東京校の講義レポート

平成23年(2011)【11月10日(木)~13日(月)】 『中国・上海研修』

2011/11/10
・エネルギー
→上海の人は活気で満ち溢れていた。
屋台や商店街に行くと、観光客や現地の人で溢れていた。
人の数だけでいうと東京よりも多いと思う。
このエネルギーはどこからくるのだろうと考えていたのだが、
恐らく「欲しいものは自分の力で手に入れる」ではないだろうか。
とにかく自分が欲しいものに対する執着心が強い。
それは、家族を養うためだったりと、人によって理由は違うと思う。
しかし、その根幹には欲しいものを自分で手に入れるという考え。
私は、欲しいものを与えられることに慣れていると感じた。
上海の人たちと比べると、私のエネルギーはまだ小さい。
グローバルになっている現在、この人たちと競争するのだと思うと、
今の自分ではいけない。
もっと、貪欲さや執着心を強く持っていく。
自分が欲しいものは、なんとしても自分で手に入れるという強い氣持ちが大切!
 
From:小田和浩(富山大学卒、山口県出身)@日本ベンチャー大學3期生 

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日本とは違う街や人、文化に触れ、違いを感じる事により、
見えてくるもので、その違いでお互いの欠点、
またはビジネスチャンス、良い点など色々な物が見えてきました。
中国では周りを気にする、遠慮、気遣いのようなものがほとんどない。
これはマイナスの要素にみえる。
だが、それが良いと感じる点があった。
例えば渋滞がない。
赤信号でも自動車がどんどん通っていったが、
ルールに縛られている日本より、立ち止まる回数が少なく交通の便は快適だった。
露店でも良い点を感じる、相手も自分も気遣いをしないので、
気兼ねなく交渉し、断る時は断る。
この時の後腐れのなさは、日本ではない事で、見習える部分があると感じました。
中国では、娯楽施設がほとんどない。
バッティングセンターも2件あるかという程度、
ゲームセンターなどなく、強いて言うならば食事と映画くらい。
中国に来て、「これがない」と思ったものは全てビジネスチャンスになると感じました。
シュウさんのビジネスも上海に来る日本人が増えてきている、
○○がないというチャンス、ニーズをとらえたからこそだと気づきました。

From:藤井勇貴(名古屋学芸大学卒、三重県出身)@日本ベンチャー大學3期生 

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1.日本と中国の違い
最も驚いたのが、上海と日本のルールの違いでした。
中国は車中心の社会だと、出発する前から調べて知っていたのに、
現実で目の当たりにして、想像との差に驚きました。
信号無視は当たり前、人がいてもスピードを落とさない、ウインカーを出さないetc。
正直、別世界にいるのではないかと思ってしまうほどの違いを体験することができました。
ただ、日本よりすごいな、と感じるものも沢山ありました。
私の中での一番すごいと思ったのは、
店の人の商売根性だったり、町を発展させているこの人そのものだと感じました。
路上で実演販売をしている人の中には、100m以上付いてきて商品を売ろうとする人がいたり、
断られ続けても諦めないでずっと話掛けてきたり、正直自分には真似できないと感じました。
他にも、ここ数年での巨大な建物の数も、驚きでした。
急速な発展をしていることがすごくよくわかり、まさに波に乗っているような状況に見えました。
今、経済などで盛り上がっている場所を見ること、
そういった人達を見ることで、とても刺激を受けることが出来ました。
日本も、また熱気あふれる国にしていかなければいけないと感じさせられました。

2.言葉の壁
初・海外進出!ということで、日常会話程度の英語すら怪しい私にとっては
言葉の壁をすごく感じる4日間でした。
基本的には漢字に近い言葉を使ってくれているので、
筆談を使うことで理解することは出来ましたが、
他国にいく場合はある程度の言葉は知ってなければいけないと勉強になりました。
飲食店や土産店では、値段が付いていないところもざらなので、
値段を聞くのにもとても苦労しました。
値段をわからずに飯を食って、意外に高かったり、
交渉して安くして貰ったり、日本では出来ないような勉強が沢山できてとても面白かったです。
知っている中国語をチョコチョコ話して、
それが通じたときは何か嬉しい気持ちを味わうこともできました。
中国の学生の方と話す機会もいただけましたが、
みんな中国語は当たり前として、英語も話すことが出来て、
自分もせめて2ヶ国の言葉くらい使えるようにならないといけないなと、
刺激をいただけました。

