平成26年(2014)【2月6日(木)】 生命理(いのち)/岡村興一(オカムラ歯科医院総院長)
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●1日の流れ
9:00 二子玉川駅集合、朝礼
9:45 オカムラ歯科医院 掃除
10:30 新聞アウトプット
・9面 増税、ぴったり料金転換(小林)
・7面 フェイスブック12億人の窓に(南出)
11:30 診断
12:00 昼休憩
13:00 岡村先生講義『生命理』
口腔と根本健康概念
部分に全体が投影される
脳の運動領域と口腔
波動と粒子
本当のポジティブシンキング
過去は未来を投影する
西洋のパラダイムから東洋のパラダイムへのシフト
女性と母性
比較論法から第3勢力の時代
ロゴスとペイトスとエトス
マッハ博士
3と5という数字
発声、呼吸、接触、体動のワーク
16:00 お茶会
アントレプレナー、マネジメント、技術の重要性
17:00 解散
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●根本健康概念
発声 、呼吸 、咀嚼 、接触 、体動の
5つの行動からなり
この概念は五行を元としており、
お互いに相克であり、中立、相生の関係にある。
生まれた時にこの5つの生命理が始まって成熟し、老化は
この5つが順に
衰弱して死に向かっていく。
これらの事は、単純にに言うと
大きな声で話し、 深く息を吸い、
よく噛み、 自然に触れ、 よく歩く、
普段無意識でやっている事だが、
自働と自立をの根本整理の基本であり、
これを出来ていない場所を意識的に
行なう事で、根本健康に繋がる。
●ボックスではなくフレーム
先生は、何度も、あこがれの人には
なれないと言われた。
どんなに頑張ったとしても、
その人そのものには、なれない。
あくまで、その人の生き方、
考えを自分の中に落とし込み、
咀嚼しなければならない。
その人そのものに固執すると、
考えがボックス型となり、
それ以上先に進めなくなる。
自分の参考にとどめ、自分の答えを出す
フレーム型にならなければならない。
●天・人・地
人は天、人、地が存在する生き物だ。
この中の人は、変化を表すとおっしゃられていた。
現代の人は、安定を常に求めるようになったが、
過去の偉人や、自分たちが憧れる人は、
常に変化を起こしている。
人の本質は、変化であり、
変化とは、不動の「天や地」を取り入れ、
合体、変質させる事だ。
自分たちがこれから起業するときには、
この事を意識して、変化をし
世の中に新しい物を出して行きます。
●未来は無い
自分たちが生きているのは、今であり
未来ではない、
歩んで来た過去を積み重なり、
今を生きている。
行動を起こす事が望む未来へと繋がる。
唯一の道であるが、
それは変わろうと行動する事はもっとも苦しい。
考える、感じる、行動する
これは、行動するまでの流れだが、
感じるまでは多くの人が出来るが
行動に移す事は中な出来ないと言われていた。
しかし、どんな良い事も行動無くしては意味は無い。
また、岡村先生はポジティブとはどうゆう事かも
あわせて言われた。
ポジティブとは、ただ明るい事を言うのではなく、
ネガティブな現実や過去を受け入れ、
その中から、這い出ようとする意思の事を言うのだとおっしゃられていた。
自分も、真のポジティブシンキングをする為に
過去を嘆くのではなく、受け入れ、今行動する。
それして、自分の望む未来へと近づいて行く。
●日本人は、3つの規準がある
人間の身体は脳、心、胆の3つの規準があり、
脳は、論理的に物事を考え、
胆は、ただあるがまま行動する。
心は、その二つをつなぐインターフェースの役割を担っている。
特に胆は腹部をさし、日本人は、胆を中心と考えていた。
日本人の魂は、胆に宿っており、
その為に昔の武士は、胆を切る切腹を行なった。
腑に落ちる、腹をくくるなど、
自分の中心は腹にあり、
そこから、ありとあらゆる行動に向かう。
●成長する為に必要な事
岡村先生は、最後に
夢を叶える為には3つの
資質が大事だと言われた。
一つはアントレプレナー、
次に、マネージメント能力
最後に職人気質。
この3つの資質を意識しのばす事が
自身の成長に必要不可欠である。
