平成25年(2013)【6月13日(木)】 防衛学/田中憲明先生(防衛大学校1期生)
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●1日の流れ
1、『防衛学』 田中憲明先生(防衛大学校1期生)
2、新聞アウトプット
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●議事録
9:00 朝礼
9:45 『防衛学』 田中憲明先生(防衛大学校1期生、元航空自衛隊空将補)
【講師プロフィール】
1935年福岡県福岡市生まれ。防衛大(1期)卒業後、
航空自衛隊へ入隊。防空ミサイルの作戦運用を担当し、
航空幕僚監部防衛部 SAM-X プロジェクト・マネージャー時には、
ナイキ地対空防空ミサイルの後継機種選定の責任者として
パトリオット防空ミサイルを選定、その導入計画を策定。
その計画に基づいてパトリオット防空ミサイルが日本に配備される。
西武航空警戒管制団司令兼航空自衛隊春日基地司令、第二術科学校長を経て、
1989年退官(32年間航空自衛隊に勤務)。退官後66歳から米国へ私費留学し、
卒業後、LONGEBITY INTERNATIONAL HEALTH AND BEAUTY INC. を設立、President/CEO。
もし戦争が起こったら国のために戦うか?
→日本では2000年にYesが15,6%、2005年には15,1%
日本は憲法で戦争禁止を押し付けられている。
一方、平和主義の憲法があるから他国からも攻められないとは限らない。
日本はいい国だと思うか?
佐藤君以外全員挙手。
佐藤君もいいところが薄れてきているから良い国ではないかも?という話。
そんな中で「カルタゴの平和」について。
ここは貿易で栄えたところでローマと敵対していた。
市民は軍事についてほとんど無関心で、世論は平和主義と日本に似た国
だった。
ポエニ戦役でローマが勝ち、カルタゴは地図上から抹消された。
・ 1944年にアメリカでの世論調査で、
「日本民族を絶滅させるべき」
にYesと答えた人が13%もいた。
・GHQによる戦後初の戒厳令が朝鮮人による暴動で起きた。
こういった情報はメディアは出さない。
・田中さんはアメリカへ防空ミサイルを学びに留学をされ、
空手を市民に教えたということでエルパソ栄誉市民となられた。
・"トリデシリャス条約"
スペインとポルトガルの間で結ばれ、ローマ教皇が承認した条約。
これはヨーロッパ以外の国の領地の分割方式。
白色人種以 外は自由にしてよいという条約。
・キリスト教徒はアメリカカリフォルニアの海岸線に21ヶ所の伝道所を作った。
これは軍の前哨基地。
・現在英連邦加盟国は全世界に跨り54ヶ国ある。
・"マニフェスト・デステニー"
インディアンの虐殺・西部侵略を正当化する標語。
領土拡大や覇権主義を正当化するための言葉。
・日本とアメリカが戦争する時、
アメリカにとって日本は国家戦略的に最大の障害だった。
国家戦略:太平洋覇権の確立、中国における植民地利権の獲得
黄禍論
日本はアメリカとの戦争を回避しようと手を尽くしたが、
アメリカ側が戦争をやろうとしていた。
ハリマンの満鉄買収計画を反故されたことに始まり、
オレンジプランやサンフランシスコの 日本人学童隔離、
排日移民法など戦争をあおった。
白船来航
・ウィルソン大統領は良い大統領だと言われているが、
人種差別撤廃条約を否決たりなど、有色人種には厳しい。
・アメリカの考える平和は、戦争と戦争の間の時間のこと。
戦後67年間で、42日間しかなかった。
アメリカは、勝利のために進んで戦いを挑むことは世界の人々のためにも
有用だと考えている。
・アメリカは日系人の強制収容などもしていて、
戦時中、日本人の血が16分の1以上入っているアメリカ人12万人が
ほとんどの財産を没収されたりもしていた。
・13代大統領のハーバート・フーバー氏は
「日本との戦争のすべてはフランクリンの欲望だった。
アメリカが挑発さえしなければ真珠湾攻撃はなかった。
美辞麗句を並べようとも原爆投下の主目的が非戦闘員の虐殺だったことは
明らかだ。」
と述べていた。
・マッカーサーも日本はやむを得ず戦争に飛び込んだのだと話していた。
・市丸海軍少将の「ルーズベルトに与うる書」を読む。
・日本で戦争をあおっていたのは軍人のように言われているが、
むしろ軍人は反対していた。
一番あおっていたのはメディア。
・特攻された藤井大尉の遺書と話を朗読。
・アンドレ・マルローの言葉
「日本は戦争に敗れはしたが、何物にも換え難いものを手に入れた。
それは特別攻撃隊である。
祖国と家族を思う一念から恐怖も生への執着も乗り越え飛び立つ姿に
男の美学を感じる」
・外交官 杉浦千畝さんをNHKが違法行為によってクビになったと
伝えた。メディアはひんまがっている。
・諸国民の中の正義の人に東条英機さんも載っている。
日本人は知らない。海外の人は知っている。
・東京裁判とその後の占領戦略は、法の不遡及など、多くが国際法に違反
している。
・トインビー談話のお話
ABCD包囲網(A:アメリカ、B:イギリス、C:中国、D:オランダ)
の一角を担っていたオランダのアムステルダム市長のスピーチ
→日本は侵略戦争を起こしてしまったと自らを蔑んでいますが、
自ら血を流して東亜諸民族を開放、救い出した日本の功績は偉大。
世界から見ても日本の「自分が悪い」という自虐史観は異常である。
11:30~ 昼食休憩
12:30~ 質問タイム。
Q:海外へ行って感じたこと
A:アメリカで、戦争しているとき緊迫感を肌で感じた。
アメリカは懐が深い国で、新しいものをどんどん取り入れる国
日本は日の丸が家にかかっている光景はほとんど見られないが、
こんな国は他にはない。
Q:何故そんなに自虐的なのか
A:終戦直後に骨のある 人は全て公職追放になり、代わりに共産主義者が
入った。この人たちがとても自虐的で、あちこちに入り込み、自虐を広げた。
Q:キリスト教徒は自分たちの迫害した歴史を知っているのか。
A:要職の人は知っているだろう。
しかし布教とかしている人は知らないのでは。
Q:国連は機能しているか
A:ほとんどしていない。
国は国ごとにエゴがある。そんな集団が集まっても機能するはずない。
Q:どうすれば日本は食いつないでいけるのか
A:経済が豊かになるために外国人をどんどん入れていってしまうと、
日本のいいところがなくなっていく。
だから移民を規制すべき。
そのためには貧し くても幸せで充実した生活があるという思考へシフトする
必要がある。
Q:一人一人がいまの日本の良さを広めるために出来ること
A:歴ベンのような場所へ行く。良かったら次回から友人を連れていく。
そうやって人の輪の中心になる。
多くに触れ、自分を伸ばし、輪を広げる。
14:00 新聞アウトプット
今元さんに経済とは何か、を教えて頂き、その後、選んだ記事について議論した。
経済とは2つあり、
①人・物・金の動き
②経世済民の略
経世済民とは、
経世…国を治める
済民…民を救う
つまり、経済とは、「世のため、人のため」のこと。
国の国家予算:約92兆円
国債:1000兆円いってないくらい
社会保障費:20兆円くらい
税収:42兆円程度
国民総預金:1400兆円
議論
①発電事業 東南アで展開(1面by牛島)
②女性経営者の金利 軽減(35面by榊原さん)
15:30 終礼
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●防衛学by田中憲明先生
「戦争が起こったら国のために戦うか」
という質問に対して日本はYesが15%程度で最悪。
しかし自分もYesかどうか聞かれれば迷う。
とはいえ日本が滅ぶかもしれないとなれば
戦う腹をくくれるかもしれない。
今までだったら日本が滅ぶと考えられなかったが
今日の講義を受けてその危険性も笑い話にならないくらいの
実現性があると感じた。
そう思うと日本も戦争になる危険も
自分が戦うことになることもあり得る。
そういった中で
カルタゴの平和の話をきくと
今の日本の話を聞いているようで一層現実味を感じた。
(中條学長の本で勉強します)
戦争というものから遠ざかりすぎた日本にとって戦争というものが現実味がなくても
外国にとっては政策の一部であったり
民族のDNAとして排外的な考え方が根強い国も多かったりと
戦争を誘因するものは意外と身近に感じた。
そういった講義を受けて最後に見た中国から流出した日本地図は
今の日本の危険性を大きく表しており衝撃的だった。
今何かしないといずれ日本は中国になる危険性を本当に感じた。
●新聞アウトプット
経済の意味を改めて教わった。
「民を救うために世を治める」
ということで、前に習っただけに
きちんと答えられなかったのが情けなかった。
改めて経世済民、歳出、歳入、GDPなど
勉強しなければと感じた。
東南アジアの発電事業の提携の記事では
経済を発展させ、豊かになれば消費につながるなど
国の成長の一連の流れを考えることができた。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
1、田中先生による「防衛学」
日本が自虐的な史観を持っているのは中国、韓国に遠慮しているためだと
思っていたが、それだけではなく戦後の共産主義者が関係しているとのお話を
お聞きし、驚いた。
日本は世界から見ても異常と思えるほどの自虐史観だが、
正直ベンチャー大學に関わるまで私はその自虐史観を信じていた。
学校で第二次世界大戦で日本が仕掛けたのは侵略戦争だったと
