平成25年(2013)【5月23日(木)】 編集学 長尾小百合先生(株式会社ワーク 代表取締役社長)
2013/05/23
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●1日の流れ
1、JSD(時代を先取るディスカッション)
2、長尾小百合先生による講義
3、新聞アウトプット
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●議事録
9:00 朝礼
10:00 先進国と日本の女性の社会進出について共有
佐藤君、大森君、牛島で調べてきたことを共有
質問の時間を少し設けた
松本さんの補足で終了
次回は慰安婦について調べ、土曜日に共有
10:30 長尾先生による講義
休憩をはさみ、長尾小百合先生に講義をしていただいた。
・テーマは「デキる人になろう」
・働くことで得られるものを二人一組で挙げていき発表
・上記で挙げたものはなりたい自分になるための手段
・何故働くのかという答えは「なりたい自分になるための手段を手に入れるため」
・デキる人というのは成果を上げる人
・デキる人は周囲から期待され、お客様から感謝され、社会に必要とされ、
自分も楽しく、報酬も増えていく
→つまり幸せを手に入れることが出来る
→デキない人はこの間逆
・自分がデキる人か忙しい人か知るワーク
→意図としてはデキる人がどういう人か知ること
・デキる人が持っている能力は
1、問題解決能力
2、自己革新能力
3、タイムマネジメント能力
4、コミュニケーション能力
・チームワークについてのワーク
→漂流脱出テスト
→皆個人でやるより、点数がよくなるか、同じ点数
・よいチームワークとは
目標がはっきりしている
メンバー間のコミュニケーションがとれている
役割が明確
全員の参加意識が高い
相互支援力や相互調整力を持っている
12:30 お昼
13:30 新聞アウトプット
大森君リーダーで新聞アウトプット
①株、個人マネー流入加速(3面by沼倉くん)
株価が上昇した時の影響など議論した。
②訪日客、最大92万人(2面by中村くん)
観光客を増えた状態で継続できるのか、ビザについてなど議論した。
③新特区案飛び交う(4面by牛島)
外国人医師についてや、カジノについてなど議論した
15:00 掃除、終礼
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1、JSD(時代をさきどるディスカッション、仮)、
テーマ「世界の女性の働き方」
各自が調べた世界各国の女性の働き方についての議論。
ヨーロッパは女性の社会進出では先進的であり
育児有給休暇や出産後の再就職、パートタイム労働なども充実している。
アメリカは意外とこの分野では遅れており、
日本と比べてもハードな環境だそうだ。
日本もまだまだ女性の労働環境の面では改善しなくてはいけない面が多く、
海外と比較しての現状の理解にも役立った。
2、編集学by長尾小百合社長
株式会社ワークの長尾社長による講義。
デキる人度のチェックでは18の項目を見たが
逆に言えばその項目にあることをすれば
デキる人になれると思うとわかりやすい。
最終的に集約されると、問題解決、自己革新、タイムマネジメント、コミュニケーション
といった能力に集約されるので、項目になくても
かかわりがありそうなことで改善を重ねていこう。
会社の使命は「利益を上げること」という話から
売り上げと利益についても説明いただき
売上=お役立ちの報酬、⇒マーケティング戦略
利益=お役立ち方の結果⇒利益戦略
というのがとてもわかりやすかった。
チームワークは個人の能力の合計より
チーム全体の能力が高い、ということから
良いチームワークの条件というお話になり、
特に「目標がはっきりしている」というのは
基本として一番重要に感じた。
ワークも行ったが単純に面白いというだけでなく
いかにチームワークを持って議論していけるかが重要で
知っている人と知らない人が
互いに知識と考えをめぐらしながら
より良い答えを求めていくことが大事になる。
質問の際には成果を上げるためには
たとえどんなに能力があってもワンマンになってはならず
チームワークを持って全体の能力を高めながら
成果を求めなくてはより良い結果にはつながらない。
デキる人、チームワークという観点から
リーダーというものについて
重要な考え方を学ぶことがデキた一日でした。
3、新聞アウトプット
日本への投資マネーの流入に関する記事では
