【平成25年2月3(日)】 『これからの若者の就活』 中條高徳先生(日本ベンチャー大學 学長)
●議事録
9:40 集合
9:50 資料準備
10:10 昼食
10:40 会場準備
13:10 「これからの若者の就活」イベント開演
開会・挨拶
13:15 データ報告による現状認識と趣旨説明
13:25 基調講演 アサヒビール名誉顧問 日本ベンチャー大學学長 中条高徳氏
14:10 体験発表 就活うつを乗り越えた学生3名
14:25 パネルディスカッション「これからの日本人の就活」
コーディネーター 元衆議院議員 明治大学客員教授 赤池誠章氏
パネラー フリーライター「親子でできる就職活動突破法」著者 杉山由美子氏
パネラー 就活の神様 日本ベンチャー大學理事長代行 山近義幸氏
パネラー 日テレ学院 学院長 石川牧子氏
16:15 休憩
16:20 意見交換
16:40 閉会
16:50 終礼・解散
中條学長の講演やディスカッションを聞いて私が最も感じたことは、
「就活」という型にはまる前に、まず自分を知り、
表現できるようになることが大切だということです。
そのための方法としては、社会人と接するなど新しい体験をすること、
苦しいことを乗り越えることなどが挙げられていました。
また、私も就活を行なっていた当時のことについて、
簡単な体験発表をさせていただきました。
格好を付けずに、、当時の自分を振り返って話すことができました。
過去の体験を他の人に対して話すということも、
自分を深く知るきっかけになると感じました。
From:野田貴生(山梨県出身、都留文科大学卒)JVU4期生
中條高徳先生の基調講演から始まった。
先生が私達に伝えてくれた中で最も大切な事は、
「若い人はもっとでかい夢を持て」という事である。
今の若者の夢はこじんまりとしている。
ところが先生の時代の若者は違った。
昔の若者は今の人と比べて、でかい夢を持って東京に来たりする。
でかい夢を持てば何が良いかというと、そういった困難や挫折に対しても、
「先輩が同じ様に乗り越えて来たから、自分も耐えてやる」と
我慢ができると中條先生は言われる。
現代人は、まず、でかい夢を持つことが大事である。
先生は吉田松陰先生の志の話も紹介して頂いた。
志を立てるという事は、人の向かうべき方角を定める行いだと残していて、
私も非常に良い言葉だと感じた。
今の人は就職活動を重ねるうちに、様々な企業からお断りを頂き続ければ、
自分を否定された様になってどんどん就活うつになっていく。
先生の言われるように、大きな夢や志がある先人や先輩を見てみれば、
もっと辛く大変な困難や挫折をしているだろう。
大きな夢や志を立てる事は、
困難や挫折から自分の心を助ける事になりはしないだろうか。
■パネラーとコーディネーターの対談
赤池先生司会のもと、山近社長や日テレ学院の石川牧子先生らに熱い議論をして頂いた。
山近社長さすがだなと私が思ったのは、若者がこうなってしまった原因は
全て大人にあると言い切ってしまう所だ。
日本の小学校からの主張の偏った教科書に始まり、「大人は仕事が楽しいものだ!」
と伝えて来なかった事を言われていた。
確かに若者は仕事は楽しいものだと教えられてきていない。
それでは中條先生の言われた様にでかい夢を立てれるだろうか。
お父さんが子どもに働いている背中を見せてあげないから、父親を尊敬する事も段々なくなっている。
国ももっと雇用などにお金を使う前に、心の教育にお金を正しく使った方が良いだろうと感じる。
社長は本質から今の若い人に元気がない理由を説明して頂けた。
日テレ学院の石川先生も良い事を言われており、
「今の若い人はマニュアルに完全に頼っている」と言われている。
そして私は考えを表現する力をなくしていると感じる。
石川先生の学校にはアナウンサーになる為に履歴書を持ってくる学生がいるのだが、
何をやって何を学んだか説明出来る学生は少ないし、
自分の言葉になっていない学生が少なくないという。そこであなたはなぜこれを履歴書に書いたの?
と一つ一つ聞いてあげると、最後は非常にいい言葉が出てくると言われていた。
自分で汗を流して気付いた経験は全く嘘偽りもないし、
本当に面接などの場面では学生は素直になれ!と石川先生は言われている。
企業がどこを見ているかというと、学生のありのままの姿を見たいと思っているので、
マニュアルに頼る必要もないと私も感じる。
もちろんどんな学びや気付きがあったかと常にまとめて誰かに伝えれる状態に
しておく事は非常に大切なので、普段からそういった習慣を身につける事も
就職活動では活きてくると感じた。
From:小林諒也(北海道出身、はこだて未来大学卒)JVU4期生