教科書で学び、それを常識として身につけていた。
現在の学生の多くは自虐史観を持っているのではないか。
そして、平和主義なんかを何の疑いもせず信じているのではないだろうか。
そう考えるとカルタゴの平和の二の舞なんかが起こってしまうのではないかと
不安になる。
この現状は誰か何かしてくれるだろう、では変わらない。
自分たちが「何とかしなきゃ」と思い、行動しなければならない。
当事者意識を持つことを意識する。
また、私はカルタゴの平和について何も知らなかった。
他にもお話の途中で出てきた単語がいくつか分からず、
ついていけないところがあった。
歴史について改めて勉強していく。
●新聞アウトプット
経済とは何か、という今元さんからの問いに対し、大体は分かりつつも説明できなかった。
人に説明できて初めて理解できたと言えるので、改めて勉強し直せたのは大きかった。
国の国家予算、社会保障費、税収など、国の根幹にかかわる数字をあまり知らなかった。
自国のことですので、基本くらいは押さえておく。
女性経営者の金利削減についての記事で、経済発展はともかく
税収や街活性化のための削減というのは聞いたことがなく、
新鮮だな~と思います。
それでも読み違えたところがあるので、もっとしっかり考えるようにする。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●防衛学
自分には本当に日本を愛する心があるのだろうか。
「国のために戦えるか」という統計で日本は各国と較べ、ダントツに低い15%だったという。
低い数字だが、私の目から世間を客観的に見ても納得はできる。
では私自身はどうか。
「戦える」とは答えられない。
自分では留学経験を通じて愛国心がついたと思っていたが、この問いから考えてみると
そうでもないのかもしれない。
愛国心がなくなり、日本という国が滅びるのではないか、と先生はおっしゃっていた。
大戦後、上の問いからもわかるとおり、愛国心は確実に低下している。
日本は国旗である「日の丸」をあまり掲げていない。そのような国は日本くらいのようだ。
フランスの作家であるアンドレ・マルローは「日本は戦争に敗れはしたが、その換わりに
特攻隊を得た」という、特攻隊は信念的に素晴らしいという言葉を残している。
しかし、私たちのほとんどはその特攻隊の精神も生かせていないのではないか。
今回は具体的に日本が滅びる例も見せていただいた。
やはり私は日本という国は残したい。それはほとんどの国民も同じなのではないか。
今からでもできることをしていきたい。
私たちの未来は私たちが守っていかなくてはならない。
●新聞アウトプット
経済とは何か、正しい答えが言えなかったのは恥ずかしかった。
ベンチャー大學生として、必要な知識や考え方がまだ身についていない。
経世済民・・・民のため人のために、世の中を治める。
ちゃんと、自分の中に落とし込む。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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●講義の気付き
日本人は「戦争が起こったら、国の為に闘うかという問いに対し、
「はい。」と答えた人は、全体の15%。
北朝鮮が核ミサイルを保有していて、いつでも日本を攻撃できるにも
関わらず、危機感が少なすぎではないかと感じた。
戦後GHQによって、日本の教育が見直され、現在こうなってしまっては、
かつてアメリカの思うつぼである。
カルタゴの平和のお話や、日本語が無くなるというお話を聞いて
いると、恐ろしく感じた。
戦争は間違いなく推奨することではない。
しかし、万が一世界戦争が起こった時、今の日本は間違いなく負ける。
今の平和ボケした日本人にもっともっと危機感を与えるべきだと思う。
そして、危機感を与えるだけでなく、国民全体が、もっと世界の
正しい現状を知るべきだと感じた。
今後、海外の人がどんどん日本に流入してきて、国家意識をもつことが
できれば良いのだが、このまま飲まれていくことだけはあっては
ならないと強く感じた。
From:南出浩(大阪府出身、桃山学院大学卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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●「防衛学」
今回、田中憲明様のお話を伺いました。
世界の国々に対して、ある調査がなされました。
「戦争が起こったら戦うのか」
2000年・2005年のデータを見せて頂いたのですが、日本は両方最下位。
年々ポイントが低下していっているそうです。
カルタゴの平和、という言葉があります。カルタゴは昔、ローマと
領土をかけて争っていましたが、破れてしまった。その原因は何かと
いうと、まさに今の日本のような考え方にあります。
平和主義と軍事に無関心であること。
カルタゴには危機感が全くなかったのです。
今、日本のメディア(NHK、毎日放送、朝日放送)の中には中国の支局が
入っており、情報を操作されています。
危機意識を持っていないと、メディアに躍らされ、カルタゴの二の舞に
なりかねません。
一人一人が、自律・独した個人になる必要があります。
From:井浪康晴(京都府出身、鳥取大学卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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●「防衛学」田中憲明先生
【侵略】
本日は田中憲明先生に講義頂きました。
まず、今の日本人の戦いに出る意識の低さを説明した後、
よく似たカルタゴという国の滅亡を説明し、世界の
侵略の歴史を教えて下さいました。
イギリスが台頭する前、スペインやポルトガルが海賊行為を
好き放題行っていました。"トリデシャス条約(1492年)"
という、「有色人種はどれでも奴隷にしていい。」とローマ教皇
の承認付きの、許しがたい条約があったと田中先生は言います。
「アメリカでもインディアンの殺害が繰り返された。ブラジルも
文化を消された」
そこに根付いた人・もの・大切な文化をこの世から消してしまう。
歴史でそういう事が繰り返されて今の国があること。日本も
他の国も忘れてはいけないと実感しました。
【愛国】
愛国心は、自国の残されて欲しいと思う人・もの・文化を
何かから守るために大切な心です。ただ、極端な方を
見て自分の中にないと思ってはいけないものです。
「誤った自虐的歴史観は、愛国心を失ってしまう。」と
田中先生から教えて頂きました。
日本では海外に都合の悪い情報は伏せられます。
どの様な歴史観があるかで、その情報の受け取り方が違って
くるので、生きていく中で正しい歴史観を持ち
自分の中の気持ちを大切に持つ事が大事だと実感しました。
【日本が変わるには】
投票については、意識を持った人も一票、考えていない人も一票、
在日も一票、いくら意識を持った人が少数いても日本は
変わらないというお話がありました。
一票を投じることは日本では、すぐには変わらないと思えても
失われていくものを守る為に大切な行動です。
結局のところ目先のことだけでなく、将来の日本が
どうなっているか構想して投票することも大切だと先生
の講義で感じました。
From:小林諒也(北海道出身、公立はこだて未来大学院卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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平成25年(2013)【6月12日(水)】 印象学/堤香苗先生(株式会社キャリア・マム 代表取締役)
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●1日の流れ
1、『印象学』堤香苗先生(株式会社キャリア・マム 代表取締役)
2、新聞アウトプット
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●議事録
1、印象学by堤香苗社長(株式会社キャリアマム)
学生一人一人の自己紹介。
各自の夢や生き方についてアドバイス。
・面白いと思うことを再現してそれにお金を払う人がいたらそれがお客さん。
・継続できるものでなくてはビジネスとは言わない。
・自分の持っているリソースの中で、一番すぐお金にできるものを事業にすればよい。
・ゴールから考えていますべきことを考えたら時にやりたくないことをやることもある。
・リーダーシップは前から人を引っ張るのではなく、後ろの人たちを後ろから押してあげる。
・営業はできる前提がなくてはいけないのでNOは言わない。できる方法を考えできないならできる人を紹介する。
・自己紹介は具体的に。人の記憶に残らなくては意味がない。
・ビジネスはいくらで、なんぼのもんで、どれくらいの人が来るかを具体的に。
・広い知識は必要。いい加減な知識でも広くたくさん話を聞く。
・起業家は夢とか志を語る。営業は数字を語る。
・理詰めで説得する経営者はちょっとだめ。
・失敗してもやり直せばよい。
・当たり前のことを徹底的にやる。
・新入社員には社長の視点を持っている人がほしい。
・夢が変わるときは変えてもいいけど実体験を通した理由が必要。
・今動く。そのためにやること決める。
・自分は一色ではない。十色のうち、どの一色を出すか?
