平成29年(2017)【3月17日(金)】 歩行禅/林正孝先生(株式会社WADOウイングス 社長)
●実際に歩いてみて、初めて分かること
林社長が、実際に歩いてみて感じたことについてお話を伺っていて、「地図アプリのマップの距離は、高低差が考えられていない」ということについて、関心を持ちました。
というのも、私は先日の下田での研修旅行で、カーナビの案内を見る時に、よく高速に降りるタイミングや、上にある道路を走るのか、下にある道路を走るのかで、間違った案内をしてしまったことがあるからです。
ナビではなく、自分の目で確かめないと、分からないことがある、ということを感じていて、林社長のこの話題に、親近感を覚えました。
実際に見て、歩いて、聞いて、自分で感じ取ることを大事に生きていきます。
●何の疑いもなく信じていることが覆された
林社長にとって、江戸から長崎に行く40日の期間は、常識や、何の疑いもなく信じていることが、覆された期間だったと、お話を聞いていて感じました。
私は、基本的に食事を3食、当たり前のように取っていますが、実は食事して摂取するエネルギーより、食事をして消費するエネルギーの方が高いため、林社長は食事が欲しくなくなるという感覚になったと、伺いました。
また、疲れているからと言って15分休憩すると、歩く気がなくなってしまうなど、休憩が逆効果になってしまうこともあるそうです。
これらの話から、意外と常識では当てにならないことや、限界という壁は、自分たちの想像で勝手に作ってしまっていることがあるのだと、学ばせていただきました。
常識を疑い、自分で確かめないと分からないことがあるのだと、心に留めます。