平成26年(2014)【9月6日(土)】 仕事楽/黒岩禅先生(株式会社佐藤商会 執行役員)

●夢=目標と目的・ワクワク
講師の黒岩先生はまず、「最初に夢というのは何なのか?」を私達に問いかけられた。
目標や目的と夢の違いは、その中にワクワクがあるか否かが、1番の大きな違い。
嫌々やっている事はそれがどんなに大きな事でも、ただのノルマであり、
ワクワクしながらやっている事は、それがどんなに小さい事でも、それは夢である。
そして、夢を実現するための1番の近道は、「自分が応援される人間になる」ことである。
逆に出来ることなのに、やっていない人間が応援されない人間である。
要するに応援される人間とはエネルギーがあり、一緒に居たいと思われる人間
であり、応援されない人間は自分で限界を作ったり、否定語を使う人間のことである。
そして、仕事の場合でも、夢を持っている人は表情や語り方が変わるため、
業績が上がったりする効果もある。
黒岩先生がこのように世の中や周りのせいにせず、物事をポジティブに考えるように
なったのは、幼少期の新聞配達のアルバイトが影響されている。
黒岩先生は恵まれた家庭環境ではなく、父親から虐待を受けるという
過酷な環境で育った。そんな絶望の中で父親からやらされた新聞配達の
アルバイトから、今の生き方を見つけたのである。
そのアルバイトの中でポジティブに物事を考え、自分が変われば周りも良くなる
という今の生き方を見出したのである。
そして、最後に黒岩先生の今の夢は、講演をするきっかけを与えてくれた児童養護施設の子供に講演をし続けることだと仰りました。
そして、私が1番印象に残った言葉として、過去や学歴は変えられないが
未来と自分は変えることが出来るという言葉である。
周りのせいにしたりしていては、いつまでも自分を変えることは出来ないと
いうことであり、結局自分を変えることが出来るのは自分だけだと改めて思いました。
From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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●仕事楽
・1:1,6:1.6の2乗
何の法則かというと、「1」は怒られてやる人と「1.6」は、
納得してやる人、そして「1.6の2乗」は自発的にやる人である。
私はそれを聴いたとき「なるほど」と思ったと同時に、
「私はどこにいるんだろう」と思ったのだが、「1,6」であると感じた。
でも「1,6」でそのままいるよりか、その上の「1,6の2乗」を
今後、目指していくことが自分の成長につながると思うので、
これを機に自発的に自分が思ったことをやっていきます。
・言葉の変換
言葉の力って凄いと感じた。なぜか。それは、尊敬している人が
発言しているのと、そうでない人では丸っきり心の中に入ってくる度合いが
違うことに気づいた。さらに、同じ言葉でも言う人によって言葉の成分が変わり、
受けとる側の気持ちも変わることに気付かされた。本当にそれを知れるだけでも
禅先生には感謝しても言い切れない程の収穫であった。
言葉と感情が相手に思うように伝わることをしていきたい。
・感想
最後に、夢は何個持っても良いと禅先生に教えて頂いた。
それは長期的なものだけでなく、一日一日の中でも良いということだ。
それをすることによって、その日を過ごす上でのモチベーションが
普段より格段に変わることに気づいた。本当に感謝です。ありがとうございます。
From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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●黒岩禅先生の仕事楽
・夢があるから顔晴れる!
人は大人になると、夢がなくなってしまうものである。
それでは、夢とは一体何なのか?
