【平成24年11月24・25日】 『長崎遊学の旅』
24日(土)の散策地
・長崎中華街
・グラバー園
・大浦天主堂
・稲佐山
25日(日)の散策地
・風頭公園
・亀山社中記念館
・龍馬通り
・平和公園
・浦上天主堂
●気づき
・現地調査
現地に早めに着き、そこの地理や散策場所の交通手段を頭に入れておく。
・分からないことは現地の人に聞く
インターネット・パンフレットの情報だけでなく、
現地の人に聞き、土地の風土や人情味も味わう。
・相手にとって何が快適かを考えて行動する
相手の立場に立って、相手を自分のことのように思って接する。
例えば、食べ物をつぎわける、飲み物のおかわりを注文する、
正確な道案内ができるなど。
・相手の望みを聞く
自分の主観のみで話すのではなく、まず相手の望みを聞く。
相手から引き出す。相手が自分の話を聞ける状況にする。
・人間は地理的環境に制限される
坂本龍馬は「長崎はおれの希望」として長崎に亀山社中を置いた。
当時、佐幕派だった土佐藩の環境では、自分の志を遂げることはできなかった。
当時の日本唯一の外国との窓口の長崎に行き、多くの人に会うことで、
大局を掴むことができ、自分のやるべきことをやった。
●実行すること
「竜馬がゆく」を読み返す。
●全体の感想
長崎合宿2日間とても楽しくあっと言う間でした。
長崎は「長崎さるく」をキャッチフレーズに「長崎を歩こう」
ということでコースマップが充実してあり、
普段は見落としてしまいそうなことも
歩くスピードを変えることで気づくことがあるということを認識しました。
幕末の志士も長崎に来た商人も、己の大望のままに行動し、
人に出会い、エネルギーを大きくしていきました。
「自分の足で現地に向かい、自分の目で見る、
人が人を呼び、己を磨き、大きな力にする」
0の次は1で、1の次は2。
0から一気に100にはならない。
愚直にまっすぐ進んでいきます。
From:J∨∪熊本校1期生 坂田匡平(立命館アジア太平洋大学在学)
○気づき
・観光客の多さ
→3連休ともかぶり、長崎駅前は多くの観光客でいっぱいだった。
路面電車も満員で何回も待ったが、この活気が熊本にもほしいと感じた。
同じ路面電車でも料金が120円と熊本より30円安く、スピードも速く感じた。
バスも同様で交通の便がよく、観光地を2日間たっぷり回ることができた。
・館内の歴史施設の豊富さ
→グラバー邸や亀山社中資料館、亀山社中記念館など初めて目にする
写真や資料が多く、写真撮影もオッケーのところが多く、現地の空気と資料で
その当時の状況に思いをはせることができた。
・稲佐山での絶景
→長崎の稲佐山からの夜景は世界新三大夜景のひとつ。
頂上は気温も低く寒かったが、それ以上に夜景が綺麗だった。
港と山に囲まれた長崎の大きな魅力だと感じた。
・龍馬通りをさるく
→長崎は坂が多く、明治維新などの歴史的な施設も多いため
いたるところで工夫されたコースがあった。
龍馬のぶーつ像や坂本龍馬のカラー写真、
グラバー邸でのハートの石見つけと、家族、友達、修学旅行生、
年配の方、カップルと誰もが楽しめる雰囲気があった。
・平和のありがたさ
→今回はじめて平和公園にいった。平和祈念像や長崎の鐘、
浦上天主堂など原爆が落とされ、悲惨だった戦争を忘れずに、
平和の大切さを感じることができた。
広島、長崎と日本は被爆国として、世界に平和の尊さを訴える
大きな使命があると改めて感じた。
・長崎の人柄、町並み
→タクシーの運転手の方や「亀山社中ば活かす会」 など
みなさん気さくに声をかけてくださり、とても楽しかった。
コミュニケーションはいろんな場面で必要であり、
それが円滑に進むと新たな思い出や、
もう一度来たいと思える町になると感じた。
私自身も、もう一度会いたいと思われる人になれるように日々、精進します!
