東京校の講義レポート

【7/1(金)】大仁田厚先生(タレント・プロレスラー・元国会議員) 『プロレス政治学』

2011/07/01 18:56:09
■アナログ手法
デジタルはあくまで手段でしかない。
どんなに進歩しようとも、ビジネスは人と人のつながりから生まれるものだ。
グレイは10万人集めた時でも、小さなFM局に挨拶へ回るほど仁義や義理を徹底していた。
AKBもファンへの握手会などサービスを徹底している。
人との関わりを大切にする人が成功する。
営業ではアフターサービスを大事にすると学んだ。
それはお客様にとっては、契約を結んでも終わりでなく使っている間は続いているからである。
メールよりも葉書。
電話よりも直接会うことを大事にする。

■自分はどうしたいのか?
何をしてくれるの?精神では何もできない。
大仁田厚先生は長崎を変えようとした時に、地元民にどうしたら良いのか聞いて回った。
すると、どこでも「知事になったら何をしてくれるの?」とばかり言われた。
不平と不満はあっても、改善策や要望は考えない。
どうすれば良くなるのかが欠けている。
これは今の世代にも当てはまる。
以前、経営者の方から今の新入社員はどんなにできる人でも
仕事を教えてもらうのが当たり前と思っているという。
その経営者は教えてもらえず、自分で考えたり、技を盗むことが当然であったから、
与えられた仕事はわからなくとも、とにかくやっていた。やりながら学んだ。
ただ受身では何も学べないし意見も言えない。
自分ならどうするか、その姿勢で貪欲に学ぶ。

■学校で「何のために学ぶか」を知っている
貧しいインドの子どもは1日15~16時間勉強している。
なんでそんなに勉強ができるか、それは社会の仕組みを知っているから。
まだカーストなど身分制度が残るインドでも
勉強することで、地位やお金を手に入れ、夢を叶えることを社会が教えているからだ。
日本はただ綺麗事で勉強を教えようとする。
真実を隠して考えさせず、記憶力の教育である。
お金を稼いでいい暮らしをするために勉強する。
だからモチベーションが上がり学ぶ意欲が高い。
しかし、日本はその「何のために勉強するのか」がわからない。
だからただ「やらされている」とか「教えてくれるのが当たり前」
という心情になってしまうのだ。
夢などで現実を隠しては子どものためにはならない。
お金を稼ぐこと、道徳を身につけること、論語と算盤で両方学ぶことに価値がある。

■自分を肯定する気持ち
人間力の基本。
まず自分が好きでないと人間として魅力がない。
自分の過去、性格、趣味、どれも今の自分を作っている要素だ。
井上武会長は「過去オール善」が大事であるとおっしゃっていた。
忘れたいことも嫌な記憶もあって自分を肯定するのは難しい。
それでも好きになれるのは今を懸命に生きるからではないか。
嫌なことから優しさを学ぶことができる。
自分が本気で生きていればその優しさを人に与える。
どんな過去でも自分を作った大事な経験なのだ。
後悔はしない。
得たモノが自分を作っている要素だ。

日本ベンチャー大學3期生 佐々木信(弘前大学卒、北海道出身)



『今の低価格社会が、日本をダメにする』
コスト削減等、デフレが起こる

繰り返されることにより悪循環が起こり、日本がダメになる

今の社会では、2009年からの不景気により、
消費者の節約志向や、スーパーの安値競争が活発化しました。
安ければ安いほど消費者からすればいいかもしれませんが、
利益が圧倒的に少なくなってしまいます。
このようなデフレという名の悪循環が起こることにより、
日本の経済が活性化しなくなり、
その結果、悪循環が起こり、日本が沈下してしまいます。

『カースト制と教育』
インドでは、教育を国営化

国の為に勉強

家族の為に勉強

インドのヒンドゥー教には、カースト制があります。
彼らが勉強する目的は、いい職業につき、家族を養うためです。
貧困の子どもに関して、貧困から抜け出すためには勉強するしかないのです。
それでも子どもたちには、医者や教師など大きな夢があります。
このように、何のために勉強するかがしっかりしているので、子どもたちは活きた目をしています。
凄いとは思いますが、日本とは背負っているものが全然違います。
人生も変わりうるので、命を懸けて学んでいるイメージがわきました。

『あきらめない』大仁田先生が最も伝えたかったメッセージです。
夢への壁は自分で作り出しているもの
→結局は自分次第

自分自身が壁にぶつかって負けてしまうこともありますが、
それによって得るものも必ずあります。
そのままにしていては負け癖がついてしまい、負けの悪循環が起こります。
例え夢に挫折したとしても、負けを認めるなと熱く語っていただきました。
諦めない限りはチャンスは広がり、それを信じていれば必ず勝機が来るでしょう。
私も将来は壁にぶつかること間違いありませんが、この精神を信じていき、
必ず自分に勝つことで壁を壊し、チャンスを掴みます。

《大仁田厚先生の講義を受けてみて》
至近距離で受けさせていただきました。
終始、オーラに圧倒されましたが、
私が想像していた以上に可愛がっていただき、おいしいところをいただきました。
あの席に座ることができ、怖かったですが本当に良かったです。
この機会をいただいた皆さんに感謝します。

日本ベンチャー大學3期生 安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)

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