平成26年(2014)【9月17日(水)】 女子プロレス学/Ray選手(女子プロレスラー)
2014/09/17
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●1日の流れ
9:45 新聞ディスカッション
1面「国際企業、税逃れ歯止め」
・節税は悪か?
・対象企業の線引きは?
1面「春秋」
・アイルランド独立機運の原因は?
10:30 女子プロレス学/Ray選手(女子プロレスラー)
・フリーランスとして
・イメトレの重要性
・受けの美学
13:45 柳沢プレ講義「松陰先生」
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●女子プロレスラー、Ray選手による講義
普段、聴衆を前に話をすることはほとんどないようで、Rayさんのお話を
間近で聞けるのは滅多にない機会。
・フリーランスとして
Rayさんは現在フリーのレスラーとして活動している。
各団体の興行に参加するだけでなく、6度目の自主興行を近く開催する。
また、北朝鮮で開催された格闘技イベントにも出場。過去にはフランスや
メキシコで、数万人規模の試合をやったこともある。
フリーであるため、仕事は自分で探して、また作り出していかなければならない。
なので、飛び込み営業もどんどんやるし、紹介してもらった方に会いに行く
面倒を惜しまない。
今回は「覆面増殖大作戦」という、いかにも面白そうな興行を企画され、
出場するのみならず、演出まで手掛ける。
・イメトレの重要性
Rayさんは、後楽園ホールでのデビュー戦で、あまり緊張せず試合に臨み、
勝利を収めることが出来た。
それは、試合前に徹底的にイメージトレーニングを行ったからである。
未経験のプロレスであっても、「ここでこの技を出す」というように
組み立てれば、大丈夫だとおっしゃった。
同時に、会場ごとにお客さんの反応はかなり異なるので、それを掴んで
お客さんを盛り上げるために実戦経験も必要である。
・受けの美学
プロレスと他の格闘技では、ジャンルが全く別だという。
それは、プロレスは相手の技を受けることで、相手を輝かせることが出来る
競技だということである。
技を受けて会場を沸かせることの出来る選手は「上手い」と評価される。
それゆえ、対戦相手と信頼関係がなければ、技を受けきれない。
素晴らしい試合にすることが出来ないのである。
・感じたこと
Rayさんは、自分の理想を追い求めるためにフリーで活動し、女子では数少ない
マスクレスラーを貫くなど、尖った生きざまを見せる方だなと感じた。
しかし、取っ付きにくいなどということは全くなく、私たちプロレス素人にも
率直に思いを語って下さって、とても嬉しかった。
イメトレのお話は、今すぐカミカゼビール営業に生かせるお話だった。
というより生かさなくては話にならない。
私も技を持ち、それをもとに組み立ててみよう。
●柳沢プレ講義
松陰先生について子供たちに講義するので、その練習を行った。
しかし、準備不足で、何より話の組み立てが全く出来ておらず、途中であえなく
打ち切りとなってしまった。
導入、切り口、そして何を相手に伝えるか。
自分だったらどうやるか、と考えるとなかなか案が思い浮かばない。
松陰先生を複数の側面からジャンルに分けて語るという、由真さんの提案は
非常に参考になった。なにも時系列に縛られずともよいのだ。
全体に一本の筋を通すことが重要だと感じた。
From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●女子プロレス學
・イメージトレーニング
Ray選手は、デビュー戦ではイメージトレーニングをして挑んだと伺った。
因みにデビュー戦で使う技は、4種類あったという。その4種類をどのように
組み立てればお客様が喜んでくれるのかをイメージすることで、失敗は極力減らせる。
やはり試合前のイメージトレーニングは必要なのだなと改めて感じた。
・ライバルの存在
Ray選手は、いつもタッグを組む相手はライバルだと仰っていた。
私は、ライバルがタッグだとやりづらい部分があると思うのだが、
Ray 選手の場合は、観客がどう喜んでくれるかを一番に考えている。
そんなところから、Ray選手のプロ意識の高さを感じられることができた。
やはり、ライバルの存在も必要ではあるが、まずはお客様や観客のことを
第一に考えていかなければならないと感じられた。
・視野を広げていくため
