令和元年(2019)【8月7日(水)】 夏の出版編集トレーニング 3期生1組(三日目)
--------------------------------------------------------
令和元年(2019)【8月7日(水)】
夏の出版編集トレーニング3日目
3期生1組
--------------------------------------------------------
・こんなこと出来たらいいな
今回見てもらったESで、これから流行しそうなビジネスやコンテンツについてなかなか思い浮かばず、最後まで書くことができなかった。今あるもので流行りそうなものを考えていたが、自分だったらこんな事できたら嬉しいな、流行るのではないかな、と思いついたものはあるのでリベンジをする。
・一歩づつ
今日初めてサムネイルの基本を知った。編集者になったら誰しも作る企画のサムネイル作りを学べたことは、編集者になるための新たな一歩だと感じた。
昨日の校正・校閲に引き続き、少しずつ知識を得ることができていると実感した。
村野亜美花@日本大学
--------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------
・やってみることの大切さ
ロケハンに実際行って、自分の足で歩いてみることでわかることが多かった。はじめは「見つかりっこない」と思っていても、興味が広がる事柄は思わぬところに転がっていて、それは探した人でないとわからない。そんなことがつかめた気がした一方、こんな風にアンテナを張り巡らせた状態を24時間365日続けるのはキツそう、自分にそれを持つ力があるのか?と不安も生まれました。でもここから「習慣」を変えて少しづつ慣らしていけばいいんだ、と今はポジティブに考えておくことにします!
・ミャンマーこわい!けど・・・
今日のミャンマーのお話を聞いて感じたのは、リスクを冒すことで感じられる面白さもある、ということです。最初は怖いしか感じられなくて「なんでわざわざ?」という疑問しか出てきませんでしたが、お二人が本当に楽しそうに話をしてくださるのを見て、リスク以上の学びがあるんだと知ることができました。
大田萌絵@明治大学
--------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------
・朝礼から出来ること
朝礼での声の小ささや元気の無さを指摘された。心得として何となくでしか意識できていなかった面があり、その日1日をどう過ごすか、自分のためにも周りのためにもあとの3日間頑張っていく。叱ってもらったことに感謝をし、同じことを言われないよう注意していく。
・夢想散歩
街中には色んなものがあるようで実は無い。
食べ物屋さんや神社、なにかの碑、など街を歩けば何かにはぶつかるけれども、それらをピックアップして1つの雑誌にまとめるとなると、ただそこにあるものだけでは文量や内容が少なくなってしまい、作りたい雑誌、手に取りたくなる雑誌からは離れてしまうと感じた。
ただ場所を取り上げるだけなら、この雑誌じゃなくてもいいなあ、となってしまう為、何か付加価値をつけ、人の興味を惹くものを常に考えていないといけないと思った。
2人で街を回ると視点や思考が当然違う為、新たな発見が生まれやすいと感じた。
柴田尚人@國學院大学
--------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------
・ドラえもんを超える存在に
編集者という仕事は「常に未来を見据えなければいけない」ということに、ESの添削で改めて気付いた。まだまだこんなもんじゃ足りない、という貪欲な姿勢が、新たな発想にも繋がるのではないだろうか。
・広がる景色の多様性
昨日の校正、校閲に続き、今日のロケハンでも人それぞれの視野や観察眼の差があるのだということに気付いた。『月刊飯田橋』を作る上で、なんの変哲もない飯田橋という街を自分の中でどのように描いていくのか。これも視点を変えていくことによって見つかるのではないだろうか。
小牧未来@跡見学園女子大学
--------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------
・ラフに
私は以前、サムネイルを作成したことがあったが、丁寧に描きすぎて、デザインが思った通りにいかなかった。「サムネイルはラフなほどいい。デザイナーさんも楽しめるように」という話を聞いて、自分の考えばかりが先行していたことに気づいた。雑誌は編集者、デザイナー、カメラマン、コピライターが融合しあって初めて成立するものだと学ぶことができた。
・何も生まれない
「外、暑かったでしょう?」「はい。暑かったです」
はい終了。それ以上は何も生まれない。
はっ!そうなのか!これも人間力につながるのか!
