大阪校ブログ

日本ベンチャー大學大阪校の講義の様子をお伝えします。

平成29年(2017)【7月16日(日)】 真田幸村を学ぶ現地学/玉造稲荷神社、大阪城取材

2017/07/16
今回創刊する学生雑誌のメイン特集である、
真田幸村のことを調べに玉造稲荷神社と大阪城を取材してきました。

<本日の取材班コメント>
三連休の中日の日曜日。見渡せば外国人ばかりの大阪城内。ここから外国人観光客を消してしまったら閑散としてしまうのではないかと思われるほど日本人観光客は少なく、お土産やさんも外国人の店員が配置されており、大阪城の経営を支えているのは紛れもなく外国人観光客なのだと感じた。しかし、大阪城の中に入ってみると、景色の見える最上階は相変わらず外国人観光客ばかりであったが、企画展の展示物を見ているのは日本人が多かった。もちろん展示物にも外国語の説明がついていたのだが、それを読んでいる外国人は少ないのではないか。外国人観光客は景色を楽しみに来ているだけなのかと思わざるを得なかった。
それでは日本人はどうなのか。真田幸村に焦点を当てた今日の取材であったが、企画展の展示物やお土産やさんを見てみると、幸村の展示品やグッズは多くはなかった。あまりフォーカスされていないのに、大阪の人は本当に幸村のことが好きなのだろうか。ある人は「家康は長く続いたけど幸村は波乱万丈の人生だった。そこが大阪人の気性に合うのでは?」と語られた。この言葉に変にしっくりきてしまったのは関西人の方が気性が荒いというイメージがあるからだろうか。幸村のことを少なからず知っている人ならば、幸村に好印象を抱いているのだろうが、詳しく知る人は少ないのだろうと感じた。
(京都大学 宮田)

真田幸村は、全国的にテレビで取り上げられたことによって、今までに知らなかった人にも認知されている。大阪城が舞台背景にもあり、ロケ地ということで、興味がない人でも多少なりとも人物自体を「知っている」ことがわかる。ただ、それは、真田幸村自身のおもて面にすぎず、歴史的な裏の背景や真田幸村の実態を語る者は少ないと言える。これにはまだまだ価値の追求しがいがありそうだ。ある意味では、大河ドラマに取り上げられていないような豆知識要素が欲しい。かっこいいとか勇ましいとか、良い印象ばかりが目立っているが、それに至るまでにどのような過程があったのかはわからないだろう。使われていたり、販売されているコスチュームであるが、格好良さを追求している部分が大きそうなので、本来のものと比較できればネタにはなりそうだ。鳥の家紋のお土産がひとつだけ存在したが、それ自体が家紋と分かる購入者はいるのか?と不思議に思う。六連銭が有名になっているが、本当の家紋が結び雁金という話が回ればウケるであろう。そうすれば、日本人の認知の質があがり、外国人も何か興味を記してくれるのではないだろうか。(龍谷大学 北村)

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