「~~がしたい」というのが目的、そのためにクリアする、具体的で日付・数値を
入れたものが目標。
そして、そこにワクワクが足されると「夢」となる(ワクワクしないものは「ノルマ」)。
自分や周りがワクワクする夢を持った時「頑張る」(=我慢する)ではなく
「顔晴る」ことが出来る。
・北風と太陽のマネジメント
仕事をする動機が「怒られたくないから」、「納得したから」、「自分から能動的に
やりたい」では、1:1.6:1.6の2乗の生産性の差が生まれる。
同時に、疲れやすさは3:1:1/3となる。
つまり、「怒られたくない」と「自分からやりたい」では、能率が実に23.04倍もの
差になってしまうのだ。
前者によって働かせるのが「北風のマネジメント」、後者が「太陽のマネジメント」である。
・夢は皆に叶えてもらうもの
夢は叶えるものではない。「叶えてもらう」ものである。
どんなに頑張ろうとも、周りの人々が応援してくれなければ夢が叶うことは無い。
だから、応援される人になる必要がある。
だが、「出来るのにやらない」人は応援されない。
自分の限界を10倍にして、エネルギー溢れる行動をとれば、感情がそれについてきて、
どんどん楽しくなる。
・新聞配達の教え
黒岩先生は、小学生の頃の新聞配達で、それまでの過酷な人生から抜け出す一筋の光をみた。
1、新聞配達「なんて」と思っている自分がいるだけである。
2、過去と他人は変えられない。自分が変われば世界も変わる。
3、手間を掛けなければ心は伝わらない。
こうしたことを新聞配達を続ける中で学び、実践していった。
・TSUTAYAの店長
黒岩先生は定時制高校を卒業後、TSUTAYAの店長として頭角を現し、伝説の店長と
呼ばれるまでになられた。
そして、マネージャーとして店長グランプリの最優秀店長を育て上げた。
しかし、そこには大きな失敗があった。
黒岩先生の部下の店長たちを厳しく叱責し続けた結果、「怒られたくない」から
働く北風のマネジメントとなっていた。
グランプリをとった店長は、喜ぶことは無く「黒岩さんに言われた通り
やっただけですから」と吐き捨てるように言った。
「いい店長になってほしい」という黒岩先生の想いは、実は(上司である
自分にとって)というカッコつきの、自分勝手なものだったのである。
この時、黒岩先生は太陽のマネジメントの必要性に気付くことになった。
・愛と夢とちょっぴりの勇気
太陽のマネジメントの基本原則。
愛とは関心を持つこと。例えば、同僚1人1人の名前をフルネームで書くことが
出来るだろうか。
名前を正確に覚えていることで、相手が嬉しいだけではなく、その相手への
接し方が変わるのである。
次に、夢とは感謝することである。感謝するからこそ、人は動いてくれるのである。
誕生日とは、産んでくれ育ててくれた「親」に感謝する日だ
(ここで黒岩先生から、9月生まれの受講者に葉書のサプライズ)。
なお、感謝の反対語は「当然」である。
最後に、「ちょっぴりの勇気」とは、1ミリずつでも毎日変えていくことである。
なぜ1ミリなのか。それは、大きく変えようとしてしまうと、大きく戻ろうとする力が働くからである。
特に、性格については、大人になってからでも変えられる部分がある。
社会的性格は、周りの人の影響で変わっていくから、どんどん積極的な人の輪の中に入っていくとよい。
そして役割的性格は、自らに役割を与えることで変えられる。自らのシナリオを、
文字として持っておくとスムーズにいく。
・黒岩先生の夢
黒岩先生自身はどんな夢を抱いているのか。
かつて自分が過ごした施設で、同じように未来に絶望してしまっている子供たちがいる。
その子供たちに、「大人になれば、世界はこんなに輝いているんだよ!」ということを伝えたい。
そして、死後、神様に次の人生を選んでよいと言われた時、もっと多くの人を救うために、
もう少しだけ辛い人生を選ばせてもらうのである。
●感じたこと
これほどまでに、一言一言が心に突き刺さってくるようなお話を、
かつて聞いたことがあっただろうか。
感情が揺り動かされ、もっと前向きに、楽しく生きようと思える3時間だった。
実体験から来る本物の言葉であるだけではなく、黒岩先生の伝え方も本当にうまいと感じた。
声の調子の使い分けもそうだし、皆で「ハイ!」と言い合う、サプライズイベントを
用意するなど、楽しく聞くための仕掛けがたくさん用意されていた。
演出によって、何倍も心に伝わるのだということがよく分かった。
そして黒岩先生のファンがいっぱいいる理由も。これを聞いてファンに
ならないほうがおかしい、というものだろう。今回の講義から学ぶべきことが
たくさん見つかった。まずは身近な人にありがとうを伝えることからやっていこう。
From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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平成26年(2014)【9月5日(金)】 飛び込み営業研修(実践)
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●1日の流れ
9:30 新聞アウトプット
1面「関電、美浜2基の廃炉検討」
廃炉への影響は?