3.上海での講義
いったい日本の人達とどんなに考え方が違うのかな?と思っていたのですが、
とても近い考え方の方もいるということを知りました。
「夢」を持つこと、だったり、今の中国の車中心社会は危ないだったり、
列車の事故を隠すのは良くないetc。
国が違うから考え方も違うのだと勝手に完結していたが、
現地にて話も訊かずに自分だけで納得しているのではいけないと実感させていただけました。
中国人の方々の中にも、そういった方はいるし、これからも増えていくと思います。
そういう風に偏見を持たずに感じることができるようになったことが、
自分の成長に繋がったのではないかな、と感じています。
国によって様々な違いはあるが、
人の根っこの部分はそんなに大きく変わるものではないと思いました。

From:本間慶太(東京経済大学卒、東京都出身)@日本ベンチャー大學3期生 
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『言葉が通じない…』
勿論中国なので、当然日本語は通じない。
英語なら何とかなるだろうと、飲食店で英語を試すも、相手側にはどうも通じない。
ただ、ボディーランゲージは通じた。
ジェスチャーで要求すると、相手にも何となくではあるが、心が通い合ったような気がした。
大切なのは、伝えようとする気持ちだ。
頑張って表現すれば、それだけのものが返ってくる。

『中国の交通事情 ~歩道を歩いていても、油断は禁物~』
中国は歩行者よりも車優先の社会である。
日本のドライバーに比べ、運転が荒すぎる。
タクシーの運転手でさえ、運転が怖い。
中には信号無視をする人も多く、外を歩くのにも恐怖を感じてしまうほどだ。
遠慮がないので、道路を渡るにもかなりの神経を使わないと、
下手したら死んでしまうぐらいの危険性だ。
ただ、その考え方が功を奏したのか、あまり渋滞が起こらない。
日本では秩序を守る考えがあるので、渋滞が起こるのも少なくない。
それに比べ、中国ではルールを守らない分、車の流れがスムーズであることに気づいた。
このように考えてみると、運転の荒さの裏には、良いこともあることに気づいた。

『ココさんの講義より』
侍の魂を「桜」に例えた話が残っている。
桜のように、生きるときは一生懸命に咲き、散るときはすぐに散る。
まさに侍の生き方そのものであり、
潔い行き方というものを桜から学べることは日本人の私にも想像がつかなかった。
その話から、今を一生懸命に生きることができるのかということを改めて考えさせられた。
桜と同じく、人の命もいつかは散ってしまうものだ。
それを分かったうえで、何ができるのかというところで、
今を精一杯生き、桜のように美しく花を咲かせることではないか…。
ベン大生活もアルバイトも一生懸命取り組み、
将来、大きく綺麗な桜を咲かせる。

From:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@日本ベンチャー大學3期生 
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■自分から学びに行く
→空港で一番はじめに今元さんから言われたのが
「自分で考えて行動しろ」ということ。
誰かの後について行くのではなく、自分で考えて適切と思う行動をとっていくのが
今回の研修の重要なテーマだと感じた。
実際に現地の人と筆談をして情報を得たり、
あてもなく自分の足で上海を歩き回って見たりと、積極的に動き回れたなと思う。
おかげでとても充実した上海研修になった。

■貧富の格差
→上海に行ってみて一番強く感じたのが貧富の格差だった。
中心街は本当に華やかで高級店が立ち並んでいて、
物価も日本と変わらないぐらいであるのに対して、
少し離れた地域では小汚い街並みで物価も日本の十分の一程度という場所もあった。
上海の人たちの平均的な月収が2000元という中で
高級な地域ではシャツが1枚1000元で売られている。
日本円で考えれば役1万3千円程度だが、
上海の月収から考えれば月収の半分、現地の人の感覚では10万ぐらいになるのではないか。
この貧富の格差は、新聞などではよく聞く話題であるが、
実際に自分で見て金銭感覚に当てはめて感じることが出来たことは
よい体験になった。