多くの人は、すべてに置いて、
資質がある訳ではないが、
それを考えるのは後でも良い、
若いうちは欲張りにすべての資質を欲し、
落ち着いて来たら、苦手なものを
補ってくれる人を捜し、一緒に行動する。
一人でやろうとせず、
他者と協力して先に進む事が重要。
人は、決して一人で生きる事が出来ない。
自分の体の中だけでも、多くの微生物が存在し、
それによって行かされている。
共生を意識し行動に移す事で、
人間的に成長する事が出来る。
自分は、人に頼るという部分が
特に弱いので、意識して行動していきます。
From:高岸知広@東京校5期生(兵庫県出身・金沢学院大学卒)
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●岡村先生講義
岡村先生のあふれるエネルギーのおかげで
とてもワクワクしながら聴くことができた。
この講義で衝撃的だったのは
口腔がいかに重要なものであるか
ということを知れたことである。
脳の運動領域の大半を占めるのは
手と口であり、特に口はなくてはならないものである。
そして口によって行われる
発声、呼吸、咀嚼、接触、体動は
根本健康概念であり、
これらの活動はオートマチックに行われ、
自律的にもコントロールできるものである。
すべてのものに全体性があり、
部分に全体が投影されている
というお話はとても興味深かった。
考え方や視野が広まったように感じる。
盆栽についてのお話をしていただいたが
大きな全体像を小さな部分に凝縮し
投影することがいかに重要で魅力的かということを感じた。
3と5という数字を大切にされており、
3でいえば天人地、脳心胆、ロゴス・ペイトス・エトスなど
といったものがあり、2つの比較論法の時代は終わり
これからは第3勢力、三すくみの時代であるとのことだった。
5でいうと空海土陸山、水塩米酒炭、
身体環境変化の自然環境・精神環境・栄養環境・肉体環境・人為環境
というように、奇数には完結しない意味があり大切な数のようだ。
こういった原則をフレームとしてとらえ
ただ人の真似をするのではなく、
フレームの中に自由にものを入れていくことで
クリエイティブな人間が育つことができるというのが印象的だった。
From:大森俊通@東京校5期生(東京都出身・琉球大学卒)
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●根本生理
不思議な講義だった。
スピリチュアルなようでありながら、そうではない。
座学のようでありながら、実践学であった。
聞いたことのない内容ばかりなのに、逐一納得ができる。
お洒落な院内の、子宮を表したという教室も、どこか講義に適した場所で
あるように感じた。
安定を求めた精神主義ではだめ、
心は使われるものではなく使うもの、
ネガティブ環境の中のポジティブシンキングこそが真実、
男は女性から母性を学ぶべき、
偉人のようになるのではなく、偉人がどう生きたかを、この日に学んだ
根本健康のフレームで落とす…。
これらはまだ一部で、実践すべき考え方の教えが、溢れるほど凝縮されていた。
人間は口から肛門まで繋がっていて、それはまるで「ちくわ」のようである。
「内なる外」と呼ばれる。
口と腹は人間の最も重要な部位なので、自然、菌が必要になってくる。
私たちが摂るべき栄養素なども、丁寧に教えてくださった。
先生は歯科医ではなく口腔医なのだという。
現在の歯科医院を開いている理由がわかった。
発声、呼吸、咀嚼、接触、体動。
それらが人間の根本生理なのだという。
最後は発声練習、深呼吸、歩き方など、実際に体を動かして実践をしてみた。
講義の内容を噛み砕きながら、人間の根本は体にあることを改めて感じた。
この日に学んだことは漏らさず落とし込みたい。
まずは根本生理を基本とし、実生活で動きから意識することで、少しずつ吸収していく。
またぜひお話をうかがいたい。
From:佐藤洋一@東京校5期生(神奈川県出身・玉川大学卒)
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●岡村院長の講義
オカムラ歯科の岡村院長に講義をしていただいた。
口腔は体の中ではなく、外だ、や母性について、波動性と粒子性についてなど
