東京校の講義レポート

平成24年(2012)【7月19日(木)】 鈴木文雄先生(アーベル・システムズ株式会社 代表取締役) 『はやぶさ学』

2012/07/19 11:46:39
9:00 朝礼、掃除
9:50 新聞アウトプット
   3面 日本とのEPA交渉 欧州委が提案
   2面 ギリシャとキプロス 見放せぬEU
   5面 アジア中間層呼び込め
10:50 昼食
11:50 鈴木文雄先生
 鈴木博士の発明によって、自動車業界・製鉄業界で日本がアメリカを上回る。
 自己管理の方法
 ・15分単位で合計4時間寝る。3日間練習すればだれでも身につけられる。
 ・1時間ごとに100Kcal補給する。胃袋を空にしない。
 ・肉を食べる前に、でんぷん質のものを食べ、胃を保護する。
 ・頭に血が回らず倒れた人の応急処置は、お酒に砂糖とお湯を入れて飲ませる。
  その後、病院に搬送する。
 ・バーンアウトを防ぐ為に、いつも自分を褒める。
  バーンアウトしてしまったら、復帰まで3年かかる。
 ・ネクタイをすることで、体の熱が保たれ、健康にいい。
 ・地面からの熱を防ぐ為に、靴は革靴ではなく、スポーツシューズを吐く。
 ・温度調節できるように、仕事着は夏でTシャツではなく、カッターシャツを着る。
 ・リーダーはいつでも指示できるように、赤と黒のマーカーをもっておく。
15:00 掃除、終礼
【日本の文化を創ったひと】
はやぶさの制御CPUの設計開発も行う、凄い方の講義であった。
本当に凄すぎて頭が上がらない。
非常に印象に残ったのは、日本のワープロの話。
この方が居なかったら、日本の漢字はコンピュータに
文字として書き起こされず、今ほど日本の文化は伝わらなかった。
もちろん、携帯などでも漢字は使われない。
その裏には大変な苦労話があった。
当時8bitのコンピュータがIBMによってあったが、
漢字も表現できる2バイトのコンピュータを作って
アメリカを倒そうというプロジェクトが組まれていた。
漢字は16000字もあり、書体も無数の数ほどある。
ビットという点で、1文字1文字ずつコンピュータの文字に入力する
のも大変だが、鈴木博士達はフォントの著作権を持った人達を周り、
16,000字の中の1文字1文字全てを
コンピュータで使用する許可を得たというのだ。
文字が潰れてその人が納得出来ない場合もあり、
このように技術者が文化に挑戦する事は途方もない作業だと感じた。

【指揮官として極限状態で自分・部下を管理】
どこまで自分の肉体を追い詰めるのか、と尊敬した。
睡眠・食事という基本の徹底管理、それを指揮官と部下にも求める。
博士は、あの年でありながら、なんと家に帰って睡眠を取っていない。
24時間の中で短時間睡眠を繰り返している。
机の上などで。また体調を常に一定に保とうと、暑い時も
エネルギーを消費しないように常にネクタイを締めるとか、
1時間毎に少しずつ食事を摂られている。
部下のメンタルケアや体調管理も行われている。
日本の頂点の技術者の指揮官は、本当のプロになるとアスリートの様に
体調管理もするし、ここまで自他共に追い詰めるのだと学んだ。

【自分にごまかしのない1日を送ること】
鈴木博士の言葉で印象に残ったのは、ごまかしのない1日を過ごすこと。
博士は「夢があるのなら、希望を捨てないで努力していれば、必ず叶う」
と言われており、毎日、夢のために本気でやれというメッセージだった。
毎日夢に向けて充実した日々を送るために、
何事も全力でやると、とても疲れてしまうと思う。
ごまかしのない1日を送ることは、
博士の言われる自分をコントロールすることだ、と感じた。
その1日を送るために、全てを全力でやる訳ではなく、
やる事の優先順位を考えることや、
適当に終わらす所は手を抜くなどをしても良いのだろうなと感じた。

