東京校の講義レポート

平成24年(2012)【5月30日(水)】 高瀬拓士先生(株式会社日本コンピュータ開発 相談役最高顧問)  『社会人学~人生を考える~』

2012/05/30
【5月30日議事録】
株式会社日本コンピュータ開発
相談役最高顧問 高瀬拓士先生
「社会人学」

09:00 朝礼、掃除
09:45 新聞アウトプット
    1面「いすゞ ミャンマー進出」
    2面「円と人民元の直接取引を東京市場の力に」
    6面「東南ア 軍拡歯止め探る」
11:10 昼休憩
12:00 高瀬拓士先生 「社会人学」
   ・これからの社会は自分たちでつくる。
    誰かがやってくれる、つくってくれるわけではない。
  ・仕事は自己都合ではなく顧客の都合でやるもの。
    だから必ずしもおもしろくはない。
    面白く、楽しくするかどうかは自分次第。
   ・知識を持っているだけではダメ。
    知識をどう活かすかだ。
  ・どういったことを行うか判断し、行動できる人間になれ。
    どんなことが起きてもそれに負けない人間力。
   ・ないものねだりより、あるものを利用する。
   ・高瀬先生の人生
    大分で生まれ育つ
    日立製作所に就職
   京都のハイテク会社転属を経て、現在の(株)日本コンピュータ開発入社
15:10 掃除、終礼
《仕事は面白くない》
現代の若者が仕事を選ぶ基準として、それが面白そうかどうかというものがあります。
高瀬先生は、それに対し、「仕事は面白くないもの」というお話をされました。
ビジネスを続けていくためには、自分や企業の満足ではなく、
顧客満足を追求 しなければならないから、というのがその理由です。
私は社会経験が無いため、率直に言って、実際のところどうなのかは分かりません。
ただ、納得できる話だと思いました。
仕事は辛いが、それゆえに自分で楽しくしていくしかない。
高瀬先生のこのお言葉を、肝に銘じていきます。

《ゼロからの成功》
高瀬先生は、日立から経営難に陥った取引先のベンチャー企業に出向され、
その後子会社つくりにアメリカに渡り工場を建設、その後日本コンピュータ開発 に移るという経歴についてお話をされました。
逃げ方を知らなかったので、社長命令だからやるしかなかった!ということでした。
確かに、人生が何でも思い通りにいくはずもありません。
高瀬先生は言葉も全く分からないという状態から始めて、
知り合った人を頼り、自分から働きかけ、アメリカでのビジネスを成功させました。
不本意なことであっても全力で取り組めるか否か、
成功と失敗は、そこで分かれるのではないかと感じました。

From:野田貴生(都留文科大学卒、山梨県出身)@JVU4期生
●高瀬先生は非常に熱い思いを伝えに来てくれている
開始1時間たってもお水を一切飲まず、、休憩時間以外ずっと立って休まずお話をされました。
途中、4回私達の意見を聴いて下さり、聴く時は一切口を挟まず真剣に目を合 わせて下さいました。
帰り際も「もう質問はないか!?」と何回も尋ねてくださり、
電車の時間が危ないので走って帰られました。
私達にたくさんの時間と思いを下さった高瀬先生に感謝です。

●今の若者が日本を変える
「日本は世界一いい国だ、オレはそう思ってる。がしかし、
日本人が日本を知らなさ過ぎる。
変に謙遜して自分の国を悪く言うなんてなおさらおかしい」
私の中でこの言葉は響くものがありました。
私は日本ベンチャー大學で歴史、経済を学ぶにつれて、日本の事が好きになりました。
私は高瀬先生のお話を聴いて、日本人が日本を知らないのは、愛国心がないからかな?と考えました。
日本を好きになる物を作る(事をする)事が日本を変える為の最優先事項だと感じます。
そのためにどんな方法があるか、事業創造の講義でそれを作ります。

●将来の宣言、今やって出来るものか!
「君達にとって大事なのは将来何をするかではない、今何をすべきかだ。」
この言葉は決して、将来を考える事に意味が無いとかダメとか言ってるわけではない。
ただ、私達はそれに固執してしまっている部分がある。
将来が分からないからといって足をとめて考えていても無駄なのだ。
まだ社会にも出てないのに何が分かるのか。
大学は、社会に出て働くための準備期間だ。
準備をして、今何をすべきか判断できる人間になる事が私達の最重要課題だ。
大学の半分くらいは遊んでおり、卒業しても就職しなかった私には身に染みる言葉でした。
大学3年から2年半考え続けるより、
ベン大で9ヶ月動きながら考え気付いた事の方がとても多く、人生にもプラスになった。
このベン大では、たくさんの講師に来ていただいて貴重なお話、学びをいただいている。
この場に感謝し、たくさんの事を学び、実践し、身につけて社会に出ます。

From:藤井勇貴(名古屋学芸大学卒、三重県出身)@JVU3期生
高瀬先生はものすごくエネルギーの高い方でした。
「あと10年で俺は死ぬから、時間を無駄にできない!」とイキイキした顔で仰られました。
ベンチャー大學で講師をしてくださる方は、皆さん、すごく元気でパワフルです。
外見からは分からなくても、心・魂は燃えています。
その理由はやはり、志なんだなと改めて今日感じました。
「自分を育ててくれた日本へ恩返しをしたい」という思いを根底にした志を皆さんから感じます。
今日の講師である高瀬先生は、今は、後継者に会社を譲られ、
日本全国を飛び回って、若者達へ刺激と勇気を与え、地方社会再生のための活動をされています。
南米コロンビアでもスピーチをされたそうです。
そんな高瀬先生は、若者に身につけてもらいたい力として、「基礎学力と人間力」を挙げられました。
変化が激しいこの時代に、「基礎学力と人間力」を伴わない先端知識や目先の応用力なんていらない。
どんな変化にも食いついて行ける基礎学力と人間力こそが必要な力だ、と仰られました。
その基礎学力を身につけた上で、どんな問題に直面しても乗り越えてやるという「覚悟」が 社会人として必要な力だと仰られました。
単身アメリカに渡り、辞書を片手に、アパートを探し、会社を立ち上げ、 工場を作られた先生ならではの言葉だなと感じました。
どんな時でも前を向き、生きている事に感謝しながら歩いていこう!と決意しました。

From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生

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