色々なお話をしていただいたが、
「心は使われるものではなく使うもの」ということが一番心に残っている。
心は変化するのが当たり前で、そのために決心というものがあるとのことだ。
私は気持ちの浮き沈みがあったり、一度決めたことでも揺らいでしまったりする時に、
どうしてなのだろうと思い、気が滅入ることもあったが、
心が動くのは当然の事として、その上でやるための方法を考えることが
大事だと教えて頂いた。
また、ひたすらプラスのことだけを考えたり口にしたりすることは、
ポジティブシンキングではなく幻想だ、というお話も衝撃だった。
苦しいことから逃げてプラスなことを言ってもポジティブではない。
苦しみの中にプラスな要素を見つけ、進んでいくことがポジティブシンキングだ。
幻想ではない、確かなポジティブさを身につけるよう意識する。
From:牛島知之@東京校5期生(熊本県出身・熊本県立大学卒)
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平成26年(2014)【2月5日(水)】 テクニカルショウヨコハマ

神奈川県下最大の工業技術・製品見本市
「テクニカルショウ ヨコハマ2014」↓
http://www.tech-yokohama.jp/tech2014/
●自分から取りに行く
梶井工業さんのブース展開のお手伝いをさせていただいたが、この日は自ら
動くことの大切さを学んだ。
梶井社長から商品の説明を受け、歩いている来場者の方に提案すると、
一見意外な方が興味を持ってくださる、ということが多かった。
話してみると、介護、工業用、イベント用など、それぞれ多くの場面に
商品の可能性が見えてくる。
せっかく与えられたチャンス。
イベントのブース展開のスタッフなども、なかなか経験できる役ではない。
申し訳ないが、真っ正面のブースの無気力なスタッフを見ると悲しくなった。
環境を生かすも殺すもその人次第。
梶井社長のお話の、人間地動説共々、心がけの重要性を感じた。
●ウェルカムパーティ
梶井社長と、ベンチャー大學にもご縁のある教育分野の経営者、
村中常夫さんとの飲み会に参加させていただいた。
社会のこと、ビジネスのこと、梶井社長、村中さんの経験談を中心に、
たくさん聞かせていただいた。
知らないことばかりだった。
最も印象に残ったのは、今の情報社会、真実も嘘も、数多の情報が氾濫している。
この日のお話もほんのわずかしか満たないということだった。
しかしそれだけに、情報の取捨選択を大切にしなければならない。
この日のようなご縁から聞くことができるお話は、特に貴重なものだろう。
これからも積極的に参加させていただく。
From:佐藤洋一@東京校5期生(神奈川県出身・玉川大学卒)
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●テクニカルショウヨコハマ
まず第一に梶井工業さんの商品に目をとめてくれた人に声をかけ
その商品に関する興味を大きくできるようにお話しし、
話が弾んで仲良くなった方には自己紹介と
ベンチャー大學についてのお話をさせていただいた。
ベンチャー大學の面白さや普通の学校とは明らかに違う点など
聴いてくださる方は興味を持ってくださる人も多かった。
なかなかブースの位置的にも人が集まりにくいようにも感じたので
会場内を歩き回りながら学生っぽい人やマスコミ関係の方、
アフリカから招致されたという女性起業家の方々に
梶井工業さんのチラシと一緒にベン大のパンフレットもお渡ししたりしたが
ブースまで来ていただけないと結果にはつながりにくいと感じた。
イベント後は、梶井社長と合流した株式会社NEO ONEの村中さんと懇親会を。
ビジネスについてや村中さんの人生のお話など
いろいろと聴かせていただいた。
驚くような話、表向きには言えないような話まで
たくさん話していただいた。
吉田松陰先生が、今、生きていたら、
といったお話までしていただき、
今の世の中の仕組みや
その中でどのように生きていくべきか
ということも考えさせていただいた。
また日本ベンチャー大学の素晴らしさについても
お話ししていただけたのもうれしかった。
今学べる環境に改めて感謝し