どんなビジネスが増える?
11:00 昼休憩
12:00 営業の練習、チラシ折り作業
13:00 飛び込み営業
・代々木駅周辺(須藤、嘉形)
・東中野駅周辺(鈴木)
・西新宿5丁目周辺(柳沢)
・中野坂之上駅周辺(陳)
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●飛び込み営業
今回は隣町・代々木の街で0円プリンタのチラシ配り。
もう配って受け取ってもらうだけなら問題なくできるようになったが、
その先に話を進めることがなかなか出来ない。
営業では質問が最重要、ということは分かっているつもりなのだが、
何を聞けば先に繋げられるのか。
質問力がもっと必要だ。何をどう聞けば相手の求めていることが分かるのか、
もっと教わらないといけない、と感じた。
あとは、臆せず質問できるようになるのが次のステップである。
From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●第4回飛び込み営業
今回の飛び込み営業は西新宿5丁目方面のオフィスビルを中心に営業を行なった。
今回の飛び込み営業は京都研修のお寺交渉をした後だったこともあり、
訪問するのに躊躇するようなことはなく、
少し自分に度胸がついたのではないかと感じました。
飛び込み営業は23箇所のオフィスを周り、2箇所断わられました。
1箇所目は受付の電話で「今、忙しい」と断わられ、2箇所目は
「営業に来たのなら、事前にアポを取れ」と注意されてしまいました。
また、全体としてはティッシュを受け取ってもらえる確率が以前より上がった事が
今回の営業の成果のではないかと感じました。
しかし、まだまだ見込みのある場所が出てこない、という点と
相手との話しをどう膨らませるかが今後の営業の反省点です。
今回の反省点を生かし、周りの人からどう反省点を改善すればいいのかを
アドバイスを受けて、次回の飛び込み営業に臨んでいきます。
From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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●飛び込み営業、第3弾
・比率が増えた
何のことかというと、チラシを受け取って頂ける比率が増えたと
いうことである。以前は、緊張もあり、受けとる側に良い印象ではなかった。
しかし、京都研修での経験が私を変えて、全く相手に動じなくなったと感じた。
そして相手がどんな感じであれば、受け取って頂けるのだろうと考えながら
出来たことが今回の収穫であった。
・売るものを研究
今回、飛び込み営業をして一番に感じたことは、売るものの研究を
しておかないといけないと感じた。例えば、「0円プリンター」が
どんな強みがあって、お客様にどんな利点があるのかなどを
勉強していかないと次のステージにはいけないと思う。
この経験を地ビール営業でも活かせるよう頑張っていきます。
From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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平成26年(2014)【9月4日(木)】 野狼自題学/木村公紀先生(フロントライン 代表)

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●1日の流れ
9:45 ディスカッション
1面 首相「経済を最優先」
・内閣改造とは?
・なぜ今内閣改造なのか?
11面 LINE5億人に商機
・LINEはどうやって収益を上げているのか?
・5億人のユーザーからどうやって利益を出すか?