身をもって感じられた。
米窪日菜子@横浜市立大学
------------------------------------------------------
・挨拶は意識を持って行う。
朝の挨拶は自分としては大きな声で挨拶をしていたつもりだったが、つもりなだけで大きくなかった。意識を持って明日以降は大きな声で挨拶をする。
・言いたい事は最初に言う。
今日は、昨日よりも常識に囚われない意見を発表出来た気がするが、折角の結論を最初で言わなかった為に、曖昧な意見となってしまった。反省を生かしてコンパクトでインパクトのある意見を作る。
沼尾卓哉@龍谷大学
--------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------
・サムネイル
広告や雑誌の表紙・記事を出すときに大まかな枠組みをすること、これは学ぶ前からうっすらと記憶の片隅にはありましたが、本格的に学べたのはこれが初めてです。今後広告や雑誌の記事を見るときは構造を意識して読んでいきたいです。
・月刊飯田橋の案だし
街に出てフィールドワークをするときに、普段何気のない所にもヒントや新しいイノベーションが隠れているんだなと学びました。そして何気のない会話にもヒントが隠されていることも学びました。今後は世の中あらゆる物に深く、追求をしていきたいです。
守山涼@神奈川大学
--------------------------------------------------------
令和元年(2019)【8月6日(火)】 夏の出版編集トレーニング 3期生1組(二日目)
--------------------------------------------------------
令和元年(2019)【8月6日(火)】
夏の出版編集トレーニング2日目
3期生1組
--------------------------------------------------------
・イメージって大切
新聞ディスカッションの際、野田さんの意見を聞いて、小さい頃に植え付けられたイメージは大人になってもずっと残るものだと感じた。例えば、『はだしのゲン』 グロテスクで残酷な描写ばかりが目立ってしまい、戦争が起こった事実よりも「戦争は悲惨だ。グロテスクだ」というイメージばかりが先行しがちだ。それは大人になっても消えづらい。
また、校閲の時もイメージの大切さを感じた。
書籍もそうだが、特に雑誌はそれぞれのイメージがある。それによって文章の言い回しも変わってくる。例えば『OZmagazine』は女性向けで、軽やかな感じ。『POPEYE』は先輩が若い男子に語りかける感じ。言い回し1つにとっても、妥協をしてはいけないのだと感じた。
・編集者魂
お昼が終わってからの校正・校閲約3時間。「き、きつい・・・・。腰がいたい・・・」
文字の荒さがし、情報が間違っていないか、スマホ片手に検索。赤入れ。ほかの文と見比べる。赤入れ、赤入れ、赤入れ・・・。気が遠くなるような地味な作業。雑誌の華やかさはこういった編集者の堅実さによって輝くのだと感じた。
米窪日菜子@横浜市立大学
------------------------------------------------------
・変なことを言ってみる
新聞アウトプットをやってみて、予想よりも難しく感じた。自分の発表が終わった後、普通のことを言ってるなあと感じ、突拍子もないことやぶっ飛んでることって何だろうと再び考える機会となった。
海賊版の話になったときに何を言っても二番煎じな気がして、凝り固まっている自分を変えていかないといけないと素直に感じた。
今回はただの話し合いだから良かったけれども、何か対策や具体案を「何日までに」と仕事として提出を求められたら自分はどうするだろう…と考えてゾッとした。
・文字を看る
校正・校閲を実際やってみると、文字をよくみないといけないと感じた。誤字脱字や半角全角、前のページと同じ表記がなされているか、事実確認などドラマで見ていた世界と似てる部分もあったが、自分ならあんなに楽しそうにはできない仕事だなと感じた。
自分は小説を読むがこんなに1文字1文字、丁寧に注視しながら何ページも読むのは苦痛だと思ってしまった。
これらの作業なしに、普段手に取るような良い書籍にはならないことも実感した。
柴田尚人@國學院大学
--------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------
・平凡ゆえの貧弱さ
朝刊を読み、気になった記事を選ぶ。どのような記事なのか要約し、その題材について対策を述べる。そのような新聞アウトプットの一連の作業をする中でも、自身の発想の貧弱さに驚いた。昼休みの何気ない会話の中で、米窪さんが「海外で1人でヒッチハイクすると言っていた友達がいた」と話していた。私にはそのような勇気もなければ、1人でヒッチハイクしようと思いつくこともない。私が貧弱な発想しか生みだせないのは、平々凡々な日々を過ごしてきたからなのではないか、と気付いた。新鮮な発想のためには、非凡な経験、またそれを恐れない心を育てる必要がある。
・見えているものの差
校正・校閲を行う中で、その地道さに気が遠くなる思いだった。他の学生が手を加えたあとの原稿は、そんな部分に気付くのか?と驚かされるところばかりで、観察眼の鋭さ、自分の視野の狭さを実感した。こればかりは訓練で補うものなのかもしれないが、ひとつのことに集中してしまうと他が見えなくなる自分の性格も災いしていると気付いた。今後は視野を広く持ち、観察眼を鍛えるために、日々の生活の中でも様々なもの、ひとを見ることを意識していく。