2、新聞アウトプット
「アスクル、医薬品ネット販売に参入」
・ネット通販業界にネット通販各社が参入する。
・ドラッグストアはどのように安さ以外の価値を提供できるのか。
「観光ビザ条件緩和」
・円安の影響を受けて観光客が増えている今さらに勢いをつけたい。
・観光客の増加が犯罪などのリスクも増やすかもしれない。
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●印象学by堤香苗社長(株式会社キャリアマム)
以前見学で堤先生の講義を受けた経験はあったが
前回と変わらず自分の甘い部分をついてくる。
自分の事業を行うなら人を巻き込まねばならず
そのためには自分が事業を行う「なぜ?」という部分を
人に説明できないといけない。
何をするのか、それを早く決めないと
チャンスをつかめなくなってしまう。
少しずつ自分なりに進めているつもりでも
まだまだ遅いと感じた。
堤社長のお話の中では
自己紹介で具体的に話し、
いかに人の記憶に残るかというのが大事というのが印象的だった。
人は事業内容で人を見るのではなく
人を見て仕事をしたいと思う、という話をきくと
自分はまだまだ人の印象に残っていないだろうと感じる。
それはまだ自分に自信がないから
そこまで力強く行けないのだと感じる。
そのためには、堤社長の言葉を借りるなら
当たり前のことを徹底的にやるというのが大事。
●新聞アウトプット
ネット通販については
実店舗を持つドラッグストアが
どのようにネットと店舗を利用していくのかというのも気になるところだった。
タイなどへの観光ビザの条件緩和の記事では
観光客による犯罪のリスクも増えるのではということにもつながった。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
1、堤社長の印象学
印象と言うか、内面を考え直すいいきっかけになった。
深く掘り下げて考えることが大事と自分でも認識しているが、
それがどういう思考法で行けばいいのか全く分かっていなかった。
面白いと思った時、それが何故面白いのか考える。
そしてその面白いをどうすれば再現できるのか考える。
堤社長は原点をインタビューなどをしていくうちに気が付いた、と
言われていた。
アウトプットを多くすることもコツなのかなと感じた。
また、自分はネガティブだ、とご指摘を受けた。
失敗した時にできない理由を深く考えず、
「私だから仕方がない」
と思ってしまっていた。
そうではなく、
「今回はたまたま。自分にはもっと可能性がある!
その可能性があるはずの私が、なぜこんなミスをしたのか」
と考えると良いと言っていただいた。
失敗した時、そう考えるように意識をしていく。
1分程度の少しの自己紹介でそこまで見抜ける堤社長は
やはりすごい方だ。
低パフォーマンスの方が高パフォーマンスの方に勝つには
他の人がやりたがらないところを率先して、こだわってやることが
大事とのことだ。
私はあまり効率がいい方ではない。
ここは意識してやってみる。
また、自分の中にはいろいろな自分がいる。
相手がどの自分を期待しているのか考えるとよいと話されていた。
●新聞アウトプット
アスクルが薬ネット販売に参入したという記事と、
観光ビザの条件緩和についての記事について議論した。
アスクルについての記事では、ドラッグストアとどちらが安くなるのか、気になるところだ。
今月から参入し始めるとのことなので、価格比較などやってみる。
どういった結果が出るのか楽しみだ。
観光ビザの条件緩和についての記事では、どういうデメリットがあるのか
考えてみたが、犯罪が微増するかも程度で、大きく問題がなさそうだった。
もしかしたら思いついていないデメリットがあるのかもしれないが、
今後もこの動きは広がるのではないだろうか。
外国の方向けのビジネス、これから加熱するだろう。
自分でも少し考えてみる。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●印象学
まず全員自己紹介をして、それからの印象を実践的に教えていただいた。
私は具体性がないと言われた。
とっかかりがないと。
確かに私の話は無難なものだった。もっと自分の思い、自分というものを
伝えられる自己紹介にしなければならない。
この最初の実践は、誰にとっても有用な、それぞれに直接響く学びだったのではないか。
先生は、世の中で1人になっている人間がいることが考えられないのだという。
そのような人がいる限り、事業は終わらないと。
先生はブレない軸をお持ちだと感じた。
その軸がある限り、歯車は止まらないのだろう。
先生は起業家を中心にお話をされていたが、それは私のような作家志望にも当てはまる。
私も軸を失わないようにする。
「失敗したら、やり直せばいい」という考えが、先生を救ったという。
私もたとえ上手くいかなくても、軸がある限り何度でもやり直す。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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●印象学
自己紹介では自分の成長にしか興味のない人間は企業から必要とされないなど
厳しい言葉をいただきました。
実際にその通りだと感じた。社会で生きていくのは一人で出来ることではない、人を巻き込んだり
巻き込まれたりして進んでいくのだ。純粋に自分の利益や成長だけ求めるのはおかしな事だ。
また自分は考え方が厳しすぎるとの指摘もいただいた。
満足よりも改善点が目に付いてしまうためにいつまでたっても満たされない、気を抜いている
ときは自分に負けた時自己嫌悪してしまう。これでは何を目標としているのかわからないし
やりがいも感じないだろう。
もっと自分の魅力について考える習慣を付けよう。
印象というお話ではいかに具体的な話をするか。これが好きで誰にも譲れない!などの
強いこだわりを感じさせるようなプレゼンが大切なのだと教わった。
テクニックではなく思いの問題、話す人の雰囲気がより強烈な印象を与えるのだろう。
堤先生は実行生と5期生で顔つきや聞き方が違うとも言われていた。
言葉にせずとも伝わる決意、そんなものを持ちたい。
講義の内容だけでなく堤先生のシビアなご指摘はとても心に残った。
今までの人生を振り返って優しくアドバイスをされた方よりも厳しい方が人生の
ターニングポイントに関わっている気がする。
苦しい環境を私は好むのだろうか、その考え方を直した方が良いと
いわれたのだがなにあれまた自己分析が広がった。
●新聞アウトプット
アップルのネットラジオの開始について私はむしろネットの音楽がこんなにも
普及しているのに何も手を打たないCD業界に違和感を感じた。
なぜCDはあんなにも高いのか、時代の流れに逆らうのか、制度を変えた方が良いと思う。
まだ日本には無料のネットラジオ音楽はないらしいのでアップルに対抗できるような
新しい音楽ツールを生み出してほしい。
From: 高田朝輝(群馬県出身、北里大学4年)JVU東京校5期生
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●気付き
本日はキャリアマム堤社長の「印象学」。
第一回目の本日は、自己紹介が中心。
その中でも、堤社長の指摘やアドバイスは大変勉強になった。
【営業マン】
堤社長は、
「営業マンは出来ないと言ってはいけない。
出来る前提で、どうやったら出来るかを考えるものだ。」とおっしゃっていた。
私は以前勤めていた証券会社では、自分のお客様にならないと思ったら、すぐ次に行けと教えられていた。
効率を考えるとそれが正しいのかもしれない。
しかし、本当に出来る営業マンはどうしても自分が出来ないなら、誰かを紹介してまでその人のための行動をとる。
その積み重ねが、後々の成果に結びつく。
出来ない営業マンは目の前の数字しか追わないとはこのことだと感じた。
常にこの人のために、自分は何が出来るかを考えるようにする。
【社会のために働け】
働くにあたって、自分の出世のため、会社の利益のために動いている人が多すぎる。
私はべつにこの人たちが悪いとは思わない。
特に会社のために働くのは当たり前のことだと思う。
しかし、まずは社会のために働くという意識が大切だと教えていただいた。
社会を良くすることで、会社の利益に繋がる。
これは出来る営業マンにも繋がると感じた。
社会を良くしようと考えている営業マンは、最低でもお客様のためを考えている。
