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吉田松陰学

【1月8〜9日】ベンチャー大學生、萩の吉田松陰先生に会いに行く!

UPDATE:2010/02/01 11:06
【後藤虎南】
1月8日
朝10時。松下村塾研修スタート。
一同萩へ
萩に入るが、3方向を山に囲まれ、残る1方向が日本海に面していた。
本当にへんぴな場所で、このような江戸からはるか離れた土地で日本をの将来を案じ、語っていた松陰先生の目にはどこまで見えていたのかと驚嘆し感ずる。

萩の松陰神社到着
・観光地となっているが、松下村塾が現物で有り当時の面影をありありと残している事に感動と文化財の重要性を感ずる。
・上田宮司講義
「大和魂」
松陰先生は日本人であるがゆえの大和魂を大切にされていた。今では、いさぎよくちることが、大和魂と多くの人が思っており負の印象が強い。しかし本当の大和魂は結果としてはありえるが、一部でしかない。本当の意味は「日本人らしい生き方、日本人が固有にもっている精神を指す」ということであった。兵法家である松陰先生は、外国への備えとは、大砲や武器ではなく大和魂であると、それほど大和魂を大事にされていた事が伺える。
「至誠」
一生を通じて貫く事!!!松陰先生は至誠を大事にされていた。
私も至誠感を感ずるよう、凡児徹底をする。
「知行合一」
松陰先生が大事にされていた言葉であるが、もともとは陽明学の言葉。(王陽明がおこした学問)
松陰先生は陽明学を学ばれていた。
その中で松陰先生が大事にされていた言葉が知行合一である。
※知識(学問)は行動を伴わなければ、意味がない!!!
私もこの言葉を大切にし、語るだけではなく、行動に移すことで証明する。
まずは言った事はすることから始める!!!。

月刊松下村塾編集長 梅地さんのお話
梅地さんは山近社長が脱帽するほど松下村塾のことを何でも知っておられ、現地現場にいき集めた情報は強いなと感じた。
お話にリアルさと説得力を感じたからである。
「現地現場体験」現地現場で感じた事は生の情報であり説得力がある。そして当時の体験をすることは出来ないにしても、当時と同じ場でそこで思いを巡らせる事によりリアルに体感することが出来る。これは現地に行っていない人は絶対に敵わない。とにかく現地に行く。
「ファンになる」梅地さんのお話を聞いていて感じたが松陰先生ファンであったからこそ、知識を学び松陰先生像にせまっていけたのではないか。自分も学びたい人、事、物のファンになり学べば吸収力、行動力に出てくるのではないだろうか。
「哲学」梅地さんのお話を聞き、松陰先生は自分の哲学を強く持っておられたから、自分の行動にも結び付いたし、恐れず言えたのではないだろうか。とにかく本を読み、自分自身の考え、哲学を身につける。

松下村塾見学
当時学ばれていた建物は、年月の痛みによる補修はされているものの完存していた。
わずか1年足らずにも関わらずここから新時代を作った男達が生まれていった凄まじさを改めて感じた。
松下村塾は雨が降っている事もあったが、とても芯まで冷え寒かった。正直当時暖房もなく、寒さに震えながら松陰先生のもとに通った塾生を想像すると今の自分らがいかに恵まれ学んでいないかを痛感させられた。
この体験を忘れてはならない。

1月9日
朝7時集合
岩本さんの元気な声とともにラジオをして2日目スタート
・野山獄見学、松陰先生の弟子の家を見学する。
※野山獄
日米修好通商条約締結後、下田に停泊していた、ペリーの船に松陰先生は最初の弟子、金子重之助はのりこみアメリカ行きを嘆願するが、失敗し松陰先生は野山獄に、弟子の金子はとなりの岩山獄に入れられる。
現物はのこっていないが、当時の距離は知ることが出来る。
本当に野山獄と岩倉獄は近く、すぐ近くにいながら金子を救う事が出来なかった松陰先生の無念さが思い浮かんだ。
・松陰先生叔父、玉木文之進の家に行く
松陰先生幼少時(幼名寅次郎)に玉木文之進の家に通っていた。
松陰先生にとても厳しく、松陰先生が落とされた縁側もリアルにみる事が出来、視覚に残った。
・松陰先生生家に行く
山の中腹にあり、景色がよく萩を一望出来たのが印象に残った。
・松陰先生のお墓
近くに高杉晋作や門下生の墓も存在していて、死んでも近くにいたかった弟子たちの思いを感じた。

・松陰神社に戻り、留魂録を購入。
PM16時松下村塾研修終了
2日間本当に良い経験をさせていただき、ありがとうございました。
今後に知行合一を大事にし、この経験を活かします。
山近社長にいただいた、松陰先生の原稿用紙(復刻版)には松下政経塾に習い、私の志を書きます。
以上アウトプットでした。