11:10 昼休憩
12:20 野狼自題学(第3回)/木村公紀先生
・「彼を知る」
・小が大に立ち向かう
15:20 終礼
15:30 木村先生による個人面談(質問対応)
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●彼を知る=直感•感覚
今回、新しく学んだこととして、まず、目標を見失わない力を
得るには3つの要素が重要である。
1つ目は現実をしっかり受け止める力、2つ目は確固たる信念、
3つ目は卓越した即応力が必要である。
彼は自己を受容しているか否かでは、いかに現実を受け止めて、
自分になりきれるかが重要であり、自己を過大視も過小視もせずに
いかに自己を正答視出来るかが大切である。
そして、相手を分析するにはエリクソン発達段階、価値観の相違、
防衛機制、自己開示の4機能からどれが自分にあった特徴かを捉える
ことが重要である。
そこから観察力を身につければ、人というものが分かるようになる
ということである。
また、大が小に立ち向かう時に、彼が虎(大)の場合は例え、
狼でも、群れで立ち向かえば、虎(大)でも倒すことが出来るということである。
これは、社会に出たときにもし、大きな壁にぶち当たった場合、
周りの人と協力すればどんな大きな壁でも乗り越えられると
いうことが言える。
これはどんな強い人間でも、1人では出来ることと出来ないことが
あるということを学びました。
From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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●野狼自題学 3回目
・相手を知る
以前は、自分を知ることを中心に学んできましたが、
今回は「相手を知る」についての講義をしていただいた。
どんなふうに、相手を知るのか。それは、コミュニケ‐ション
です。要するに相手と会話して、専門知識はどこなのか、
どんなことに詳しいのか、あるいは何に興味がないのかなど。
会話の中で、見つけていくということである。
その前提として、己を知っていなければならない。
まずは己を知ることからはじめる必要があるのだなと感じた。
・天・地・人の区別
「相手を知る」には、天・地・人の区別が必要になる。
それは、己の直観を活用して、その問題あるいはケースかを判断する
ことだ。その中でも、最も難しいのが「天」である。
だから、私たちが現段階でできることは、人物の分析や相手の
取り巻く環境についてのみである。であれば、それを即判断するには
直観力を鍛えなければいけない。
では、直観力を鍛えるには、経験が必要になる。それは、普段から
物事を予測することや数分間、瞑想することである。
それをすることによって、直観力が研ぎ澄まされるようになる。
だから、それを普段の生活に取り入れる。
From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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●野狼自題学
・「彼を知る」
己を知り、彼を知れば百戦殆うからず。
彼を知るというのは、己を知るよりも数段難しい。
基本的には己を知る手順を応用する。軸となった書物、信念、
4機能のバランス、自己を正当視出来ているかどうかなどを確かめる。
彼を知る上で問題となるのは、天地人の区別である。
すなわち、相手個人の問題か、それとも社会や経済、家庭など
彼を取り巻く環境の問題か。あるいは天の意向なのか。
彼との対話を中心にして、注意深く観察し、データを揃えることによって判断すべきである。
・小が大に立ち向かう
中国では、春秋時代の鄭国の書簡戦略、戦国時代の宋国の使者
外交などの例から、高い戦略性を有していたことが分かる。
戦国時代、弩の発明によって既に近代戦のごとき総力戦、持久戦の
様相を見せていたことも注目される。
その中で小が大に立ち向かうには、真正面からぶつかるのは得策ではない。
「己を知り彼を知れば」が重要になってくる。
彼を知った結果、彼もまた羊ではなく狼(あるいはもっと大きな虎)だった場合はどうすべきか。
思い出されるべきは、野に生きる狼は仲間を呼ぶために吼える、ということである。
すなわち、狼を探し出し、自分の味方につけていくことが必要である。
そうすることによって、より一層「野狼自題」の生き様が身につくのである。
●気付き
今回の講義を理解するためには、やはり「己を知る」の部分をもっと
深めなければならない、と感じた。
己をある程度知っていなければ、方法的にも実際的にも彼を知ることは難しい。
自分の軸、信念、自己像といった基本を、日常的に確かめていく必要がある。
From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●野狼自題学
本日で第三回目の講義。
今回は、自分の信念とは何か、またはやって見てこれがダメなら
次という風に微調整をして、ありのままの自分と向き合うことが可能で有ると
伝えて下さりました。
講義が終わってからも、わざわざ私達の為に質問タイムを設けてくださりました。
講義の内容は少し難しくあまり理解できなかったのですが、
自分の信念を書くワークは、前回木村先生が仰っていた
周りの媒介信念を書いて行けばおのずと中核信念に辿り着けると
いうことを実践したら、何個か書いているうちに本当に成功しました。
私は今回、木村先生と出会えて、私は普段から行動面に極端なところが
多いと気づきました。今後直してゆきます。
From:鈴木駿介@東京校6期生(神奈川県出身、国士舘大学卒)
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平成26年(2014)【9月3日(水)】 人脈学/井上吏司先生(井上電気株式会社 取締役社長) ゲスト:鍵山幸一郎社長

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●1日の流れ
9:55 新聞アウトプット
1面「コスト削減へ 東電が有識者委」
議論点
•東電が抱えている問題とは
•何にコストがかかっているのか?
