【平成24年10月27日(土)】 『歴史現地学』田原坂
□1日の流れ
・朝礼
・新聞アウトプット
・歴史散策:田原坂資料館
・歴史散策アウトプット大会
・内達の話し合い
・終礼
□講義の気付き
・新聞アウトプットで衆参両院の一票の格差について議論
→内山さんに教えてもらったが、あまり詳しく知らなかった。
日経新聞で、政治の記事ももっと読む。
・田原坂資料館のなかで、田原坂の戦いについて知る。
→実は西郷隆盛は最後まで出兵を渋っていたなど、
知らなかったことも多くあり、有名な西南戦争についてでも
知らないことはけっこうあるのだなと反省。
・田原坂資料館の中には以前歴史散策で学んだ、
日本赤十字社や横井小楠についての記述もあった。
→歴史上の一つ一つの出来事は
決して独立して存在してはおらず、
つながっているのだなと改めて気づく。
場所によって同じ出来事でも違いがあり、面白い。
・坂田君と西南戦争についてお互い知っていることを話し合った。
→自分の知識が上辺ばかりで、大してなく驚いた。
日本で起きたことにもっと責任を持たなければ。
・田原坂の地に実際に行き、戦争が起きた過去を思ってみた
→弾痕の跡を再現した土倉もあり、慰霊碑もあった。
行ってみてよかった。
・アウトプットをまとめるとき、時間が余分にかかってしまった。
→話を何度かわき道にそらしてしまった。
何について話を深めているのか考えながら話さなければ。
・17日間も激しい戦いが続いていたとの事だ。
→途中で恐怖で逃げ出したりせず戦い続けられたのは、
それだけ国を思っていた証拠だなと感じた。
・なぜ激しい戦いが田原坂でおきたのか。
→地理的な意味、過去とのつながりなどがあり、
今まで理由など考えたことは無かったので良い学びが出来た。
□実行すること
・ してもらったことがあれば、ありがとう、と口頭で言い、気持ちを形で示す。
□前回の実行することができているか
・声は"力"。ラ音での挨拶をする。
→出来ていない。普段を考えると低い声で言っている。
気分を明るく持ってこなければ。
□感想
本日は朝、遅刻してしまいました。本当に申し訳ございません。
田原坂は一度も来たことが無く、知識も
「西南戦争の戦いの一部だよな」位しか無かったです。
事前学習、そして実際に現地へ行き、
西南戦争で決定的な争いがあった場所であることを知り、
熊本の、しかも西南戦争という歴史的にも大きな出来事について
あまり知らなかった自分に気づきました。
興味を持って、知識を得ていくには、
自分から調べて知っていくしかないのかなと感じました。
歴史に詳しくなります。
From:J∨∪熊本校1期生 牛島知之(熊本県立大学在学)
【本日の気づき】
・田原坂駅からの資料館、公園までの道のりの長さ
→無人駅からタクシーに乗って約10分くらいで到着するが、
交通バスもなく、車がない限り、
行こうとしなければ行かない場所だと改めて感じた。
・資料館の展示のリアルさ
→レプリカとして当時のマネキンや軍服、銃の重さをその当時の
思いをはせながら感じることができる。
・天候や空気
→【雨は降る降る 人馬は濡れる 越すに越されぬ 田原坂】という
西南の役での有名な詩があるように、
本日も雨が降って、肌寒い天気だった。
これが現地で学ぶということいだと改めて感じた。
・田原坂の激戦地
→政府軍の大砲が一日に約32万発飛び交ったように
本当に17日間激戦が行われたことがわかった。
空中でお互いの銃がぶつかり合った時にできた、二つ合わさった銃弾を見たとき、
その凄さを実感した。
・西郷隆盛の【敬天愛人】と大久保利通の【為政清明】
→政府軍と薩摩軍の戦いで、お互い一緒に学びあった
同志と戦うということに関して、複雑な気持ちになった。
鹿児島で見た弾痕の跡と同様に
明治維新を生き抜いた先人の方のおかげで今の熊本、
日本があり、命のつながりがあるということを感じた。
・警視庁巡査の気魄
→多くの方、いろんな立場の方が亡くなったこの戦いで、
武士道や自分の生き様のあり方を
写真や資料を通して学んだ。
・「理念」と「現実」の差は上層部と最前線兵士の意識の差
→この言葉が資料館に掲げてあり、今にも通じる言葉だと思った。
・西南の役で敵味方関係なく救護した明治の偉人たち
→日本での赤十字社の発端はここで、熊本である。
博愛の精神、助け合いの精神など熊本の田原坂に原点があることを知った。
・戦争で傷ついた者は、もはや兵士ではなく、ひとりの人間である
→資料館に田原小学校の児童が描いた田原坂と博愛社の絵が印象的だった。
「過去と未来」というタイトルでその思いが伝わる素敵な絵だった。
【プレゼン大会】
・時間を意識して、末永さんと発表時間5分でまとめることができた。
→今村さんの「わかりやすかった」という一言がすごく嬉しかった。
【内達のMTG】
・坂田くんや末永さん、事務局の今村さんの意見を自分たちで作った
チラシなどからアドバイスをいただいた。
→リアルさ、学生主体、自分も受講してどうだったかということを意識し、
他の就活のセミナーとの差別化を測っていくことが重要。
3、実行すること
・現地に行くことの大切さ、1回行ったからといって満足しない。
→熊本県護国神社と高橋公園に行く!
4、全体の感想
本日も一日本当にありがとうございました!
熊本に住みながら、初めて田原坂に行き、慰霊碑や現地の空気をみて
感じることができました。
資料が多く、今までベン大で学んだことが本日、つながりました。
まだまだこれから、知識、知恵を磨いていきます。
最後に私も本日、田原坂にいき、句をつくりました。
【しとしとと 涙も落ちる 田原坂】
From:J∨∪熊本校1期生 内山瑛美(熊本県立大学在学)
○気づき
・臨機応変
タイムスケジュールは作成するが、
現場では機に臨み、変に応ずる。
・事前学習→情報共有→アウトプット→インプット
歴史散策をする前に事前学習をして
その学習を共有してから、歴史散策をする。
まず、アウトプットをすることでプレゼンをする目的、
チーム内での意思疎通につながり、
インプットする情報も簡潔明快になる。
・見える化
政治家も住民・国民に見えることをすれば認知度信頼度が上がる。
○実行すること
西郷隆盛について調べ直す。
○全体の感想
今日は私の地元でもある田原坂で歴史散策があり、
今回4回目でした。私は自分の故郷の
歴史に興味を持ち、調べだしたのが大学2年からでした。
私が鹿児島の南洲墓地に行ったとき
出会ったおじい様から「自分の生まれ故郷の歴史は自分で調べなさい」と言われ、
さらにそのおじい様の祖父が薩摩藩士で西南戦争に従軍し、
田原坂で戦死したという話を聞いて、
歴史の中の人のめぐり合わせの不思議さに驚きました。
私は本で得る歴史の知識が多いのですが、
実際に現地に行って思い浮かぶ疑問もありましたので、
その疑問をまた解消していきます。
From:J∨∪熊本校1期生 坂田匡平(立命館アジア太平洋大学在学)