名古屋校ブログ

日本ベンチャー大學名古屋校の講義の様子をお伝えします。

平成26年(2014)【6月28日(土)】 ドラッカー入門/小林成年先生(名古屋眼鏡 社長)

2014/06/28
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●1日の流れ
1、新聞ディスカッション
2、「ドラッカー入門」講義/小林成年先生(名古屋眼鏡株式会社 社長)
3、終礼
4、日経新聞考察のあり方について話し合い
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●気付き
・5つの質問を常に意識する(思考編 P12)
 1、時間を管理すること
 2、貢献に焦点を合わせること
 3、強みを生かすこと
 4、重要なことに集中すること
 5、成果をあげる意思決定をすること

成功する人は、この5つの点ができている。この5点が出来ているのか、
常に自分に対して自問自答する必要がある。

・今ある自分は、過去の自分の決定。将来のために、今どう行動するかが重要。
現段階で、意思決定したことは、その時は成果としては表れない。
しかし、その意思決定によって、未来が変わってくる。
将来のなりたい自分に近づくためには、今何をしたらいいのか。それを考える必要がある。
まずは、将来の宣言に対するアクションプランを立てること。

・予期せぬ成功を追求(思考編 P68)
最も自分がうまくいくことをイメージ・想定しながら行動する。
また、成功した時の要因を考え、ルーティーン化する。

・組織の内部に成果はない。成果は外部にある。そして、成果はお客様がもたらす(思考編 P94)
良い組織になればなるほど、内なる力が働きやすい。
そして、成果が出れば出るほど、お客様を忘れがちになる。
しかし、それではいけない。その行動や話し合いをすることで、
どのような社会貢献ができるのか、どのような形でお客様に貢献できるのかを、
見越したものでなければいけない。

・アンテナを張っている人にしか、情報は入ってこない、キャッチできない。(思考編 P204)
日経新聞一つとっても、ただの情報として捉えるか、
自分の会社に有益な情報・ビジネスチャンスだ、と捉えられるかは、
チャンスを掴む事前準備をしているかどうかにかかっている。
そのために、自分の強み・仕事の仕方・価値観を事前にしっかり把握し、
どんなときでも自分のエネルギーを最高に効率よく使える状態にしておく必要がある。

・P→D→C→A→Learn(自らの学びによる革新)
Learnまでできる人が少ないのは、自己犠牲(仕事の時間以外で、
学ぶ時間を作らなければならないこと)が必要とされるため。
Learnまでできる人を増やすためには、小さな成功体験や、
小さなLearnを積み重ねることが必要なのかもしれない。

●感想
今日拝聴した、『今ある自分は、過去の自分の決定。将来のために、
今どう行動するかが重要。』という小林社長の言葉にハッとさせられました。
ベン大に通っている意味―それは紛れもなく自分のためであり、
未来の自分に対する投資です(時間もお金も提供して頂いていますが…)。
今の意思決定が、今の自分に与える影響は少ないかもしれませんが、
未来の自分に返ってくる、ということを意識しながら日々を過ごさねばならない、
と痛感しました。

また、『Learnができる人を増やすためにはどうしたらいいのか』という
自分の質問に対して、小林社長が一緒になって考えて下さったことがとても嬉しかったです。
社員一人一人が、Learnできている会社とは? ということを様々な企業を見ながら、
答えを出していけたら、と思います。
そして、おこがましいことかもしれませんが、もし小林社長と今後
お話しする機会があったら、そのことに関して一緒に意見を交し合えたら、と感じました。

From:板津奈々美@名古屋校2期生(金城学院大学4年)
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●気付き
【原則原理】
□時間を管理すること
□貢献に焦点を合わせること
□強みを生かすこと
□重要なことに集中すること
□成果をあげる意思決定をすること

個人が組織という道具使って社会に貢献する。貢献の結果として成果が出る。
成果は組織の内部ではなく外に出すもの。
「組織が成長するほど、特に成功すること、組織に働く者の関心、努力、
能力は組織の中のことで占領され、外の世界における本来の任務と成果を忘れていく」
成果は常に内部ではなく、外側(お客様)にある。

集中とは、どれだけ継続的にできるか。そのためには捨てるものも必要で、
なんでもかんでも全部は出来ない。
自分の中で辞めることを決め、やる事に集中することが大切。
勇気、覚悟を持って取り組むことが大事だが、簡単に思えて難しい。それはなぜか。
勇気と覚悟を持って取り組んで、何も成果が出なかったら、怖いからだ。
それでも本気でやることの出来る人が残る。

