平成25年(2013)【6月25日(火)】 事業創造/鳥越昇一郎先生 (マーケティングウィング鳥越事務所 代表)

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●議事録
9:00 朝礼、掃除
9:50 新聞アウトプット
・9面 日本人気は北高南低
中韓の学生のなかで日本企業の人気が高い
日本の学生の採用は競争が苛烈になる。
海外人材の優位性も多い。
・旬の人、時の人 サイバー防衛担当大使 今井治氏
サイバー攻撃への自衛権適用対象にすべきか。
自衛が戦力兵器を用いるものなら確かに反対するのもわかる。
10:20 事業創造第3講(鳥越昇一郎先生)
・「知的で優しくたくましい産業人になる。」
・自分独自の考え。一家言。
・JVU⇒志を明確に
・事業創造⇒志を具体的に。
高岸発表
「自分の志」
NPO法人フルーツバスケット
自転車リサイクル事業
牛島発表
「就活失敗者が変わるきっかけ」
人格的な成熟度の不足とは。
主体性のかけた打たれ弱い学生をどう解決する。
大森発表
「日本の外へ送り出す」
日本が海外に行って何を得られるか
日本人が海外に行って海外からどう思われているか。
ビジネスコンセプトを明確に。
佐藤発表
「小説家になる」
内容のテーマを絞っても良い。
最終的に1年間はビジネスプランを作成。
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●事業創造by鳥越昇一郎先生
<事業創造=志を具体化したもの>
頂いたアドバイスとしては
・どういうビジネスにするのかが見えない。
・やるなら早いほうが良い。
・ビジネスコンセプト=ターゲット×カスタマーバリュー×
システム×コミュニケーション
・「海外で尊敬されるセミナー」が成立するかどうか。
などなど。
結論として、まだまだ情報不足だ。
それが内容の薄さに現れたのだと感じる。
今後の改善としていただいたのは
・リサーチの結果をより深く考える。
・JETROを調べて「新しく海外に働きに出る人」を調べる。
・既存の海外でセミナーを行っている企業にヒアリングする。
など、より情報の密度を上げていかないと
事業創造として良いものはできないと感じる。
さらに事業のシステムも
塾なのか職業斡旋なのか。
気持ちの上では塾のような形式だったが
考えれば考えるほど、選択肢は広がっていることがわかる。
そこから選ぶためにも情報をたくさん集め
決断しなくてはいけない。
他の学生を見てもまだ進んでいるとは言えない。
だからこそ誰か一人が一歩抜け出ないと全体が進まないと思う。
焦ってはいないが、急がないといけないと感じる。
To Do リストも作り直して、拙速を重んじなくては。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
1、新聞アウトプット
アジアで、日本企業が就職先として人気だが、
東南アジアではあまり人気ではない、という記事と、
サイバー防衛についての記事を議論した。
中国や韓国で日本企業が人気で、東南アジアからはさほど
人気ではないという記事から、鏡の法則はあるのだなと感じた。
アグレッシブな人は欧米の企業を狙っていて、日本にはあまり来ない。
昇進が不透明など、やはり保守的な人が作り上げてきた組織は
保守的な人に魅力的に映るようだ。
革新的な人はなかなかそこに魅力を感じられていないようだ。
集めたい人によって、自分の組織の在り方から見直すことも
必要そうだ。
サイバー防衛の問題についての記事では、
この問題についてそんなに詳しいわけではない。
しかし、かなり大きな問題と言えるだろう。
情報化社会の大きな脅威である、サイバー攻撃。
対処をしっかりできなければ、いざというときの被害が大きい。
2、事業創造
深掘りという部分がやはり自分の課題であった。
調べたことを並べただけで、使っている言葉についてあまり
考えてもいなかったし、安直に結びつけた点もあった。
知的の意味を鳥越先生は
「他の誰も持っていない、自分独自の意見を持っていること」
といわれていたが、自分の意見にまで昇華できていなかった。
言葉をそのまま並べるだけならば誰でもできるので、
自分がどう感じたのか、どうしたいのか、
再び深く研究していく。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●夢を見るから叶えるへ
今日は初めて自分で書いたものを見ていただいた。厳しい意見をもらった。
悔しいが、最初の一歩なので全く落ち込んでいない。
夢を見ている段階は終わったと思う。
これからは叶える。
他の人のときもそうだが、本音の場にいられることが嬉しく思う。
自分の居場所として間違ってはいなかった。
アドバイスは真摯に受け止め、より外へ飛び出す。
自分を信じて先に進む。
課題がぎりぎりになってしまったのは反省しなければならない。
全然管理ができていなかった。
早めにやれば絶対に今回のようにはならなかった。
事業創造は特に大切に考えて、先延ばしにしない。
新しく仲間に加わる、高岸くんに春山くん。同期がまた増えて本当に嬉しい。
二人とも強力なので負けていられない。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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●事業創造第3講 鳥越昇一郎 先生
事前に聞いていた話では、自分では難しく理解できないのでは
無いかと不安だったのですが、とても面白く拝聴できた。
この講義を通して、自分がビジネスを考えるのが好きだと
いう新たな一面が分かった。
今、考えている、放置自転車ビジネスの進め方や新規事業の開拓の仕方
などが考えれる今までの中で一番実践的なものだと感じた。
フルーツバスケットの件にしても、とっかかりが掴めず
行き詰まってたところで、フランチャイズ化を目指し調べ、今年一年で、
採算の取れる事業にしていきたい。
ありがとうございます。
●To do リスト
・古物商の許可申請のための書類を集める。
・フランチャイズ協会に電話をする。
・俺のイタリアン 俺のフレンチを読む
・歴史の本を探す、と同時に調べるテーマを決める
From:高岸知広(兵庫県出身、金沢学院大学卒)JVU東京校5期生
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平成25年(2013)【6月21日(金)】 日本ものづくりワールド(東京ビックサイト)見学

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●議事録
9:40 朝礼
10:00 日本ものづくりワールド参加
株式会社協育の井田智佐子社長に3社ほど案内して頂く。
11:30
個人で別れて日本ものづくりワールド見学
