東京校の講義レポート

平成24年(2012)【8月2日(木)】 『京都研修最終日(8日目)』 中條高徳学長(アサヒビール名誉顧問) &JVU学生(東京校、大阪校、熊本校、徳島校) 『最後のサムライ×脱・草食男児たち』

2012/08/02

【チームおとこし】

・南出浩(東京校・リーダー)
・森優太(東京校)
・安斎義仁(東京校)
↑写真は朝ごはんの風景と、本堂の中を拝観させていただいています。
普段は写真撮影ができないだけに、本当にありがたいです。



【チーム「さぶらう者」】

・藤井勇貴(東京校・リーダー)
・渡辺寛高(東京校)
・小林諒也(東京校)
↑おはようございます! チームさぶらう者・記録係の小林です。
泊めて頂いた立派で広いお部屋の掃除をさせて頂きました。
朝のおつとめという、日蓮宗のお経の読み上げに参加する貴重な体験もさせて頂きました。
朝食も頂き、本当にお世話になりっぱなしで申し訳ないです。
これからお礼を述べて出発する予定です。



【チーム「海坊主」】

・野田貴生(東京校・リーダー)
・井波康晴(東京校)
・松田崇義(東京校)
↑先程、庭の草むしりをさせて頂きました!!
快適なお部屋を貸して頂いたので、目覚めも抜群で、気持ちよく掃除ができました。
泊まれる場所があるということは物凄くありがたいです!!
これから牧師さんに挨拶をし、会場に向かいます。




中條高徳学長(アサヒビール名誉顧問)
&JVU学生(東京校、大阪校、熊本校、徳島校)
『最後のサムライ×脱・草食男児たち』

↑京都研修を終え、学生全員集合しました!
↑発表前、オリエンテーションの様子です。
↑京都研修全日程のまとめムービーで過酷な研修を振り返る・・・
↑ベン大名物、将来の宣言!!
↑チームおとこし(南出、森、安齋<東京校>)の発表
↑チームさぶらう者(藤井、渡辺、小林<東京校>)の発表
↑チーム海坊主(野田、松田、井浪<東京校>)の発表
↑チーム平成維新(森、藤井、隈江、高谷<大阪校>)の発表
↑チーム色恋沙汰(玉川、新城、橋本、牛島<大阪校+熊本校>)の発表
↑徳島ええじゃないか(島本、瀧口、香川、安藝、井上<徳島校>)の発表
↑山近義幸理事長代行(ザメディアジョン社長)の講演
↑中條高徳学長(アサヒビール名誉顧問)の講演
↑大阪校・大西昌弘校長(リビアス社長)の講演
↑優勝は・・・チーム徳島ええじゃないか!! 中條学長直々に表彰です。
↑懇親会の様子・乾杯!! みんなお疲れ!!
↑徳島校、鈴江崇文校長(フィット社長)から祝福の乾杯!!
↑中條学長、懇親会の席でも、熱弁を奮ってくださいます。


●普段のありがたみ
7月27日から8月2まで京都修行1週間を通して
私は、普段の有り難みを知りました。
それは、便利になり過ぎた現代に慣れ親しんでいるということです。
初日と2日目は、ちゃんとした場所で宿交渉が成功して寝泊まりをしたので
この調子でやっていくか、ということをその時は思ったのだが、
3日目から野宿が2日続いた。
そして、4日目に宿が私がみんな反対しているのを説得して
教会に宿交渉して成功したときに、初めて普段の生活にありがたさを実感した。
普段の衣食住の素晴らしさに感謝。

●知らない部分
24時間丸々同じ時を過ごし、メンバーの知らなかった一面が多々あった。
以前、江の島の合宿で、仲間の事をある程度深く知ることはできた。
だけどそれは、ほんの一部だった。本当にほんの一部だった。
今回の京都研修では、とにかく辛いという言葉しかなかった。
だからこそ、本当の人の中身が見えたのかもしれない。
その人の欠点、その人は追い込まれるとどうするのか。
そんな経験があり、また、自分もどうなるのか…。
全てというわけではないが、それが分かった。
今回の京都研修での問題は、宿交渉ではなく、
あくまでそれは、表面上の問題だと私は思う。
本当の問題は人間関係だ。
これはメンバーのだれであっても、必ずこのようになるだろう。
もともと育ちも違えば人生も違う。普段付き合う人間すら違ってくる。
だから、折り合いをつけないといけない。でないと衝突が起こる。