•東電が有識者を招いた目的とは
•日本のこれからのエネルギー政策についての意見
10:25 休憩
10:30 「人脈學」講義①
ゲスト:鍵山幸一郎社長(株式会社幸栄企画)
テーマ「起業の心構え•掃除の効用」
•日本の世相
•今学ぶべきこと
•掃除の取り組みについてのご説明
•掃除の効用
12:10 昼休憩
13:15 「人脈學」講義② 講師:井上吏司先生(井上電気株式会社 取締役社長)
•人脈づくりの法則
•人脈を広げる方法
•京都研修の体験報告
~良かったこと、辛かったこと、今後の教訓
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●鍵山幸一郎さん「起業の心構え・掃除の効用」
・何を学ぶべきか
心に残った出来事、感動した出来事だけが、後々まで覚えているものである。
自らそういう経験をしていないのに語る、ということは戒めなければならない。
学んだことの実践が最重要。掃除のことも学ぶが、本当に掃除しながら学ぶのが一番だ。
先生よりも「師」を持つべきだ。それは一生かけて学ぶ相手であり、
迷いを断ち切らせてくれる人のことである。
鍵山さんにもそういう人がいることで、判断を先送りせず前に進むことが出来た。
そのためには、一つ一つの出会いを大切にしていかなければならない。
・掃除の道
イエローハットの成長や、今年の大阪桐蔭高校の復活優勝は、
掃除を徹底することから生まれた。
謙虚、気付き、感動、感謝、心磨きという5つの力は掃除によって獲得することが出来る。
特にトイレ掃除は重要である。なぜなら毎日使う場所であって、
かつすぐに汚れてしまう場所だからである。
掃除を続けることによって、生まれ変わった人もいる。
もともと愚痴が多く、嫌われるタイプの性格だったある人は、
掃除の継続で変わっていき、新しい仕事に就くことにもつながった。
切羽詰まり、余裕がなかった状況から、気付き感謝する心の大きさを獲得したのである。
最後に、掃除というのは続けなければ意味がない。
鍵山さん自身、掃除道具を充実させ、やらない理由を作らないなど継続のために様々な工夫をしている。
継続の中にも新しいことを取り入れていくことで、さらなる成長へとつながる。
継続と創造性を大切にしなければならない。
●井上社長の人脈學・第2回
・人脈づくり
人脈を作るために手紙が欠かせないことは前回も教わった。
今回は、お礼の大切さを学んだ。
何か恩恵を受けたら、すぐにお礼の手紙を送る。電話一本でもいいから入れる。
そうすることで、また何かしてあげようと相手に思ってもらえるのである。
人を紹介してあげることも、人脈を広げるために必要だ。
井上社長が登山家の方をテレビ局に紹介し、出演までつながったように、
価値ある紹介は次へとつながっていく。
相手がどんな人を求めているか見極め、それにあった紹介をしてみよう。
・京都研修の振り返り
井上社長は、我々6期生の京都研修についても詳しく話を聞いて下さった。
感謝や気付きをたくさん得ることが出来た京都研修。
あのころを思い返して、お世話になった方々にこれからも繰り返しお礼をしよう、と心に決めた。
From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●掃除は心を磨く
最初に鍵山社長は日本の世相について、今日本は
金融•経済•教育の危機だと仰った。
今の世相では男も女も若いかどうかも関係ない、志を持った人間が
必要であり、今の世相に求められているのはそういう人間である。
また、今の世相の人達の多くは先人達の感謝を忘れており、
利権•利得を優先している人達が多くなってしまった。
これは戦後、経済は復興したが、日本人の精神は
没落してしまったことの表れではないかと思う。
そして鍵山社長は「今じゃないと出来ない経験をすることが大切」
だと仰った。
これは若い時は体力があるので、例えば、鍵山社長のように
サンフランシスコに留学したり、歳をとった時にはそういった留学などは
体力的に厳しいが若い人達に対してメッセージを送るなど、
今しか出来ないことがあるはずなので、それを自分が出来る範囲ですることが必要である。
そして、鍵山社長はお掃除をすることは心が磨かれ、謙虚な心、気づく心、
感謝の心、感動の心を育むことにつながると仰った。
これは場が汚いと心の荒み、社会の荒みを生み、犯罪の増加や人間関係の
