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平成23年(2011)【9月17日(土)】 黒岩禅先生(株式会社佐藤商会　執行役員)『仕事楽』

●夢があるから顔晴れる
黒岩講師は、がんばる（顔晴る）には次の３つが必要だとおっしゃっていました。
愛（関心を持つこと）と夢（感謝する事）とちょっぴりの勇気（昨日の自分を変えていく事）
それを習得するための方法も教えてくださいました。
思考（心）に気をつけなさい→言葉に気をつけなさい→行動に→習慣に→人格に→運命に気をつけなさい

From:日本ベンチャー大學３期生　藤井勇貴（三重県出身、名古屋学芸大学卒）
■太陽のマネジメントやる気にさせる
「北風と太陽」のお話でマネジメントの違いを教わりました。
北風はパワーでやらせるが、再現性がない。
怒られるとその場ではやるが、怒る上司がいないと仕事をサボりだしたり、段々やらなくなる。
太陽は熱で上着を脱がせるように、あったかさで部下をやる気にさせて、しかも上司がいなくとも一生懸命働く。
そのためにはまず自分が「楽しそう」に仕事をするのだ。
現場ではどんな歯切れのいい言葉よりも「誰が」言ったかの方が意外と聞いてもらえる。
長嶋監督の指導は感覚的だがもらう方は感謝している。
個性だったり人柄が影響するのだ。
太陽でもなんでも、ベースには人間力がある。
どんな人間なのか、それによってこれから仲間だったりご縁の拡がりが大きくなっていく。

■「愛と夢とちょっぴりの勇気」で人生楽しく
言い換えると、「関心と感謝と自分を変えていくこと」である。
関心とは仲間の名前をフルネームで書けること。
牛に名前をつけて飼育すると、乳の出が１０％上がったと研究データがある。
それは牛に名前をついたからではなく、
呼ぶ人が愛情をもって接し始めたから牛のストレスがなくなったために起こったことだ。
名前を知っていると情がわいてくるのだ。

感謝とはありがとうを、形、色、言葉に変えて伝えること。
手間をかけて感謝を伝えないと伝わらない。
例えば葉書で「おめでとう」と伝えた事は覚えているが、
フェイスブックではみんなから来て、誰からか覚えていない。

自分を変えていくとは心まで変えることだ。
心を変えるにはまず言葉、言葉を変えると行動が変わる。
行動を変えると心が変わる。
綺麗な心の持ち主には人が集まり運が良くなる。
いつも笑顔で過ごす人は周りから好かれて人の輪ができる。
これが楽しく人生を送るためのベースなのだ。

From:日本ベンチャー大學３期生　佐々木信（北海道出身、弘前大学卒）
●愛
簡単に言えば、相手に関心をもつこと。
例えば、他人の名前をフルネームで書けることにもある。
元々名前はプレゼントされたものであり、その人にとっては一生の宝物になるものである。
しかし、それが書けないとなると、気にかけているとも思われない。
名前をフルネームで覚えるということだけでも、関心の持ち方が違ってくる。

●夢
夢とは、感謝すること。
夢をかなえるうえで一番難しくなるのは、"ひとりでやる"こと。
何事でも、自分の夢をかなえるには、他の人への感謝が必要である。
そりゃ、人は一人で生きていけない。
協力者がいなくなってしまうのも、自分がはねのけているのが原因だ。
それが、"自分は一人だ"、"自分には誰も協力してくれない"と感じるようになり、
暗くなり、言い訳三昧の悪循環を起こしてしまう。
少しのきっかけでも助けてもらったら感謝し、希望をもっていくことが大切だ。

●ちょっぴりの勇気
ちょっぴりの勇気とは、昨日の自分を越えていくということ。
行動を変えること自体、勇気がいることだ。
例えば、ほんの少しの行動を変えるだけでも違う。
講義中にみんなで実践したことだが、下を向いて落ち込もうとすると、そりゃ落ち込む。
だが、上を向いて落ち込もうとしても、落ち込めない。
→行動から変えれば、心も変わる。

少しの行動を変えるだけでも勇気ですが、
自己投資だと考えて積み重ねることができれば、
理想に近づくことができるであろう。

From:日本ベンチャー大學３期生　安齋義仁（福島県出身、いわき明星大学卒）

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