From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生
今回は、小惑星探査機はやぶさの制御CPUを開発した鈴木文雄博士による講義。
博士は、ものすごく好奇心旺盛で、
ものすごく自己管理を徹底されている先生でした。
博士は、モノを分解するのが大好きで、気になった機械があれば分解して
中の構造がどうなっているのか見ていたそうです。
車の免許も全車種もっており、なんでも乗りこなせ、運転できるそうです。
あらゆる車の鍵を開け、動かす事もできるとも仰られておられました。
大学生の頃からショベルカーにのって仕事をされていたそうで、
休日はそれを使って川にショベルカーをつっこんで、魚捕りをしていたそうです。
こういった好奇心が仕事や人生を豊かにするなと感じます。
好奇心をもった人間になりたいです。
とんでもなく好奇心旺盛な博士の話を聞いてそう感じました。
その為には、首を突っ込む。
気になったイベントや人がいたら、首を突っ込んでいきます。

From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生
鈴木先生は、子ども時代の戦争の経験から、アメリカに対し対抗心を持っており、
技術の分野でアメリカに勝とうと決意された。
パチンコ以外の分野は全部関わってきており、はやぶさの制御CPUや、
ワープロの開発など、大がかりなプロジェクトの開発にも関わっておられた。
ワープロの開発は非常に難しく、明朝体やゴシック体などの
文字体をはじめ、人間の文化をワープロの中で再現するといったことが
非常に大変だったというお話を伺った。
鈴木先生の講義から、自分が叶えたい夢は実現するまで
やり続けるという鈴木先生の姿勢が印象的だった。
この強い意志を私も持ち、突き進んでいく。

From:松田崇義(慶応義塾大学卒、埼玉県出身)@JVU4期生
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【鈴木博士】
技術職の世界というものを教えていただいた。
聞き慣れない単語が多く、全てを理解しきれなかった。
最も印象的だったのは大プロジェクト中での指揮官の責任の大きさ。
24時間の間に部下は3回の交代があるが、指揮官は交代できない。
指揮官が変わると、方向性がずれてしまう可能性があるという。
そんな指揮官のプロジェクト中の生活は過酷そのもの。
必要最低限の食事と睡眠。
脳も使用最低限にするため、電卓を常備。
バーンアウトといって自信消失状態に陥り、プロジェクトの遅れが生じると
責任を取るため、命を絶つこともあるという。

From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生
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珍獣探し先発隊(藤井&安齋チーム)
『リアル捕獲学2日目~つちのこ編in岐阜~』

↑藤井の定番、ケチャップパン
↑美しい川が目の前に…
↑ワイルドに洗髪!きもちいい!
↑調子に乗ったら滑った…
↑つちのこ館で情報収集
↑捕獲に必須な道具たちを揃えました
↑イメトレは完璧!
↑茶畑につちのこはいるらしい…
↑さぁ…探し始めるか
↑どこから入ろうかなぁ…
↑ここにいるかな?
↑もっと奥かな…
↑どこだ~?
↑ここか…!?
↑ちょっと休憩…
↑満州開拓の碑も見つけました
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・ツチノコ館で再度調べる
ツチノコとどう出会ってどういう行動をとったのか。
目撃者の証言が事細かに載っていた。
その時のツチノコの容貌はどうだったか。
ツチノコの捕まえ方とは。
6年前開かれたツチノコサミットの様子は。
ここまでたくさんの情報があるとツチノコがいるというのは
ウワサなどではないなと感じました。
必要な情報を手に入れ、ツチノコ館の方に再度お礼をし、
目撃証言の多い現地へと向かいました。

・自然が多い場所東白川村
山あり、川あり。
山ではぜんまいが採れ、川では鮎が釣れる。
という事で頭を水洗いしました。
少しヒンヤリしてて気持ちよかったです。
調子に乗ってしまい全身川に落ちてしまいましたが、
これも良い経験と感じるほど、綺麗で気持ちよい川でした。

・ツチノコはお茶が好き?
意外でした。
蛇に似てるので山の中とかにいるのかなと思っていましたが、
御茶畑によく出るという事です。
御茶畑の側は地面にあまり草が生えてないので
山の中よりは探しやすく助かりました。
しかし、広い、さらに「私有地」でした。
この後、ツチノコを探しましたが、3回くらい何やってるの?
と声をかけられる事がありました。
ちょっとヒヤッとしながら「ツチノコ探してます」というと
「そうか」と言って通り過ぎていかれました。
後で知った事ですが、この土地で毎年5月3日に行われるツチノコフェスタ。
これは、ツチノコを探す場所が私有地の為、その日だけ
土地所有者の方に許可をいただいて皆で探すのだとか。
ツチノコのイベントは、村おこしの為だと思っていましたが、
そんな理由も隠れていたんだなと勉強になりました。

From:藤井勇貴(名古屋学芸大学卒、三重県出身)@JVU3期生 

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