From:森優太(日本大学卒、長崎県出身)@JVU4期生

------------------------------------------------------------------

「京都合宿」
京都合宿は、ものすごく良い経験でした。
本当に大切なものを知る事ができました。
京都合宿は1週間ずっと仲間と一緒です。
ここまで密に人と一緒に過ごした経験がない僕は、すごい戸惑いました。
体も精神も両方きつかったです。
1日だけでも、ゆっくりしたいと思う時もありました。
でも、やっぱりがんばろうと思いました。
それは、人間関係の問題から逃げたくなかったからです。
合宿中は、一緒のメンバーである野田くん、松田くんと
「本当の仲間になりたい」と思いながら動いていました。
どうやったら心を通じ合わせる事ができるのか、そればかり考えていました。
考えるのは良いのですが、考えすぎて、マイナス思考になり、
それによって疲れて、結局、行動に移せなかったのが大半です。
理想通りにはいきませんでしたが、仲間と時間を一緒に過ごす時間と環境こそが、
人生の醍醐味の一つだと感じました。
いろいろと大変でしたが、京都合宿万歳です!!
ベンチャー大學の講義の中で、一番価値のあるものだと個人的に思います。

From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生

------------------------------------------------------------------

【当たり前が有難い】
一週間、極力お金を使わずに京都で歴史探索…
初めは、簡単だと感じていましたが実際やるととても過酷でした…。
帰るところがない不安さ、食べ物が少ない恐怖、精神的にとても辛い経験でした。
お寺に宿交渉や川で洗濯など、今まで体験したことのないことを数多くしました。
今でま、これまでの当たり前の生活がとても有難く感じております。

【人の温かさ】
最終日に泊めていただいたお寺の住職さんはとても優しい方でした。
食事からお風呂まで何でも面倒を見て下さり、感動しました。
それまで30件以上断られていたので、
心も折れかかっていたので元気もいただきました。
京都研修では人の優しさを強く感じることが出来ました。

【チームワークの難しさ】
極限の旅だとチームワークもうまくいきません。
それぞれ価値観が違うので、合わせることは難しく、
日増しに仲は悪くなります。
そこで大切なことは我慢だと感じました。
自分には我慢が足りないと感じることが多く、
京都研修で改めて強く感じました。
日常生活ではなかなか気にならないようなことも、
この限界の研修では浮き出てくるのだなと感じました。

From:渡辺寛高(尾道大学卒、広島県出身)@JVU4期生

------------------------------------------------------------------

●人の温かさ
自分たちのテーマである平家物語を丁寧に教えてくだっさた住職さんや館長さん、
宿を提供していただき、ご飯までご馳走してくだっさた方々、
私たちの頑張ってる姿を見て飲み物やお菓子をくださった方々、
全くの他人なのに、京都ではたくさんの方々にお世話になった。
京都研修中は、御恩をもらってばかりだった。
これから自分は、困っていそうな人がいたら積極的に声をかけるなど、
今までもらった御恩を返していきたい。

●仲間の大切さ
7月26日から8月2日までの8日間、
およそ175時間チームで一緒 に行動した。
これだけ長い間ずっと一緒に行動すると、メンバーに対して苛々することもあったが、
助かる部分もかなりあった。
歩き回って疲れていて、もう動きたくない時でも、
誰かが前を引っ張って歩いてくれるから、自分も歩けたり、
宿交渉でくじけそうな時も、まだ頑張ろうよと言ってくれたから頑張れた。
自分1人で8日間京都研修を行ったらできそうもないことを、
仲間がいたから乗り切ることができた。
仲間の大切さを認識した8日間だった。

From:松田崇義(慶応義塾大学卒、埼玉県出身)@JVU4期生

-------------------------------------------------------------------

【食の有り難み、見返りを求めない行動】
食の有り難み、人の見返りを求めない真の優しい行動を身をもって体験した。
それは極力お金を使わないという、極限の経験をしたから感じられた事である。
街を歩いて周りを見れば、辺りはモノに溢れている。
けれど私達は、そのモノを買えない事で、非常にお腹が空いて喉が渇いた。
その中で、私達に飲み物をくれたり、休ませてくれる神社があった。
最終日にはお寺に泊めさせて頂き、広い部屋・お風呂・お食事まで用意して頂いた。
野宿に慣れた私達は、普段あるものに感謝し尽くし、
住職さんの見返りを求めない行動を尊敬した。
今後は、一粒のご飯にも作ってくれた人へ感謝して味わい、
受けたご恩を別の困っている方に必ず返してゆく。