これが社会を考えず、会社の利益のためとなってしまうと、いずれお客様はいなくなってしまうのではないだろうか。
From:南出浩(大阪府出身、桃山学院大学卒)JVU4期生・実行生
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●講義の気付き
株式会社キャリア・マムの堤香苗社長のお話を伺いました。
刺さる言葉が沢山でした。
・起業家・経営者は、人が身を乗り出すアイデアを言わないといけない。
・1期生は尖ってた。
・あなたは何を面白いと思うのか。
なぜそれはあなたにとって面白いのか。面白いと思う要素はなにか。
・人は理屈では動かない。私は、一人ぼっちの人をなくしたいんだ。それだけだったら
賛同者が集まらないから仕組みを作る。
・夢を語り続けなさい。周りからバカだと言われても語り続けなさい。
・起業家は、会社全方位に注意を払う。
・貧乏・恋愛・事業など経験を積みなさい。
・ゴールが描けていたら、今を耐えられる。
常に走り続けられている堤社長の姿勢が印象的でした。試行錯誤しながら
なんとしても前へいかれる社長の強い想いを感じました。
有難い時間でした。
From:井浪康晴(京都府出身、鳥取大学卒)JVU4期生・実行生
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●1期生からベン大生を見てきた堤社長の、5期生の印象
今回「印象学」ということで、堤社長に相手に与える印象、起業・経営について
講義して頂きました。
5期生は初めて1人1人の自己紹介を見て堤社長が持った印象は、「良い子過ぎる」という
事です。1期生のとげとげしさが無くなったと言われていました。
確かに何事においても、ゼロから作り上げる1期生には勢いやエネルギーはあると感じます。
その後は仕組みが出来てきて、とげとげしさは無くなってきます。
私達ベンチャー大學生も良い子になってはいけず、「こいつら面白いな」と思わせる
個性を失ってはいけないと感じました。
●低パフォーマンスになる可能性のある人のすべき事
今回印象学の中で、低パフォーマンスになる可能性のある人がすべき
事の話をして頂きました。そういう人は、だからこそ皆のやらない事をやるべき。
そういう人は信用を得て、結果成功すると堤社長は言われます。
職場の人、学校の中でも、自分の役割を見つけていかなければならないと感じます。
私も自分が低パフォーマンスになりそうか考え、なりそうだなと感じたら、自分で率先して
皆のやらない事をやっていく様に努めます。
From:小林諒也(北海道出身、公立はこだて未来大学院卒)JVU4期生・実行生
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平成25年(2013)【6月11日(火)】 「寅さん記念館」見学
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●1日の流れ
1、新聞アウトプット
2、寅さん記念館 見学
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●議事録
10:00 京成柴又駅 改札前集合
帝釈天に移動、参拝
10:30 江戸川河川敷に移動、朝礼
10:45 新聞アウトプット
・9面 個人情報収集 拡がる波紋
・4面 既設公立校も民間解放
11:30 駅へ移動、昼食
12:30 寅さん記念館、山本亭見学
14:30 終礼
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●新聞アウトプット
米政府による個人情報収集の記事では
プライバシーか、テロなどからの安全か
どちらが優先されるべきかなどを話したが、
どちらか一方だけになってはそれが危険なので
これからいかに折り合いのつくところを見つけるかというところかもしれない。
管理の甘さという点でも改善が必要である。
国家戦略特区における小中学校の一部授業への民間委託の記事では
教育の質の向上、コストの削減などを目的としているが
国家戦略特区という言葉について理解が不十分な点があったので
次回のJSDのテーマになった。
●寅さん記念館
館内には映画撮影のチームの紹介や
実際に使われたセットによる舞台が再現されたところもあり、
他にも寅さんが生きた時代の解説や
「男はつらいよ」の全シリーズを思い出させる写真や展示など
ファンであればたまらないものがあった。
今の70歳、80歳くらいの人たちにとって
自分たちの生活と「男はつらいよ」の世界は
重なるのではないだろうか。
家族で過ごして、寅さんみたいなやさしいけどちょっと面倒くさいおじさんがいて
もめ事もあったり、思い通りにいかない恋愛もあったりと、
観客が見て共感できる苦労とほほえましい幸福が
「おとこはつらいよ」の今も変わらないファンをひきつけたのではないだろうか。
記念館に来ていたたくさんのご高齢の方々は
その時代の話や出ていた俳優についての話をしていて
皆さんとても楽しそうにイキイキしていた。
「男はつらいよ」の本当の魅力をわかる世代は
どんどん少なくなるかもしれないが
あの世界観に惹かれる若い世代も多くいると感じた。
以下、昨日の気づきです。
1、寅さん再び柴又に戻るまで20年。再開したさくらの驚きも納得。
2、戦時中は寅さん、さくらは兄弟二人で過ごした。父は南方へ出征中。
3、寅さんのしゃべり方。人の目を見て語りかけるような時と空を見て
風景を思い描きながらしゃべるとき
4、年表を見ると美空ひばりのデビューは昭和23年(11歳)。
苦しい時代を支えた歌だから絶大な人気につながったのだろう。
5、奈良の東大寺の戸籍帳によると1300年前に嶋俣(現在の柴又)に
孔王部刀良(あのほべとら)、孔王部佐久良(あなほべさくら)という人が
いた。しかも偶然らしい。
6、葛飾の地名は1800年前から。
7、戦争から柴又に帰ってきた人で「兵隊寅さん」という人がいた。
8、寅さん埴輪が発掘されたのは偶然渥美清さんの命日
9、マドンナは同じ役者でも別の回で別人のマドンナをやっていたりもする。
10、寅さんの原形として、「馬鹿シリーズ」というものがあり、
それについて山田洋次監督は「この映画が観客にとっておかしいとすれば
俺にも喜劇というものが作れるかもしれない。
と映画館の暗闇の中で思ったことを今でも覚えている」とのちに行っている。
11、山田洋次監督のサスペンス作品は唯一1作で「霧の旗」
12、山田洋次監督発言の中から一部抜粋
「庄内藩とか会津藩の侍たちは、貧乏を自慢したといわれている。
貧しいということは身の回りが清潔だということなんですね」
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
1、新聞アウトプット
アメリカが国民の通話記録などを集めていたことについての記事と、
公立校が既設校でも民間に開放されることについての記事を
議論した。
アメリカの通信傍受などについての記事では、国民の個人情報の保護と、
テロ対策での国の管理のどちらが重要かという話になった。
やはりここは難しい。どちらの考えも分かるだけに一概にどちらがいいと言えない。
知識を増やしてどちらがどうだと言えるようになる。
公立校が既設校でも民間に開放される経済特区についての記事では、
まず公立校が民間に開放されて双方にどんなメリットがあるのか議論した。
意見はいくつか出たが、経済特区についての知識が浅く、
どのくらいの広さでいくつの学校が対象なのかなどがわからず
迷走気味となった。
勉強してもう一度改めて考える。
2、寅さん記念館見学
[気付き10個]
1、駅前はまさに下町という雰囲気で、意図的に下町の雰囲気を出しているように
感じた。
2、東京という都市は、駅ごとに雰囲気が違い、一概に都会、という言葉では
表せられないほど多くの顔を持っている。
3、寅さんは義理堅く、良い人ながら騒動をたくさん引き起こしたため、本人の
いないところでも話題がのぼり、結果愛されているのかなと感じた。
4、記念館は、映像、音、匂いと体全体で男はつらいよの世界を感じることが
できる。
5、ご年配の方が多く来られていて、映画はずっと昔に終わったにもかかわらず、
相変わらず多くの人に愛されているのだなと感じた。
6、ワンパターンともいえる展開が固定ファンを安定して付けることが出来ていた
要因なのかなと思った。
7、記念館の各所に遊び心があり、発見すると思わず微笑んでしまう。
