東京校の講義レポート

平成24年(2012)【6月4日(月)】 国家基本問題研究所 国際シンポジウム 『日本とインドいま結ばれる民主主義国家』

2012/06/04
■気付き
今日は櫻井よしこさんが理事長を務められる
「国際基本問題研究所」主催の国際シンポジウムに参加させて頂きました。
シンポジウムのテーマは「対中国にむけての日印の戦略的提携のすすめ」

壇上で、櫻井さん司会進行のもと議論が行われました。
全体を通して感じたのは、中国の強さです。
今、中国はどんどん軍事力を強化しています。
それを交渉に持ち出して、良い条件で、議論をすすめています。

軍事力をカードに使うのは卑怯だなと感じますし、
例えそれで良い条件を得られたとしても
虚しいだけなんじゃないかと思います。
でも今は、そんなことは言ってられない状況です。
言っていられないですけど、言いたいです。

軍事力を高めて高めて高めていった先に、何がある??
中国はどんどん軍事力を高め、世界最強の軍事力をもって、
世界を制服したところで、何がうれしいのだろう。
制服してもすぐに虚しさに気づくはず。

だったら、今それを中国に感じさせる必要がある。
話し合いの場を設けて伝えないといけない。

でも、今は、どの国も、軍事力がなければ、
中国と対等に話し合うことができないそうです。

だから各国が軍事力をどんどん増強していっているそうです。
軍事力がなければ、国の意見を主張することができないのが今の時代。
櫻井よしこさんも、「最強の自衛隊を持つべき」と仰られていました。
世界平和のために、軍事力は必要不可欠だそうです。

中国は、軍事力と経済力を縦に、どんどん領有権主張に動いています。
2025年には空母をインド洋に配置する計画です。
南シナ海にも原子力潜水艦を配置し、戦時に有利な体制を築こうとしています。
また、中国はサイバー攻撃を行い、
日本の指示系統の破壊しようと動いているとも言われています。

日本とインドにとって、中国は脅威です。
お互いに問題視している中国に対して日印で立ち向かうのは
中国の勢いを抑えるために必要な措置だと思います。
お互いの技術を利用し、対中戦略を打つことは大切だと思います。
毎朝、新聞を読んで、世界中に進出していく中国を見て、勢いを感じていましたが、
その動きは、近隣各国にとって良い事だけではなく、
ものすごく恐ろしいことだという事を今回知る事ができました。
中国を牽制するために、今後は、日印だけではなくて、
もっと多くの国が連携する必要があると感じました。
最後に。
世界が待ち望んでいる人材というのは、
人間力が高く、自国に誇りを持った、
人と人をつなげられる人材だと感じました。

From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生
国家基本問題研究所シンポジウム「アジア太平洋の安全と安定のために」

《外交・安全保障》
本日のシンポジウムは、中国に対するインドと日本という視点から、意見が出されました。
中国は太平洋・インド洋に進出する動きを強めています。
具体的な動きとしては、現時点では経済的な進出である「真珠の首飾り」と、
軍事戦略上の必要性に基づく「第1列島線」「第2列島線」への影響力強化が挙げられました。
それらの活動によって、周辺国との対立も生じています。
日本にとっても、第1列島線には南西諸島が含まれ、
南シナ海からインド洋にかけての海域は
極めて重要な海上輸送路であり、この問題に関わっていかなければなりません。
このような情勢の下、あらゆる産業が海外との関わりを持っている現代では、
海外の動きに関する最新の情報に触れることが大切だと感じました。
その際には、経済と外交・安全保障との相互関係も、意識する必要があります。
私は、これまでにも国際関係の新聞記事をたびたびアウトプットしてきましたが、
本日学んだことも参考とし、今後も国際面に注目し、議論を重ね、自分の意見を固めます。

《国家の価値観》
インドは、世界最大の民主主義国家である、というお話がありました。
その他、アメリカやオーストラリア、フィリピンといった国々も同様です。
一方で、現在の中国は社会主義体制に資本主義経済を組み合わせた国で、価値観は異なります。
価値観の近い国と協力していくことは、外交上有効なことだと思います。
ただし、価値観が同じであっても運命共同体というわけではないので、
それだけに頼ることはできないとも感じました。

《中国》
本日のシンポジウムでは、経済成長と対外進出を進める中国の存在が、
良くも悪くも、日本の外交に非常に大きな影響を与えているということが分かりました。
そして、中国政府は、経済発展を国民にアピールすることによって、
政権の正統性をアピールしている、というお話もありました。
中国政府・共産党が立てる対外政策の裏にどのような思惑があるのか、
また、中国の外交について、中国国民がどのような思いを持っているのか、
私を含め、日本人は知っておかなければならないと感じました。

From:野田貴生(都留文科大学卒、山梨県出身)@JVU4期生
【安全保障の緊急性】
アメリカと中国のアジアの侵略が、ここまで手が及んでいると初めて知った。
例えばアメリカは「豪州重視」といいインド洋を視野に定め、
「アジアへ60%軍隊を移す」と発言している。
また中国の侵略も凄い。
インド周辺を取り囲む4カ国を押さえ(「真珠の首飾り」と呼ばれインドを苦しめている)、
南シナ海へもトンネルを掘り潜水艦基地を作り、資源やエネルギーを狙っている。
ここまで傲慢な国もないだろうと感じた。
日本も周辺国から海から攻められる危険性があるので、
人ごとだと思わず、自国の安全・アジアの安全を守っていく対策を講じる必要があると感じた。


【日本とインドの協力】
アジアの安全を守るには、
世界最大の民主主義国で親日なインドと協力する事も必要だと感じた。
貿易の拠点となる場所や、資源・エネルギーのある場所を領地にしよう、
というのが中国側の考えだ。
台湾やミャンマー、南シナ海などで防衛力を付けるため、
インドと日本はより密接な関係になり、
軍隊の共同訓練や武器の提供などで協力していって欲しい。

From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生

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