今の社会でどのように生きるか、
考えながら行動していく。
From:大森俊通@東京校5期生(東京都出身・琉球大学卒)
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平成26年(2014)【2月1日(土)】 大相撲観戦

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●1日の流れ
9:30 集合
9:45 芥川龍之介生育の地へ
10:00 勝海舟生誕地へ、朝礼
新聞アウトプット
11面「拡張現実」社会で一役(小林)
11:00 両国国技館に移動
11:30 雅山引退 二子山襲名披露/大相撲観戦
・十両土俵入
・初切
・雅山関、最後の取り組み →息子さんと
・十両取組
・雅山関、断髪式
・横綱縄締め実演 →横綱 白鵬
・幕内取組
・三役取組
・弓取式
17:00 終礼、解散
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●相撲観覧
最初にあった、初切がコメディタッチの試合で笑わせていただき、
そこで、まず今までTVだけで見ていたものとは違い驚いた。
その後、十両関取の試合が終わり
断髪式には、なんと200名近い人が一人ずつハサミを入れる。
そのほとんどが、公私共に関わりのある人達らしく、
相撲をしている人はこれだけの人の関わり支えられているのか、と知りました。
最後に行われた幕内の総当たり戦は、
力士が試合前にする行う儀式から、
やはり、相撲は単なる競技とは違うものがあると感じ、
全身全霊をかけた、力士同士の
ぶつかり合いは、手に汗握る迫力があった。
生で観ることで、会場の空気や、
ぶつかり合う音、歓声などが、
肌で感じ取れ、今まで見落としてきた、
魅力や国技でありながら、
あまり興味を持っていなかったことに
勿体無いことをしたとも感じた。
この事に限らず、まだまだ自分が知らないことや、
スルーしてきたことなどに、
自分にとって良いものがあるのではないかと思った。
機会があれば、なんでもやってみる
その意識で、毎日動いて行きます。
From:高岸知広@東京校5期生(兵庫県出身・金沢学院大学卒)
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●両国国技館にて相撲観戦
テレビでは何度か見たが、実際に見たのは初めてだった。
雅山関の引退セレモニーで、断髪式もあった。
断髪式では関係者の方が一人一人ハサミで髪を切られていたが、
その関係者の人数の多さに驚いた。
実に200人以上のかたがハサミを入れられて、断髪式だけで2時間以上にもなった。
一人の力士の方にそれだけ多くの関わりがある。
相撲が日本の国技だということを実感した。
由来が神へ捧げる儀式で、今でも国技となっているだけあり、
関わる人や力士の格好、試合前の儀式などから、伝統があることを実感した。
今回相撲を見る滅多にない機会をいただけたことがとてもありがたい。
これを期に日本の伝統的国技についても改めて調べてみる。
From:牛島知之@東京校5期生(熊本県出身・熊本県立大学卒)
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●初切
相撲が始まる前の余興として行われる相撲、初切を初めて見る。
蹴りを使ったりやぎょうじと組み合いをしたり力水を相手に吹き付けたり、
お互い掛け合いをしながら、相撲では禁じ手とされる事も織り交ぜて
観客を楽しませる。国技なのでもっと固いイメージがあったが、
プロレスの様に前座があるのだなと感じた。
●雅山の引退試合
雅山が最後の試合で、まわしをまわした3歳位の息子と取り組みをした事が印象的だった。
いい取り組みだった。
雅山はにこにこ顔だった。
ずっと父親が行ってきた仕事を、可愛い息子が相撲の姿になってしている、
雅山は感無量だったのでは無いかなと思う。
父親というのは、ずっと息子に、自分の行なってきた仕事を理解して欲しいものだと思う。
私も息子を持ったら、この様な気持ちを持つのだろう。息子にも誇れる様な
仕事をしたい、と感じた。
●十両と幕内の違い
申し訳ないのだが、幕内と比べても十両の試合はスピードもない、盛り上がりもない、