こういう細かい遊び心がまた来たいと思わせていると感じた。
8、山田洋二ミュージアムや山本邸にもチケット一枚で入れる。
近くと連動して人を集めようとされている。
9、埴輪が出土されたときに、「寅さんに似ている」と寄贈されたそうだ。
貴重な埴輪とのことだが、出土した時に寅さんが思い起こされるほど、
寅さんは日本全体に浸透しているのだなと感じた。
10、帝釈天通りの店に寅さんのフィギュアがあり、駅前には銅像があり、
街中には明台詞が飾ってあるなど街全体で寅さんを押していた。
人とはちょっと違う豊かな経験、身分やお金にこだわらない姿勢、
分かりやすいといってもいいほどの性格、
毎回起こす騒ぎなどが今なお愛されている要因の一つだと思う。
今はこういう、道から外れながらも楽しく気ままに生きている人というのは
減っているように感じる。
心から余裕がなくなっておかしな方向へ向かっているのではないかと思う。
今の私たちに必要な休息を寅さんは与えてくださったように思う。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●「寅さん」への気づき
1.記念館の説明が丁寧。映画を観ていない私でも、すぐに入り込めた。
2.展示の工夫によって、記念館はいくらでも面白くなる。とても
作り込まれていて、映画への愛の感じる記念館だと思った。本物のセットを
使っているという、プレミア感も良かった。
3.五感で感じられる。匂いなどまで。フィクションのものだが、時代が
感じられて懐かしく思う人も多いのでは。
4.『男はつらいよ』独特の笑い。あまり爆笑するという感じではない。
くすくす笑える。日本の日常風景に近い?私はとても好きだ。
5.寅さんの魅力。憎めない愛すべき人物。面白いし、渥美清さんの演技、テンポが絶妙。
幼く、空気が読めない困ったところもあるが…それも喜劇の主人公ならちょうど良いのでは。
落ち着く場所ができない、可哀想な人物でもある。
6.寅さん埴輪。
柴又から出土した埴輪が帽子を被っていて、寅さんそっくりだった。その昔は
「あなほべのとら」という男性や「あなほべのさくら」という女性が、
柴又に住んでいた記録があるという。偶然か?
しかも出土した日は渥美清さんの命日だったという…
すごい。
7.作品の時代の魅力。裕福とは言えない労働者。しかし日常に満ちる
温かい笑い、幸せ。羨ましくもありました。
8.映画というものの巨大さ。多くのスタッフの存在。例えば助監督だけで4人。
照明さんがいなければセットは映らない。沢山の大道具、小道具が必要。音楽
のみならず、効果音も大切。
9.これこそ日本風景?外国人にも人気。
『男はつらいよ』は海外にも人気だとのこと。日本を知ることができるからだとか。
10.柴又の魅力。映画でもそうだが、柴又自体が、古き良き商店が並ぶ素敵な街。ぜひまた行きたい。
以上です。私はすっかり寅さんに魅了されてしまいました。
最高に、いい記念館ですね。
父親が『男はつらいよ』の大ファンで、父はここを訪れたのかな…と考えると、
目頭が熱くなりました。
想いは強かったですが、きちんと観たことがなかったこの映画に、やっと向き合う
ことができそうです。
実家に帰ったときに、DVDで絶対に観ます。
ありがとうございました。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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平成25年(2013)【6月8日(土)】 オランド大統領演説ユーストリーム視聴、現地歴史学/明治神宮、人間力道場/山近義幸道場長
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●1日の流れ
1、新聞アウトプット
2、オランド大統領の講演
3、明治神宮見学
4、人間力道場(山近義幸道場長)
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●議事録
9:00 朝礼
10:00 新聞アウトプット
佐藤くん司会で議論した。
①日仏、安保協力を強化(3面by大森くん)
フランスの対日戦略などについて議論した。
②都議会閉会 「さあ選挙」議員街へ(39面by福田さん)
選挙で政党を選ぶ際の基準などについて議論した。
その後、どういった選挙活動をすれば効果的かについて皆で意見を出し合った。
10:30 昼食休憩
11:30 フランスのオランド大統領の会見視聴
テレビで出すために踏み込んだ話はされていない。
経済協力についてが大半。
12:30 明治神宮について調べたことをアウトプット
13:00 明治神宮見学
15:30 終礼
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●オランド大統領講演
新聞にも載っているようなことがメインだったが
質問の時間まで中国という言葉を口に出さなかったことを考えると
現段階であまり触れてほしくない話題なのかもしれない。
経済や安全保障の面で仏と協力しながら
日本とユーロ圏との距離は縮まっていくとして
そうなったときに日中の関係改善を取り持つのは仏かもしれない。
米ではない大きな経済圏との協力の強化は
現状の日中関係を大きく変えるように感じた。
ただ今後の仏の動向にも目を配って
日本に不利になる動きがないかも注意すべきと感じた。
●明治神宮
木々が繁っていて参道を歩くだけでも
厳かな印象を受ける。
人が少ないときなら一層だろう。
社殿の前には夫婦楠というものもあったが
そういったことも関係してか、結婚式も多く行われていた。
東京市民の要望で造営されただけに
明治天皇、昭憲皇太后を敬うものが多かった。
各所に御製の句があり、自分でも読めるような
分かりやすい言葉を使った句だったことを考えると
それだけすべての国民に目を向けていたのだと感じる。
展示など入場料がないと入れないところも多かったため
より深く楽しむためにもまた来よう。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
1、新聞アウトプット
フランスの対日戦略についてと、
都議会が閉会し、議員が街へと選挙活動へ出かけていったとの
記事について議論した。
フランスについては、フランスと日本の過去の外交についての知識が
なく、聞いて学ぶ段階だった。
フランスに限らず海外との外交について私はあまり知らない。
日本の内情や経済に対してもとても大きな要素なはず。
新聞、書籍、ネットでもっと学びを深めていく。
議員の選挙活動について、田中さんにどうすればより当選しやすくなるか
と問いかけていただき、考えた。
街で演説をするだけでは意味が薄い。実際私はほとんど聞かない。
やはり工夫が必要なのだろう。
インパクトと分かりやすさ、これはビジネスにおいても重要な要素だから、
もし自分なら、と考えてみる。
お金をかけないでインパクトを与える方法が思いつかず、まだまだ発想力が
弱いと実感した。
2、オランド大統領講演会視聴
EUの財政危機は終わったと話されていたが、とてもではないが終わったとは
思えない。
フランスだけを見た場合はよく分からないが、EU加盟国全体でみると問題は
山積しているように見える。
内容は結構抽象的な内容が多く、踏み込んだ発言はされなかった。
やはりむやみに上げ足を取られるような発言を抑えているのだろう。
しかし個人的には具体的な協力内容など踏み込んだ話をしていただきたい気分
だった。
ただ、一国の大統領の講演を聴くということはそうそうないので、
良い経験をさせていただいた。
●明治神宮見学
始めて行ったが、人がとても多かった。
休日とはいえ、特別な日でも何でもない日にこれだけの人が集まるということは
それだけ知名度が高くていい場所だということだろう。
松本さんが「個人的に東京で一番落ち着く場所」と言われていたが、確かに緑が多く、
涼しいため気持ちよく過ごせる。
鳥も多く、タカまでいた。
さらに、2,3質問したいことがあり社務所へ質問へ行くと、総務課の方が
私ひとりのためにわざわざ時間を割いて質問に答えてくださり、大きい神社ながら
とても対応が優しかった。
明治神宮は本当にすごい。
驕らず優しく、私も意識してみる。
●人間力道場参加
山近社長の人間力道場に参加をさせていただいた。
山近社長のお話を聞かせていただくのはもう何度目になるのか覚えていないが、
毎回新たな気付きがあり、深いなと思う。
