東京校の講義レポート

平成26年(2014)【10月31日(金)】 個人面談/鳥越昇一郎先生(マーケティングウィング鳥越事務所 代表) 演劇『ちはやぶる神の国』鑑賞

2014/10/31
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●1日の流れ
9:00 東戸塚駅へ移動
9:30 個人面談/鳥越昇一郎先生(マーケティングウィング鳥越事務所 代表)
・柳澤、嘉形、須藤、鈴木
12:10 個人面談終了
13:40 新宿御苑前駅集合
13:50 演劇『ちはやぶる神の国』を鑑賞
     〜異聞、本能寺の変
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●鳥越先生の個人面談
事業創造の今後の方向性や、自分自身の強みについて話し合った。
もっとも重要なことは、肚を決めて取り組むことであるが、
なかなかそれが出来ていないことを指摘された。

確かに慎重であることは私の良いところである、と認めて頂いた。
しかし、起業家としては思い切りよく、自分がこれだと思うことに
とことん取り組まなければならない。

そこで、期限を切って、自分を追い込むことがどうしても必要だ。
仕事に時間を割り当てるのではなく、先に時間を決めて、その中で仕事をやりきるのである。
そして、行動という形でアウトプットしていかなければ、インプットの意味がなくなってしまう。
目の前の課題に忙殺されるばかりではなく、事業を創造する能力をもっと磨いていきたい。

●『ちはやぶる神の国』
信長と光秀の、一世一代の大芝居である。
その筋書き、黒幕の真相の意外性に衝撃を受けるとともに、
この物語が史実だったらよかったのに、という感慨深い終わり方だった。
歴史上の人物たち一人ひとりから、人間味を感じることが出来たのは、
彼らの間の愛憎が余すところなく表現されていたからだろう。

特に、信長の小姓たちの存在は物語のキーとなっている。
彼らがどれだけ信長を愛しているか、ということがクライマックスの本能寺の変でも表される。
しかし、今一つ分からないのは、なぜ小姓たち、特に蘭丸が信長を、死を共にするまでに愛したのか?
前提知識がないので仕方がないが、蘭丸と信長が初めて出会う時のことが知りたい、と感じた。

演劇は滅多に観ることがないので、今回の機会は自分の感性を磨く意味でも貴重であった。
目の前の生身の人間が直接語りかけてくる、という点が映画とは違う迫力、説得力を持たせている。
それぞれの俳優さんのことをよく知るようになれば、さらに深い影響力を持って
響いてくるのではないかと思う。
ARCHEさんとは何度か会わせて頂いていることもあり、
彼が演じる利休の言葉は実際に、本当に信長の心、そして観客の心を動かしているように感じられた。
演劇をより楽しむためには、もっと何度も足を運んで観る必要があるのだろう。
そうして、自分自身もまた人の心を動かす存在になるために学びを得たい。

From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●個人面談(鳥越先生)
・現地、現場、現物
私に足りていない所である。
事業創造を考える上でも、その場の雰囲気や
現地の方のヒアリングなどの聞き込み調査は必須である。

また現物を買うことで、そこに行ったという証になる。
まずは、行動で示していけるよう取組んでいく。

・仮説をつくる
つまりは、結果(目標)を見据えて考えることが必要である。
 
現在、私が取組んでいる、「着物」や「鯉」は本当に事業として
やっていけるのかと考えた時に、スケールが大きいのではないかと感じる。
さらに、本当に、その事業がしたいのかと思うと、どうなのだろうと
疑問に思えてしまう。

よって、自分の気持ちに踏ん切りをつける為にも徹底して
調べつくして行くことが大切であると思う。

●『ちはやぶる神の国』
・歴史はロマン
今回、人生で初めての演劇を鑑賞させて頂いた。

主題は、「本能寺の変」であり、信長の命が短いと
わかるや、光秀に「私(信長)を殺すように」と命令したことが
演劇のあらすじである。

そして、「信長が両刀使いであったこと」、「信長の家来に黒人がいたこと」など、
歴史の多くはいろんな諸説が存在をしていることを学ばせて頂いた。

●感想
アーチェさんが演じた「千利休」は、謙虚でありながらも、出てくる度に
存在感を放っていた印象を抱いた。
 
また、今回は森蘭丸などを中心とした小姓衆の視点からの本能寺の変を
紐解いた演劇であったが、今後は違った視点から紐解いた本能寺の変も観たくなりました。

From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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●自分の強みとは
まず、1つ目に事業創造に必要なことは、日本ベンチャー大學の理念である
「志の明確化」から受けた「志の具体化」である。
「志の明確化」は立派なものではなく、1人が賛同してくれるような志で良いということである。
しかし「志の具体化」が弱いと、世間から評価されない、共感を得ることは出来ない。
そのため、志を達成するための熱意、そして、誰に何と言われようと
自分の事業に自信を持つことが最も大切なことである。

2つ目に必要なことは、日本ベンチャー大學の伝統を守るためにその根幹に関わる
事業創造を中途半端にしたり、未完成のまま、終わることはしてはいけないこと。

3つ目に必要なことは、自分の強みに気づいた上で、その自分の強みを生かし、
ビジネスプランのカスタマーバリューやビジネスチャンスの分析をするということである。
鳥越先生からは私の強みは感性が豊かなことであり、それを磨くために
色々な物や芸術などを楽しむ気持ちが必要だというアドバイスを頂いた。

4つ目がどんなことにもすべて前向きで、受け身の姿勢は取らないということである。
そして、5つ目が言い訳をしない、した約束は必ず守るということである。

以上の5つが今回、事業創造に取り組む上での基本的なことであり、
これら5つのどれが欠けても、しっかりと完成した事業創造は出来ない。

私の事業創造も鳥越先生や他の6期生のアドバイスのおかげでようやく、
アウトプット出来る段階まで来た後はそれを具体化していくことが必要である。

●『ちはやぶる 神の国〜異聞•本能寺の変〜』
織田信長をお付きの小姓の立場から描いた演劇を鑑賞させて頂いた。
内容は、織田信長を中心に荒木正重の裏切りから本能寺の変までの出来事を描いている。

他の人物にも焦点を当てていて、特に印象に残ったのがお市の方の回想である。
死んだ夫の浅井長政への切ない想いが伝わってきて感動しました。

他にも剣劇の凄さもさることながら、特に凄かったのが脚本でした。

本能寺の変までの過程は同じですが、織田信長が不治の病にかかっているという設定で
最期を迎える前にイエス•キリストのように自身が神になることを画策して
本能寺の変を起こしたというシナリオでした。

明智光秀は織田信長の命で謀反を起こしたということで、裏切り者という
悪いイメージを私の中で覆し、明智光秀がかっこ良く見えました。

演劇に出演していたアーチさんが仰っていたように戦国武将も人であり、
その生き様は何百年経った今でも私達の心に響くものがあると感じました。

From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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