12:40
アウトプット
13:00
昼食
13:45 新聞アウトプット
①ベトナムで日本式教育(9面by大森君、佐藤君)
②米緩和縮小、市場なお「ねじれ」(1面 松本さんが提案してくださった記事)
15:00 終礼
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●日本モノづくりワールド@東京ビッグサイト
株式会社協育、井田社長の招待により参加。
最初に井田社長より協育歯車株式会社の歯車を
見させていただいた。
一口に歯車といっても
「平歯車」、「ねじ歯車」、「傘歯車」などがあり
歯車と歯車との隙間に遊びがない「ノーバックラッシギア」や
より付加価値を高めた「ギヤボックス」、
企業や大学の研究機関に向けた「歯車教育キット」など様々。
井田社長のご説明がなければ
わからなかったことだろうし、
自分でイベントに来ていたのなら
歯車の出展ブースは素通りしていただろう。
精密機械を支える歯車だけに
歯車同士の接触に遊びがあるかないかで
精度にも影響が出ることは知ることができて面白かったし、
付加価値を高めるためにギアボックスという製品を作ったことも
企業の戦略の部分が見れて勉強になった。
その後は井田社長の紹介のもと
複数の企業を見学させていただいた。
免震設備についての仕組みや
顧客の要望に基づいて構想、設計するなど
企業の方の声を聴くことができた。
モノづくりといっても
顧客の要望を実現するためには、
また新しい価値を提供するには
アイデアと精密な技術を要するのだと感じた。
個人で周る時間になると
さまざまな面白い企業があったが
自分の中で一番おもしろいと感じたのは
クリモトという会社のMR流体の技術だ。
これは磁気の力で液体に粘性を持たせる技術だが
面白いのはその粘性を記憶できることだ。
つまりモノを握った時の力の加わり方が記憶され
MR流体の粘性によりそれが再現されるのだ。
これにより録画、録音に続く"録触感"が実現する、
のではないかと企業の方も仰っていた。
さらに面白いのは、新しい技術のため
実績もこれからでさまざまな分野で活用されうるということだ。
もしかしたら、将来には遠くにいる人と
手をつなぐ感覚を味わえる時代が来るかもしれない、
ということで非常に興味深かった。
海外に離れた人と
映像で顔を見て、会話をし、さらに触れ合えるビジネスも
作れると感じた。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
1、日本ものづくりワールド参加
初めに井田社長に挨拶をさせていただき、
その後井田社長に、2社ほど案内をしていただいた。
商売の競合相手になりうる同じ歯車を製造しているところと
親しげに話されていて、会社を超えた横のつながりを大切に
されているのだなと感じた。
自分も井田社長のような人間関係を構築していく。
産業ロボットを見させていただいたが、大きさの違う別の部品も
一つのアームでつかみ、所定の位置へ置いていて、
知らないところで技術発展は確実にしているのだなと感じた。
そういった少しの変化が全体に大きな影響を与えることもあるのかなと思う。
そこに気付けることが一つに精通することのメリットの一つかなと感じた。
自分で見て回って、前回よりはましになったが、それでもブースに入り、
個人的に話をするということに抵抗を感じてしまった。
学生という身分で商談の場にお邪魔をして勉強させていただくことに
申し訳なさを感じてしまい、踏み込んでいくことが出来なかった。
しかし、そんな気持ちだと学びを深めることが出来ない。
それで嫌がられたら仕方がないと開き直って、図太くなることがまだ
できていない。
人からどう思われるのかに囚われすぎない様に経験を積んでいく。
3Dプリンターのブースが集まっているところへ行ってみると人が多く、
やはり注目度が高かった。
今いちその注目度の高さはピンとこないが、注目されているものを実際に
見ることが出来た経験も大きい。
2、新聞アウトプット
ベトナムで日本式教育という記事と、米の金融状態について議論した。
ベトナムの記事を議論し、佐藤君と私の日本式教育への不信感があった。
しかし考えてみれば日本の教育水準は高い。
また、市場が成熟しているためサービスもいいと、結構いい要素は多い。
最近の教育が、とよく聞くが、それでもいいところはあるのだと
気付けた。
米の金融状態についての記事では、内容がいまいちわからず、
高岸君に解説してもらっていた。
多少は理解できたが、まだ曖昧なところがある。
経済について、もう少し学びを深める。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●ご縁の感謝と見えない世界
社会人限定でしたが、株式会社協育の井田社長に招待いただきまして、
特別に参加することができました。
井田社長にはご自身の企業の他、他の関連企業の説明もしていただきました。
また、学生の私たちに説明していただけるよう、頼んでくださいました。
歯車はじめ機会の部品の会社ばかりで私たちだけでは分かりませんでしたが、
井田社長のお陰で理解することができました。
商談が飛び交う中だったので、学生の私たちがいい学びができたのは
井田社長のお陰でした。
本当にありがたかったです。
そのあとの自由行動では3D分野の展示を中心に見ました。
実際の3Dプリンターを見ることができ、それが今では40万円程度で、
個人でも使っている時代だということが聞けて驚きました。
また、ものの計測などの技術が目立ちました。
歯車などもそうですが、普段目に触れない、考えることができない
分野に触れることができました。
とてま貴重な経験でした。
それも現在の最先端の技術です。
見て、聞いて、体感できた。
これ以上の学びはないと思います。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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●日本ものづくりワールド from国際展示場
ネジ一つをとって見ても、従来小さいネジは圧縮して作る所を、
あえて削り技術力の高さと強度を上げ商品化するなど、
相手のニーズにあわせて、今ある物を工夫し必要な物を作り上げると
いった、会社毎に色んな取り組みが見れて勉強になりました。
自由見学の時間では、OCR技術という、紙文書をpdf化する技術を
発表している場所を見学しました。都市部では少しずつ取り入れられて
いる技術ですが、地方はまだなので、ビジネスチャンスの一つ
として使えるかもしれないという点で非常に興味深く感じました。
From:高岸知広(兵庫県出身、金沢学院大学卒)JVU東京校5期生
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平成25年(2013)【6月20日(木)】 人生設計(第二回)/井上武先生(ラブリークイーン株式会社 代表取締役会長)