悪化になるという「壊れ窓理論」につながるということである。
お掃除をすることであらゆる効用がある。
1つ目が定量的効用でこれは設備•物が長持ちする、
人が物や設備を大事にするようになる効用である。
2つ目が定性的効用で人柄•コミュニケーションが良くなる、
時間を有効に使う、マネージメント能力が身につく効用である。
掃除は決して、ただキレイにするという作業でなく、日頃の仕事や
日常生活に密接につながっているということである。
●人脈學
井上社長の人脈はとても広い。
元首相や宝塚のトップスターの方からのハガキもお見せしてもらった。
井上社長は人との繋がり、人脈を大切にしているからこのように
人脈が広いとあらためて感じた。
そして、今回人脈を広げる方法として、困っている人に人を紹介することが
必要だ、と学んだ。
これは例えば井上社長の場合、有名な登山家を
テレビ局の方に紹介しました。
その後、登山家がテレビ東京の番組に出ることになり、
大変喜ばれたそうです。
これ以降、井上社長は登山家と親しくなったそうです。
これが人と人の縁を取り持つことです。
また、人の和を広げるには感謝の気持ちを形で表すことである。
これは人から何かしてもらったら、必ず御礼の手紙を出す、
食事に招待するなどすることで相手もまた力を貸してあげようと
思ってくれるということです。
私も井上社長のように人脈を広げるために少しでも、自分に出来ることから
始めていきます。
From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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●掃除は人間の基礎
・掃除は心をホワイトに
普段私は掃除をするとき、「やらなくちゃ」と責任感で掃除をしていた。
しかし掃除をすることで、心も浄化されていくということを、
今回の鍵山先生に教えて頂いて気付かされた。
鍵山先生によると、掃除をすることでその場所はキレイになる。
つまり、目に視えているということが、実感につながるのだと仰っていた。
確かに、それが形として表れることで、自身のやる気にもつながるのだなと
感じた。ものすごく勉強になった。普段の掃除でもそのように取組む
ことが大切である。
・先人に対して感謝が足らない
鍵山先生が講義中に、「現代の若者を中心に先人に対して感謝が足らないことは、
私自身も実感しているところだ」と仰られた。
先人というのは、おじいちゃん、おばあちゃん、だけでなく日本という国を
作ってきた人たちも含まれていると思う。だとすると、感謝を伝える為には
まず、先人が行ってきたことは一体なんだったのかを知る必要にある。
だから、そのことをこのベン大までにいくつか調べて、感謝というものを
伝えていきたい。
●人脈學
・可能な範囲で「徳の預金」を貯める
井上社長の人脈は本当にスゴイと感じてしまう。例えば、今回でいうと
宝塚の方や小泉純一郎さん、をはじめ多くの有名な方とお知り合いになっている。
これも人の喜ぶところを常日頃から考えている、井上社長の努力にあると思う。
そして、今度は自分に置き換えた時にどんなことができるのか考えることである。
それは人を紹介する、感謝の気持ちを形にすることである。しかし、自身の
手持ちカードには、人を紹介するということは難しいと感じる。
それであれば、お世話になっている人に感謝の気持ちを形にすること、
さらに、御礼状を書くことの2つはすぐに実行に移すことができる。
ですので、井上社長には及びませんが、自分の可能な範囲で「徳の預金」を
貯めることを始めていきます。
From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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●鍵山社長
本日は清掃の重要性というテーマでした。
清掃によって、乱れていた心、環境、学校の校風が浄化されることに
全く気づきませんでした。
もし掃除を疎かにすると、掃除をするのはやだ、そこらへんに放っておこうと
いう発想になり、悪循環の繰り返しであるという風に仰っておりました。
私の良くない考え方もそこから来て、何事も上手くいかなかったのかもしれません。
身近な所から掃除を始めてゆきます!