五輪ピックの"行く"について、現地へ行くことは最近出来てきているが、
そこで本を買っていくことはほとんどしない。
行っておわり、ではなく、熱の熱いうちに本で学びを深める。
会話の引き出しを増やすためにも必要なことだなと思う。
歴史史跡などに行った時、本を一冊は買うことにする。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●オランド大統領の講演
とても貴重な経験をさせていただきました。海外の大統領の講演など、
あのような機会がなければ聞くことはなかったかもしれません。
内容は難しかったですが、年金、成長戦略など、大統領の発言は身近に感じました。
日本とフランスの接近、オランド大統領の日本への歩みよりを感じることができました。
●明治神宮
この日は明治神宮に行きました。以前も行ったことはあります。
都会にあるとは思えない多くの自然に囲まれた場所で、とても落ち着く
ところだったので、また行きたいとは思っていました。
まさに都会のオアシスです。若者の街、原宿と隣り合わせにあるというのも面白いです。
今回は各自自由に見て回り、見つけた場所をプレゼンしました。
神宮内には加藤清正の井というところがあります。私は加藤清正に
ゆかりのあるその地が気になったので、まずはそこを目指しました。
清正の井は庭園内にありました。入場料として、500円がかかりました。
やめようかとも思いましたが、結局は入って良かったです。
行きたいという気持ち、機会はそう何度も訪れるわけではないので、
今回のような場合は行くべきだと思いました。
明治神宮は以前加藤家の下屋敷だったそうで、治水事業に優れていた
清正が井戸を作り、整えられて、現在も保存されています。
井戸の水は清く、作った当初は世界でも有数の井戸だったようです。
実際の井戸も綺麗でした。
また私が行ったコースは絶好のデートスポットでもありました。
6月限定という花菖蒲は綺麗でしたし、二人きりになれる抜け道のようなところもありました。
まだまだ宝物殿など、見たいところがあるので、また行きます。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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●人間力道場参加
初対面の方へのスピーチは「このメンバーなら何の話が良いか?」など
相手に合わせたネタを複数持っておくと良いと感じた。
もちろんそのためには幅広い知識が必要で、それを趣味としている
方々と対等に話せるようなレベルでなければならない。情報誌などを
常に読む習慣を付けようと思う、特に週刊誌などは雑学的な面もあるので
よいかもしれない。
続・関・裸のお話は
続・・・何か一つでも継続し自分自身を鍛える
関・・・相手が求めている物を察する力。人と関わろうとする意欲
裸・・・自分を相手にさらけ出す
自分・聞く力・話せる力の3要素からできていると感じました。
私は特に関・裸ができないのでそれを身に着けられるように気を
付けていきます。空気を読む力といい意味で空気を読まない力、
両立できている方は本当に話がうまい方なのだと思いました。
From: 高田朝輝(群馬県出身、北里大学4年)JVU東京校5期生ダッシュ生
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●1分間スピーチ
牛島さんは朝に一日の計画を考えるとともに、「遊び」の時間を
設けることについて、北海道大学水産科学院の福田さんは
「私が毎日心掛けていること」というタイトルで、寝る前に今日一日を振り返り、
ブログ(もしくは日記)をつけるこということについてスピーチをしてくださいました。
「遊び」の時間はとても大切だと思う。車のブレーキも必ず遊びがあり、
その方がうまく機能する。しかし「これかこれをこの時間でやれたらいいなぁ」と
考えるのと「この時間は遊びにしよう」と考えるのでは異なると思う。私は
前者であることが非常に多い。対策として、
①朝にどの時間に何をやるのか一つに決める。②スケジュールが不安定になっても
、決めたことを5分でもいいから行動に移す。③行動に移した後に
優先順位が高いものがあれば、そちらに変える。
この3点を繰り返し、スケジュールを組む力を付けていきます。「寝る前に
今日一日を振り返る」というのも、布団の中で考えていつの間にか寝てしまい、
朝起きた時には忘れることがあった。最初からきっちりやるのは難しいので、
夜にまとめてではなくふとした時に一日の行動や考えたこと、
得たことをメモし、寝る前に再び考え再びメモをしたいと思う。両方ともに
それらの行動をするための時間がいる。その時間も確保し実践していく。
松本さんから「話しているときに頭が動く」というご指摘をいただきました。
自信のなさやまとまっていないけど話さなければという緊張が表れているのだと思う。
一言で言ってしまうと「慣れ」だが、慣れるためにも、緊張してるなりに話すこと、
うまく言葉が出てこなかったら素直に間をおくことを心掛ける。これと慣れが
合わせれば頭が動かなくなると思う。
●新聞アウトプット
オランド大統領が今回の訪日会見で何を国民向けに話すのか、今後どうして
いきたいと考えているのかと、ベン大生の選挙の意識と今後の考えをアウトプットした。
福田さんが積極的に発言をしていらっしゃったのが強く印象に残っている。
その発言も定義であったり確認であったり、知識を盛り込んでいるわけではない。
多くの方が「詳しくないからうまく言えないなぁ」と考えてしまい、
質問することも恥ずかしくてできなってしまうのに対し、福田さんはまったく
そのようなこともなく質問・発言をする。この積極性はすごいと思う。
選挙時に配るパンフレットには極力政党の名前は小さくし、個人の名を
メインにする、中に入っている申込用紙を含めて色を統一する、
経歴の部分で強調したい部分は色を変える、私服姿も載せて親近感を
持ってもらうなど、A4一枚の大きさでもとても計算されていることに驚いた。
しかし、このパンフレットも直接郵便局に入れられているのよりも手渡しで
渡された方が読む確率は高くなるだろうし、渡してくれた人が
知っている人だったらさらにそうだろう。アナログな手法ではあり、時間を
使うがパンフレットを配ることは一番得票に繋がるのではないか。
●オランド大統領の会見
全体を通して、オランド大統領は日本とフランスは問題になっていることが
似ており、危機を脱出し、競争力を取り戻し、高齢化による市場変化に
対応することを通して乗り越えていきたい。私たちが乗り越えることができたら、
EUだけでなく、世界が喜び、様々なものを変えるかもしれない可能性があり、
ぜひアベノミクスの3本の矢を増やしたいということを趣旨として会見された。
当たり前といえばそうだが、オランド大統領は日本との関係を深めることで
自国の問題を解決したいと思っているだろう。競争力を取り戻すところで
環境エネルギー問題を取り上げた。日本も意識は高く、原発廃止とともに
太陽光発電については国策として取り組まれている。しかし原子力大国
のフランスとしてあまり快くない。そこで第3国の協力の下エネルギー解決を
実現していこう(つまり輸出)という話であるし、フランスは若者の雇用を確保し、
希望を持ってもらい、居場所はあるということを伝えていかなければ
いけないと言っていたが、日本の場合、若者の雇用がないわけではないので
フランスと違いがある。この点を似た者同士と言いくるめて発言しているあたりに
オランド大統領の作為を感じる。フランス、EUとのEPA締結を強く希望
していることもこの点に繋がるのではないか。中国に関してはともに発展し、
ルールを作りお互いを尊重し合えるようにしたいとのこと。日本と中国のどちらを
とるのか迫らないでほしいとも付け加えた。
国民向けだからか、具体的な話ではなく抽象的な話で進んでいき、重要だと
いうことはわかったが、日本のメリットがあまり感じられなかった。
フランスと良好な関係を築いていくのはとても大切だが、EPAを締結するほど
ではないのではないか。
●明治神宮参拝
10万株もの気を人工で植えたため、人工林であるが、全く人口だと
感じさせない。家族やカップル、旅行客と参拝に来る人は様々であり、
ちょっとした「憩いの場」になっている。
宝物殿について調べた。ここは明治神宮がご鎮座された大正9年(1920年)
の翌年に創建され、明治神宮がご鎮座する段階ですでに建てられる