まだまだ金融に関する知識が足りないことを感じる。
株価の高騰によりバブルとなれば危険なのはわかるが
もっと深くの考察の部分では不十分。
日本への観光客が増えているという記事では
円安の影響ではあるものの
富士山の世界遺産化なども影響にあるかもしれないようだ。
議論としてはビザの発給条件緩和について
その悪影響は何があるのかなどの話になった。
他にも韓国とは険悪なようで、しかし韓国からの観光客は増えている点や
中国は露骨に観光客が減っていることなども議論に上がった。
成長戦略特区の記事では
外国人医師の医療行為への医師会の反対について
議論になったが、他の戦略についても
日本の経済成長のために必要なことは
規制や既得権益などといった部分であると感じる。
今後も経済成長にかかわるような記事では
そういった部分に目を向けてみよう。
また最後に社説の
中国が沖縄の帰属が未解決という面にも話し合ったが
やり方としては好きになれなくても
中国が行っている情報発信の戦略は
見習うところがあるのだと感じる。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
●学んだこと
1、JSD
佐藤君、大森君、私が女性の社会進出について調べてきたことを共有した。
日本は新卒で入る女性も多く、
管理職は少ないようだが十分女性は社会進出できていると思っていた。
しかし実際に調べ、他の方の調べたことなどを聞くと、日本は思った以上に
女性の社会進出は世界に比べて進んでいなかった。
男性の、学生の立場からするとあまり感じないが、こういう問題は確実に
存在するのだなと驚いた。
女性の地位について先進26カ国中25位という不名誉な記録があり、
最近新聞で女性の管理職を増やそうという動きが多々見られるのは
そういうことなのかと納得した。
この勉強会は調べる機会が確かにできるので良いなと思う。
今後も続けていき、知識を蓄えていく。
2、長沼小百合先生による講義
株式会社ワークの長尾小百合先生による講義を受講させていただいた。
テーマは「デキる人になろう」ということで、初めそれはどうなのだろうと少し思った。
しかしお話を聞いてみると納得するところが多かった。
働くことで得られるものはあくまでなりたい自分になるための手段という言葉
になるほどなと思った。
学生は就職をゴールにしがちだが、あくまで仕事は手段でしかないという部分がとても合点がいった。
なりたい自分を職業とするのもよいかもしれないが、自分は仕事はあくまで手段で、
最終目標は別でありたいと思う。
そしてなりたい自分になるための手段は"デキる人"だけが手に入れることが出来る。
デキる人とは成果を出す人のことだそうだ。
デキる人かどうかのチェックをしてみると、1点で、自分はデキる人ではなかった。
デキる人は私が課題としている部分をできる人のことだった。
一つ一つ課題を潰し、デキる人になっていく。
チームワークの漂流脱出テストでは、発言が少なかったため注意を受けた。
盛り上がっている時は口を出さない方がよいかなと思って控えていたが、
それはチームワークではだめだという。
気付いた点には積極的に発言する。間違えてもそこには成長があるはずだ。
今後は集団ワークではそう意識し、発言を積極的にする。
3、新聞アウトプット
株についてと、海外からの訪日客が増えているという記事、新特区の案が出てきている記事に
ついて議論した。
株価が上昇した時の影響など議論した。
株というものは良く聞くが、私は株価が上がるとどうなるのかなど、根本的な部分がよく分かっていない
ことに気付いた。
株価は会社の評価ということで、今のままだと実力以上に上がってしまい、危険だということだ。
自分で調べたり、人に聞いたり、現状から今後どうなるのか見ながら学んでいく。
海外からの観光客が増えているという記事について議論した。
この傾向が続くのかという部分から、国際関係についてまで話が広がった。
韓国人はビザなしでも日本に入れるとのことだ。
韓国と言うと反日感情が強く、領土問題も起こっているが、そこを抜いて考えると
存外仲良くできるのではないか。
一面だけ見て話をするのではなく、多角的に見る癖をつけなければ。
日本の新特区の案が自治体から出てきているとの記事について議論した。
外国人医師が日本で医療行為できないことについて、何故だろうとの疑問が出た。
海外で心臓移植など、海外の方がレベルが低いなどとは思わない。
医療レベルが国ごとにまちまちだからだろうか?