視野を広げてるためには、異業種の人達と頻繁に会っていくべきだと
仰っていられた。そのためには、自分発信で行っていかないといけない。
そうすることで、自分に自信が持てるのと同時に偏った考えから色々なものが
見えてくるのではないかと感じた。これもビジネスをする上で必要なことだと感じた。
From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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●女子プロレス學
女子プロレスラーで現在、3人しかいない覆面女子プロレスラーの1人
Rayさんに講義に来ていただいた。
私自身、あまり女子プロレスに詳しくなく、Rayさんのお話はとても貴重なお話でした。
プロレスをする側である選手はお客様の反応を見ながら試合をするので、
会場のお客様の数が少ないと声が聞こえたりして、プレッシャーが掛かるそうです。
逆にお客様が盛り上がったり、会場のお客様が多かったりすると
Rayさんの場合、アドレナリンが出て緊張することはないと話されていました。
今の女子プロレスについてRayさんは、「女子プロレスがアイドル志向になっていて、
ヒール役をやるような女子プロレスラーがいないことを残念だ」と仰っていました。
人がやらないことをやるのが本当のプロであり、今はそういう人が少ないのが
今の女子プロレス界の現状だと知りました。
また、女子プロレスはよく他の格闘技と一緒にされたり、茶番だと言われることが
多々あるそうですが、プロレスは『受けの美学』であり、ただ単に技を繰り出す
スポーツではなく、お客様を楽しませるエンターテイメント性の高い競技だと学びました。
そして、Rayさんは現在、1から10まで自分でプロデュースする、今までにない新しい
自主興行をしています。
それは地方巡業をしながら異業種の人々と交流することで、プロレスを子供達に広めたい、
自分の道を自ら開きたいという想いで自主興行を始めました。
今でも、自分の道を切り開くために挑戦し続けるその挑戦する勇気も
見習わなければいけないと感じました。
●子供達の松下村塾プレ講義
結果は、ただ時系列をただ話していくだけでは面白くないし、子供達にも飽きられると
周りの6期生達から言われました。
私としても用意が不十分であり、また他の人に相談が足りなかった事が反省点でした。
そして、周りのアドバイスとして、ジャンルごとに分けて話したり、合間合間に
子供達に対して問いかけを投げかけたりしたらどうかとのアドバイスをいただきました。
そのアドバイスを元に周りの人たちにも助けてもらいながら、次回のプレ講義では
子供達にも分かり易い、飽きられないような講義をしてゆきます。
From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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●女子プロレス学
本日は山近社長のご紹介でRayさんが来られました。
プロレスというものが、技の受け身で如何に相手選手がすごいということを
見せるための競技である、と初めて知りました。
確かに自分が好きな総合格闘技では、相手を徹底的に叩きのめします。
そのせいかプロレスも相手を叩き潰すことで勝利だと勘違いしていました。
ただプロレスは技が総合格闘技に比べて豊富であり、年齢層問わず盛り上がれる
競技であると知りました。
またRayさんは、北朝鮮に行かれた数少ない人物です。
私は留学中に一度中国側から北朝鮮を見たことがあります。
そのため北朝鮮に対してはとりあえず貧乏だ、核兵器を作っている、
閉鎖的であるというイメージしかありませんでした。
ただ今回、北朝鮮が規律が日本と比べてしっかりしているところや、平壌に関しては
ごみ一つ落ちていないということを知り、自分が固定概念で動いていたと
いうことを知りました。
●柳沢君の松陰学
午後は柳沢君が歴史に詳しいということから、柳沢君が幕末の歴史を講義してくれました。
しかし、準備が不十分であったため、柳沢君本人はつっかえていました。
自分もそれを見て、準備から何事も時間がかかる性格であることから
準備は時間が必要だと実感しました。
これは他人事ではないと実感しました。
From:鈴木駿介@東京校6期生(神奈川県出身、国士舘大学卒)
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