東京校の講義レポート

平成25年(2013)【5月24日(金)】  スピーチ学/若林健治先生(元日本テレビアナウンサー)

2013/05/24
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●1日の流れ
1、若林健治先生による『スピーチ学』
2、新聞アウトプット
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●議事録
9:00 朝礼、掃除

9:40 「将来の宣言」の練習
・抗議前に行う、「将来の宣言」の確認を行った。
・順番、動きの統一など、細かい確認もした。

10:00 若林健治先生によるスピーチ学

フリーアナウンサー若林健治先生に、スピーチを中心に講義をしていただいた。

【自己紹介スピーチ実践】
→一人一人、約1分ほどで自由にスピーチを行った。
・自分の型、リズムを創るとよい。
柔らかく話すことも大事。
・10個、自分のやるべき具体的なことを書けるか。それを周りに発信すべき。
・夢は色々変わってもいいが、最後は絞り込む。
・動画は気持ちが伝わる。
・スピーチをずっと続けず、句読点をつける。
・夢を持つ友人を作る。
・ピジネスではジョイントもできる。

【アガらないためには】
・自分が思うよりみんな見ていない。むしろ、こっちのほうから見る。
・震えあがるくらい怖い人とも会う。
足の震えが止まらない
→逆くの字とするといい。
周りの人からはそんなに見られていない?
・自分を客観的に見る。

【スピーチの基礎】
・一番大事なことは繰り返す。
・自分の感想は最後に補足のように、付け加える。
・一番言いたいことは、まず最初に言い、2度か3度盛り込む。
・山場はおもいっきり具体的に。
・話を面白くするには
→「観察眼」が大事(自分の考えを)
・ネタ帳を作る(桂三枝さんの例)
・いつでもアンテナを張る。
・ブログを書く。
→人に見られる文章を書く。
・目上の人と付き合うなら、ランチ。
・スピーチで何を話すか。
→自分の強みを使う!10分、熱く語れるものを作る。
・相談を受けたとき、どんな相談を受けたか、統計を取る。
・ウソは誠心誠意つく。
・ウソも100回言えば、本当になる。
・ゴミ箱を漁ってでも、ヒントを掴む。

12:30 若林先生との昼食質問会

14:10 新聞アウトプット

 今回は記事を見ないでアウトプットということをやってみた。
今元さんより、経済を中心に様々なことを教えて頂いた。

・日本の国家予算
・税収
・税外収入
・現在の国債
・一年あたりの国債
・一年の社会保障費

上の大まかな数字は知っておかなければならない。

15:30 終礼

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●講義の気付き
1、スピーチ学by若林先生
聴く人、見る人が楽しくなるような話し方をされる。
身振り手振りもあり、椅子から立ち上がって場所も大きく使い、
落語を見ているようだった。

あの話し方はとても学ぶことが多い。

スピーチの仕方もとてもわかりやすい説明をいただき
・一番重要なことは最初に持ってくること
・「理由は3つありまして、、、」など整理しまとめること。
・主観は基本的に入れなくていい、入れるなら後付でよいこと
など心がけやすい。
実践していこう。

また心に残った言葉として"ジョイント"がある。
いかにしてほかの分野の人と協力できるかで
新しいことにも挑戦できる。

さまざまな分野に関心を持つことで
ジョイントできるかどうかも違ってくると感じる。

こういったことも心がけよう。

2、新聞アウトプット
国債などの話から国家予算まで
今元さんから詳しくお話しいただいた。

国家予算の内訳を知ると、
国債の利払い費や社会保障費がいかに大きいか分かり、
社会保障の面からすると、高齢者向けの政策に向いている現状も分かる。

つまらないから、と無関心になるのではなく
自分たちの生活に直結する問題として
国家予算については知らなくてはいけないのだと感じた。

From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
1、若林健治先生による講義
若林先生は元アナウンサーということでお話がとても上手だった。
話の間の取り方や説明の上手さを見習う。
 
始め学生一人一人にアドバイスをされていたが、
その内容がとても的確で、他の方へのアドバイスも面白く、
自分にもいかせそうだと思った。

報告について駄目な例から、どうすればよい報告になるか聞いていかれた。
駄目な例でも自分には正直どこが悪いのかよく分からなかった。
報告は事実を言って主観は別に言う、ダラダラと話さず「。」でしっかり区切るなど
意識してやっていく。

スピーチは自分のいいたいヤマ場をできるだけ具体的に話し、
それ以外はさらっと流すように話すとよいと言われていた。
自分はついつい不必要なことまで詳しく話してしまい、
時間内に収まらないことがままある。
話を構成する段階で、どこに特に力を入れて話をするか考えてスピーチをしていく。

アナウンサー新人時代に、先輩の話すテクを知りたくてゴミ箱を漁られていたとのお話があった。
そうそうできることでも、思いつくことでもない。
どうすればもっと上手になれるか。そこを考えに考えたからこそ見つかった方法だろう。
一流になりたければ一流な人のそばにいるとよいというのも、一流と呼ばれる人の
影でのそういった必死さを知って自分でもやるため、ということもあるだろう。
影での努力、自分に足りないところだと思う。

2、新聞アウトプット
士農工商の順番の意味、日本が天皇制であることの意味、
日本の国家予算の額、税収の額、税外収入の額、国債の総額など
経済や国の根幹的なことについてお話していただいた。
 
日本に住みながら、国家予算の額も税収の額も知らなかった。
以前別の機会で一度調べたことがあったが、ふーんで終わった。
日本が好き、という気持ちはあるが、日本について考える時間が少ない。
好きと興味があるは別なのだろうか?

