大阪校ブログ

日本ベンチャー大學大阪校の講義の様子をお伝えします。

【4・23(土)】歴史現地講座『大阪護国神社』

2011/04/23 23:10:12
午前 朝礼、掃除(環境整備)、新聞アウトプット 
午後 大阪護國神社

【リーダー】
今回リーダーを務めさせていただきました。
全体の流れを意識しつつ、自分のアウトプットを
まとめる同時作業に苦戦しました。
また、分離礼を率先して崩していました。
⇒冷静に多くのことを考えていく必要性を感じました。失敗は仕方ないので、もう少し落ち着いて、次に改善を活かします。

【環境整備】
本日は、教室の床のワックスを行いました。
剥離剤で、力強く30分近く磨き、丁寧に重ねてワックスを塗りました。
床磨きでは、体力的には疲労しましたが、皆で汗を流しながら、頑張ることは楽しかったです。
掃除した所と、していないところの美しさの違いは驚きでした。
⇒自分で苦労してきれいにすることで、きれいな状態のありがたさをしり、
その場所・物を大切にするようになるという繋がりを実感できました。

大阪護國神社

【外観】
大きい。
前日偶然、和歌山縣護國神社を参拝していたが、比較しても大きかった。
神社は、基本的に落ちるものは置かないとしており、常緑樹が多いとされています。
その影響もあってか、やはり神社独特の涼しいがパワーを感じる空間でした。

【手水舎】
作法。自分は今まで左右反対で行っていたことに気づきました。
今までは、やってはいたが、深く考えていませんでした。
⇒『郷に入りては郷に従へ』こういう部分では形式を大切にします。

【説明】
權宮司様に大阪護國神社の沿革をご説明いただきました。
神社の真ん中の道は、「正中」といい神様の通り道。
人は中心を避けて通るものと知りました。
⇒神社は行く機会が増えてきたが、知らない作法がまだまだ多い。
 これを期に少しづつ神社のことを知る機会にする。

【間(ま)・質問】
權宮司様の話の間、質問をしていいのか迷いました。
タイミングが難しかったです。
大西校長の質問のタイミングは上手く参考になりました。
⇒迷ったら、実行の気持ちで挑戦。質問力も高める。

【浪速宮(なにわぐう)】
護國神社は、敗戦後、GHQからの指令で、存続のため名称を変更しなければなりませんでした。
そのため、「浪速宮」という名称に変わっていました。
勝者は、どこまで敗者をせめられるのか疑問に感じました。
米側から見ると仲間を殺した者を祭っている。許せないことだろう。
ただ、戦争はお互いに殺しあっている。
勝者は英雄、敗者は犯罪者。人の悲しい部分だと感じました。
⇒靖國神社の權禰宜様からお話を聞いた時のことを思い出した。
 靖國神社は、明治側のために戦った者を偲ぶために作られた。
 そのため、幕府側(旧体制)の方は、英霊・御祭神として扱わない。
 ただし、新体制側の敵という罪は許される。

 戦争中は悲しい。
 旧体制の近藤勇(新撰組)は、交渉に行き捕らえられた。
 当時、坂本竜馬を殺したのは新撰組とされていたので
 それを思った新体制は近藤を許さず、処刑。
 しかも、農家出身のため切腹は許されず斬首。

 靖國神社の考え方では、新撰組も御祭神ではないが、現在罪は許されている。
 戦争はお互いに殺し合い。
 死んだもの・敗者だけ、責め続けるべきかに疑問を感じた。
 (当事者は許さないかもしれないが)
 戦争を繰り返さないという教訓が大切だ。
 
【泥まみれになって必死にもがく】 
 最後に宮司様のお話を伺いました。
 宮司様は、一度社会に出られてから神社に入られた方。
 経験豊富で、非常に面白いお話でした。
 
 人は生まれる前に、世の中のために、神様から素晴らしい才能を与えられる。
 しかし、生まれた瞬間全て忘れてしまう。ただし、2~3%は覚えている。
 人生の岐路、人はその2~3%を思い出すため迷う。
 その突起必死に迷い悩んで決めることで、後に後悔がなくなる。
 泥まみれ、血まみれになって頑張ればよい。
 そうすれば、神様が与えてくださったものの鉱脈を掘り起こすことが出来る。

⇒心打たれました。こういう方のお話を聞くのは大好きです。
 それは、自信が歩まれた体験を踏まえたお話だから。
 経営者様のお話を聞く面白さと同じだと感じる。
 自分も、たくさん苦しんだり成功したりして、自分に与えられたものを見つけ・発揮して、後に人にこういうお話を出来る存在になります!
 漠然としているが、目標が見えた!