計画されていたとのこと。建物のデザインは公募を行い決定したが、1度目の
公募では選ぶことができず、2度目の公募でほぼ確定し、前に広がる
イギリス風庭園の西洋の要素を盛り込んで建てられた。創建当初は
一般公開されておらず、御物を納めているだけであったが、いつからか
一般公開されるようになり、現在は宝物殿と文化館宝物展示室で
御物をはじめゆかりのある物を見ることができる。宝物殿はコンクリートを
校倉造の要領で建設されているため、当時の建設物の中では除湿性が
非常に高かった。しかし現代の気候には適しておらず、建物内にある除湿溝と
除湿機で快適な環境づくりを行っている。すぐ近くにある北池は
人口の池であり、ここにあった土は本殿を少し高くするために使われた。
南池は清正の井戸からでる湧水でできている天然の池である。
●プレゼン
プレゼンの時は全くまとまっておらず、緊張度合も高く、プレゼントしては
最低だった。松本さんからご指摘いただいたにもかかわらず、首を
動かしながら話していた。しかし、今日を通して、①自信がない②緊張度が高い
③まとまってないの3拍子が揃うとプレゼンをはじめ話す態度が非常に
悪くなることがわかった。他の皆さんは1つに焦点を絞って、そこのみを深めて
プレゼンされていた。私はあまり深められていなかった。具体的に何を
どうプレゼンするのかを考えた後、必要な情報のみを取っていくように心掛け、
小さなものでも深められるようにすることを実践する。そうすれば改善されると思う。
●全体を通して
モノマチ見学の時よりもお話を聞かせていただくことがうまくなった実感は
正直なかった。しかし、とにかく会話をつなげることを心掛けることに
関しては以前よりはできていた。その分明治神宮の事ではなくお話を聞かせて
くださった方の日ごろの仕事に関する話にずれてしまったが、今後もこの
心掛けは続けていく。また、臨機応変な対応が苦手だとわかった。
物事が始まる前にある程度先の事を予想し、その先の不安要素は解消させるようにする。
たとえば、ベンチャー大學の講義で明治神宮に行くということがわかったら、
おそらく最後に人に話を聞いたうえでプレゼンをする。では明治神宮に
到着する前にある程度考えて、調べておこうといった具合である。
From: 春山恭平(杏林大学4年)JVU東京校5期生ダッシュ生
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平成25年(2013)【6月7日(金)】 日本と日本社会について考える/高瀬拓士先生( 日本コンピュータ開発 相談役最高顧問)
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●1日の流れ
1、高瀬拓士先生による講義
「日本と日本社会について考える」
2、新聞アウトプット
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●議事録
1.日本と日本社会について考える~世界一恵まれた国日本
by高瀬拓士先生(日本コンピュータ開発 相談役最高顧問)
・儲かる仕事の受注競争で社員を疲れさせるより、儲からない仕事で誰もが取り組まないが、社会が必要とする、社会に役立つ仕事に取り組めば、いつもOnly Oneで Number One。 それで利益が出るようにするのが経営者の役割。
・大卒は、理屈は言えても精神年齢が幼稚で遊び癖がつき過ぎ。高専卒は20歳相当の大人になり勉強癖も付いている。
・大学生の勉強の基本は、授業以外の時間に如何に自主的に勉強するか。
・専門馬鹿という言葉がある。技術をどう使うかは人間性が決める。
・基礎学力と人間力が教育の基本。
・経済がおかしいから企業がおかしくなるのではなく、企業活動がおかしいから経済がおかしくなる。経済は結果でしかない。
・日本人は日本のことを知らなすぎ。日本人の日本知らず。
・日本は物質的豊かさと引き換えに、その歴史も、文化も、日本人としての心さえも失いかけている。物質的に豊かになった結果、日本人は不幸に なった。
・少子高齢化を危惧する若者がいるが、子供を産むのは自分達若い人だ。
⇒世間が悪くて自分は悪くないという考え。
・バブル経済崩壊は、物質的豊かさに浮かれていた日本人への天罰で有り、考える機会を作ってくれた天の恵みでもある。
・経済活動の点で、日本は世界一恵まれた国。世界トップクラスの技術、インフラ、上質の労働者、1,400兆円もの個人金融資産、安心安全な社会もある。日本は経済不況ではなく人材不況。それを認識し、活かす人材がいない。
・「生きがい」というテーマでディスカッションを行うと、日本の若者は「生きがい」という言葉の意味が分からず国語辞典で調べ始める。
・やる人がいなくて困っているなら自分でやればいい。
・海外から日本を見ると違った日本が見えてくる。外から見ると、内が見える。
・自分の位置づけを知ると、今どっちを向いて、何をやるべきかが見えてくる。
・今日という日は明日の前の日。今日これからどうするかによって明日が決まる。
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●日本について考える~世界一恵まれた国日本by高瀬拓士(日本コンピューター開発)
今の日本の現状を憂うような言葉が多かった。
海外の学生の勤勉さに比べて
日本の大学生は豊かさによって勤勉さを失い
お金を払って大学に行っても勉強をせず
卒業だけすればよいような大学生活を送る。
ここまでは多くの人も憂慮することかもしれないが
高瀬社長の考えにあったのは
「本当の大学生は空いた時間に自分で勉強する。」
ということだった。
また大学生の質の低下=日本の若者の質の低下となりそうなところ
高専の学生は大人で勉強癖もついているそうだ。
日本にはまだ十分すごい国になる余白があると感じた。
現状を憂いていては今日の講義の意味もないと思うので
他人事と思わず日本の若者がどうすれば勉強をするのか
という課題は日本にとって大きなテーマだと感じました。
海外から日本を見るとまた違ったところが見えてくるとの
ことなので、一層海外に行きたい気持ちが強くなりました。
●新聞アウトプット
入試の方法が変わる記事では
学生への影響がどのように出てくるか議論した。
欧州やアジアでは試験の方法が違い、
どのようにするのがいいのかはなかなか難しい。
エアコンのアプリの記事では、
これにより事前に部屋の気温を帰宅前に調整できれば
利便性は高いが、どれくらい需要があるのかは疑問に感じた。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学び
1、高瀬先生の講義
日本コンピュータ開発の高瀬先生に日本について講義をしていただいた。
高瀬先生は日本は恵まれた国だと強調されていて、本当にそうだなと感じた。
不況だ内定率がなんだと騒ぐが、日本は世界の中ではすごくいい。
小さい頃には自分のことだけを考えればよく、もし職に就けなくとも
生きていける。
確かにすごく恵まれているなと思う。
ただその状況に感謝できず、当たり前のものと思っているから今の自殺率などにつながって
いるのだろう。
高瀬先生の講義をお聞きして、自分にとっての幸せとは何だろう、と考えさせられた。
高瀬先生は亡くなる時の様子を想像され、それに向かっているとのお話でした。
死をゴールととらえ、どういうゴールをしたいのか。
高瀬先生は拍手喝采を浴びたいと言われていた。自分なりのゴールを見つけていく。
ビデオで、
「もっとも美しいことの一つは無知でないことだ。
勉強もせずに働きに出ることは一生を奴隷に捧げるのと同じだ」
という言葉が印象に残った。
社会の現状、その他の知識を蓄え、なりたい自分になるために働くのだと思えば、
働く時間はすごく有意義になるだろう。
逆にただお金が欲しいからだけで働くと、ただ自分の時間をお金に変えるだけに
なってしまう。
新聞や本で知識を蓄え、無知でない人になる。
●新聞アウトプット
大学入試の形態変わるという記事と、
外出先からエアコンを起動できるアプリの記事について議論した。
大学入試の形態が変わるという記事においては、これでも本当に
勉強するようになるのかという話が出て、もっともだなと感じた。
日ごろから勉強するのならば、現在の形態でもするだろう。
形式にこだわらず勉強をする習慣をつけなければ。
ベンチャー大學にはテストはないが、学ばなければ意味がない。
エアコンについての記事では、規制が緩和されて家電が外出先から