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●議事録
9:00掃除
9:30朝礼
クレームはお客様と親密になるチャンス
人が違えば空気も変わる
ピンチはチャンス
10:00人生設計図発表
発表時間を守る。
過去ばかり話すのではなく将来のことを具体的に。
将来の宣言があるならそれも書く。
内容五割、態度二割、話し方三割
13:00新聞アウトプット
・孫への教育費用信託1000億円突破
二年間の期限もあるため駆け込み需要。
・リチウム電池、ボッシュ、GSユアサ、三菱商事提携
若者の車離れの中で売れるのか。
車離れの原因はステータスにならなくなったから。
技術のあるユアサと販売網のあるボッシュが提携した ことが大きい。
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●人で変わる(人生設計学、井上会長@ラブリークイーン株式会社)
朝礼の際、誰が進行するかで1日も変わるようだ。
個人の能力はそれぞれだと思うが
会社、組織で考えた場合に
いかに個人が全体によい影響を与えるか、
というのも仕事の成果に大きく繋がる。
元気な返事など単純なことで
組織の空気に影響を与えることができるのだから
単純なことの繰り返しでいかに大きな結果に繋がるのかも想像できる。
努力で個人の能力もあげるとして
全体に良い影響を与える意識も忘れてはいけない。
●人生設計図
井上会長のお話を聞くと将来やるべきことが
詳細に決められていて
自分のものと比較すると
その点が大きく違う。
それはまだまだ情報や経験の桁が違うからだと感じる。
次回の発表までにつめるだけつめなくてはいけない。
また発表の仕方について、
時間は守れたものの、まだまだ不十分だと感じる。
何度か井上会長に目を合わせることはできたが
感情の部分というか、熱意のようなものが欠けていたと感じる。
それは内容がまだふわふわしていて
目標の達成に行動が遅れているからだと感じる。
次回の発表までに具体的にしていく。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
1、井上会長による「人生設計」
今回ラブリークイーンさんの朝礼から参加させていただいたが、
そこで井上会長が「クレームが入った時はお客様と親密になるチャンス」
と言われているのが衝撃的でした。
クレームがありがたいものだ、というお話は聞いたことがあるが、
それをお客様と親密になるチャンスととらえることは
想像したこともなかった。
過去オール善という井上会長のモットーから出た言葉なのかなと感じた。
自分の人生設計図を発表したが、時間内に収めることが出来ず、
自分の過去について多く時間を割いてしまった。
人前で話をして、意見を貰う場であるのに、変えることのできない過去に
時間を割いてしてしまったことは反省点である。
今後は変えることのできる未来の自分について多く話をしていく。
2、新聞アウトプット
孫へ教育資金1000億円突破という記事と、エコカー電池 日独連合という記事と、
価格 主導は誰の手にという記事について議論した。
孫への教育資金については、2年間という短い期間だからこそ駆け込みで
多くの利用者がいるということだそうだ。
その後信託会社がどうやって出来た販路を活用していくのかに今後は掛かっている。
信託については高岸君が説明をしてくれた。
深くは知らなかったので、とても助かった。
自分も必要な知識を増やしていこう。
エコカーの記事について議論している時、途中で話が脱線して
言っていたにも関わらず、舵取りが出来ていなかったことは課題。
記事の本質とはズレていたが、アウトプットした人が議論したかった内容と
いうことだったのでいいかなと思ってしまった。
本質を見抜いて、話をそっちへ持っていくよう意識する。
メーカーと小売の力関係を逆転させようという記事だ。
初めこの記事を読んだときに、ほとんど意味がないのではないかと思っていたが、
議論していくうちに設備投資をした企業に対する優遇策からのダメ出しのような
意味なのかなと思った。
これそのものがダメ出しになるのかは分からないが、他の政策などと連携しているのだと
意識して読むことがまだ出来ていないなと改めて感じた。
今後は政策に関する記事を読む時は、類似、もしくは関連した政策はないのかなど
考えて見る。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●「人生の設計図」
井上会長のパワーが凄さを感じました。朝礼を見ても会長が話すだけで、
雰囲気がガラッと変わったことを見て、自身の目標に向かって常に
邁進して行くとこういう風になれるのかと感じました。
自分の過去を肯定し、未来を創造するというのは、自分が今まさに
考えていたことですが、具体的なものが考えつかず悩んでいました。
まだ、良いと思えることは定まってませんが、あと、1ヶ月の間に、
向かっていける目標を考え、プレゼンに望みたいです。
From:高岸知広(兵庫県出身、金沢学院大学卒)JVU東京校5期生候補生
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●人生設計学(井上会長 ラブリークイーン株式会社)
まずラブリーンクイーンさんで掃除と朝礼を行う。企業理念や企業方針を
大きな声で全員で言う。朝から返事に元気がない社員さんは注意を受けたいた。
また一週間前からここに配属されて司会進行をしていた真鍋さんは、
周りを明るくするために面白い話もされたりとても工夫されていました。
クレーム対応や百貨店業界が苦しいことも話されていました。しかしここで
話されていたことはそれでも儲かっている百貨店だってある。
「そこの店のように僕らも努力すれば良い」と言うこと言われていました。
その言葉が非常に強く印象に残りました。
そしてその後に人生設計学の発表が行われました。私は皆さんの
発表を聞くことしか出来ませんでしたが、その中で井上会長が
話されていた言葉に大切なことがたくさんありました。
「過去のことより未来のことをより詳しく書きなさい」
「目標をもちなさい」などたくさんの大事なことを学びました。
本日は初めて会社の仕事場に入ったりと貴重な経験をすることが
できました。井上会長の本を読みます。
From: 中村亮介(東京都出身、城西大学3年)JVU東京校5期生ダッシュ生
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●講義の気付き
1、井上会長の人生設計の講義
5分間のスピーチを行ってみたがただ文章を読んでいるだけの内容になってしまった。
事前に構成を考えシュミレーションをしておくべきだった。
