東京校の講義レポート

【8・4(水)】渡邉毅人先生(渡辺住建 代表取締役社長) 『リアル経営学』

2010/08/04
■「もっと突き抜けてほしい。ベン大生は恵まれ過ぎている。」
⇒渡邉社長は毎日が極貧生活で厳しかった。(毎日が京都研修のようなもの…)
人工的(与えられた京都研修)はビジネスでは通用しない。
日本は頑張らなくても生きていけるのが事実であり現状。
しかし、発展途上国では頑張らないと生きていけない。
何度も生命の危機を感じている。
⇒このことは京都でも実感した。。。
確かにほとんど無銭でも何とか食事にはあり付けた。
昔は道が一つしかなかったが、今は沢山ある。
「じゃあこの恵まれた現代ではどうする???」…退路を断つしかない!!!
捨てなければならない。もっと愚直に一つの事に取り組むこと!

今、恵まれていると思っている体験は
実は恵まれていない体験だと後で気付く。
⇒京都でもそうだった。飯、飲み物、交通費、宿がない
という決して恵まれてはいなかった環境だったが、
今思い返すと
あの体験をさせていただいたこと、本当に恵まれているなぁと思う。
汗をかいて今を全力でやると、“真の恵まれた体験"は出来る。
唯一の方法。
今の頑張りが先に繋がっていると思い、全力で頑張る。

今、恵まれ過ぎている日本では、
恵まれていない環境は人工的に作らなければならない。
【苦しい体験は見つけ出してでもやる。見つけなければならない。】

「俺、何にも出来ない。から、何でもしよう。」
人が嫌がることは何でもしよう。でないと、他の人には勝てない。

■「NO」という発言を捨てた。
全て「YES」とどんな嫌なことでも従った。
昔は「もうやらない」という選択肢はなかった。
その言葉を言ったら即クビであった!

■寝ずに働け
⇒汗かいて働けば、寝なくても頑張れた。

■常に身近で目標であるライバルがいること!
⇒この人に勝ちたいという目標を定めることが大事である。

■「先輩が言った事・判断では30%」「自分で判断したことでは80%」の
失敗確率。
⇒でもその決断をするのはほかでもない自分自身のみ!

■数字は適当でいいから入れるべき。
近い目標を設定すべき。
変更したらいい。変更を恐れるな!
変更は自分の決断なので変えることに何ら問題はない。
苦しみながら変更せよ。

■時間が勝負。
渡邉社長は50歳で新会社立ち上げ予定。
それまでに社長、幹部を育てなければならない。
あと2年しかリミットがない!!!
カウントダウンは既に始まっている。
⇒時間が無いと分かると、やらなければならない。
目標がどんどん身近になってくる。

今の生活は「寝る」がゴールになっているという悪循環。
常に視線は「明日何時に起きて何をやるか?」に決めておき集中すること。

■父の残した会社を変えるには新卒採用しかなかった。
社長が変われば会社が変わる。
新卒者は社長が会社のトップという当たり前の概念を持っている。

■自分の言う事を聞かせる方法
⇒その人の嫌なことを10個聞き出し、一つでも解決してあげる。

■「を」ではなくて「で」で。主体性を大事にする。
⇒武蔵野式“を"やると会社が良くなるのではなく、
武蔵野式“で"やると会社が良くなる。
この話“を"聞くと良くなるのではなく、この話“で"良くする。

■渡邉社長の習慣:月に一回の墓参り。
⇒継続していることはたとえ小さい事でも優先順位を前に持ってくる。

■家族の仲が険悪だと、自分にも幸せが来ない。
まず相手に幸せになってもらってから、自分に至る。
あくまで矢印は相手。

■「そんな幸せな環境で勝てなかったら一生いざ!というときに勝てない。」
⇒まさにベン大のことではないか!?

――――――
~総括~
――――――

渡邉社長のご講義は京都研修終わりの一発目で本当に良かったです。
今の時代は苦しみ(厳しい道)を求めないとやってこない時代である。
つまり甘えや楽に走ると成長できない。
ご講義中は鼓動がおさまらないくらい緊張しました。
毎回このような氣でご講義に取り組まなければなりませんね。。。

日本ベンチャー大學2期生 川辺聖弥(大阪商業大学休学中・大阪府出身)
【日報:20代で大切な事】
弌)恵まれすぎている
人工的な苦労ではビジネスで使えない。
突き抜けてほしいという激励をいただいた。

→ご自身が苦労していた分
その話をされても実感しきれていない。
なぜなら私は恵まれてきたからだ。
道もたくさんある。しかもいまや、日本は途上国でもない。
申し訳ないのですが、少しこの部分だけが抵抗を感じた。
しかし、寄り道をしない、だらだらしないということで、
それにちかづけるというヒントも頂いた。

弐)何でもする。プライドを捨てる
→すばらしい成績を出されてきた経営者の方々は
皆様、捨てるべきプライドを捨てて下積みをされてきている。
私も、なんでもやる!というスタンスで行こうと決心した。

参)すげー先輩、ライバル、もう少しで超えられる
そんな人を身近につくると、目標や行動が定まる。
自分のこと、休みのことばかり考えておらず、
仕事のことばかり考えるようになる。
→なるほどと思った。
ライバルが本当に必要であると感じる。

日本ベンチャー大學2期生 大美賀章裕(琉球大学卒・群馬県出身)

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