東京校の講義レポート

平成25年(2013)【5月25日(土)】  モノマチ見学

2013/05/25
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●1日の流れ
1、新聞アウトプット
2、モノマチ見学

モノマチ…2011年に始まり、古くから製造/卸の集積地として歴史を持つ、
台東区南部・徒蔵(カチクラ)エリア(御徒町~蔵前~浅草橋にかけての
2km四方の地域)で行われるイベント。モノづくり系企業やショップ、職人、
クリエイター、飲食店等がお店を出す。今年は5/24~5/26の3日間。
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●議事録
10:00 新聞アウトプット

マイナンバー法についてby牛島
・国民一人ひとりに番号を振り向ける事への疑問
・個人情報が一元管理されることでの情報流出の際のリスクの拡大
・同時に一元管理による効率性・利便性の向上

タイとの安全保障連携by春山
・中国を意識した東南アジアとの連携
・対中包囲網として、成長の見込める東南アジアとの連携
・各国と領土でもめている中国に反感のある国は多いのではないか。

11:00~モノマチ探索
・さまざまなお店があり、雑貨・文具・アクセサリー、普段は
販売をしていない製造会社など
・休憩所があったりレンタルサイクルなども利用でき町全体が
テーマパークとして機能している。
・期間限定の割引、販売も多い。

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●新聞アウトプット
見ないでアウトプットするにはもっと読み込みが必要。
一度読んだものをきちんと理解し、記憶できるよう工夫していかなくてはいけない。

●モノまち
おそらく今回のイベントがなければ
見過ごされていた店も多かったのではないかと感じる。

店構えは素朴でも中に入ると個性的でほしくなる商品がある店も多い。

デザイナーズビレッジが台東区のバックアップのもとにある事を考えれば
区の地域の方向付けが「モノづくり」などの方向に定まっているのではと感じる。

またトップメタルという金具・アクセパーツの製造卸の会社に訪問した際には
社長さんからお話をきくことができ、モノマチのおすすめスポットを教えてくださった。

「この店はいい!」とか「この店にはうちの製品も一部使ってもらってて」とか
地域での連携も取れているのだと感じる。

地域というものが今の時代で生き残るにはやはり連携というものが欠かせないのではないか。

デザイナーズビレッジではこれからお店を持とうとしているデザイナーなどが出店していた。

アイデアが面白いものが多い。
いつかこういったところと協力できる事業を思いつくかもしれないので
デザイナーズビレッジは心に留めておく。

松本さんが言っていたように
いかに人をわくわくさせるかが重要なものなのだと
全体を通して感じた。

From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
1、新聞アウトプット
マイナンバー法についてと、タイとの連携についての記事について
議論した。
 
マイナンバー法はとても危険なものではないかと私は思っているが、
そう感じている人は私くらいのようだった。
番号で情報が管理されるということは一度情報が流出した際の危険も
高く、現代の情報モラルでは時期尚早だと私は感じる。
情報リスク、うまく伝えられなくて、自分も詳しいわけではないのだと改めて気付いた。

タイとの連携について、中国包囲網だったり、中国を意識した東南アジアの連携
と、中国の話題が中心だった。
やはり中国の影響力は良くも悪くも大きい。
日本の世界情勢を語る上で外せない存在になっていて、
今後どのように中国の暴走を抑えるのか。
自爆を待つか、介入するか。
自分は前者がいいと思うが、世界がどうしていくのか注視する。

2、モノマチ見学
二人一チームでモノマチを見て回った。
個人のデザイナーや職人というものがこれだけおられるのかと驚いた。
個人的に大手に押されあまり個人でしている職人はおられないと考えていただけに
ショックを受けた。
街全体がモノづくりの街となっており、少し歩くとそこら中に何らかの工房があった。
ここまで徹底的にモノづくりの街と方向性を定め、それを活かしているのはすごい。
モノマチにしても、お祭りとは言え対象のところの前にのぼりが立っているくらいで、
普段の街を見てほしいという気持ちが見えた。
お祭りのように飾り立てるのも良いが、道にチョークで道順が書かれていたり、
道端に目立たないように黒板を建てるなど景観を保ちつつ分かりやすいというものは
いい。
個人的にそのシンプルな感じがモノづくりの街の職人の朴訥な様を感じられ、
好感を抱いた。

また、実際に目の前で製作している作業を見られたり、個人工房だからこその
ちょっとした工夫などがあり、発想力の勉強になった。
駅前などはデザイナーさんが多数出展されているとこで、雰囲気も良かった。
また行きたい。

From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●モノマチ 徒蔵
私たち誰もが持っている身近なモノ。昔からモノづくりを
生業にしてきた台東区の町で、その作品や制作に触れて、
モノ自体について考えられる素晴らしい企画だと思った。
イベントを心底楽しんでいるとわかる人も多く、
中には金曜日から三日間、すべてに参加する方もいるという。

モノ自体にはほとんどの人が興味あるのではないかと思う。
私も雑貨店などを回ると楽しい。しかし、それらが簡単に手に
はいる今の時代、モノについて制作風景に触れ、しっかり
考えている人は少ないのではないか。

台東デザイナーズビレッジは面白かった。デザイナー向けの
創業支援施設なのだそうだが、私は今までこのような場所がある
ことを知らなかった。
建物は小学校を改装したもので、多くのアトリエをたっぷり見られた。
普段はただアトリエだが、年に一回このように公開して、販売する
機会があるという。
何人かの職人さんに話を聞くことができた。財布などの雑貨を
業務用ミシンで職人然として作っていた方。二人で制作をしており、
最終的にお店を持つことが夢だという。
ブックカバーのデザインをしているグラフィックデザイナーさん。
いくつかの古典小説に合ったブックカバーを自らデザインし、売っていた。
いいものが多かったので、一つ買った。ずっと本に関わるデザインを
していきたいという。
皆さん、モノ作りへの情熱と夢を持って切磋琢磨しているのが、感じられた。
このような施設、機会はもっと増えて欲しいと思う。

From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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