既得権益についてのお話は、腑に落ちた。
今まで既得権益というと、何かを変えるときにいつも邪魔をするよくないもの
というイメージがあった。しかし自分たちが時間と人とお金をかけ、
頑張って切り開いてきた場所をいきなり荒らされたらそれは良い気分はしない。
感情論かもしれないが、それは本当に大事なことだと思う。
以前、社会は感情論も少なからず影響ある、というのも納得。
どこで折り合いをつけるのか、は本当に難しいと思う。
先駆者に敬意を表しつつ、変革をする。そんな社会であってほしい。
まずは自分が考えを変えられたように、周りの人に話してみることかなと思った。

From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●スピーチ学
今回はフリーアナウンサーの若林健治先生に、スピーチをテーマに講義をしていただいた。

先生の観察眼はすごい。
最初に一人一人が一分間で自己紹介スピーチをし、それに対して先生がコメントしてくださった。
先生は内容や動きをよく見られていて、それぞれの改善点などのアドバイスが、納得させられるものばかりだった。
大きな声ではなく時として柔らかく話す、句読点のない続けざまのスピーチはよくないなど、プロの見方ならではのご指摘もあった。
私へのアドバイスは、私自身の夢に繋がるものをいただいた。
とにかく本を読む、作品を書く。気に入った文章を取り込む。何処に行くにしても取材感覚で行く。
期限つきの具体的な目標を立てる、など。
作家のおいしい点など、ご自身の経験をもとに、目標に直結するお言葉をいただいた。

また、アガらないためのアドバイス(足の震えを防ぐ方法など)、ワークを通じてのスピーチの基礎、
話を面白くするために身につける「観察眼」など、実践できる内容ばかりだった。

若林先生も実行しなければ意味がないとおっしゃっていた。
必ず、実践で使う。

最後にはお昼ご飯を食べながら、質問時間を作ってくださった。
実況のテクニックや思いを直接聞くことができた、貴重な時間だった。

●新聞アウトプット
知っておかなければならない数字など、重要なことをたくさん教えてくださった。
日本の国家予算は92兆円、現在の国の借金総額はざっと1000兆円、社会保障費は32兆円など、知らないことばかりだった。
国のこと、本質のこと、全く知らないと実感する。
最後には、記事を見ないでの新聞アウトプットを行った。なかなか厳しいが、議論としてはその方がいいのかもしれない。
先輩方のように、記事無しでもしっかりとした議論ができるようにしたい。

From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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●若林健治先生によるスピーチの講義
聞く人が惹きつけられるようなユーモアと、伝えるべきことも正確に捉える
内容の充実さを感じた。
山近社長に少し似ているような気がする。雰囲気というより日常の些細なことから
面白い話題を探そうとする姿勢・ポジティブさがそうだ、話を仕事にしている方は皆
感性を磨くことを大切にしている共通点があるようだ。

スピーチのコツとしては結論から話すこと、スピーチは主観を混ぜる、報告は
混ぜない事、あがらない方法も教わった。
初めて聞いた内容もあったが一度は聞いたことのあるものもあった。その上で
問題なのは知っていながら今まで実践していなかった事、再確認出来たのは
とてもありがたいが今度は自分でもその技術を習慣化できるような
努力をしなければただ知識が広まっただけで終わってしまう。何か対策が必要だ。

全体の講義を通して実践できそうな事
・スピーチのコツを毎日見返して身に付くまで意識し続ける。
・ネタ帳を持ち歩き気付いたことを書き込む。
・150字程度、写真を含めたあるあると感じるブログを書く。出来るだけ毎日。
・自分の強みを10分間、その他の事を1分間程度語れるようにスピーチ練習する。
等は実際のアクションとして可能なので始める。

●アウトプット
新聞を見ないでアウトプットをする、という事を初めてやった。
実際頭に入っているつもりでもしゃべれない事は多い。今後新聞アウトプットを
する時は基本的にこれを行うようにする。

話の主題は国家予算などの財政についてのお話を聞いた。
国家予算の額、全税収、、税外収入、国債の額新聞を読んでいながら頭に
インプットされていなかったものが多い事がわかり日頃のエグゼについても
意識を変えなければならないと感じた。
 そもそもこれから社会人になるというのに把握していなかったことは恥ずかしい。

その他フジテレビの犬、デフォルト、士農工商など、一般教養や雑学として知らなかった
単語も出てきたので予備知識程度に調べておく。

講義で何を感じたかよりも感じた事をいかに生活に組み込んでいくか、それを
第一にしていきたい。

From: 高田朝輝(群馬県出身、北里大学4年)JVU東京校5期生

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