鞄持ち体験者の声

平成26年(2014)【9月18日(木)~9月20日(土)】 北九州大学 財前早紀

2014/09/18
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鞄持ちレポート 財前早紀 北九州大学
鞄持ち日 9月18日(木)~9月20日(土)の2日間
場所 東京
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9月18日(木)

6:00 モントレホテル半蔵門前
二回目のかばん持ち。前回よりはマシな行動がとれるだろうか?
などと考えながら地下鉄に乗る。ホテル前にて社長と他のかばん持ち二人
(安さんと山田さん)と合流。
皇居へ向かい、外周約4.1kmのジョギング。
途中皇居内広場にてラジオ体操。集まった人々の中には経営者も多くいると
知って驚いた。成功者の朝は早い。

※途中通りかかった銅像の名前の読み方がわからなくてスマートフォンを
取り出したところ、社長から注意を受ける。
インターネットに頼りきってしまっている自分を反省した。

8:30 皇居近くのラジオ局
社長のラジオ収録のためラジオ局に到着。同じ北九大の同級生も参加。
ラジオ収録は初めて見たが、言葉についてはとても厳しいのだと感じた。
批判を受けるような発言、また長かったりまとまりがなかったりする話もカット
されるのである。公共の電波を利用するという事は、それだけ責任が
大きいということなのだろう。
収録の最後に、ゲストとして同級生がラジオで紹介された。突然の参加にも
関わらず、ハキハキと自己紹介している彼女を見て、私も彼女のような
話し方ができるようになりたい、と思った。

10:30 ホテルモントレ半蔵門近くの蕎麦屋
朝食兼昼食をとった後、社長は仕事へ。私も含めかばん持ち3人は1時間ほど待機する。
この時にエグゼをやるべきだった、と後悔。時間は有効活用しなければならない。

13:30 本八幡駅付近のビル
ザメディアジョンをはじめ、3社【ザメディアジョン、房南興業建材株式会社
(上野社長)、ケイズグループ(小林社長)】での合同説明会。
上記2社の社長と、株式会社メリット(柏井社長)の社長と名刺交換をさせていただく。

三人の方の中で小林社長の「成長」についての話が印象に残った。常に学び、
他人と勝負するのではなく、昨日の自分に打ち勝つこと。成長するためには
日々の自分を見つめ、課題に気づくことが大切だと思う。
「吾れ日に吾が身を三省す」という言葉もあるが、今後、意識的に自分を振り返ってみようと思う。

16:30 駅近くの本屋
二人のかばん持ちの方々と別れ、銀座へと移動。
次の予定にはまだ時間があったため、銀座の他の店で少し呑むことに。
店を探すべく駅内の本屋で雑誌を少し立ち読みする。
「面白い店はない?」と聞かれるも発言できなかった。次は自分の意見を
言えるようにしようと思った。

18:00 銀座で会食
TNJの瀧口社長と山田さんと名刺交換させていただく。その後、社長と少しお酒を
飲んだのちに解散。
※その後感謝メールを送らずに寝てしまう。早朝に慌てて送ったが、
社長と別れてすぐに送ればよかった、と反省した。

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9月19日(金)

7:40 オザキエンタープライズ株式会社へ。
社長からの留守電を確認したのち、国分寺方面に向かう。
オザキエンタープライズの朝礼に参加させて頂くためである。
事前に電話で連絡をいれるよう言われていたが遅れてしまい、
少々時間を無駄にしてしまう。報連相ができていないとここでも反省。

会社到着後、担当の大場さん、目黒さんと名刺交換。突然の訪問にも関わらず
笑顔で出迎え、応対してくださった。
大場さんに朝礼についてのレクチャーをしていただいた後、
「世界一幸せになれる朝礼」と言われている朝礼を体験させていただいた。
以前内達でこの朝礼については知っていたが、実際に社員さんたちの様子を
見るのは初めてであった。
皆さんの顔を見て思ったことは、作り物ではなく本物の笑顔であるということ、
みなさん心から朝礼を楽しんでいらっしゃるようだった。自分はというと、
笑顔も動きもぎこちないものであった。
しかし、プラスのストローク(ペアになってお互い一分間ずつ相手のことを褒める)では、
自分では気づかなかった長所を教えていただけて、心が温かくなり、自信がわいた。

