東京校の講義レポート

平成24年(2012)【6月13日(水)】 井上武先生(ラブリークイーン株式会社 代表取締役会長) 『人生設計学』 &イベントスタッフ 『長州力革命塾設立記念パーティ』

2012/06/13
井上 武先生「人生設計」
7:30 秋葉原駅集合、移動

8:00 ラブリークイーン早朝勉強会
・井上会長、ホテル「タラサ志摩」総支配人に就任。
 ラブリークイーンでやっていることをやる。
・環境整備と感動朝礼。
 お客様を気持ち良く迎えるために。
・環境整備
 表だけでなく裏も徹底してきれいにする。
 5S=整理、整頓、清掃、清潔、躾。
・環境整備は形から入って心に至る。
 最初はやれと言われてやる。
 やっているうちに、意味を実感できる。

8:52 勉強会終了
9:05 ラブリークイーン朝礼に参加
9:17 朝礼終了

9:25 井上 武先生 講義「人生設計」
・ジョブズのスピーチを鑑賞
 1.人生の点をつなぐ。
  思わぬ経験が後に役立つ。
 2.愛と喪失
  安易に落ち着かず、探し続ける。
 3.死
  毎日を人生最後の日と思おう。
 「stay hungry stay fool」
・自分が変われば周りの全てが変わる。
・本社のハッピー体操を中心としたビデオを鑑賞。
 往復15分圏内は掃除。
・基本動作は「躾」。まずは素直に学ぼう。
・人生設計図の作り方を復習。
・学生5人が自分の人生設計図を発表。
 特に30~40歳くらいまでを詳細に作成するようにしよう。
・設計図を元に、チャンスがあればすぐに動こう。

11:00 終了、移動
11:05 新聞アウトプット
7面「米IT『車にネット』照準」
11:40 終礼
11:50 一時解散

長州力革命塾設立記念パーティー
(スタッフとして参加)
15:15 新橋駅再集合
15:30 準備開始
18:00 開会、学生は引き続きスタッフ
19:18 乾杯
19:55 終了準備
21:05 終了、スタッフ打ち上げ
22:00 終礼、解散
本日は井上先生による人生設計の講義で、
朝の朝礼にも参加させていただいた。
講義ではスティーブジョブスのスピーチからの気付きの話や
選ばれた5人が自分の人生設計図を発表した。

●気付き
【感動朝礼をする】
井上先生が「朝礼は感動ステージだ」とおっしゃられていた。
相手を感動させるためには相手の想像を超えることをしなければならない。
そのためにも、事前の準備が大切だ。
相手を感動させる人物はリハーサルでも本気で行う。
手を抜いては本番で相手を感動させることができないと学んだ。

【すべて人のせいにするのではなく自分のせいに】
スティーブジョブスのスピーチを聞いて、
落ち込んだ時こそ前向きに考えることが大切だと学んだ。
自分の調子が悪いとつい周りの環境のせいにしてしまいがちだが、
それでは何も解決しない。
自分のことと捉え、常に今日死ぬとして全力を出せているかを
自分に問う、それくらいの心構えが大切だ。

【革命塾より】
松永さんや長州力さんの熱い思いが伝わった。
確かに今の日本は冷めている。
プロレスも昔は熱い戦いが繰り広げられ
観客はそこに引き付けられていた。
それが今はなくなってきいる。
それは誰が悪いとかではなく
日本全体が冷めてきているからではないかと感じた。
革命塾のような熱い運動が今後広がっていけば
日本全体にも火が付くのではないかと感じた。