小牧未来@跡見学園女子大学
--------------------------------------------------------
・常識を覆す
新聞のアウトプットを各自行い、そこから原爆について興味を持ってもらうためには何ができるかという議題でディスカッションをした。漫画やアニメを使って誰にでも分かりやすく、親しみやすい物で伝える方法や、今は広島や長崎にしかない原爆の展示を日本各地で出来ればいいのではないかという案が出た。私としては自分が思いつかなかったことをみんなの提案で気が付いたことがあった。
しかしまだそれは常識的で、今までにも誰かしらが考えたことがある方法なのだと感じた。
もっと、「」それ本当に実現できる?という不可能とも取れるけれど、やることができたら良い効果をもたらすのではないかという方法を思いつくことができるように、今後はさらに頭を回転させたい。
・集中力との戦い
初めて校正・校閲を行い、一枚一枚事実確認を行うことの大変さを身をもって実感した。
これは本当に集中力のいる作業である。最初の方は進みも早くうまくいっていたが、時間が経つにつれて眠気も出てきて、集中力が切れるとこんなにも進みが遅くなってしまうのだと感じた。
今後、編集者になれば校正・校閲は一生ついてくる仕事なので、集中力を養いたい。ただ本を読むのとは訳が違うと感じた。
村野亜美花@日本大学
--------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------
・新聞アウトプット
アウトプット後の話し合いで一番感じたのは、真新しい・斬新なアイデアというのは簡単には出てこないということです。どこかで聞いたことがあったり、すでにあるもので頭がいっぱいでそこから抜け出すのが大変でした。しかし海賊版の話では、あと一歩のところまでは進めたんじゃないかなという手ごたえもわずかですが感じられました。
・校閲ガール体験!
すべての本はこの作業を何度も繰り返されて出てきているのかと思うと、全出版関係の方々に頭が上がりません。また、今までは載っている情報すべて信じて読んだ経験しかなかったので、疑いながら読むということも新鮮味がありおもしろかったです。
大田萌絵@明治大学
--------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------
・意見には常識は要らない
何個か意見を出したが、どれも無難な意見でインパクトが無かった。「タピオカを食べると偉人の言葉が浮かんでくる」みたいな常識に囚われない意見が必要だ。
・仕事に染まった大人がプロ
校正・校閲体験をして、中々に疲れたが、それが当たり前になって、日常の中でもふとやってしまう人がプロといった話はなるほどと思った。
沼尾卓哉@龍谷大学
--------------------------------------------------------
・新聞のアウトプット
いかにコンパクトに分かりやすく伝えられるか。中々インパクトを人に与えるのは難しいなとひしひしと感じました。また、校正・校閲は人が多いほうが様々な間違いが分かる。意味合いとして写真の正誤性、選手の背番号がwebと比べて合っているかそこまでが校正・校閲であることを知りました。ただ文章を修正するだけではない。
守山 涼@神奈川大学
--------------------------------------------------------
令和元年(2019)【8月5日(月)】 夏の出版編集トレーニング 3期生1組(一日目)
--------------------------------------------------------
令和元年(2019)【8月5日(月)】
夏の出版編集トレーニング1日目
3期生1組
--------------------------------------------------------
・仮想世界からの離脱
私は今まで大学で自分の好きな、漫画だけを研究材料としてきた。漫画の世界とは現実ではなく、仮想の世界だ。仮想の世界において、基本的には現実で起こっていることは関係なく、今世界では何が起きているのか、日本でどのような問題提起がなされているのか、全てにおいて無知でもよかった。しかし編集者とはそれをただ享受し研究するのではなく、新たなことを発信していかなければならない。今回新聞のアウトプットを行ったことで、自分がいかに無知かを再度自覚させられ、新たな発想が生まれないのは経験値と経験知、どちらもが足りないからなのだと気付いた。私は漫画という仮想世界から離脱し、現実を学ぶために、もっと様々なことに目を向けなければならない。
・全てのことにストーリーがある
新聞を読んだことのなかった私は、新聞とはただの事実の羅列であり、毎日の新聞はもちろん、その記事もひとつひとつ独立したものなのだと考えていた。しかし、実際には翌日の新聞へと続く記事があったり、ひとつの新聞の中でも、世界的にこの動きがあったからこそ企業が動いた、などというストーリー性を見出すことが出来ると知り、驚いた。また、自己紹介の中で野田さんが、「全ての歴史には関連性がある」という旨を話していたこと、書籍の紹介で柴田さんが「登場人物の動き全てに意味があり、運命を感じる」と話していたことからも分かるように、世の中の全ての物事にはストーリーがあり、今までの歴史、事柄を振り返り、そのストーリーを組み立てることで、次に何が起こるか、何が流行るかを予想することが出来るのだと気付いた。そしてそれらを予想することで、「今までにない企画」を生み出すことが出来るのではないだろうか。