実際に参加させていただいて、「世界一幸せになれる」という言葉が理解できた。
常にこのように嬉しいことを誰かに言ってもらえると、毎日が幸せになれるだろう。
日頃中々いう機会がない「プラスの言葉」、けれどその言葉一つで人を幸せにできると
いうことを今回学ぶことができた。

14:00 飯田橋駅付近のホテル、エドモント。
駅から道に迷い、まさに「右往左往」状態になる。タクシーを使ってホテルに到着。
指定されたカフェに入るも、社長はお客様と面会中の様子だったので外で待つことにした。

※私の分の席も用意してくださっていたことに後から気づいた。余計なことをしてしまったと反省。

14:30 エドモントホテル1F奥のカフェ。
宇津木さんが来られ、D社のYさんとの打ち合わせ。
社長の様々な要望や鋭い指摘にも一つ一つ丁寧に受け答えをしていらっしゃる
Yさんを見て、プロの意識を感じた。
その後、宇津木さんと安さんが話されているのを聞く。自分の目標について
具体的に語ることのできる安さんがとても同い年には見えず、ただ「すごい」としか言えなかった。

※社長にお金を引き出すよう頼まれるも、もたついてできず、自分の社会勉強不足を改めて感じた。

18:30 後楽園ホール
社長は会食のため別れ、安さんと後楽園ホールでプロレスの試合観戦。
試合はとても白熱したものであり、特に最後の「新人対チャンピオン」の対決では、
最後まで勝敗がわからなかった。また、どんなに技を決められても痛めつけられても、
限界まで立ち上がろうとする選手たちの真剣さに感動した。
初めてのプロレスの試合観戦で正直ルールや技などよくわからないことが多かったが、
とても楽しむことができた。機会があればまた見に行きたい。

22:00頃 居酒屋「北海道」
社長からのメールを確認し、居酒屋へと向かう。その後、社長、南さん、安さんの四人で
近くの中華料理屋に行く。

※食事中、社長から「反応が薄い」との指摘を受ける。普段話を聞いている時に
相槌を打つことしかしないため、人からよく「話聞いてるの」と言われるが、
今回それが問題点だと改めて感じた。相手の話に言葉を返すこと、そして相手の話に
少しプラスした言葉をうまく返すこと、ということが今回のかばん持ちで一番学んだ収穫だと思う。

24:00頃 解散。
自分は前日泊まった渋谷のネットカフェに向かう

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9月20日(土)

6:00 国分寺駅に向かうも、社長から連絡があり三鷹駅へ。
合流後、ザメディアジョン東京本部へ向かう。途中近くのうどん屋さんで朝食。

※お礼メールを社長に転送し忘れていたことに気づく。転送後、社長から
やり直しの指導を受け、書き直す。上辺だけの感想で、全く感情のないメール。
そんなものを貰っても全然嬉しくないと気づく。読み手側のことを考えていなかった
自分を反省した。

8:30 ザメディアジョン東京本部での会議を見学。
とてもスピーディーな会議だと思った。皆さん自分の意見を率直に述べ、
他の人からの質問にも即座に応える。「慣れだ」と社員さんはおっしゃっていたが、
社会人にはスピードとキレが必要なのだと改めて感じた。
途中社長からスターバックスでコーヒーを三人分買ってくるよう頼まれ、暫く席を外す。
戻って暫くすると一人の学生が本社を訪れた。会社の面接のため訪問をした
学生だったのだが、私はすっかりかばん持ちの学生だと思い込み、かばん持ちの
説明をしてしまう。勘違いだとわかり少し恥ずかしかった。

11:30 訪問した学生と社長、そして社員の松本さんと近くで昼食。
今年内定された新入社員の方々の話や、社長が起業された当時の話などを伺った。

12:40 社長以外のお二人と別れる。飛行機に乗るため、私は品川駅までご一緒した。
改札口で社長を見送り、羽田駅へと向かった。終了。

●感想
前回は(ほぼ)半日インターンだったが、今回は実質3泊4日。しかも一人で初めての東京、
ということもあり、自分にとってはとても大きな出来事であった。
前回と同様、まだまだ仕事はうまくこなせない。おまけに感謝メールを送り忘れたり、
連絡を怠ったりと、基本的なことまで忘れてしまうことが多かった。
反省点は多いものの、合同説明会に企業側の視点で学生たちを見られたこと、
実際に企業訪問できたことなど、多くの収穫があった。
今回学んだことを心に留め、また一歩成長していきたい。

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