■ルールがない
→上海では信号を守る人がとても少なかった。
それはまだ中国にルールが浸透していなためだという。
中国には都会的なルールや秩序がない地域があり、
そのような人たちが上海に移住した結果がこのような形で現れていると感じた。
だが、このルールがないということは、逆を返せば何でもあり、ということで、
それは経済や経営に置いても言えることだと大西社長などはおっしゃっていた。
何でもありだからこそどんなことをしてでも成功しようというハングリー精神が育まれる。
そんな風に考えれば、中国という国はチャンスにあふれた国でもあるんだなと感じた。

■中国人
→上海では親切な人が多かったように思う。
道を聞いても言葉が通じないながらなんとか教えてくれようとしてくれたし、
困っている感じを見たら声をかけてくれたりもした。
確かに性質の悪い人もいたが、むしろそちらは少なかった。
TVなどで見る中国人のイメージとは違って、とても好印象だった。
普段私たちが見る中国人像は、どちらかというと国としての中国をイメージにしたもので
一人一人の個人とは切り離して考えるべきだと強く感じた。

From:小林大哲(駒澤大学卒、神奈川県出身)@日本ベンチャー大學院生 

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■同じ人間であること、生活が違うこと。
上海人の方とお話させて頂く機会がありました。
つたない英語でなんとかコミュニケーションをとっていると、
ゆっくりではありますが親しくなっていきました。
文化が違うということは考え方や行動も違います。
しかし人間として仲良くなることや心を開く事は
同じように嬉しい事なのだと感じました。
それとは逆に上海人はスマートフォンの比率が高く
食事の途中でもプリクラ感覚で自分撮りをしていました。
プリクラの文化があるから日本では自分を写真でとることは稀です。
外国人と通じ合うには相手を理解するのが基本です。
些細ですが同じ事と違う事を両方知ることが大事だと感じます。
相手がこうだと思うと違う国だとかを思わないからです。

■新聞、本ではわからないこと。
現場とよく聞きますが上海研修ではそれをよく実感できました。
新聞では中国は自分の文化が一番で、他の国より勝ろうと、
他の国と衝突を繰り返してばかりで警戒をする相手です。
しかし実際に中国(上海)に降り立つと
中国語がわからない私に丁寧にメニューが何なのかを指でさして教えてくれたり、
タクシーで帰る時に、担当地域外だから目的地までは行けなくても
近くの地下鉄のりばまで送ってくれて、乗り方まで教えてくれる親切な人もいました。
国同士の関係は新聞や本でわかりますが
人と人の関係は実際に現場で作られていくものだとわかりました。
自分が行動した結果が人の繋がりを深く広くしていきます。
自分の目で見てずっと大きく世界を広く知っていきたいです。

■卵が5個で14円。
上海郊外にある朱家角を訪れました。
昔は水郷という河を中心にできた町で、
小さな船で移動したりと水路を活用した昔ながらな街並みがのこる地域です。
ここでは観光客をターゲットに商売をしているため
価格が高いが値切ると大半が格段に下がっていきます。
その中でも入口に卵を売っているおばあさんがいました。
なんとか意思疎通を繰り返していると、卵を5個で1元で商売をしていることがわかりました。
1元は日本円でたったの12円。
商店街に入っていくと商品が30元や50元を越えるものがたくさんあるのにです。
これは値引く事はできないレベルだとすぐにわかりました。
このとき中国の格差を垣間見た瞬間でした。
でもおばあさんにネガティブな表情は見られませんでした。
とにかく売らないと生きていけないからでしょうか。
日本を考えると生きていける事が当たり前だから
仕事に対してどんなことでもするという意欲が欠けているのかもしれません。
あることが当たり前にならないように、
あることに感謝して生きる事が幸せなのだと教えてくれました。

From:佐々木信(弘前大学卒、北海道出身)@日本ベンチャー大學3期生 

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