身体もぶつけ合わない。
幕内力士の試合は違う。
身体のぶつけ方、観客の盛り上がり方(特に外国人。彼らの盛り上がり方を
見ていると気持ちがいい)、体格が違うのでぶつかった時の迫力が十両と全然違う。
199kgと20kg差の対決で軽い方が勝った時など、印象的だった。
幕内なら見応えがある。間近で見ないと分からない事もあると、
大変勉強になった貴重な経験であった。
From:小林諒也@東京校4期生・実行生(北海道出身・公立はこだて未来大学院卒)
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平成26年(2014)【1月29日(水)】 歴史現地学/白洲次郎旧宅「武相荘」訪問

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●1日の流れ
9:30 鶴川駅集合
10:00 武相荘到着
白洲次郎のモダンな生活
福沢諭吉「化翁を束縛す是れ開明」
白洲正子が実際に使った陶器
白洲正子の書斎
映像視聴
白洲次郎と吉田茂
12:00 昼休憩
12:30 新聞アウトプット
14:00 終礼、解散
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●武相荘
大学時代、毎日通っていた玉川学園前の隣。
こんな歴史施設があるとは知らなかった。
白洲次郎、白洲正子さんも…。
武相荘内は白洲次郎氏、正子さんの趣味が思うままに、放たれていた。
和と洋を配した魅力的な装飾品、衣装類、器等。
次郎氏のものもあるが、内装は多くは正子さんの志向だという。
部屋の上部には正子さんの祖父の樺山資紀の
「何事か嬉しみ非ざる(どんなことでも楽しみにならないことはない)」
という書があった。
正子さんはその教えを胸に、生活をしていたように思う。
何事も細部にまで楽しみを見出して過ごす。
素晴らしいライフスタイルだと思った。
服飾もいつでも粋なものだった。
ご自身、「器は使ってこそ美しい」と考えていて、どんなに価値の
ある品でも、使って楽しんでいたという。
私もこれからは、ものを飾って鑑賞するようなことはしない生き方にする。
●白洲次郎
「従順ならざる唯一の日本人」
正子さんもだが、写る写真すべてに惹きつける魅力があった。
有無を言わさぬ迫力が、写真からだけでも伝わってくる。
終戦後、吉田茂に請われてGHQとの折衝に当たり、日本国憲法の制定に深く関わった。
政治家にはならず、生涯野に生き、自らの信念を貫いたという。
武相荘では特に二つの展示品が強烈な印象として残った。
一つは外国人記者にトイレットペーパーと呼ばれたという、
サンフランシスコ講和条約受託原稿。
巻物のような形で、当初のGHQの美辞麗句を並べた英語原稿に次郎氏が激怒。
急遽書き直させたものだという。
巨大な影響力、人間力の象徴だと思った。
もう一つは白洲次郎氏の遺言。
この時期の特別展示品だという。
「葬式無用、戒名不要」
それだけのものだった。
人生における最後の、最も大きなメッセージが、たったそれだけ。
無欲無私の、最高にクールな遺言だと思った。
あまりにも巨大な方だった。
揺るぎない信念を持っていて、日本に多大な影響を与えた。
また、最も尊敬する偉人を見つけることができた。
●白洲正子
最も尊敬する偉人と言えば、私はこの方も挙げたい。
白洲次郎氏の奥さんで随筆家の、白洲正子さんである。
韋駄天と言われたほど、電光石火のごとく行動する。
自らの眼で見て、足を運んで執筆する姿勢は終生変わらなかったという。
私はベンチャー大學に入る前は本当に行動力、スピードがなかった。
これからは「韋駄天お正」を心の師として生きていく。
正子さんの身の回りのこだわりも見習いたい。
武相荘の品々から、生活を隅々まで、最大限楽しんでいたことがわかる。
多くあった茶碗、陶器などの美しさを見定めるのは今の私では難しいが、
いくつか心惹かれるものはあった。
その中の一つが皿だった。
豆皿と呼ばれる、醤油などの小皿よりさらに小さいもので、
江戸時代初期の伊万里焼の逸品らしい。
似たものが幾数個もあったが、それぞれ形、絵柄が微妙に違う。
花型の、指で摘めるほどの小さな皿に、さらに細かい赤い花が描かれていて、
