東京校の講義レポート

平成24年(2012)【6月6日(水)】 山近義幸理事長代行(ザメディアジョン・グループ 代表) 『歴史と人間力』 目代純平先生(チェックフィールド株式会社 代表取締役) 『リアル経営学』

2012/06/06 20:56:46
【議事録】
■9時~朝礼、掃除
■新聞アウトプット
・3面「ゲーム機、スマホと融合」 井浪
・7面「中ロ、米けん制で足並み」 野田
・31面「サーモン 、食卓にぎわす」 森

■山近義幸社長「リアル歴史学」
・保守
日本がリーダーという考えとアジアが仲良くするべきだという考えの2つに分かれている。
・歴史と経済
これから社会人になるわけなので、経済も忘れてはならない。
バランスをとっていく必要あり。
・日本の歴史の重要な部分
ここでは元寇、赤穂義士、日露戦争(東郷平八郎)を挙げる。
最近の歴史教科書はこれらの言葉が消えている。
元寇に至っては、日本に襲来してきたことを
遠征と表現するぐらい、
完璧に書き換えられている。
・赤穂義士(赤穂浪士)の大石内蔵助
世に問うのが上手く、いざというときに頼りになる存在。
泉岳寺には大石氏も含め、47人中46人の墓がある。
→後世にこの事実を伝えて欲しい。

■目代純平社長 リアル経営学
・元々、パソコンの家庭教師みたいなところから始め、移動は中古のバイクでし、
サーバーもバイクを使い、また寝袋を使って寝るなど、最初は相当な苦労をしていた。
・会社をつくるということで最初はお父様と相当な衝突をされたが、
それでも学生ならではの勢いで反対を押し切り、会社を設立。
・バイトと正社員の違い
バイトで貰えるのはお金、正社員で貰えるのは、知識と経験。
バイトで出来ることには限界がある。
・会社に入る前に
素直→技術よりも、行動
PCのスキル→必要だけど、軽めに
語学→とにかく丁寧できれいな日本語を
プレゼンのスキル→パワポに100%頼るな
・大人になると忘れてしまうこと
→挨拶、元気、感謝は勿論のこと、目標が定まっていない人が多い。
→具体的な数値で表してみる。
・歴史観
山近社長から元寇、赤穂義士、日露戦争について教えていただいた。
北条時宗は蒙古襲来による戦死者を敵味方関係なく弔うために円覚寺を建てたこと、
江戸時代は仇打ちが認められていたこと、乃木希典は司馬遼太郎が愚将と書いており、
そのイメージが世間には定着しているが、そうではないということ。
私が今まで習うことのなかった、教科書には載っていないことを知ることができた。

日本人は自制やら謙遜しがちな性格からなのか、
歴史の悪いところばかりクローズアップしていると山近社長は仰っていた。
確かに、学校の授業では、日本はこんな悪いことをしました。
二度とやってはいけませんと、反省させるような内容が多く、
日本の素晴らしいところをあまり教わらなかった。
歴史の事実を知り、良いところは良い、悪いところは悪い、
と認識し、自分なりの歴史に対する考えを持つことが重要だと感じた。

・人を見極める
目代社長からは起業に至った経緯、起業してからのこと、
持ち合わせとくべきスキルなどを教えていただいた。
人を見極めることについての話が最も印象に残った。
目代社長は第一印象で怪しい人を見極めることができるという。
たくさんの人に会う機会が多く、1000人の人に会ったあたりから、
怪しい人を見極めることができるようになったそうだ。
何事も自分で経験しないと身に付かない。
これから自分もたくさんの人と会い、人を見る目を養っていく。

From:松田崇義(慶応義塾大学卒、埼玉県出身)@JVU4期生
・歴史学 山近社長

[身近につながると歴史は面白い]
歴史は過去の事。
現象だけを聴いても実感は沸きにくい。
その後、どういう神社が出来て、そこにはどういう資料が残っていて、
実はそのお寺には今はこういう人がいて・・・という情報を聞くと
その歴史が段々リアルにきこえてくる。
実際にそこに行けばさらにリアルになるのではと感じる。
歴史は頭に詰め込んで知識にするより、体感した方が
面白いし覚えやすいなと感じました。
東郷神社や赤坂の乃木神社、森君のバイクの後ろに乗ってる時に
チラッと見た気がしました。
今度通る時に一緒に寄ります!!