【詳しい人から話を聞くとき勉強して行く事の大切さ】
神社や寺に行って宮司さんや住職さんにお話を聞くとき、
あまりにも知らなさ過ぎて「勉強してこい」と怒られた事があった。
失礼な事をしたと思った。
基礎知識を入れていないと、そこでしか聞けない話を聞く事ができない。
それではプレゼンをしても面白くない。
今回の研修は沢山まわる場所があって、
一つ一つ勉強して知識を入れるのは大変ではあった。
それでも相手から話を引き出せる様に、
こっち側で準備して質問を作る事の大切さを感じた。

【初対面で信用してもらう事の難しさ】
宿交渉で、私達を信頼して泊めてもらう事の難しさを感じた。
いくら大學の研修で宿交渉をしてるといっても、お断りを頂く。
この「信用をして貰う」事を、短時間の会話で決める事は難しい。
しかも、他の学校も動いている事で、活動範囲も狭まり、
寄れる神社や寺も考えなければならない。
営業活動に似たものを感じ、ビール売込み研修を前に
とても良い経験となったと感じている。
今後は人にもっと信用して貰う方法を探して見付けてゆく。

From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生

-------------------------------------------------------------------

[京都合宿全体を通して気づいた事]

●畳が柔らかいという事
普段どれだけ恵まれているのかを知った。
お金を使わないだけで、こんなにも大変なのだと…。
1日何時間も歩いて、ご飯も最小限で、寝るのは鴨川で野宿。
そんな生活を続けていたせいか、合宿最後の日に宿交渉でOKをいただき
泊めて下さったお寺では、その有り難さを極限まで感じました。
『畳が柔らかい』生まれて初めてこんな言葉を使いました。
お寺ではご飯をいただきお風呂をいただき見させて下さり、
この上ないもてなしを受けました。
有り難い、申し訳ないという感覚が体の底からワーッと溢れてきました。
この感覚、二度と忘れません。

●人を泊めるというのは大変だという事
当たり前の事だがよく分かっていなかった。
この大変さは宿を泊めていただいたお礼に
お手伝いとしてお掃除をさせていただいた時に気づいた。
私達がお手伝いを申し出た時、やらせていただいたのは、
晩御飯の片付けや寝床の掃除などがほとんどだった。
自分達が使った所を片付けるだけで時間がほとんど過ぎていった。
その時に人を泊めるだけで、こんなに大変なのか、という事を知りました。
そんな大変なお願いを急な飛び込みにも関わらず
了承してくれたお寺の人には頭が本当に上がりません。
こんな温かい人がいるんだ、大きな優しさに触れました。

●リーダーとしてとるべき行動
当初、この合宿は『野宿』が大変なのだと思っていた。そうではなかった。
野宿など極限な生活を繰り返した後にくる『人間関係』が大変だった。
遅い、意見が合わない、消極的、普段なら気にしない小さな不満も
大きく心に響き、ストレスがたまった。
人それぞれの感覚を尊重しなければチームはまとまっていかない。
今、思えば、チームメンバーに助けられた部分はたくさんある。
その事を忘れず、これからも相手の立場に立つ事を考える。

From:藤井勇貴(名古屋学芸大学卒、三重県出身)@JVU3期生 
------------------------------------------------------------------

【ベクトルを合わせる】
今回、私がもっとも苦戦したのは人間関係である。
普段共に講義を受けているにも関わらず、
メンバーの知らなかった一面が多々あった。
24時間丸々同じ時を過ごし、
悲しみや喜びをともに分かち合うことで見えてきたのである。
そんな環境に加え、我々のメンバーは性格や価値観がバラバラ。
何度も投げやりになってしまったリーダー・南出。
勝手な行動ばかりとる森くん。
自ら意見を言わず何を考えているかわからない安齋くん。
そんな3人であったが、何故か高順位であった。
その理由は、京都研修の個人目的、チーム目的の確認を
定期的に行っていたからだと考える。
安齋くんの個人目的である、宿交渉を成功させる、というのには
チームが一丸となって取り組んだ。
1位になることをチーム目的とし、どうしたら1位になれるかを
みんなで常に意識していた。
この2点が非常に大きかった。
なにより、これがなかったらバラバラのまま終わっていただろう。
ベクトルを合わせることは、非常に大切であることを身をもって実感できた。