【知識労働者とマニュアルワーカーとの違い】
知識労働者は場所関係なく、仕事ができる。人から管理されるのではなく、
自分で自分を評価し決める。企業の中で、価値観を共有し個人でセルフマネジメント、
セルフコントロール、が出来たらその企業は強い。
今ある自分は全て過去の決定によって生まれたもの。未来の自分を決めるために今がある。
成長は自己責任。誰かが見てくれているわけではないし、叱ってくれる人もいない。
その中で自分自身を律し、成果を出すことで初めて人が評価してくれる。

【Learnが出来る人】
・社内だけではなく、外から仕事を取ってくることが出来、自らで発信できる人。
・会社をかえていける力を持っている人。
・時間=命を使って努力できる人。
・自己犠牲が組織に対してできる人。
・勇気と覚悟を持って集中できる人。
・誰かに言われるでもなく、自ら社外から物を取り込んで成果を出す人。

●感想
1度読んだ「実践するドラッカー 思考編、行動編」ですが、
小林社長に改めて講義を行って頂き、少しだけでも
自分の中で落としこめました。

1番心に響いたのは、「本気か?」という言葉です。
掲げている目標に対して本気で勇気と覚悟を持っているか?と
自分自身に矢印を向けて問いかけた時に、勇気と覚悟を持って
取り組むことは絶対に出来る!!と思いました。
しかし、取り組んで成果が生まれなかった時に、またチャレンジ出来る
勇気と覚悟があるのか。と思いました。
ですので、最後に質問で「小林社長はなぜ社長をしているのか?」と
質問させていただきました。
自らが少し動くことで、少しでも多くの人が幸せになれるのであれば、
やるしかないでしょ!という小林社長のお言葉を聞いて、ワクワクしましたし、
もっと自分自身と本気で向き合っていこうと思いました。

このような気づきを与えてくださって、本当に有難うございました。
1日を一生とし本気でやり抜いて、今を未来に繋げていきます!!!

From:工藤夢生@名古屋校2期生(都立飛鳥高等学校卒)
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●気づき
・定義を決めないと、あとも間違ってくる
環境整備の講義でも共通認識について学んだのですが、改めて定義の大切さに気づきました。

・できる人の真似をし、オリジナリティはそれをできるようになってから
私は、個性を発揮したいということからオリジナリティを大切にしていましたが、
それ以前に、できる人の真似をできるようにならないといけないということには、衝撃を受けました。

・自分の力を3%しか使っていない
そんなにも力を発揮していないものなのかと驚きました。
いかに力を発揮するか、ドラッカーの言葉を落とし込んでいきます。

・最もうまくいっている状況に気づき、再現していき、習慣化する
自分の強みもしっかりわかっていないということにも気づきました。
うまくいっている状況を分析することが今までなかったですし、すごく納得しました。

●感想
本日改めて思ったのが、課題として本は読んだものの、ほとんど落とし込めて
いなかったということです。本をぼろぼろになるほど読み込み、
行動し知識として刻んでいきたいです。
小林社長の人間味あふれた人柄が、私は大好きです。
学生の私たちと同じ目線で真剣に考えてくださって本当に嬉しかったですし、
そんな社長の姿勢など、本当に尊敬します。
誰からも、どんな状況からも学べるような人間になりたいと、改めて感じました。

From:西尾亜梨紗@名古屋校2期生(岐阜県出身、名城大学)
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●気付き
・成長プロセス
人は「気づく」→「実践する」→「習慣化/繰り返し」を順に行うことでレベルが上がっていきます。
「気づく」「実践する」の段階で止まっていては成長できません。

・今の行動が未来を変える
現在起こっている出来事は全て過去の選択の結果だということは、今の行動が未来を変えるということです。
今何も行動しなければ、今は楽ですが、それでは未来の自分がどんどん衰退していくと気づきました。

・PDCA + L
仕事のPDCAサイクルによって「改善」が可能になります。そこにL (=Learn)を付け加えることで、組織に「革新」をもたらします。

●感想
「成果を上げる人になるためには、ドラッカーの習慣を実践すればいい」と
頭ではわかっていても、現実にはできていないことばかりだと思いました。
原因は、やはり自分が甘いからです。
先週も自分が甘いことに気づいたと書いたのに、何も成長してないなと思いました。

未来の自分自身のためにも、今日から自分を厳しく律していきます。

From:小川唯菜@名古屋校2期生(南山大学)
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