≪統括≫
 物事は体験しなくては身につかない。その背景を自分で感じる必要がある。
 自分は、何故今日本で普通の暮らしが出来るのか、
 何故この部屋はきれいなのか。
 
 自分で掃除して、自分で足を運んで、自分でその場を感じて、
 自分でその人から話を聞く。
 この大切さを再確認しました。
 これからも、自分で行動して・体験して学ぶことを大切にします。

追伸
あの宮司様をお招きして、(もしくはこちらからお伺いして)
講師になっていただいて、もっとお話を伺いたいと思いました。

日本ベンチャー大學大阪校1期生 小田祥三(鳥取大学大学院)
【美化活動】
全員必死。全力投球で床磨き。
一人頭6面のタイル(計24面)をワックス除去剤でひたすら磨く磨く磨く。
床は真っ白になりました。そして手がミイラの如くカピカピに…
その後ワックス掛けに移行。
ワックスを掛けては伸ばし掛けては伸ばし…床はペッカペカ、手はテッカテカになりました。
爪が皮膚呼吸を求めて止みませんでした。
現在筋肉痛です。主に二の腕が。

この活動でわかった事があります。まだまだ私も捨てたものじゃないなという事です。
必死になれました。何より終了後のスッキリ具合は尋常じゃない。些細な事で腐っていた自分に蹴りをかました気分です。
きっと次の講義で汚れているのを見たら、「ちくしょう次もピカピカにしてやんよ!」ってくらいの闘争心が生まれます。ほぼ確実に。
多分、参加者全員が闘争心を持って次回も頑張ると思います。
自分の性格にも気付きました。几帳面、らしいです。

ちょっとした事でも気付きってあるんですね。
日本ベンチャー大學のメンバーは仲間であってライバルでもある。
張り合いの有る一年間を過ごせる予感がしました。

【一分間スピーチ】
纏めた!ほぼ無理矢理に。偶々あった教授の方の話が断片的に残っていたのですが、思い出しつつ、自分の調べた事も混ぜつつで何とか1分に纏めきりました。

脇坂君のスピーチも面白く、聞き入っていました。
大まかな流れや数字を出したりと的確な内容になっていたように感じます。
私は数字を入れたりするよりは、ぼやかしたような話方をしてしまうので見習いたいと思います。


【新聞アウトプット】
事前に新聞を読んで言いたい事を決めておく事って大事なんだなと、前回と今回、朝5時起きで新聞読んでて思いました。
考えたこと、言いたい事、それを伝えるための要点を余裕を持って探せたのでよかったと思います。
緊張のあまり、纏めきれませんでしたが…
話をきちんと繋げて行く。これが私の今後の課題になりそうです。

全体的に見て、みんなの積極性は凄いと思います。
週一回だからこそなのかは分かりませんが、アウトプットに対してもきちんと自分の考えを述べて、述べられた側はきちんと受け止めて総括できたように感じました。


【大阪護国神社】
怒涛の豪雨の中、大阪護国神社に参拝させていただきました。
宮司の方々のお話を伺い、大阪護国神社内を見せて頂いた後、講義アウトプットという流れだったのですが、
分離礼が微妙に上手く行かないというアクシデントも有りつつ、有意義な時間を過ごせたと思います。

特別攻撃隊の像があるのですが、側面に「御国のため」「家族のため」と覚悟を決め、
勇気を振り絞って散った方々の「日本人としての心」を忘れてはならない。という内容が書かれていました。
自分が、このような覚悟が出来るか。そう考えた時、胸が痛くなりました。
そう簡単に出来るものじゃない。分かっていても、譲れないものもある。
覚悟を決めて散った方々を忘れては「日本人」とは言えないのだ。と肌で理解できました。

小野さんのアウトプットが印象に残っています。マナーとして知っていても、意味を理解し、
実際に行えている人は少ないのではないか。という疑問に確かにそうかもしれないと自分の今までを振り返って感じました。

