熊本校ブログ

日本ベンチャー大學熊本校の講義の様子をお伝えします。

【平成24年11月10日(土)】 『歴史現地学』 ~夏目漱石内坪井旧居跡~

2012/11/10
○1日の流れ
・ラジオ体操、環境整備、朝礼
・新聞アウトプット
・事前学習の共有
・歴史散策(小泉八雲・熊本旧居、夏目漱石・内坪井旧居)
・プレゼン大会
・内定の達人塾ミーティング
・終礼

○本日の気づき
・新たな道
→昨日、私は内定式があり、坂田くんも就職合格の知らせが届いた。
 本日のアウトプットでは、これから内定者としての自覚も持ち、
 行動していくことの大切さを感じた。
 JVU熊本校に通って約半年、ようやく4年生全員の就職先がそろい、
 残りの学生生活をいかに過ごすか。充実させつつ、楽しんでいこうと決めた。

・新米の美味しさ
歴史散策に行く直前に、協電さんの社員の水洗さんからおにぎりを頂き、
公園で食べた。おにぎりを下さった水洗さんの優しさ、みんなで外で食べる美味しさ、
今日食べたおにぎりはいつも以上においしかった。

【小泉八雲 熊本旧居】
・時間があったので、みんなで訪れた。
行ったことがあり、知っているつもりだったが、
館長さん直々に、ラフカディオハーンの生涯や人柄、
熊本の偉人や明治時代の熊本の様子がとてもわかりやすく、
情景を思い浮かべることができた。

・なぜ日本を愛したか
→第五高等中学校の教師として熊本にきたが、
 自分の家に一番に神棚をつくることを頼み、
 自分の「下げ羽の鷺」の家紋をつけた紋付袴をつくったりと、
 日本の文化を取り入れた。

 11歳の頃、左目を失明したこと、
 当時キリスト教の学校にいたこと、
 実父に見放されたりという経験や価値観が
 日本の神道を好きになったきっかけだとおっしゃっていた。

・ヘレンさんと親しみを込めて日本でも呼ばれるが、
 ヘレン=鷺(さぎ)という意味で父の故郷であるアイルランドのことも思って、
 自分の家紋に鷺を描いた。
→どんなに裏切られても血が繋がった家族を想い続ける優しさ、思いやりを感じた。

・小泉八雲さんのひ孫さんの小泉凡さん
→小泉八雲が日本籍を取得したのは、妻の鏡子さんのため。
 23歳も年下の奥さんを思って、遺書には財産などがしっかり記され、
 自分が亡くなった後のことを思っていらっしゃった。
 その命のバトンが今も続いていらっしゃる。
 祖先を大切にし、次世代につなぐ。
 それは知識や知恵も同じだと感じた。

【夏目漱石内坪井旧居】
・我輩通りや千円札、当時の声を復元したものや、からくり人形があり、
 夏目漱石が慕われ続けていることを感じた。
→小泉八雲のあとを引き継いで、赴任した漱石が教育の大切さや
 生徒思いであったことが感じる。
 妻を気遣い、教師としての誇りを持っていたこと、
 自然を満喫することで、
 いろんな小説が書かれたことがわかった。

・営利を抜きにしたひたむきな教育
→夏休みに自宅にて生徒に英語をみたり、
 大学3年生に朝7時から講義をしたりと、
 ひろく教育者として貢献した。
 もっとも崇拝していた五高生の寺田寅彦氏は
 物置でもいいから置いてほしいと懇願するほどしたわれていた。

【「本日の学び」プレゼン大会】
《テーマ:夏目漱石はなぜ熊本にいた4年3ヶ月の間に、6回も引越しをしたのか》
理由1:本など勉学に励むため、投資をしていたため、家賃が高く引っ越すことになる
   2:妻が精神病だったためできるだけ落ち着ける環境を探した
   3:教師としての立場から生徒にも集まれる家でありたかった
結論:学問や家族のためにたくさん引越しをした!

【内定の達人塾ミーティング】
・現在3名(女子)で進めている中で、
 男子の集客がなかなか進まず苦戦している。
→今村さん、森田さん、坂田くんの男子の意見が参考になり、
 来週の水曜に今村さんがMTGに参加してくださる。
 すごく心強い!!

○実行すること
・小泉八雲「日本の面影」を読む
・素直な心になるために(松下幸之助著)を読む

○全体の感想
本日は森田さんが3週ぶりの参加で、
JVU熊本校自体も2週間ぶりですごく楽しかった。
歴史散策にいくまでの街の変化を共有したり、
森田さんのお父さんのお店【こむらさき】で

ラーメンをご馳走になったりと、心もお腹も満たされた1日だった。
なにより、坂田くんが志望する企業に合格したことが嬉しかった。

残りの学生生活も充実させ、JVU熊本校一期生としての誇りを胸にがんばります!!

From:J∨∪熊本校1期生 内山瑛美(熊本県立大学在学)
□気づき
・自覚を持つ
APUの学生としての自覚、JVU熊本校生としての自覚、
就職先の内定者としての自覚をもつ。
自分一人の姿が国・国民の姿だという意識を持つ。

・若いときの苦労
小泉八雲も夏目漱石も小さい時は苦労の連続だった。
歴史に名を残す人の生活は順風満帆ではありえない。
逆境が人物を創る。

・郷愁
故郷を想う気持ちをもつ。
生まれ故郷に還元できる人間になる。

□実行すること
夏目漱石の小説『三四郎』を読む。

□全体の感想
本日は予定になかった小泉八雲旧居も散策することができ、
臨機応変に対応することができました。
さらに、館長さんの説明も聴くことができ、
より深く学ぶことができました。
小泉八雲と夏目漱石に共通していることは、
どちらも若い時に苦労しているということです。
己の次元に応じて運命は艱難を用意しているんだと感じました。

□JVU熊本校実行宣言チェックシート
毎日1時間は読書の時間を作る。

From:J∨∪熊本校1期生 坂田匡平(立命館アジア太平洋大学在学)
●本日の気づき
・優先順位の高いものをやる、やらないものを決める
⇒緊急度と重要度を考えて取り組み、
 やることに追われないように早めに取り組む

・社内で残業代が支給されていなかったという意見があった
⇒きちんと事前に申請し明確にしておく、
 また1人前になるまでは勉強させてもらっている身だということを意識する

・夏目漱石の性格、几帳面でまじめ気前が良い
⇒借金を肩代わりする気前の良さは見習いたい

●実行すること
・やることに追われないように早めに取り組む

●全体の感想
本日は小泉八雲旧居、夏目漱石内坪井旧居の歴史散策でした。
実際に現地でお話を聞くことができ
2人について学びを深めることが出来ました。
ネットには書いていない情報、その人の人柄であったり、
細かい詳細はやはり現地にいって見て、
お話を聞くのが良いと改めて感じました。

From:J∨∪熊本校1期生 森田耕司(北九州市立大学大学院在学)

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