From:渡辺寛高(尾道大学卒、広島県出身)@JVU4期生
【形から入り心に至る】
井上武会長が今度2年間、タラサリゾートホテルの総支配人を
するとの事で、経営を黒字にするミッションがあるとお聞きした。
そこで、ラブリークイーンで徹底していた事が活かせるという。
それは、「環境整備」の徹底と、「感動朝礼」をすることである。
業種は違うのにそこは驚いた。
井上会長は、環境整備が業績アップに繋がると言われており、
凄く納得できる部分であった。
サービスの質を上げるには意識を変えていかねばならず、
その為には習慣を変えてかねばならない。
それにはまず、環境整備によって心を磨くのがいいだろう。
会長が「人間は環境の生き物」と言われたように
人は環境から大きく影響を受ける。
良い接客をするにはまず環境整備をし、
自分の心を磨いてそれを習慣付ければ、
どんな場所でお客様が過ごしたいのか理解できるだろう。
5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)をすること。
自分の身近な環境整備から仕事の気付きを得られるのだなと感じた。


【守破離】
形から入って心に至る事が仕事で、
最初はやらされている感覚が大きい。
けれどそれを習慣付ける事で心に至る。
それは環境整備や感動朝礼に見られる。
最初は意味も分からず嫌な気持ちでやる会社の決まりもある。
そこで受け付けないと拒否するか、今やっている事にも
きっと意味があると素直に受け止めるかで最初は試される。
そこを我慢して形を徹底的に身体に叩き込むと心が備わる。
やはり座学ではなく、身体で覚えること、
それを習慣付ける事の大切さを学んだ。

【ジョブズのスタンフォード大学の卒業スピーチ動画】
ジョブズは、自分の行いを愛するという点と、
自分の直感を信じるという点で人より強い信念を持っていると感じた。
一度アップルを離れても、世の中にない新しいPCを作る事が
世の為になるんだ、と
その業種で強くこだわりを持っていた。
自分で作った会社の社長解雇など絶望的な人生を歩んだり、
大学を中退して興味ある授業に忍び込んで学んでいたときも、
他人と違う事をあまり気にせず、
自分の行動を信じてこだわりを捨てなかった。
また「他人の声に自分の声をかき消されるな」のように、
他人に何を言われても自分の直感に従って行動している所が
凄く羨ましいなと感じた。
自分の直感で見つけた価値観は凄く大切にすべきだと感じるし、
他人と違う人生を歩んでいても、それが将来に繋がると
強く信じていればよいのだなと学んだ。

From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生
『井上武様・人生設計学』
今回の講師の井上会長はいつもニコニコ笑顔です。
すごく癒されます。
笑顔の人をみると朝から元気になれます。
最近笑顔の力のすごさを感じます。
井上会長は、若いころ丸紅に務めておられました。
そのときに先輩から、とにかく笑顔でいるようにと言われたそうです。
そうすればお客様はついてくるからと。
それ以来、ずっと笑顔を意識され習慣にされ
毎日磨かれたからこそ今の笑顔があるそうです。

「形から入って心に至る」と会長は教えてくださいました。
つべこべ言わずにやってみて、やり続けることが大切だと。
そうしているうちに形だけだったものが、
心を伴ったものになり、人に元気や力を与えるものになる。
自分自身、日本ベンチャー大学に入らせて頂き、
毎日様々な礼儀を教えて頂いております。
例えば、聞くときの姿勢であったり、頷きであったり、
明るく元気な挨拶であったり。
これらは、はじめはやはり形だけでしたが、
最近は心も伴ってきたのをすごく実感しています。
習慣のすごさを感じます。