[新幹線は1時半、社長の講義は1時10分まで]

社長は次の用事もあり、新幹線の時間も決まっている中、

本当にギリギリまで講義をして下さった。
社長はあの後新幹線に間に合ったのだろうか、時間が無い中
たくさん時間を作って下さる社長の気持ちが有難い。

・目代社長のお話
[起業時代はがむしゃらだった]
「寝るときは寝袋、一日3食卵ラーメン」
社長になる前は、知り合いの社長がそれをやっていて何それ?と
思っていたが、気付いたら自分も社長になってそれをやっていた。
起業当初はただがむしゃらに経営をしていたとの事。
そこまで目代社長を動かすバイタリティの秘密は「楽しむ」という事。
自分が好きな事を仕事にした目代社長はそれが楽しかったと言う。
社会人になれば、一生のほとんどを仕事で過ごす。
仕事には「好きな事」を選んだ方が良いというアドバイスをいただいた。
私は「パソコン」や「演出」が好きなのでそれを事業創造に盛り込みます。

[お金儲けじゃない、社会の何の御役に立つかだ]
ネットに関する色んなトラブルを見てきた目代社長。
その中には、お金儲けしか考えない企業による被害者もたくさんいる。
その事業を行う事でどう社会に貢献するのかが一番重要ではないかと問われた。
特に子どものウェブマネートラブルをたくさん見られてきた
目代社長の事例を交えた言葉にはすごい説得力があった。
会社、社員にとっての利益は知識であり経験。
会社のあり方を改めて考えさせられる講義でした。
御客様がどう感じるだろうという視点が必要だと感じた。
常に相手の気持ちを推し量る事を意識します。

From:藤井勇貴(名古屋学芸大学卒、三重県出身)@JVU3期生
■山近社長の『歴史学』
【日本人の懐の大きさや、敵を想う想い】
蒙古来襲で犠牲になった蒙古人を弔うお墓を建てるところに
日本人の優しさを感じた。
いくら戦争で互いに傷付きいがみあっていても、
戦争が終わればどちらも犠牲を払ったので許してあげる。
スポーツ(で例えると失礼かもしれない)が終わったら
お互いの健闘を称え合うみたいに、
終了後まで戦争を引きずらない習性がとても暖かいなあと感じた。
最も、それを甘いと考える人もいるかもしれないが。

【仇討ちや忠義という文化は一筋縄では考えられない】
社長の言う通り、上司へ忠義を尽くして何でもやる事を美談として
捉えられる事が、問題として挙げられてもおかしくない。
仇討ちは法律上無罪であったとはいえ、大石蔵之介に付いていった
47藩士の行動に評価を付ける事は容易ではない。
歴史の中で引き起こされたクーデター事件(二・二六や五・一五事件)を見ると、
忠義を尽くす青年将校の行動が過激な行動に表れてしまっているように見える。

本日は歴史の教科書からだけでなく、山近社長が実際現地に行って
直接聞いてきた、真実に基づいた歴史を学べたのでとても良かった。


■目代純平社長の講義
【仕事はコミュニケーション能力】
仕事を行うのにコミュニケーションが大切だと改めて認識した。
社長は語学のスキル身につける際、まずは日本語を学ぶ事だと言っていた。
必要だと言った、正確で綺麗な日本語を使う、本を読む事、
相手に誤解無く伝えるプレゼンなど、全てコミュニケーションに関する事だ。
社長自身の中国・台湾の海外生活やアメリカへのインターン経験もあり、
コミュニケーションや文章の構文に凄く気を払っているのだろうと感じた。
正確な日本語を学び、使ってゆく事はディスコミュニケーションを失くす上で大切だと学んだ。


【起業のエピソード】
社長が起業したときは、最初は志も持たないで、何となく突っ込んでから
対策を考えてがむしゃらに頑張ったという話を聞いて驚いた。
起業をする人は、漠然とでも何か志を持たないといけないと
思っていた。しかし社長の話を聞き、志を持たなきゃと二の足を踏むより、
まずは突っ込んでから考える事の大切さを学んだ。

社長は、未成年の正しい携帯の使い方の問題に正面から向き合っており、
世界を悪い流れに持って行く組織に負けずに活動を応援したいと感じた。

From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生

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