比べて見ているとなんとも心温かな思いになった。
さらに楽しめるよう、日本文化への教養も身につける。
随筆という文章にも興味が持てるようになった。
正子さんの著作を土産に買ったので、それに親しみ、自分もエッセイを書けるようになる。
From:佐藤洋一@東京校5期生(神奈川県出身・玉川大学卒)
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●白洲次郎 武相荘
[無駄のある家]
最初から、十全を望まず
荒れている家をその時、その時に合わせて、
部屋ごとに作り変えていく。
居心地の良い場所を自分で作るという気概は、
今の若者には、あまりないものと思っている。
出来合いのもので満足せず、自分にとっての良い場所は自分で作っていく。
●白洲次郎語録
『顔立ちは生れつき、顔つきは自分で作るもの』
自分は、無愛想で表情が乏しいといふことを、
よく指摘をされ改善しようとしているが、
この言葉をみて、やはり自分で作っていくものなのだ、と確信した。
自分の心や考えを周りに表現するために
この言葉を胸に刻みます。
From:高岸知広@東京校5期生(兵庫県出身・金沢学院大学卒)
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平成26年(2014)【1月28日(火)】 HR(TODOリスト作成)
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●1日の流れ
9:00 朝礼、掃除
9:35 花燃ゆコーナー作り
9:45 新聞アウトプット
「IC乗車券、アジア展開」牛島、高岸
IC乗車券の今後の展開について
「任天堂、販促にスマホ活用」大森
任天堂が生き残るにはどうすればよいか?
「大学は変われるか」佐藤
どうすれば、変われるか?
11:30 お昼休憩
12:30 TODOリスト作り
13:00 山谷地区のアウトプット
13:40 ゲスト(元IT業界の方)のお話
15:30 終礼、解散
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●ゲストの方の貴重なお話
ゲーム業界の裏側だったり、
最近の流れ、策などを教えていただいた。
流行りのパズドラの戦略をお話頂いた中で、
「単発で爆発しても仕方がない。今はその爆弾の周りに
どれだけ火薬をまいて爆発を連鎖的にできるかが大事」
と話されていた。
辛抱強く種をまいて、しっかり負けてから攻めて行く。
この戦略は辛抱強く待つだけの力がある大手の戦略とのことだが、
爆発的にヒットさせるには必要なことだ。
また、ゲーム業界は一昔前は誰でも簡単に参入できる世界だったが、
今はある程度の資金力がないと参入は難しい。
このように知りもしなかった生の情報をたくさんいただいた。
知識として持っておき、今後に生かす。
From:牛島知之@東京校5期生(熊本県出身・熊本県立大学卒)
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●ゲストの方のお話
[ネットゲームについて]
コンプガチャやネット広告など、
ネットゲームの仕組みについて教えていただき
とても興味深い内容だった。
From:高岸知広@東京校5期生(兵庫県出身・金沢学院大学卒)
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●最先端
スマホ向けのコンテンツなど、ITの業界は、恐ろしく速いスピードで
状況が変わる。
話せる範囲で、業界で働いた経験からの話をしていただいたが、
その話はもうずっと古いことだという。
話している時点で、もうそれは最先端ではない。
常にその世界で働いていないと、時代の先端を走っている気持ちには
ならないという。
ベンチャー大學でもなかなか聞けない内容だった。
この日のためにわざわざ山口から来ていただいたという。
そのフットワークの軽さも凄い。
紹介してくださった、黒澤先生にも感謝します。
From:佐藤洋一@東京校5期生(神奈川県出身・玉川大学卒)
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