○実行すること
亀山社中、勝海舟、高杉晋作について調べる。
○全体の感想
2日間、しのさん、今村さん、坂田君と長崎市を満喫でき、本当に楽しかった。
小さなハプニングさえ楽しめるこの雰囲気は、信頼関係があるお陰かなと感じた。
長崎の歴史的な背景や観光、それが熊本にもつながっていることが多く、
もっと日本の歴史が知りたくなりました。
誰のために、何のために行動するかで、結果も人々の反応も変わります。
三菱重工、麒麟ビール、商社、貿易そして平和。
いろいろな歴史が長崎で誕生し、いろいろなメッセージを発している場所でした。
From:J∨∪熊本校1期生 内山瑛美(熊本県立大学在学)
【平成24年11月17日(土)】 『技能競技大会見学』
○1日の流れ
・朝礼、ラジオ体操
・環境整備
・新聞アウトプット
・技能競技大会見学
・展示場見学
○気づき
・比較する対象
他人と比較しない。するなら過去の自分と比較する。
・先を読む力
ただ与えられた仕事だけを悶々とこなすのではなく、
他に自分ができることがないのか、周りに配慮しておく。
まずはマニュアル通りに、そして失敗して自分の脳に刻み込む。
・結果を出す
時間内に終わらせて、評価を受けれる条件までクリアすること、
公の場で評価を受けれることが、先ずはお世話になった人への恩返し。
○実行すること
自分の車の環境整備をする。
○全体の感想
今日はいつもお世話になっている協電機工の
工藤さんが出場した技能競技大会の応援に行きました。
普段見慣れない作業着でもくもくと競技に取り組んでおられて、
しかも練習では時間制限内では完了したことがないという
ことだったのに、本番では時間内で完了したことに驚きました。
そのあと競技終了後の工藤さんの手を見たらボロボロで、
手がこれまでの努力を物語っていました。
私も口だけではなく、行動で示します。
さらに結果を出し、評価されることまで念頭において物事を行っていきます。
From:J∨∪熊本校1期生 坂田匡平(立命館アジア太平洋大学在学)
□気づき
・朝礼のやり方
変更後の朝礼のやり方を忘れていた。
いい加減覚えてマニュアルを見ずにやる。
・結果を出す
→結果をだすために、時間の管理をしっかり
やるべきことは早目に取り組み、考えながらやる。
・見えない努力
→人が見てない所の努力の継続が結果につながる。
□実行すること
隙間時間に読書
□全体の感想
本日は新聞アウトプットの後、技能競技大会を見学しました。
技術職の方々が工事の早さと正確さを競っていました。
技術を身につける事は素晴らしいことだと感じました。
自分も技術を身につけるために見えない努力を実践していき、
結果を出せる人間になりたいです。
From:J∨∪熊本校1期生 森田耕司(北九州市立大学大学院在学)
■気づき
【技能競技大会】
•練習の差、努力の差
→工藤さんがずっとこの大会に向けて
頑張ってらっしゃる姿を毎週みていた。
時間内に届くギリギリで本番を迎えたとおっしゃっていた。
本番は、残り時間7分を残して
無事に競技を終わらせることができていらっしゃった。
皆さんの応援を力に換えて、本番で発揮された、工藤さんの姿は感動した。
準備をどれだけしてきたか、コツコツと練習に
励んでいらっしゃった工藤さんの努力の賜物だと思った。
•感謝力
→本番を無事に終えて駆け寄ると、
工藤さんは「皆さんのお陰」っとずっとおっしゃっていた。
ここ一ヶ月ずっと練習する姿をみてきた中で、
こういう気持ちを忘れないことが大切なのだと改めて感じた。
•誇りと会社の代表
→12名の競技される方々をみて、手先のてきぱきさと、
丁寧さ、それぞれ工夫される姿をみて、
自分の仕事に誇りを持たれてる姿、会社の代表として、
会社の期待を背負ってらっしゃる様子が伝わった。
これが、社会人なんだと思った。
•後輩に繋げる
→工藤さんはこれから入社してくる後輩に伝えられるように、
また先輩の社員さんは新人で素人の人に技術を提供するために臨まれた。
その思いが表情や背中に表れていた。
【展示場見学】
•それぞれの営業
→いろんなブースでそれぞれのメリットや紹介の仕方があった。