それをできなかった理由は私が人生設計のプリントを持ち忘れたためである。松本さんから
事前に講義の連絡を受けた時点でいつでも話せるような状態にしておくのが理想だった。
次回は5分間のタイムスケジュールを考え過去2トピック未来2トピック各1分ずつ、
まとめ1分の説明でメリハリがあり要点をまとめた内容を発表にする。
2.新聞アウトプット
孫へ教育資金1000億円突破
教育資金贈与信託は孫への祖父母からの支援であると共に15年末に終了する
非課税制度への駆け込み需要であるという事がわかった。
とはいえ期限まで1年半以上ある。契約件数はまだ1.5万件程度であり、
日本の高齢者は15年には3400万人にもなるらしい。今後まだまだ増えていくだろう。
連動性を意識して記事を読むようにしてきたが、今後は他の制度の期限についても考えて読もう。
From: 高田朝輝(群馬県出身、北里大学4年)JVU東京校5期生ダッシュ生
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●【ピンチはチャンス】
井上会長はかつて5.5億円の赤字を経験されている。
5.5億円というと今の私たちでは想像もつかない金額である。
そんな人生最大のピンチを乗り越えられた秘訣を教えていただいた。
それは、「ピンチはチャンス」だと思うこと。
ただそれだけ。
この言葉はよく耳にするが、実際にそこまでのピンチをチャンスに
変えられたということもあり、非常に重みがあり、説得力があった。
しかし、自分が実際にピンチに陥った時に本当に前向きになれるかなんて、
なってみないと分からない。
その際に、この井上会長のお話しを思い出すことで、
少しでも前向きになれる気がする。
人間何でも気持ちの持ち方次第であるということを肝に銘じ、
どんなピンチもチャンスに変えていく。
●【人生設計図】
人生設計図を書くのは、昨年に引き続き、2回目である。
本日は、事前に作成したものを一人ずつ発表した。
発表していて、未来のことがほんの少し具体的になったぐらいで、
昨年とあまり変わってないように感じた。どうしても、もう過ぎ去った
過去のことばかり話してしまう。
これは、人生設計図だ。
もっと未来について話さなければいけない。
そして、その未来については、より具体的なもので、聞いている人を
ワクワクさせることが大切だと感じた。
私の場合、もう実行段階に突入しており、特にここ数年の話しをもっと
具体的にしなければいけない。
井上会長に教えていただいた、目先を上げることを忘れずに、
人生設計図を書き直すとともに、来月発表する内容も変更する。
From:南出浩(大阪府出身、桃山学院大学卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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●会社が変わる瞬間
今回は、ラブリークィーンの井上武会長にお話を伺いました。
朝礼に参加させて頂いたのですが、朝礼から会長は
フルスロットルでありました。なんとか空気を変えたい、
なんとか覇気・活気が出た社内にしたいと、社員の皆様を鼓舞されておられました。
気持ちも伝わってきました。
会長はおっしゃられます。売り上げのいい会社は人・空気が違う。
伸びている会社には元気がある。活気がある。社員の方が仕事を楽しんでいる。
会長は、それを目指し、おおきな人事異動もされました。朝礼では、
新しい方が司会をされていたのですが、勢いがありました。
周りと少し浮くぐらいの迫力、力強さを感じた。
会社はなかなか社長の理想通りには進まない。進まないが、理想を目指して
毎日試行錯誤を繰り返す中で徐々に変わっていく。覚悟を決めた人が
人を変え、会社を変えていく。会社が変わる瞬間に立ち会わせて頂き気付きを頂きました。
From:井浪康晴(京都府出身、鳥取大学卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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●内容より、態度・話し方がプレゼンでは重要である
本日は、朝礼から参加させて頂いた後、5期生・ダッシュ生および実行生が、
井上武会長の前で自分の人生設計図の発表を行いました。
井上会長のお話では、プレゼンでは態度・話し方が8割を占めるいう事です。
学生のプレゼンに対しても、会長は
『伝わらないことは、伝えていない事と一緒』
と言われていました。正にその通りだと思います。
いくら内容が良くても、態度や話し方1つで皆が耳を傾けなく
なってしまいます。伝わらないプレゼンにだけはしないよう
私もプレゼンの上手い方を見付け真似してゆきます。
●過去より未来をもっと具体的に設計すること
南出さんが終礼のアウトプットで話していたのですが、『過去や現在は実際に自分に
起きた事なので話しやすいが、もっと未来の自分を具体的に堀り下げることが大切』
と言っていました。
数字付きの目標であったり、目標とする自分を細かく描くという点で、
まだ人生設計で甘い所やできる所があると感じました。
次回までに私も未来の内容を濃くします。
●感動とは、相手の期待を上回る事を実行すること
終礼で事務局の松本さんが皆に「感動できなかった。(ラブリークイーンさんの
経営理念をお借りして)感動とは、相手の期待を上回る事を実行することだよ。
学生は自分の設計図に書かれた事をただ、見ながら喋っていた。
ストーリーを持たせて話す事が出来ていなかったよ。」話されていました。
確かに聞き手を感動させるには、過去→現在→未来へとストーリーが
なければならないと思います。
学生は、学生時期、社会人修行時期、事業家人生など大きく分けて
プレゼンをしましたが、スティーブ・ジョブズ風に言うと、十分に
「点と点をつなぐ」発表が出来ていたかな、と感じました。
ストーリーを十分に練らなければ相手を感動させるにはいたらず、
感動させるには、読むではなく伝えることが大切だと感じました。
From:小林諒也(北海道出身、公立はこだて未来大学院卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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平成25年(2013)【6月19日(水)】 手帳術/横前淳子先生(ラジオパーソナリティ)&DJ学/横前忠幸先生(株式会社いと忠 代表取締役)

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●議事録
9:00 朝礼、掃除
9:50 新聞アウトプット
・G8、多国間で新ルール
小林さん、大森くん、牛島くんが意見
10:00 手帳術(横前淳子先生)
・神様を信じているか?
