東京校の講義レポート

平成23年(2011)【11月23日(水)】 山近義幸(JVU日本ベンチャー大學理事長代行) 『歴史と人間力~安岡正篤先生に学ぶ』

2011/11/23
【学び】 "農業で人をつくる"
安岡正篤先生が日本農士学校を通じて、人をつくろうと考えておられた事が分かった。
安岡先生によると、文化が成熟しすぎると国家が滅びると記されていた。
例えば、平安時代だったり江戸時代の旗本のような末路をたどるとされている。
しかし、昔の田舎武士のように質素倹約の生活で精神を磨けば
良い人材が育つと考えられた。
そのための農業である。
このことからも武士道のようなものを感じる。
日本男児たるもの美徳を身につける必要がある。

【氣づき】"師をもつ"
安岡正篤先生を学んで、"師をもつ"ことの大切さを改めて感じた。
金鶏学院を設立されたとき、吉田松陰先生が講義をされた松下村塾をモデルにしていた、
というお話はとても興味深かった。
安岡先生は、陽明学を軸に独学で自分の思想や考えを築いた。
そして、その考えや古典の教えをいろんな方々に教えた。
吉田松陰先生ではないが、先生の教えが弟子たちに伝えられて
その弟子たちが事を成すように感じた。
実際に安岡先生の元には多くの政治家が教えを請いに来たという。
何人か師をもち、教えを請うたり相談をすることがどれだけ大切なことかが分かる。
私も松陰先生という大偉人から志について学び、自分の志を高めていく。

From:小田和浩(富山大学卒、山口県出身)@JVU3期生 

1.まだまだ知らない、歴史の偉人
本日は安岡正篤さんについて、学ぶことができました。
いつも歴史上の偉人の講義の日は色々調べてから、
何をしたかくらいは理解していくのですが、調べても何をやったのか、全くわからないような人でした。
やっていることが広すぎて、人脈にしても、時の総理大臣や社長など、
様々な人がお会いしていたという。
しかし、現地に行き、色々見てみると平成の名をつけた話だったり、
蒋介石に認められるような人だったり、日本は勿論、国外にまで名を響かせていたことを知りました。
今まで教科書で見たことも無かったような人だったが、
こんなにすごい事をやっていたり、残している人がいる。
それが、勿体無いと感じました。
歴史の偉人の方々から、人間としての魅力を学び、
それを少しずつでも、自分の生活に取り入れる、それが大切です。
私が感じた安岡先生から学ぶこと。
それは人に頼られる人になること。
師とまでは今の時代言われないかもしれないが、
自分の能力や性格を認めてくれる人を増やすこと。
そして、そんな期待にこたえられる自分になりたいと考えました。

2.話の流れを読み、自分の考えを持つ
次に自分に話が振られそうだな。こういってやろう!
そういった考えを常にすることが重要だと、改めて学ばせていただきました。
講師や企業の先生方は、いつも急な話を振られてもすぐに対応する。
これは、皆様がこういったことを日ごろから考えながら、
行動しているからなのだと、本日気づきました。
私も、半年以上ベン大で生活したことで、
日常的にやることについては、常に考えたり、咄嗟でも返せるようになったと自分でも感じます。
しかし、相手の質問というのは、どんな方向から飛んでくるのか、普通はわからない。
訊かれたいこと、訊かれるのがわかることには対応できても、
予想外の一撃に迷ったりすることは未だに多い。
最低でも、自分のことに関しては、どんなことを訊かれてもいいよう、
しっかりとイメージをして、答えを自分の中に持っておくことが、大切だと感じました。

From:本間慶太(東京経済大学卒、東京都出身)@JVU3期生 
■昭和の歴代の首相にも影響を与えた人間。
安岡先生は幼少のころから学問に触れており、
四書を素読できるほど頭がよく、陽明学に通じていた。
また多くの物事への考え方をお持ちで、歴代首相に尊敬された影響を与えた人物である。
吉田茂や三島由紀夫は知っていたが、
その方々にものすごく影響を与えた先生の存在があまり世間で知られていないことに驚いた。
吉田松陰先生も高杉晋作、桂小五郎の方が認知されている。
歴史には流れがあり、すぐれた行動家には優れた先生がいると
改めて師匠を持つ事の大事さを感じました。
ベン大の仕組みは、日々、師が変わる事です。
講師をしてくれる方を尊敬して
何か学べるところはないかと、常に考える姿勢を今一度腰を入れて取り組みます。

■ベンチャー大學が各地に広がっている。
今回、山近社長の講義の半分が
ベンチャー大學の各分校を紹介するホームルームとなった。
日本各地に広がっていき、たくさんの人が教養を学ぶ機会が増えるのはすごく嬉しい事です。
また私の学生時代にもベンチャー大學があればな、と受けられる人たちがうらやましくもあります。
しかし今私はここの学生であり、中條先生曰く、「価値を作る側」ということです。
今は講義を受けさせて頂いている側ですが、
いずれはその講義の価値を伝える側、それも結果でです。
東京本校の生徒として名前に恥じないよう、残り4カ月より一層精進していきます。

From:佐々木信(弘前大学卒、北海道出身)@JVU3期生 
安岡先生については、最初何も知りませんでした。
講義の予定表で名前が出てきて初めて知りました。
しかし、調べてみると、各界の著名人や総理大臣が師と仰ぐほどの
とてつもないほどの大物だと知りました。
そんな方を何故知らなかったのか。
一つは私の勉強不足、もう一つは表舞台に目立って出てくる方ではなかったから、と感じました。
歴史の資料や教科書で出てくる内容は
あくまで表の部分を読み取ったに過ぎないのだと感じました。

私は、何故安岡先生がこんなにすごい方に育ったのか興味が出ました。
なので、記念館に行き、安岡先生の生涯の年表を見てきました。
安岡先生が小さい頃行っていた素読という言葉が私の中でひっかかりました。
そもそも「素読」を知らなかったので、調べると、そのすごさが分かりました。
最初は素の状態で読むのかと思ってました・・・。
素読とは、全てを暗記するまで読む事。
少年期に四書五経を近所のおじさんから教わり素読した
という事実に安岡先生のすごさが伺えます。
小さい頃からすでに儒教に親しんでおり、学校では剣道に勤しんでいた。
剣道では大会で成績も残され、
文武両道をすすんでいったすごい方なのだと感じました。

山近社長の講義では、
まず初めに日本ベンチャー大學の全国展開の状況を聞かせていただきました。
全国での日本ベンチャー大學の模範となる立場であると改めて感じ、
改めて気合を入れて精進しなければと感じました。
山内社長のお話では、リーダーになるために必要なものについて教わりました。
人間的魅力、マネジメント、専門的機能。
この3つを身に付け、こうあるためにどう具体的に行動すれば良いのか、
重要だなとお話を聞いて感じました。
このお話をされる前に、山内社長は何となく話を振られると分かっていたとおっしゃっていました。
いつも全体の状況、流れを見られており、
いつでも何かがあれば何かができるように備えていらっしゃるという事。
その姿勢はとても参考になり、見習わなければと感じました。

最後に山近社長から、5年後に本を出せる人間になれとお言葉をいただきました。
それは、自分なりの意見を持って、
人に指導できるようになるまで昇華しろという意味なのかなと私は感じました。
自分が理解したら終わりではなく、理解した後、どのようにして後世に伝えていくか。
伝え方まで上手く考えるのが、本当に理解したという事につながるのかなと感じました。

From:藤井勇貴(名古屋学芸大学卒、三重県出身)@JVU3期生 

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