【総括】

今回の授業は、肉体的にも精神的にも成長する事の出来た内容でした。
まだまだ仲間は少ないですが、今後増えるでしょう。
私もその一端を担わなければなりません。
その地に赴き、その地で何を感じ、何を思い、何を吸収するかは人それぞれですが、どんどん、自分を磨き、
大阪校だけでなく、東京校の皆様とも切磋琢磨できればと思います。

日本ベンチャー大學大阪校1期生 住田 欣哉(大阪産業大学)
「掃除」
6面のタイルを一心不乱に擦りました。
あんなに狭いスペースだけをひたすら磨いたのはきっと今までで初めての体験でした。
出過ぎたことを申しますが、この時間で正直に思った事はあの狭いスペースを磨くために時間を取りすぎなのでは?という気持ちでいっぱいでした。
(失礼なことを言ってほんとうにすいません。)

もう既に5分くらいで綺麗になってるのに何故まだ擦るのだろう?
どうせならいっそのこと部屋中やってしまえば?と思いました。
しかし、関西理美容の皆さんもこの方法で掃除を続けているとお聞きして、
自分なりにこの掃除の意味を見つけようと磨きながら考えてみました。

おそらく、一般的な感覚からすればあの掃除の時間はどう考えても長いです。
前回の掃除は時間までにたくさん拾ってやろうと始まる前から意気込んでいましたが、今回のは先の見えないマラソンみたいなものでした。

あれこれ考えているうちにワックスがけに入りました。
思った通り綺麗になっていました。
皆さん一同に「こんだけ綺麗にしたからもう絶対汚したくない!」といったような事を口々に仰ってました。
僕も同じ気持ちでした。
きっとこの掃除には単に床を綺麗にするというだけではなく、長時間磨いたという思いにより、床を汚したくない!という気持ちを自発的に気付かせるためのものなんだと思いました。
掃除したというよりも精神の修行みたいな事をしてたのですかね。

これから働いていく場合に、自分より上の立場の方が自分の考えにそぐわない、または理不尽な事を言ってくる事があると思います。
しかし単に反発、または嫌々やるのではなく、まずは人の違いというものを認め、受け入れ、まず相手になってみるくらいのつもりの柔軟な発想で受け入れていこうと思いました。
完全に相手の意見や行動に賛同出来ない事があるかもしれませんが、やはり、人はそれぞれが違って個性というものですからそれでいいと思いました。
しかし、絶対に意味のない事なんてないでしょう。
その人なりに良かれと思ってやっていることで、それを変に思ったりすることがあっても、
自分なりの解釈でもいいので何かプラスに変えていければその人の良い所がきっと見えてくるでしょうし頑張っていけると思います。


「新聞アウトプット」
原子炉の問題について討論しました。
みんな新聞に記載されている記事を踏まえ、更に自分の知っている+αの情報をわかり易く教えてくれました。
今回は始まる前の読み込みが浅く、力不足を感じました。次回からは住田君を見習ってじっくり予習してから臨みます。

「護国神社」
昨日、アウトプットの時に読ませて頂いた遺書が悲しかったです。
死ぬ前に妹に立派な母になれと言った気持ちの裏にどんな気持ちが隠されていたのか、また残された家族の気持ちは辛くて想像できません。
東北地震による津波の影響でたくさんの方がお亡くなりになられました。
SNSで見たある日記には亡くなった家族の事が綴られていました。
流されて体が満足な状態ではなかったそうですがそれでも彼はまだ遺体が見つかっただけでも良かったと仰っていました。
一方ある記事でも遺体が見つかった家族の事が取り上げられていました。
知り合いの方に「遺体が見つかっただけでも良かった」と言われたそうです。
しかし僕は見つかっても悲しいものは悲しいし親族のかたの気持ちに寄り添う事は難しい事だと思います。
自分はああだこうだと慰めの言葉をかけるよりも一緒に悲しんできちんと弔う事が大切なのだと思いました。
亡くなった大尉さんに黙祷。

「総括」
掃除の時間に考えた事が自分の中では大きかったです。
人の気持ちを考える事。
僕はよくこの言葉を口にしますが、単に思いやりを持つという意味だけではなく社会で成功していく上での秘訣でもあると思いました。
この1年でたくさんの社長さんや熱い気持ちを秘めた人に出会うのでしょう。
完全には分かりません、時に疑問を持つ時もあるでしょうが、この気持ちを念頭において頑張っていきます。

日本ベンチャー大學大阪校1期生 高瀬 翔太郎(関西外国語大学)

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