新特区の案は法人税率を下げるだったり、カジノをするだったり地区によって差が出ていた。
何が採用されるかわからないが、結構思い切った案もあって面白い。
特区、どんなものが出来て、自分に関係するものはどれか、見ていく。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
●JSD(時代を先どるディスカッション)
女性の労働状況における、日本と世界の比較を扱った。
やはり日本は、他の先進国に比べると遅れている現状のようだ。ヨーロッパのクオーター制度は興味深い。
自分で調べていただけでは気づかなかったことも、アウトプットし合うことで協力できる。
時代を掴む、先どるための素晴らしい方法だと思った。
●編集学
株式会社ワークの長尾小百合社長に講義していただいた。
まず、編集が色々な役に立つという観点が凄い。自分自身すら編集できる。
人はなぜ働くのかという問いに、先生は「働くことは、なりたい自分を得られる手段になる」とおっしゃった。
なりたい自分。それは私も究極の目標の一つだと思う。
今回、先生は「デキる人」になるために必要なことを教えてくださった。必要な4つの能力は、
①問題解決能力
②自己革新能力
③タイムマネジメント能力
④コミュニケーション能力
その他、デキる人とそうでない人の違いを細かく教えてくださった。
私はデキる人に憧れている。恐らくほとんどの人がそうだろう。この日に学んだことをしっかり落とし込み、私もデキる人に近づく。
最後にはチームワークのゲームを行った。一人でやったときと、チームでやったときの成果を比較するというもの。
それは就活で行うグループディスカッションのようで、チームワークの重要なポイントをわかりやすく教えていただいた。
これからベンチャー大學でも、社会に出ても、チームで動く能力は大切。
これから社会で生きていくための大切なポイントをたくさん学ばせていただいた。
●新聞アウトプット
経済でものを考える能力が低いことがわかった。株のことも全然知らない。
毎度、自分の成長するべき点を学ぶことができる。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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~㈱ワーク社長長尾小百合社長の講義~
デキるひととチームワークについて学びました。
特にチームワークの講義はとても面白く、漂流脱出テストを
行いました。救命ボートに乗ってメンバーが生き残るために必要な10種類の品物の重要度を順位づけするというものでした。
まず最初に自分ひとりで考え、その後みんなで話し合って順位付けをするというものでした。
自分ひとりで考えるのと違ってみんなで意見を出し合って決めていくのはとても大切なことだと思いました。
思った以上に円滑に話は進みチームで選ぶことが出来ました。
その結果全員が個人で選んだものよりチームで選んだほうがより答えに近づいたという結果がでました。
今回学んだチームワークというものを学校のゼミでのリーダーシップで発揮したいです。
~新聞アウトプット~
今日の新聞アウトプットで非常に盛り上がった議題は2つあります。一つ目は4月の訪日客が過去最高記録を
更新したとの記事です。特に台湾や韓国などのアジア国の観光客が増えたとのことでした。また夏には東南アジアの
客の規制が緩和されるなどますます訪日の客が増えるとの意見がでました。
アベノミクス効果や円安によることが非常に大きいと思われます。しかしその反面尖閣諸島の問題で対立する
中国人観光客が減るという結果もでました。しかし韓国との間でも竹島領土問題、慰安婦問題があるなか韓国からの
観光客が増えると言うような矛盾なことについても話題になりました。
もうひとつの記事は成長戦略特区の記事について話し合いました。日本国内での外国人医師による医療行為の
禁止されていることについての緩和を日本の医師会が断固として反対していることです。これによって日本で暮らす外国人が
日本人医師との医師の疎通が出来ないなど不便なことがあります。今後どうなっていくかが気になります。
今日を終えて、最近新聞アウトプットが非常に楽しいと思えるようになりました。
しかしまだ苦手な経済や政治の分野での議論での意見がなかなか出せないでいるのでこれから少しずつ勉強します。
From: 中村亮介(東京都出身、城西大学3年)JVU東京校5期生
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【根回し】
本日は長尾社長の講義に参加させていただいた。
ワーク形式のものが多く、その中でも、自分はどれくらいデキる人かをみるチェックシートのワークが印象的だった。
「仕事がデキる人は、根回しが上手なので、仕事を始める前に根回しを完了させる」
この根回しが上手とは、あらゆることを想定して、あらゆる状況になってもそれを解決できるというもの。
これに関して、私はまだまだ未熟だと感じたとともに、非常に大切なことであると気づいた。
とくに経営者はこの根回しを十二分に行っておかなければならない。
これから様々な経験をしていく中で、想定しておかなければいけないことを見極めていく。
一度失敗したことは、二度と起こさないよう心がけるだけでなく、根回しまでしておけるのが理想である。
From:南出浩(大阪府出身、桃山学院大学卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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●気付き
今回の講義は、長尾小百合社長の「編集学」でした。
長尾社長が仕事をする意味は、「20代キャリアを元気にするため」「ミスマッチを防ぐため」。
よく、新人の3割が3年以内にやめるというデータを耳にします。その原因の1つが、会社とのミスマッチ。
講義では、ミスマッチではなく、入った会社で、存在価値を感じながら働く方法を教えて頂きました。
その為に必要な能力は、「自己変革能力」「タイムマネジメント能力」「コミュニケーション能力」「問題解決能力」の4つ。
常に、自分を成長させようとする意識を保ち、効果的に成長するための計画をたて、それを持続する。また、時には、人の力を借りながら進める。
そうすることで、仕事で成果をあげられる。
この4つの能力を身につけるための、チェックシートを頂いたので、毎朝見て意識し、仕事終わりにも見て振り返りを行う。
From:井浪康晴(京都府出身、鳥取大学卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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