東京校の講義レポート

平成24年(2012)【5月1日(火)】 『映画学』HOME愛しのざしきわらし 『個人面談』

2012/05/01
②講義の気づき
「映画・愛しの座敷わらし」
・バラバラだった家族が一つになっていく様子を描いた映画「愛しの座敷わらし」。
本当に大切なものは、モノではなくて人とのつながりなんだな、と感じました。
つながりさえあればどんなことだって乗り越えていけるし、
何もない田舎町にいたとしても充実した時間を過ごせる。
ついつい上辺だけの幸せを追い求めてしまう傾向が
ぼくにはあるので、この映画で、そんな自分の考えを正すことができました。

「感じるために歴史を学ぶ」
・【何かを得よう】と思わないと、どんな映画を観ても得られるものはそんなにない。
何かを得ようという情熱がまず大切。
その情熱はどこからくるかというと、歴史なんじゃないか?と。
先人の方達が積み重ねてくださったものへの感謝と誇りが、情熱を生み、
やる気を生む元になっているんじゃないか?と思いました。


From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生

映画を通して観て、とても温かい気持ちになりました。
都会にいた親子が田舎に引っ越してくる。
都会ではバラバラになっていた家族の気持ちが、田舎暮らしでの不便を通して、
家族が協力しあい、触れ合う事で段々気持ちを一つにしていった。
姉の学校のイジメ問題、父の職場での左遷問題、また、お婆ちゃんの認知症、これらはリアルでも難しい問題だ。
この映画では、それを、人と触れ合い、絆を強くする事で、問題と向き合う様をみせている。
これが答えとか現実とかそういう事ではなく、家族が一つになっていく過程と、
その後の団結力、温かさをみてとても心地よく感じる。
映画の中で、座敷わらしは、田舎の家に住みついていたずらをしていった。
「何かがいる」という不安を家族は共有し、触れ合いが出来始めた。
今思えば、座敷わらしは家族が一つになるきっかけだったのかもしれない。
一人暮らし、家族とはなれている人、または都会暮らしの人に見て欲しい作品です。
映画学では、1000円を払って全員一緒に同じ映画を観ている。
その映画を見た後、全員でどのようなアウトプットをすれば有意義になるか。
その映画の良い所、自分だけが気付いた事を話す。
他人が感じた良い所を新たな視点として自分にも取り入れさらに活かしていく。
これは、1人で映画を見るより9倍、それ以上の価値、財産になる。

From:藤井勇貴(名古屋学芸大学卒、三重県出身)@JVU3期生 

[愛しの座敷わらし]
とても温かい気持ちになった。
バラバラになった家族の絆が少しずつ再生されていくというもの。
座敷わらしはその家族の繋ぎ役となる。
家族間だけでなく、社会でも肩身の狭い想いをしている父親。
そんな父親が囲炉裏を囲んで、家族に対して自分の想いを語っているシーンが最も印象的であった。
「私は、時には体を温めたり、時には芋を煮たり、魚を焼いたりする囲炉裏の火のようなものだ。
なのでこれからも家族を守っていく」
まさに理想的な一家の主である。
この映画を観て家族の存在の大きさを改めて実感した。
家族の希薄化が社会問題となっている今、電話やメールではなく、
面と向かって話すというのが、いかに大切であるかということに気付かされる映画である。

From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生

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