・シンクロニシティ
・潜在意識
一番大切なことは感謝すること
・手帳セラピー8か条
・付箋も活用
・手書きで書く
→脳が活性化
・綴じ手帳がおすすめ
・色は五色使う
・一週間の分をまとめて書く
・週の予定、書き込みの実践
12:00 昼食、休憩
13:00 DJ学(横前忠幸先生)
・最近の音楽とかつての音楽
・人間としての幅を広げるということ
→精神性の幅を広げる必要がある。
・音楽は人の人生を変える力を持っている
・「時をかける少女の変遷」
・「千の風になって」講義
・「さだまさしのユーモアソング」
・「さだまさしの歌から人生を考える」
・さだまさしさんの視点の天才さ
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●手帳術
手帳ひとつでも使い方によって夢を叶えるツールになる。
いかに自分の予定と目標達成のための項目を整理するかで
一日一日の行動も大きく変わる。
自分も予定を整理をするために手帳の工夫をしていたつもりですが
まだまだ工夫の、余地があることがわかりました。
色で分けて整理したり一日を振り返ったりと
実践できることをまず始めていきます。
●DJ学
音楽の中には人の人生を変えるようなものもあるが
最近の曲は歌っていることが狭く
人間性が広がりにくい。
さだまさしの場合は、不良少女や
事故を起こしてしまった人など
全く違う立場の人をテーマに描いている。
そういった曲を書ける天才がいることは嬉しいが
そういった曲を聞いてこなかったことが惜しい。
もっと幅広い音楽を聴いていくことと
それを人に伝えていくこと、
それをDJ学で磨いていこう。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
1、新聞アウトプット
G8、多国間で新ルールという記事について3人程度が意見を出し、
松本さんにまとめていただいた。
それぞれの国に配慮した内容なのだろうなと思っていたところ、
踏み込んだ議論は出来ずに、無難なところでまとめたということのようだ。
無難なところだろうと、各国にとって有意義な協定等が出来ているのなら
成果が出ていると言ってもよいのではないだろうか。
ただ、首脳が出てきているのならば、もっと詰めるべきところが
多くあるのではないだろうかと思ってしまう。
2、手帳学
横前淳子専務取締役より、手帳の効果的な使い方について
講義していただいた。
シンクロニシティということで、偶然一つとっても意味があると思うことで、
本当に意味を持つようになる。
例えば石に躓いても躓いた石に意味があると思って過ごすと、
本当に意味を持つのだそうだ。
自分は正直「ちくしょう」と思って終わりであるため、今後は
「何か意味があるんだ」と思えるよう意識する。
手帳は、予定がある時にその予定を書くくらいしか使っていないが、
色分けをしたり、目標を書いたりすることで夢がかなったり、
自分の過去を振り返る際に有効だったりと宝物になり得るとお聞きした。
自分は講義を受けながら「手帳選び失敗したかな」と思っていたが、
今ある手帳にも意味があると思い、一生の宝物になるように活用していく。
3、DJ学
ラジオのパーソナリティをされている横前社長による講義。
あまり知られていない曲の紹介もされていたが、
みんな知っている有名曲の知られていないトリビアなどもあり、とても楽しかった。
お話を聞いていて、とにかく横前社長は音楽が大好きだという気持ちが
伝わってきた。
好きだからこそ深く掘り下げて調べ、DJという仕事に結びついたのだろう。
好きなこと一つをとにかく深く掘り下げて魅力を発信する。
自分に足りないところだなと感じた。
次回からは自分たちがDJとなり紹介をするということですので、
自分の好きな曲を掘り下げて調べてみる。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●私にもできるかもしれない
私は手帳は持っていましたが、全く使いこなせていませんでした。
使おうと思っていても続きません。
淳子先生も以前はそうだったということです。私にもできるかもしれない。
まずそのように思いました。
淳子先生の手帳術は自分を治癒できるという効果もあるということです。
使い方次第により自分の内面にも影響を与えるということです。
ペンを五色使うなど、女性向けではあるということですが、私も
手帳術を取り入れ、自分のスタイルをつくっていきたいです。
●現代と音楽、さだまさし
DJ学は初めてでしたが、現代の音楽への接点が狭くなっているという
お話、まさにそうだと思います。
私は音楽に関しては国、ジャンルに捉われず、様々なものを聴いている
つもりですが、音楽の素晴らしさを相手に伝えるということがうまくできていません。
DJ学はその方法が学べるということで、大変楽しみです。また、
それは音楽以外にも応用できる技術だと思います。
また、さだまさしさんの視点の面白さも大変刺激になりました。
私も将来の夢を実現する上で、いくつもの、様々な方向からも視点を
持てる人間になります。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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●手帳学
自分が一番感銘を受けた事は、人が1日に考えることが約五万もあり、
その9割がネガ ティブな事であるという事です。その対策として
思いついた事をひたすら、手帳に書いて行く、出してスッキリとした
所に、新しい考えが 生まれるということです。早速これからの
ポジティブシンキングのために実行していこうとおもいます。
●DJ学
自分が知っている曲一つをとってしても、元になった物、アレンジ、
カバーなど様々な曲があり、自身のアンテナの高さ次第で
また違ったものが感じられる事、いまの曲は恋愛ものなどの、
若者受けするものが多いと、今回学ばせて頂きました。
またさだまさしの様に、昔の化石や自分が化石になった時のことを
