃべる時よりも私はきちんと成長しているだろうか。」ととても謙虚な方だった。

「感謝をする事」
打算じゃない、続ける事が大事であり、感性豊かな人間にならなければならない。
トイレ掃除をしていると小さな事にも感謝できるようになる。
大事な事は、この鍵山先生の教えはその全てが掃除から生まれているという事です。
 今日のお話全て、掃除をして続けなければ
本当に感じないこと、理解できないことである。
幸いにして、明後日は新宿歌舞伎町で大規模な清掃がある。
まずはそこで掃除を行って掃除の仕方、基本を学ぶ。
そしてベン大での掃除につなげていきます。

■人脈学 井上社長
「人脈の基本は御礼状」
御礼状の効果、良さはハガキを送って、相手からハガキでお礼が返ってくる。
100人に一人しか返信がこない。
また、手間かかったお礼はもらうと嬉しい。
メールと違い形にも残るので心にも残りやすいと仰っていました。
手紙の持つすごい力を教えて頂いたので、これからは手紙か便箋を書き続けます。
手紙に興味を持たせてもらう機会なんて、滅多にないことだと思うので、
今回は本当に貴重な講義だと感じました。

From:森優太(日本大学卒、長崎県出身)@JVU4期生

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