遠隔操作できるということで、これは大きな動きになるのではないか
と思った。
しかし議論してみて冷静になると、意外とそうでもないということに
気付いた。
新しいからとむやみに飛びつかずに、一度冷静に考えてみる癖をつける。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●日本人と心
あまりにも納得できることばかりで、頭をハンマーでガツンと打たれたような衝撃だった。
現代の我が国がおかしくなっている一方で、「日本」という国は素晴らしい。
現代の大学の教育、学生の姿勢が間違っていることは明らかだろう。私は、少し前まで
大学に通っていたのでよくわかる。大学で何が勉強になったかと聞かれたらわからないし、
勉強をしたかと聞かれたらほとんどしていないと考えてしまう。
私はそのように大学での学びを後悔しているのだが、この傾向は変わって欲しい。むしろ、変えたい。
また、現代の大学生は「生きがい」という言葉の意味がわからないという。
日本に来た外国人留学生はそのことに驚く。なんのために生きているのだと。
先生は自分の位置づけを知れとおっしゃった。
①人生による自分の位置づけ
→今、何をすべきか。
②歴史の上での位置づけ
→自分が何をすべきか。
③世界の中での自分の位置づけ
→どちらの方向を向くべきか。
私は生まれてきた人それぞれに、使命があると考える。今自分が世界のどの場所にいて、
歴史の上で自分に何ができるのか、と考える。
それを達成することこそが私は「生きがい」になると考える。
日本は豊かになった。金、資産はある。技術力はトップレベル。
元々、恵まれた国でもある。海は利用できるし、3万種もの植物があって、民族も統一されている。
しかし、それと引き換えに日本は歴史、文化、日本人の心を失ってしまったという。
私もそう思う。
東京の街も歴史の建物が失われて雑然としているし、日本人全体のムードもブルーになっているように感じる。
日本人は、元々の素晴らしい心を取り戻さなければならない。
私にも何かできるのではないか。
先生は一貫したお考えをお持ちで、それをきちんと実行して、私たちに伝えている。
また、考えの強制もしない。ご自身の考えていることが必ずしも正しいとは思っていないという。
ただ、自分の信じていることを伝えているだけだと。
私も見習います。
確固たる自分の考えを持ち、それを発信するに見合う人間になります。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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●気づき
・基礎学力と人間力
試験は答えが一つだが、世の中は答えがいっぱいある。それを自分でみつけなければならない。
学んだ技術をどのように何に使うかを考えることが大切。
・行動する
悪いとことの愚痴を言うが行動しない人が多い。それでは何も変わらない。
「社会が悪い」「周りが悪い」それは他人のせいにして、自分は何も考えず今を楽しもうとしているだけ。
行動しないと意味がない。
・豊かさ
日本は他国に比べると豊かな国。しかし、それでも経済不況だと喚いている。
日本は経済不況ではなく人財不況。
日本には良さがたくさんあるのに、それに気づいていない。活かせていない。
若者が気づき、動き、変えなければならない。
・大学教育
海外の人たちにとって大学は学ぶところ。
日本は学ぶのではなく、単位をとり卒業するところになっている。
何のために大学に行くのか。大学に入ることや卒業することがゴールではない。
自分で学ばない人に成長はない。
●実行すること
・愚痴を言わない。行動する。
●全体の感想
高瀬先生はブレない強い想いを持っていると思った。
言葉の一つ一つに力があり、強い信念があるように感じた。
また自分で動き自分で学ぶ気持ちの大切さを痛感した。
海外の人たちの姿勢をビデオでみると、私たちはまだまだ考えが甘いと感じた。
From:安藝崇文(クマガイコーポレーション株式会社)JVU東京校5期生社会人コース生
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●講義の気付き
本日は日本コンピュータ開発の高瀬先生の講義に参加させていただいた。
高瀬先生のお話を聴いて改めて、日本は恵まれていると感じさせられた。
日本のこの豊かさを、もっと多くの若者が知ってほしいし、知らなければならないと思う。
ただ日本で生活している中ではなかなか感じ取れないことではあるが、少し視野をひろげて
自分の位置を知ることで、見えないものも見えてくるはずだ。
高瀬先生がいつもおっしゃる、人生や歴史の中での自分の位置づけを知ることは
このようなものにも繋がるということを学べた。
この豊かな日本の環境を利用し、海外の若者に負けない経営者になる。
知識や教養というのは持っているだけでは意味がなく、使って初めてそれが価値となると教えていただいた。
ここ日本ベンチャー大學での1年を振り返ってみて、もっと多くの使っていない知識があることに気づけた。
なるほどで終わるのではなく、実際に使用しなければ、自分の身にならない。
否定や愚痴といった自分の意見というのは、実際に使用して初めて言えるものだと感じた。
From:南出浩(大阪府出身、桃山学院大学卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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●『日本には、世界が真似出来ない素晴らしさがある。』
まず高瀬先生は、日本人として生まれて来た事が、素晴らしい事であると教えて下さいました。
『日本人の持つ気性、謙虚さや助け合いの文化は、世界も一目置く存在である』と言います。
東日本大震災の時は、配給で日本人が取り合いもせずきちんと並んでいる姿勢を見て、
世界中の人が驚きと尊敬の念で日本を見ていたそうです。
また日本は基本単一民族・単一文化であるので、世界で一番天皇が歴代長く続いている政治であるし、
伝統文化は礼儀の作法や美しさは他国に類を見ない、と教えて頂きました。
そして『日本人は真面目でコツコツ努力するので、経営者から見たら世界の中で見ても、
とても品質の良い人材である。その精神性のおかげで2位の経済大国に登りつめた。』と
ところが今の日本は、古い町並みも残さず、伝統ある建物は次々に壊し、
人々はものの豊かさやお金を未だに追い求めている。
今日本は不況であるといって落ち込んでいても、まず日本の人が
昔からある自分達の伝統ある歴史や文化、日本人の美しい精神性を
学ぶべきだと思いました。日本の良いところ・強みを再発見し、自信としていけたら、
不況も協力して乗り越えられると感じました。
●『今の大学生が間違っている。』
今の大学生は、目的を間違って入学していると言われていました。
大学に入る事が目的ではない。大学で何を学ぶかが目的であると。
そして大学生は入学をしたら、今度は卒業が目的になる事も間違っていると
言われていました。
その結果が、高瀬先生が採用で4大卒の大学生と高専の学生会う際、明確な違いが出るといいます。
『大学生は、理屈ばかりで遊び癖が付いている。そして会社も面白そうな会社・安定した会社で
大企業を選ぶ。』
と先生はいいます。目的もなく、大学時代に遊んでいた結果が、入社3年で3~4割が辞める
結果になっているのでしょうか。
一方、高専の学生はきちんと20歳の大人になっているといいます。
高瀬先生は、地方大学へ赴き学生の採用を行うのですが、高専の学生の特徴は、
『とにかく勉強癖が付いている』といいます。熊本の短期大学校の学生と会ったときは、
1年間で80単位を採っている学生に会い、即採用したそうです。
私も高瀬先生と同じく、今の学生には高専の学生を見習って、勉強癖を付けた方が良いと思います。
それが人間の魅力、人間力になると思います。
●まとめ
先生のお話を聞いて、日本人の持っている良い人間性、良い文化が沢山あると再発見させて
頂きました。その良い部分も、私達が意識次第で消すこともでき残すことも出来ます。
私もより沢山の日本人の文化と人間性を誇りにしてゆきます。
From:小林諒也(北海道出身、公立はこだて未来大学院卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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