歌にする面白い視点が今の人には足りないという事は、最もだと思いました。
固定観念に囚われない、自由な考えを常に持てる様にします。
From:高岸知広(兵庫県出身、金沢学院大学卒)JVU東京校5期生
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●気づき
【手帳学】
・手帳は自分と向き合う時間
手帳を手書きで書き、毎日見る。
これは自分がどのように時間を使っているのかを見つめ直すことになる。
手帳は道具。使い方次第で夢を叶える手帳にすることができる。
・肯定的な言葉を使う
手帳には肯定的な言葉を使う。
ワクワクする言葉、前向きな言葉を毎日見ることは良い影響を与える。
たとえ悪いことが起こっても、その偶然を喜んで受け入れることが大切。
長いスパンで見ればそれは良いことにつながることが多い。
そしてどんなことに対しても感謝の気持ちをもとう。
【DJ学】
・人としての幅を広げる音楽
ひとつの曲でも調べていけば、その歴史から新たな発見があったり、
他のアーティストが歌っていて表現方法が異なっていたりする。
それを知ると同じ曲にも関わらず違う曲のように、様々なメッセージを受け取ることができる。
情報は人の幅を広げる。誰も知らない情報はとくに意味がある。
・曲の重み
曲には作詞家や作曲家、アーティストの想いや独特の考え方、視点がある。
その意味を考えながら聞くと強いメッセージを受け取ることができる。
一曲一曲の歌詞の意味を考え、しっかり聞くと音楽の大きな力を感じることができる。
●実行すること
・遅刻しない。
・手帳を色分けして書く。
●全体の感想
今日も遅刻してしまった。
その原因は昨晩の時間の使い方が悪かったのが一番の原因だと思う。
時間管理に上手く手帳を使えていない。それが今回の講義でわかった。
日々の生活を見直し良い方向に進む。それに気づかせてくれた本日の講義に感謝です。
From:安藝崇文(クマガイコーポレーション株式会社)JVU東京校5期生社会人コース生
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●講義の気付き
【手帳学】
人間は1日に5万のことを考え、その内、ネガティブな考えが9割もあると
教えていただいた。
これには驚いた。実際に思い返してみると、確かにそうかもしれない。
これを、7割や8割に変えることができたら、人生はきっと変わるだろうと感じた。
その手法の1つとして、手帳セラピーという方法を教えていただく。
昨年も受講しており、今年で二回目となる。
これは自分で自分を治癒する手帳の活用方法であり、否定言葉を使わなかったり、
夢を書き留めたりして、少しでもネガティブな考えを無くすものである。
私は細かいことが苦手であり、すぐに全部を実行しても続かない。
ですが、昨年から少しずつ実行しているので7割や8割になっているかもしれない。
本日改めて受講させていただいたことで、まだまだ自分が実行に移せていない
部分があることに気づかされた。
本日からは今月やりたいことを手帳に追加していく。
【DJ学】
「音楽は人の心を変える力がある」というお言葉から始まった、横前社長のDJ学。
この講義は、私たちが普段、テレビやラジオなどで耳にしている音楽が
いかに狭い世界だけのものであるということを知らせてくれる。
売上げが多い曲は、確かに良い曲には変わりない。
しかし、それ以外にも皆が知らない曲で良い曲はたくさんあると横前社長はいう。
知らない曲があるのは非常にもったいないし、損している人もいるかもしれない。
今回学んだことは、知らないものを知るには自ら動かないといけないということ。
テレビやラジオが発信するのを待っていては、その狭い世界から抜け出すことはできない。
これは音楽に限らず、あらゆる情報全ていえると感じた。
そして、その情報は真実かどうかも分からない。
これほど簡単に情報が手に入る今だからこそ、自ら情報を獲りにいくということを心がける。
改めて、現地・現場で自分の目で確かめるということが大切だと感じることが出来た。
From:南出浩(大阪府出身、桃山学院大学卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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●「夢は絶対叶うと、10000%信じる!」
横前淳子先生に、手帳の使い方を教えて頂きました。
淳子先生の考え方は、「手帳を使って、頑張らずに、夢を叶える」というもの。
潜在意識を活用して夢を叶えるのですが、そのためには、自分の夢を
ワクワクして、叶うものだと信じてしまうことが大切になってきます。
潜在意識は、自分が「叶う」信じているものを現実化する力を持っています。
この潜在意識の力を使われ、淳子先生は女優になるという夢や本の出版を実現されました。
夢を実現化させるために、手帳に夢を書き、しょっちゅう見るといいと
アドバイス頂きました。
●「世の中にはすごい歌が山ほど眠っている…。それを聞かずに死ねない!!」
DJをされている横前忠幸先生に、様々な種類の歌を聞かせて頂きました。
自分の知っている歌は、世の中にでている歌のほんの一部だという
ことが分かる講義でした。
さだまさしさんは、「不良少女の気持ちを代弁した歌」「離れた子どもを
思う親の気持ちの歌」「5億年後の世界を想像した歌」など、今の日本の
オリコンでは見られない分野の歌を歌われます。
歌には、人生観をかえる力があるので、そういった音楽は進んで触れていくべきだと
感じました。
From:井浪康晴(京都府出身、鳥取大学卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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●手帳術(横前淳子先生)
『手帳セラピーの意味』