この度、井上会長はタラサ志摩ホテル総支配人の役を任命されました。
まったく異業種にもかかわらず任命されたことにはじめは驚きました。
しかし、人間力さえあればどんな仕事にもできるのだと感じ、
今回の任命に納得しました。
タラサ志摩ホテルはたくさんの方が再建を試みられたそうですが、
なかなかうまくいかなかったそうです。
ホテル業界で有名な星野リゾートさんでも難しかったそうです。
井上会長がホテルを復活させるためにされることは、
環境整備と感動朝礼の徹底です。
環境設備とは整理・整頓・清掃・そうじ・躾です。
いらないものは捨てる。
物を置く場所と向きを揃える。
使ったら元の場所へ戻す。
常にピカピカの状態を保つ。
挨拶は明るくはっきりと、常に笑顔で。
感動朝礼とは、毎朝の20分の朝礼で理念について語ったり、
良い事例の披露と共有のことです。
これらをただ単にやるのではなく、
聞いている人が感動するようにやるのです。
井上会長は仰られます。
「リハーサルの場こそ真剣になるべき。
 リハーサルが真剣だと本番は安心」
「朝礼は感動ステージのリハーサル場」
朝礼だからといって手を抜いたり、
淡々とこなすという姿勢ではダメだということです。
熱く熱く本番さながらに、お客様が前におられると思って
朝礼に望む姿勢が大切だということです。
これらのことを、1~2年かけてスタッフの心に浸透させていく
とおっしゃっておられました。
会長の講義ではスティーブジョブズのスピーチを聞かせて頂きました。
ジョブズは言います。
直感を信じなさい。直感を信じる勇気を持ちなさいと。
これにはものすごく共感しました。
直感というのは、なにも混ざっていない純粋な自分の想いです。
それを信じてあげることは自分を認めることであり、
自分らしく生きることです。
直感を信じることは、毎日を豊かにする秘訣だと感じます。
ジョブズは言いました。
今日死ぬとしたらなにをする??
この質問は、どうでもいい行動をなくし、
心から自分が必要だと思っていることを明確にしてくれます。
常にこの問いを投げかけていきます。

講義の最後に、人生設計図を発表しました。
将来、自分はどこで、誰と、なにを、
どんな気持ちでやっているのかを発表しました。
人生設計図を書いてみて、それを発表してみて、
夢が叶いそう!!だと感じました。
なぜかというと、すごくワクワクしたからです。
ワクワク状態では不安はありません。
なので夢が実現するまで動けます。
夢の実現の確率を高める為に、
夢を具体的に具体的に具体的にしていきます。

『長州力様/松永修岳様・革命塾』
日本を熱く!!!!!!!!!!!!!!!!がキーワードでした。
日本を元気にするために、熱くなろうと松永さんは仰られました!!
何度も何度も「熱く熱く」と仰られました。
熱さは本当に大切だと思います。
日本の株価が低迷し、一流企業が大量のリストラを余儀なくされた今、
一番必要なのは、熱さだと思います。
熱さは、人が本来持っている無限の力を引き出し、
人を輝かせ、事態を好転させていくものだと信じています。
ただ、熱さと同時に持つべきものがあると思います。
それは、歴史観です。
櫻井よしこさんもおっしゃっておられましたが、
日本の歴史を学び、日本の先人を学び、日本に誇りを持つことが
どんなことがあってもぶれない土台になる。
これが本当に大切なので、熱さと同時に歴史観をもつことを意識します。
長州力さんが強調されていたのは、
普段から技を磨いておくことの大切さです。
技を毎日毎日磨いていれば、絶対にチャンスはやってくると
強く仰られておられました。
自分自身の人生を振り返ってみても、その言葉には納得です。

今、日本ベンチャー大學に入学させて頂いて感じることは、
チャンスがものすごくいっぱい与えて頂いているということです。
このタイミングで長州力さんのお話を聞かせていただけたことは大きいです。

From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生
「環境整備の5S」
整理、整頓、清掃、清潔、躾の5つからなるもの。
環境整備をするうえで最も必要となることは、
整理がきちんとできることだ。
普段からいるものいらないものにしっかり仕分けし、
いらないものを捨てる習慣をつけていれば他の4つもできるようになる。
まず捨てることから始め、心から浄化する習慣をつける。
また、躾は社会人になってから最も基本となるものである。
例えば挨拶や朝礼など、誰でもできることである。
「何でこんなことしないといけないんですか」といった質問がきても、
「やれ」の一言で大丈夫だそうだ。
やれば、あとから本質が分かるものなので、
つまり形から入り、心に至るということだ。
これができなければその会社の方針に合わないので、
いらないということもある。
いずれにせよ、環境整備は人間が表れるものなので、
これからも徹底していく。

From:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@JVU3期生 

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