小牧未来@跡見学園女子大学
--------------------------------------------------------
・アピールチャンス
就職セミナー等で質疑応答の時間には必ず質問をするべきだと言われたことがある。だが私は今までそれを実践出来たことがない。質問をしている人を見て、色々と思いついていることに圧倒されていた。しかし今回の講義を聞いて、質問は思いつくというより話を聞いている中で自分で考えて探すものなのだとわかった。今までは話しを聞いてそれをメモし、納得して終わりだった。今日からは、話しを聞いているときは常に「何か質問はないか?」ということを考える癖をつける。
・新聞の読み方
新聞アウトプットをしてみて、私の今までの新聞の読み方は本当はただ目を通しているだけだったと感じた。内容を見て納得し、それでお終いにしていたからだ。気になる記事を見つけて、その記事の内容に対して自分であればどのようなアプローチをするか考えることは初めての経験だった。今まで私がしてきた、ただ目を通すだけの読み方では、記憶に残りづらいと思う。これからは読み方を変えて、特に気になったところはその内容の先を考える読み方をする。
村野亜美花@日本大学
--------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------
・復習を怠ってきた今日この頃
インプットしたことを後々復習するのはインプットと同じ、またはそれ以上に労力のいること。大学受験に苦しんでいた高校3年生のときは、テストを受けた後、間違えたところはその日のうちに復習していた。しかし、大学生になると、「授業を受けたこと」に満足、「ゼミに参加したこと」に満足…。復習しない習慣がついている恐怖を感じた。今日自分は何を身につけたのか? 何を学んだのか?を振り返ることの大切さを身をもって感じていきたい。
・アンテナをたくさん持つこと
新聞の読み方講座で、薬の話になった際に、全くついていけてない自分がいた。一方で、朝ドラの話題が出た途端、これでもか!というくらいに首を縦に振って目を輝かせながら話を聞いている自分もいた。
自分の得意でない、今まで知らなかった事柄に触れておくこと、そういったニュースを少しでも見ることで、色んな切り口を生むことができるのだと実感した。これは、企画を生み出す際にも役に立つ。
米窪日菜子@横浜市立大学
--------------------------------------------------------
・質問する気で話を聞かないと、質問はすぐに出てこない!
今日はとにかく話についていくこと、遅れないように聞くことで精一杯だった。頑張って聞く、メモを取る、そこまでで終わってしまっていて、自分の頭で考えていないから質問がでてこないのだと思う。明日からは、質問をする前提で、つまりより自分のことという意識を持って臨みます。
・「新聞は教科書」
最初はわけがわからなかった。なんの宗教か?とさえ思った。しかしそれも「素直に聞く、一旦やってみる」ことが大事だと思う。だまされたと思ってまずは1週間わからないなりに一生懸命読んでみるということを実践します。
大田萌絵@明治大学
--------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------
・新聞アウトプット
新聞を一度自分の中に落とし込むことが必要だと感じた。記事の内容を自分の知識や経験と照応させてみて、意見を出す作業でもあると気づいた。今は少ない自分の知識なども、新聞アウトプットを通して、習慣化していく準備になると思った。
・聞くときに考えること
「何か質問はありませんか?」と聞かれたときにすぐに質問が出てこないことに気づいた。「なぜ?」「どうして?」を、話を聞きながら考えていなかったり、発話者の言う内容だけを理解しようとしたりするのでは足りないと感じた。
柴田尚人@國學院大学
--------------------------------------------------------
・新聞は記者による仕様を感じながら読むべし
新聞の記事は記者の書き方によって印象が意図的に操作されている部分がある。そのような印象に踊らされず、記事の本質を見抜く力が必要だと学んだ。
・御飯の五礼
御飯をご馳走になった際に、計5回のお礼をすると次に繋がるといった話。
沼尾卓哉@龍谷大学
--------------------------------------------------------
令和元年(2019)【7月27日(土)】 インターンシップ説明会
3年生を対象に説明会を開催。
この日は今期一番の参加人数でした。
たくさんのご参加ありがとうございました。
夏のトレーニングでお会いしましょう!
事務局より
令和元年(2019)【6月26日(水)】 ラーナーズ日本語学校教師 ウィン先生来日
ラーナーズ日本語学校 テッ ナウン ウィン校長
(Japanese Training Centre LEANERS 代表)
をお招きし、ミャンマーの歴史や文化、ミャンマーの留学生について幅広くお話いただきました。
参加者の学生さんからも質問が飛び交い、興味深いお話をたくさん聞かせていただけました。