今回の手帳術は、改めて聞いても、また違 新たな発見がありました。
"手帳セラピー"という言葉ですが、手帳を通じて自分と向かい合い、
自分で自分を癒やすという意味を込めて言うそうです。4期生の頃は
聞いても右から左に流れていた気がします。
4期生の頃は手帳を持っていても、夢実現の為に継続して出来ませんでした。
予定だけを書き込まずに、1日1回、自分と向き合う気持ちで、
今回は手帳を継続出来る様努力します。
●DJ学(横前忠幸社長)
『今の人は偏った音楽を聞いている』
昔の音楽の幅の広さを知りました。日本では今は日本語と英語の曲が
主流ですが、ベスト10の中には、インストゥルメンタルが流行ったり、
フランスのシャンソンが入ったりと昔の方は多種多様な音楽を
聴いていたそうです。
今の時代の音楽がポップスとロック、恋愛の歌に偏り、正しい音楽に
対する価値観が持てなくなっている、と横前社長は言われていました。
人の人生を変える音楽をもっと幅広く聞き、正しい価値観を持っていきます。
『メッセージ性を持っていたり、何か人に考える機会を与える音楽』
横前社長の講義では、社長が出演されるラジオ番組のいくつかを
聴かせて頂きます。その中でさだまさしさんの特集を紹介して頂きました。
さだまさしさんの音楽に対する表現力がもの凄いものだと感じました。
亭主関白、修学旅行、事故加害者側の気持ちを歌にしたもの。今は
恋愛の歌や応援歌が日本で大半を占め、日常の何気ない事を描く曲が
少なくなったと横前社長は言われています。別に恋愛や応援歌だけに
メッセージ性が込められている訳ではないので、やはり幅広いジャンルで
音楽を聞く事は大切だと感じました。
From:小林諒也(北海道出身、公立はこだて未来大学院卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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平成25年(2013)【6月18日(火)】 「江戸東京たてもの園」見学

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●議事録
9:40 朝礼
10:00 江戸東京たてもの園見学
高橋是清邸や路面電車など。
途中高橋弘也さん(ボランティアガイドの方)に園内をガイドしていただく。
富士山は女性の神がおられ、その水が溶けて80年もの年月を経て銭湯のお湯になって
出てくる。だから銭湯の絵は富士山。
唐破風づくり。
江戸時代の銭湯は回転率を上げるため、中腰でしか入れないくらい深めに造ってあった。
すしは何故2貫出てくるのか
→魚は~切れと数える
→
一切れ…人切れ
二切れ…問題なし
三切れ…身切れ
四切れ…死
当時はのれんが汚れているほど流行っているお店。
畳の敷き方…不祝儀敷き、祝儀敷き。途中で入れ替わった。
懸魚(げぎょ)
→古い建築の屋根部にある魚の尻尾のようなもの
魚は水の中にいるため、火事にならないようにとの願いが込められている。
子どもは死んでしまう確率が高いため、7歳までは神の子。
それで七五三がある。
7歳からは村の子供。
普通の農家の家には屋根がない。
武器や年貢を隠されないように。
鴨居、敷居
→鴨居と鴫居から転じたもの
→両方水どりで火事が起きないようにとの意味
鴨居を踏むことは父の頭を踏むに等しいことと禁止されていた。
→踏みすぎるとすり減り、建てつけが悪くなってしまうため、
踏まないように戒めていたとのこと。
畳の縁を踏んではいけない理由
→縁には往々にして家紋が入っているから。
警察の紋は太陽。
→悪いことをしたらどこに逃げても光を当てるぞ!ということ。
伊達物:おしゃれなもの
伊達門を見ると見えないところにこだわって彫刻が彫ってある。
越後屋語源や、三越の名前の由来を聞く。
くだらない話のくだらないの語源
蔵の壁にうちこんである大折れ釘が付いている理由。
半ドンの語源など
15:00 終礼
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●江戸東京建物園
~『「縁起」と「商才」』~
江戸時代の建物がいずれもこの二つを大切にしていることがわかる。
すべての建物に神棚があり、
絵や建物のデザインにもすべてに意味がある。
子宝湯の入口の絵や唐破風、富士神泉信仰、
さまざまな建物にあった懸魚、
伊達の由来など、日本の建築に対するこだわりや
職人魂を強く感じることができた。
中でも懸魚や鴨井、敷(鴫)居など
水に由来するものが多く、
それは紙や木材を利用した日本建築だからこそ
火を見守る存在が縁起良いとされたという話は
現代になかなかない粋なセンスを感じた。
ただ演技を担ぐだけでなく
銭湯は湯船の深さが中腰くらいであったり
居酒屋ではおしゃべりばかりするからと女性の出入りを禁止したりと
客の回転率を上げる工夫がされている一方で、
もとは居酒屋に始まり、飲んで寝るお客さんがいることから
宿屋になっていったなど、商売のセンスも同時に感じられた。
古くからの縁起を大切にし、
同時に実利を重んじ、両立させる当時の人の
頭の良さは現代においても学べる部分がとても多かった。
●新聞アウトプット
~11面、フィリピン、人材大国~
公用語が英語、人口が豊富、人件費が安いなど
フィリピンの人材の重要度がビジネスにおいて高まっている。
もともと出稼ぎが多く、現在も人口の1割、1000万人が
技術者や医療従事者として海外で働いている。
その一方でフィリピン国内にコールセンターを置く外資企業も増え
業界売上高が69億ドルとなり、インドを抜き一位となった。
現状ではまだ労働力としての魅力が取り上げられている状態だが
いずれは出稼ぎ労働者からの送金や、
フィリピン国内の雇用や所得の増加などで
消費国としての魅力も増えていくだろう。
その時にまた新たな日本企業進出のチャンスが生まれるだろう。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
