東京校の講義レポート

平成23年(2011)【11月16日(水)】 丸山朋子先生(株式会社ソナーレ、取締役) 『リアル経営学』

2011/11/16
【議事録】
9:00
・朝礼~掃除
10:00
・株式会社ソナーレ 丸山朋子様 講義
 企業説明、学生アルバイト、政治問題etc
11:30
・お昼飯
12:30
・新聞アウトプット
 3面「潜在失業者469万人」
 7面「南北問題根強く」
14:00
・HR
 今後の予定確認(感謝祭準備)
 居酒屋甲子園アウトプット
音大生に特化した不動産業、一風変わった仕事と感じていたが、
中身を聞いてさらにそう感じた。
お客さんをビジネスパートナーにしてしまっている。
部屋紹介のアルバイトや自社の仕事も学生に。
リピーター、人脈が広がると感じた。
会社とお客さんという関係を超え、ビジネスパートナー、相談相手、
これほどお客さんと上手く、自然に距離を詰める方法があるのかと感じた。
お客さんという認識をもっていては考え付かない手法、非常に盲点でした。
また、事業の広げ方にもとても興味を持った。
これから、富裕層が減り、音大生が減るのではないかという質問に対し、
トップのレベルは変わらない。
大学の門戸はゆるいので昔より増える。
また、ソナーレさん独自で、吹奏楽部の高校生たちに
音大に受かるために必要な事が書かれた雑誌を配るなど、
気遣い=ビジネスに全部つながっているこの仕事にすごく興味を抱きました。
この雑誌がたくさんの音大生候補を作り、
また会社のお客様として広がって行くのかなと。
会社説明会、とても参考になる事がたくさんでした。

From:藤井勇貴(名古屋学芸大学卒、三重県出身)@日本ベンチャー大學3期生 
■業界を跨いで生き残る。

もともとヤマハの音楽教室を運営されていたが、
少子化の影響で違う分野にも進出する事を迫られ、
業界のニーズを徹底的に調べ不動産業に参入する事を決められたそうです。
今ではもう音楽はされておらず、
音楽の道に進む学生の物件を取り扱うことに特化した経営にシフト。
それにより今までライバルだった相手と仲良くなり、
協力してお互いにお客様を紹介できる関係になった。
自分の収入源を断って新たな市場に参入するのは相当の覚悟があったに違いない。
しかし生き残るために業種を変える道を決断した。
だからこそニッチに強い企業に生まれ変わったのだ。
今は業種を変えるのは戦略のひとつとして認知されている。
お客様に合わして変化していくことが成功の道なのだ。


From:佐々木信(弘前大学卒、北海道出身)@日本ベンチャー大學3期生 
-------------------------------------------------------------------1.学生アルバイト
学生のアルバイトの雇う側の利点といえば、時間に融通が利き、
雇うのが安いこと、くらいだと今日まで思っていました。
しかし、そこで逆に学生の本分は学業である、と言ってくださり、
何時に来て、何時間働いても良い、という条件をつけてアルバイトさせている、
と訊いたときはとても納得しました。
学生のうちは、どうしてもやりたいことが多く、
アルバイトだけで学生時代が終わってしまう人もいれば、
遊んでいるだけで終わってしまう人もいる。
何がいい、何が悪いというわけではなく、
学生は、もしかしたら社会人よりも時間に融通が利かないのかもしれない、と感じました。
その中でこういったシステムをとっているのは、とてもすごいと感じます。
また、「部屋見せアルバイト」というシステムにも、魅力を感じました。
お客様として、部屋に入ってくれている学生の部屋を次のお客様に見せて、
話すというアルバイトを儲けているそうです。
モデルルームとは違い、本当に生活している空間を見ることができ、
次のお客様も良くわかるし、忙しい音大生も部屋でアルバイトをすることができる。
こんなに良いシステムは無いと感じました。
学生のアルバイトではできない事も多いが、
こういったアルバイト形態もあるのかと勉強になりました。

2.事業の転換
私は将来、介護施設を立ち上げたいというのは変わりませんが、
現在はまったく別業種からの進入を考えています。
例に挙げると、ワタミのような参入です。
しかし、今日のお話を訊いて、介護にまったく関係の無い場所からの進入は
難しいことを改めて学びました。
介護といえば、様々な企業が関われると思っていたが、
本当に手を出していけるのは大きな企業だけだと考えました。
小さな企業からそういった転換もしくは新規参入をするならば、
少しずつ、事業の変えなければいけない。
今の世の中は専門職、つまり~屋と言ったお店では繁盛することは難しい、
お肉屋でもタレなど関係するものをおいていく時代だ。
こういった関係する商品から事業が変わることもある。
そんな例を今回お話していただけたことで、
今まで以上に将来の道を考えるきっかけになりました。
ゼロから立ち上げるにしろ、新しい事業として参入させていただくにしろ、
こういった関係性をしっかりと考え、またそれまでにつなげた縁を活用する大切さを改めて知りました。
ライバルですら、事業が変われば仲間になりえるのだ。
ここで欲を出しすぎてしまうと周りがライバルだらけになってしまう。
仕事のバランスの難しさと、また面白さを勉強できました。

From:本間慶太(東京経済大学卒、東京都出身)@日本ベンチャー大學3期生 

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