どこにお客さんが求めているか、特化して技術など、
その人の心に響かせる臨機応変さが大事なんだと思った。
■実行すること
・もう一度初心に戻り、今までアウトプットしてきた日報を読み返す。
・大きな挨拶、はきはきした返事を心がける。
■全体の感想
本日は寒く雨も降っている中、工藤さんの
てきぱきと競技をされる姿、男性の中で、
新人でもある工藤さんが奮闘されている姿をみて、
凄く勇気を頂けた。
その工藤さんを応援する協電の社員のみなさん。
昼食をみんなで、ブルーシートの上で囲んで食べ、
凄く楽しかったし、美味しかった。
こうした一体感が素敵だなと思ったし、
こういう空気、温かい人になろうと思いました。
From:J∨∪熊本校1期生 内山瑛美(熊本県立大学在学)
【平成24年11月10日(土)】 『歴史現地学』 ~夏目漱石内坪井旧居跡~
○1日の流れ
・ラジオ体操、環境整備、朝礼
・新聞アウトプット
・事前学習の共有
・歴史散策(小泉八雲・熊本旧居、夏目漱石・内坪井旧居)
・プレゼン大会
・内定の達人塾ミーティング
・終礼
○本日の気づき
・新たな道
→昨日、私は内定式があり、坂田くんも就職合格の知らせが届いた。
本日のアウトプットでは、これから内定者としての自覚も持ち、
行動していくことの大切さを感じた。
JVU熊本校に通って約半年、ようやく4年生全員の就職先がそろい、
残りの学生生活をいかに過ごすか。充実させつつ、楽しんでいこうと決めた。
・新米の美味しさ
歴史散策に行く直前に、協電さんの社員の水洗さんからおにぎりを頂き、
公園で食べた。おにぎりを下さった水洗さんの優しさ、みんなで外で食べる美味しさ、
今日食べたおにぎりはいつも以上においしかった。
【小泉八雲 熊本旧居】
・時間があったので、みんなで訪れた。
行ったことがあり、知っているつもりだったが、
館長さん直々に、ラフカディオハーンの生涯や人柄、
熊本の偉人や明治時代の熊本の様子がとてもわかりやすく、
情景を思い浮かべることができた。
・なぜ日本を愛したか
→第五高等中学校の教師として熊本にきたが、
自分の家に一番に神棚をつくることを頼み、
自分の「下げ羽の鷺」の家紋をつけた紋付袴をつくったりと、
日本の文化を取り入れた。
11歳の頃、左目を失明したこと、
当時キリスト教の学校にいたこと、
実父に見放されたりという経験や価値観が
日本の神道を好きになったきっかけだとおっしゃっていた。
・ヘレンさんと親しみを込めて日本でも呼ばれるが、
ヘレン=鷺(さぎ)という意味で父の故郷であるアイルランドのことも思って、
自分の家紋に鷺を描いた。
→どんなに裏切られても血が繋がった家族を想い続ける優しさ、思いやりを感じた。
・小泉八雲さんのひ孫さんの小泉凡さん
→小泉八雲が日本籍を取得したのは、妻の鏡子さんのため。
23歳も年下の奥さんを思って、遺書には財産などがしっかり記され、
自分が亡くなった後のことを思っていらっしゃった。
その命のバトンが今も続いていらっしゃる。
祖先を大切にし、次世代につなぐ。
それは知識や知恵も同じだと感じた。
【夏目漱石内坪井旧居】
・我輩通りや千円札、当時の声を復元したものや、からくり人形があり、
夏目漱石が慕われ続けていることを感じた。
→小泉八雲のあとを引き継いで、赴任した漱石が教育の大切さや
生徒思いであったことが感じる。
妻を気遣い、教師としての誇りを持っていたこと、
自然を満喫することで、
いろんな小説が書かれたことがわかった。
・営利を抜きにしたひたむきな教育
→夏休みに自宅にて生徒に英語をみたり、
大学3年生に朝7時から講義をしたりと、
ひろく教育者として貢献した。
もっとも崇拝していた五高生の寺田寅彦氏は
物置でもいいから置いてほしいと懇願するほどしたわれていた。
【「本日の学び」プレゼン大会】
《テーマ:夏目漱石はなぜ熊本にいた4年3ヶ月の間に、6回も引越しをしたのか》
理由1:本など勉学に励むため、投資をしていたため、家賃が高く引っ越すことになる
2:妻が精神病だったためできるだけ落ち着ける環境を探した
3:教師としての立場から生徒にも集まれる家でありたかった
結論:学問や家族のためにたくさん引越しをした!