【普段の有り難みを知る】
お金を極力使わないというのが最優先ルール。
我々のチームは初日から、喉が乾いたら自動販売機でジュースを購入、
汗をかいたからと銭湯へ…と、まるでルールを無視していた。
喉が乾けば公園の水、汗をかけば濡らしたタオルで拭く、といった思考が働かなかった。
便利になり過ぎた現代に染まりきっていた。
昔の人は自動販売機なんてものはなく、体を数日洗わなくても生きていけた。
しかし、実際にそれをしろ、と言われても難しかった。
甘えである。
2日目、3日目と言われるがままルールには従っていた。
そして、野宿が2日続いた。
4日目、3日ぶりの宿が決まり、温かい布団にありつけたとき
初めてこの京都研修の趣旨が理解できた。
最終日には、温かい食事を振舞っていただいたお寺にも出会えた。
普段は当たり前にある食や住。
当たり前でなくなることによって、初めて普段の有り難みを知れた。

From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生

------------------------------------------------------------------

●宿交渉
私にとっては2回目の京都研修ということもあり、
昨年出来なかったことをどうしてもやり遂げたかった。
その一つが宿交渉だ。
昨年は小林さんに決めてもらったお陰で、チームとしての成功ゼロは免れたが、
決め切れていない悔いは残したままだ。
今年は何としても決めようと、意気込んでいた。
ただ、実際には空回りが多く、宿交渉はおろか、
話さえ聞いてもらえないことが続いた。
それが続くと焦りになり、チームメイトにあたるなど、
ありえない行動を続けてしまっていた。
そんな中で私の魂に火をつけたのは、
ある大学の一般人にも貸し出しをしている寮だ。
200円を払えば泊まることができるが、
中を見ると、殺伐とした雰囲気が出ており、
絶対ここだけは寝たくない!という想いが強くなった。
その想いがあったおかげで、夜9時頃に宿交渉が決まった。
諦めない想いがおったから成功できたに違いない。
どんな困難にも、逃げずに立ち向かっていけば
必ず道は開かれる、と証明された。

From:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@JVU3期生

------------------------------------------------------------------

京都研修では、平安の武士について、関係する場所を
自分達で歩いてまわりました。
京都市内に入った後は、とにかく歩き通しでした。
ここまで歩き回ったことは、人生でも他にないことだったと思います。
その中で、気付いたこと、感じたことは多くありました。
研修を通して、京都市の地理にかなり詳しくなりました。
また、嵯峨野の風景など、自分なりの見所も見つけることができました。
多くの場所で、関係者の方から直接お話をしていただきました。
たとえば、京都祇園堂では、
平清盛の起こした文化という面から見た革新を学びました。
昔から、平清盛など多くの人々が歩いた京都の街を自分で歩いてみて、
歴史上の拠点の位置やその距離感を、自分の感覚としてつかむことも出来ました。
今回の研修では、自分の足で動いてみることの良さを実感しました。
毎日の宿交渉は、日によってはなかなか決まらず、気が滅入ったこともありましたが、
その分、決まったときの喜びは大きいものでした。
泊めていただいたお寺や教会では、どこも暖かく対応していただき、
つながりが希薄になっていると言われる今の世の中でも、
こんなこともあるのかと、感謝の気持ちを持てました。
食料や宿を徹底して削る生活の中で、
普段の生活がいかに恵まれているかということが分かり、
また、野宿なども意外といけるものだと感じました。
一週間、日常とは異なる経験をさせていただきました。
この経験を通して成長したということを、今後の生活の中で示していきます。

From:野田貴生(都留文科大学卒、山梨県出身)@JVU4期生

コメント

コメントはありません
カテゴリ
12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031
最新エントリ
最新コメント
ブログリスト
授業 時間割 | 東京校ブログ | 大学生・既卒生の就活・起業支援や人間力を鍛える志塾、JVU・日本ベンチャー大學
授業 時間割 | 東京校ブログ | 大学生・既卒生の就活・起業支援や人間力を鍛える志塾、JVU・日本ベンチャー大學
授業 時間割 | 東京校ブログ | 大学生・既卒生の就活・起業支援や人間力を鍛える志塾、JVU・日本ベンチャー大學
授業 時間割 | 東京校ブログ | 大学生・既卒生の就活・起業支援や人間力を鍛える志塾、JVU・日本ベンチャー大學