●井上社長
井上社長は、手書きの手紙を出し、そしてそれを繰り返すと
この人と会いたいと相手は思ってくれると仰っておりました。
事実私も会って終わりで大して相手に印象を残せていなかったです。
今後名刺交換した相手とは、手紙によってコミュニケーションを大事に
したいです。
From:鈴木駿介@東京校6期生(神奈川県出身、国士舘大学卒)
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●掃除、鍵山さん
以前、台湾で1つのストーリーを聞いたことがあります。
野田聖子議員の新人時代の経験です。
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『帝国ホテルで「精神」を学んだ』
・野田氏は米国留学を経て上智大学を卒業、「英語は即戦力」とアピールして
帝国ホテルで採用され、働き始める。しかし野田氏に任されたのは、客室清掃係だった。
・英語とは関係のない職場で担当した仕事は、風呂とトイレ清掃。
男性の先輩が、便器掃除の手本を見せてくれた。
素手でスポンジを持ち、便器の中に手をガポッと突っ込んだ。
・野田氏のそれまでの22年間とは、あまりにかけ離れた仕事だった。
「破壊王」の異名もとったおてんばガールとはいえ、小学校から田園調布雙葉、
トイレ掃除はお手伝いさんの仕事というお嬢様。
初めて便器に手を突っ込んだとき、思わず吐いてしまったという。
・それでも「ここで辞めたら格好悪い」と、反骨精神で便器に食らいついた。
「1日何十個も便器との対話」も。
ある日、最初にお手本を見せてくれた先輩に倣って便器の水をこっそり飲んでみた。
・「先輩は自分の仕事に自信を持って、手を抜いてない、絶対に奇麗にしたという
プライドがあるから、私の前で水を飲んだんです」
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この勇気がすごいですね! この例から彼女の仕事に対する態度を見ることができます。
だから掃除の意味はとても深いです!
日本はなぜとても綺麗なのか、すべてこの人たちの努力があるためだと感じました。
私も心して勉強してゆきます。
●人脈學
今日みんなで京都の時の経験を中心に話しました。懐かしいね!
私達は今までした事の無い、素晴らしい経験が出来ました!
お寺の皆さんは本当に優しい!!
良かった事は毎日泊まるところがあったことや、食べ物が美味しかった
ことなど色々です。
辛かった事は、毎日ひっきりなしに歩いたことです。
今後の教訓は、お盆の時はお寺や神社も忙しいので交渉にはいかないということです。
From:詹雅琦@べんだい台湾生
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●掃除の効用
鍵山幸一郎さんの講義について、掃除の重要性を改めて感じました。
掃除の習慣付けの為の条件、それは続けることです。
続ける決意は、毎日ジョギングする気持ちに似ています。
今止めるなら、昨日までの自分を裏切る事になると自分に
言い聞かせ続けることで、成長に繋がるのだと思います。
●人脈づくりの法則
井上社長の講義について、はがきや手紙の重要性を改めて感じました!
私自身はがきは大好きです。はがきを書くことも好きですし、
もちろん誰かから受け取る時は、大変嬉しくなり、また書きたくなります。
私は中学の頃、ある外国人の友達が出来て、その人と手紙で連絡することを
10年以上続けています。2ヶ月に1回ぐらいの頻度で、毎回の文章量は多いです。
ただの挨拶から日常生活のことまで、何もかも書きます、本当に面白いです。
今でもその人との連絡方法は、ネットとか、ソーシャルメディアは一切使いません、
手紙だけです。
この10年間で会えた回数は3回だけ、でも会った時は本当に感動です。
普段会わないにも関わらず、この人とお互い良く知っている感じは、不思議です。
私がはがきのやり取り始めたのは、中学の時です。遊びの時や、祝日に私はよく書きます。
私がはがきを好きなことを友達は良く知っています。皆さんは私から
はがきをたくさん受け取っています。台湾人や、外国人の友達がどんどん
増えているので、自分が送ったはがきの数は分からないけど、受け取ったはがきや
手紙は700枚ぐらい。一部分のはがきは、台湾の私の部屋に貼ります。
世界中様々な所からのはがきのおかげで、私の部屋の壁はすごく派手です。
日本に来たら43枚はがきを送り、12枚返事がありました。
その中で一番嬉しかったのは、京都研修の時にお世話になったお寺の住職さんからの
お返事です。私たちのことを本当に心配して、気にしてくれていました。
手紙や、はがきのみが本当に相手の心に残ります。
From:趙姮安@べんだい台湾生
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平成26年(2014)【9月2日(火)】 幕末カフェの振り返り、反省