【内定の達人塾ミーティング】
・現在3名(女子)で進めている中で、
男子の集客がなかなか進まず苦戦している。
→今村さん、森田さん、坂田くんの男子の意見が参考になり、
来週の水曜に今村さんがMTGに参加してくださる。
すごく心強い!!
○実行すること
・小泉八雲「日本の面影」を読む
・素直な心になるために(松下幸之助著)を読む
○全体の感想
本日は森田さんが3週ぶりの参加で、
JVU熊本校自体も2週間ぶりですごく楽しかった。
歴史散策にいくまでの街の変化を共有したり、
森田さんのお父さんのお店【こむらさき】で
ラーメンをご馳走になったりと、心もお腹も満たされた1日だった。
なにより、坂田くんが志望する企業に合格したことが嬉しかった。
残りの学生生活も充実させ、JVU熊本校一期生としての誇りを胸にがんばります!!
From:J∨∪熊本校1期生 内山瑛美(熊本県立大学在学)
□気づき
・自覚を持つ
APUの学生としての自覚、JVU熊本校生としての自覚、
就職先の内定者としての自覚をもつ。
自分一人の姿が国・国民の姿だという意識を持つ。
・若いときの苦労
小泉八雲も夏目漱石も小さい時は苦労の連続だった。
歴史に名を残す人の生活は順風満帆ではありえない。
逆境が人物を創る。
・郷愁
故郷を想う気持ちをもつ。
生まれ故郷に還元できる人間になる。
□実行すること
夏目漱石の小説『三四郎』を読む。
□全体の感想
本日は予定になかった小泉八雲旧居も散策することができ、
臨機応変に対応することができました。
さらに、館長さんの説明も聴くことができ、
より深く学ぶことができました。
小泉八雲と夏目漱石に共通していることは、
どちらも若い時に苦労しているということです。
己の次元に応じて運命は艱難を用意しているんだと感じました。
□JVU熊本校実行宣言チェックシート
毎日1時間は読書の時間を作る。
From:J∨∪熊本校1期生 坂田匡平(立命館アジア太平洋大学在学)
●本日の気づき
・優先順位の高いものをやる、やらないものを決める
⇒緊急度と重要度を考えて取り組み、
やることに追われないように早めに取り組む
・社内で残業代が支給されていなかったという意見があった
⇒きちんと事前に申請し明確にしておく、
また1人前になるまでは勉強させてもらっている身だということを意識する
・夏目漱石の性格、几帳面でまじめ気前が良い
⇒借金を肩代わりする気前の良さは見習いたい
●実行すること
・やることに追われないように早めに取り組む
●全体の感想
本日は小泉八雲旧居、夏目漱石内坪井旧居の歴史散策でした。
実際に現地でお話を聞くことができ
2人について学びを深めることが出来ました。
ネットには書いていない情報、その人の人柄であったり、
細かい詳細はやはり現地にいって見て、
お話を聞くのが良いと改めて感じました。
From:J∨∪熊本校1期生 森田耕司(北九州市立大学大学院在学)