1、江戸・東京たてもの園見学
初めは松本さんとベン大生で回っていたが、途中で高橋さんという方に
案内をしていただきながら園内を見学した。
付加価値付きの情報でも頂けるのかな、など思っていたが、
江戸時代の町民の暮らし、商売の工夫、敷居などの言葉の語源、
七五三の由来など、文化的なこと、調べても中々分からないことの
知識が深かった。
今回高橋さんのお話を聞くことが出来ていなかったら
知識は半分も得ることが出来ていなかっただろう。
現地で人の話を聞くことの重要性を改めて感じた。
個人的に伊達家の門という建物が一番印象に残った。
そのまま見ても大きく立派な門だが、門の脇、人が見えないところに
彫刻が彫られていた。
ほとんど見る人のいないところに意匠を凝らしているところに
匠のこだわりを感じた。
人に見られないところで努力する。これはベン大生にも通じるところがある。
見えているところだけでなく、見えないところこそこだわりを持ち、丁寧にする。
この日本人の美学とでもいえる物を今後意識してみる。
2、新聞
9面 格安航空が5割突破
東南アジアで格安航空が勢力拡大をしているという記事だ。
国際線もLCCがシェアを拡大しているとのことで、
JALやANAなどは居心地の良さを追求する、サービスを拡充する等
さらにプレミア感を出してくるだろう。
そうして住み分けが出来てくると思うのだが、
スターフライヤーなどの中堅どころがどう動いてくるのか気になる。
JALと張り合うほどの力もないだろう。
サービス一点特化で施設面ではない価値を作るか、
いっそLCC並みに格安にして価格競争へもつれ込むか。
今後どういった差別化を行い、勝ち残っていくのか見ていく。
11面 「500円超すハンバーガー発売」
日本マクドナルドホールディングスはこれまでで最も価格の高いハンバーガーを
売り出すと発表したという記事だ。
マクドナルドというとファーストフードだ。
ファーストフードといえば速く安いものが好まれる。
ファーストフードに高級志向を持つ人はほぼいないと思うのだが、どうだろうか。
自分はこれは失敗すると思う。
実際の結果どうなるのか、自分の目で見ていく。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●憧れの追体験
江戸東京たてもの展で心奥底に直接響いてくる体験ができた。
映画『千と千尋と神隠し』のモデルになった街があった。
作品の世界観が好きだったので、行くことができて良かった。
その街の店々は時代劇などで憧れとして見ていた風景であり、
それが限りなく現実に近い形で体感できた感覚は、もの凄いものがあった。
中心にある銭湯「子宝湯」の隣に、「仕立て屋」の建物があった。
そこは地味だった。看板があってかろうじてそこが仕立て屋だとわかる。
しかし、最後に一番気に入った建物をアウトプットし合ったのだが、私はそこを選んだ。
なぜか。
庶民的ながらも日本らしい内部と庭に、視覚と嗅覚が刺激された。
それは現代とは違った生活の潤いに憧れを抱いたからだと思う。また懐かしい
幼い思い出が呼び起こされたのかもしれない。
見学をしているとき、ボランティアの高橋さんが話しかけてくださった。
私たちの学校のことを伝えるととても気に入ってくださり、なんと最後まで
案内をして頂けた。
「子宝湯」のこと、日本の居酒屋についてから、三井財閥の話まで、
本当に様々なことを教えて下さった。
高橋さんのお陰でさらに充実した学びとなった。感謝します。
また、松本さんは私たちの学びの姿勢が起こしたことだと言って下さった。
嬉しいことです。学びの姿勢が習慣として身についてきたのかなと思う。今後も精進する。
●新聞記事
29面 職場の日本語 基本のキ
最近ベンチャー大學の中でも言葉遣いが良くないということが言われる。
私も自信があるわけではない。
学び直す機会が欲しいと考えていたときに、この記事が見つかった。
ウチ・ソトの逆転敬語。基礎はわかっていても知らないうちに使ってしまっていそうだ。
「厚顔無恥」に関しても「厚顔無知」と言われても違和感を感じていない。知らない言葉も多いので、気をつける。
慣用句も勘違いをしている場合が多いと思うので、学び直す。
言葉は時代と共に変わるが、正しい正しいと言われる日本語はやっぱり美しい。
年上の方に恥をかかないようにしっかり身につけたい。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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●「伊達の門から見える日本特有の考え」
伊達の門から伊達者の由来を聞き見えない所にお金をかける日本特有の考えを
改めて学び、自分も中身を磨かなければと感じた。
今日はボランティアの高橋先生のお話がとても興味深く、特に庶民の暮らしや、
考え、昔の物の売り方はとても面白く聞けました。ですが、歴史的な事には
自分の知識不足のせいで曖昧になってしまいとても残念な思いをしました。
少しずつ歴史を学び直したいと思います。
●新聞アウトプット
「米国産小麦問題、対応急げ」2面社説
小麦の遺伝子組み換えを理由に、日本は輸入の制限をした。
遺伝子組み換えがされた作物は本当に危ないのだろうか?
自分は遺伝子組み換えの物は意図的に買わないようにしているという人によく会うが、
日本の牛や豚、鶏などの家畜の餌用飼料のほぼ全数と言ってもよいぐらいが、
遺伝子組み換えした飼料で育てられている。
また、日常的に使われている和風だしの素も、遺伝子組み換え技術を使われている。
つまり、私たちはほぼ毎日のように間接的に摂取している事になる、確かに長期的に
摂取した場合は分からないが、それはすべての食品にも言える事でもある。
遺伝子組み換えへの見方を変えるべきでは無いだろうかと私は思う。
From:高岸知広(金沢学院大学卒)JVU東京校5期生
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