日本ベンチャー大學1期生 後藤虎南(別府大学卒・大分県出身)
【松本由真】
☆上田宮司のお話
○日本を変える
・日本を誇りに思う心が一番かけている
・へんぴなところから日本を変えようと思った人がいる
○尊王攘夷
・尊王→日本人としてのアイデンティティ、存在証明
・攘夷→異敵を討つ
・外国に対する明確な意思表示
・備えとは武器などではなく我が国が我が国たる大和魂
○松陰先生の至誠
1.誠を貫く生き方
2.知行合一(知識に行動を伴わせる)
3.集団教育と個別教育(互いに学び合う、一人一人の個性を引き出す)
4.人好き(人を信頼するところから始まる=性善説)
○留魂録
・その時代を懸命に生きる
・人生を無駄なく生きる
・つながりの進行→後世に残す
○学問
・学問をするのなら先生になるのではなく現在に活かす

☆梅地さんのお話
○勉強の虫
・2年間で618冊読破
・自らに義務づけていた
・人に会って本を借りていた
○そうせい侯
・部下を育てる
・良案を出させる→任せる
・部下を信頼する⇔歯向かう者を斬る
○松下村塾
・長くても1年、短い人は2、3ヶ月学んだ
・知識ではなく、現代に活かす為に学問する
・「人間として生きる目的(志)を持ちなさい」
・松陰先生は死ぬことさえ率先して行った
→何もしないという恐怖があったからこそ、
 どんな恐怖にも打ち克った。

☆松下村塾
・思ったよりも広く感じた。
・萩の広い空の下で、ここから本気で日本を変えようとしたのだろうと感じた

☆歴史散策
○野山獄と岩倉獄
・小道を隔ててすぐ
・すぐ近くで金子重之助を亡くした松陰先生はさぞ無念だったろう
○前原一誠
・「このことは吉田松陰先生に言ってやる!」
→絶対的な軸だった
○品川弥二郎
・松陰先生の志を継いで大学を作った
→人それぞれに志を受け継いだ。自分の為すことを行った
○吉田松陰誕生の地
・萩が一望できる
→父と叔父の熱心な教育、代々の師範という家系、萩城を眺める眺望、
 この3つがあってこそ、松陰先生の使命感は育まれた
○墓
・二十一回猛子
→孟子を大事にし、挑戦を信条とする松陰先生の強い魂を感じた
・弟子の墓は本当に小さかった
→すぐ隣ではなく、少し離れたところにひっそりと並んでいた
○至誠館
・16歳でアジア侵略記読破
→高校1年生で日本の危機を自分のものとして感じていた
・獄を福堂に
・個性尊重の教育、心を通わせ励まし合う教育
・立志、会話、対読
・各人に対し送る言葉、書簡
・名字説
・対話と意見交換、実践力重視

☆印象に残った言葉
「同志が揃うと強い力に」
「何を学ぶかではなく誰と学ぶか」

☆全体を通して
○自分の為に生きていては、人に影響を与えることもないし、志も残らない。
 誰かの為に生きて初めて自己が成長する。
○勘違い力→確信力→突破力につながる。まずひとつ突き抜ける

以上。ありがとうございます。

日本ベンチャー大學1期生 松本由真(静岡大学卒・広島県出身)
【辻拓弥】
【松下村塾・現地入りのアウトプット】
【上田宮司様のお話】
・「日本をどうしよう?」と考える人達が
 萩かから出てきたことはすごい。
(当時、全国いちの維新人材輩出)
・議論は“尊王攘夷”が中心
 ⇒“尊王”(日本人のアイデンティティ)
  神話から続いている“連続的な歴史”。
 ⇒“攘夷”(欧米に対する明確な“意思表示”)
  具体的なプレゼンテーション
・大和魂
 ⇒日本を守る“備え”(兄、民治氏への手紙から)
  日本人の生きるための“固有の精神”
・神道=“真”の心
    (常に正常な状態を作ること。)
    それが“不正常な状態”を“穢れ”と例えて
    いる。それを取り除くことを形にするのが“お祓い”
・誠を貫いた“至誠感”
・行同第一“知行合一”
・“集”と“個”の教育
 ⇒学びあいでの高み合いを引き起こす“相乗効果”
  が“集”の教育。
 ⇒“その人の強み”を見つけ引き出すのが
  理想の“個”の教育
・“人好き”
 ⇒松陰先生の一番の“強み”
  それを弟子たちが、維新の志士という生き方で
  証明した。
・“手紙”による気遣う力
 ⇒松陰先生の“配慮・気遣い”を家族・弟子への
  手紙を通して感じ取れる。
・“どうすれば国を良くできるか”
 上記を“自分が何をもって行えるか”を目標とせよ!!
 日本人として“当事者意識”を持て!!!!!!

【梅次様(月刊松下村塾編集長)のお話】
・日本一の“松陰データベース”を持つお方
 ⇒今元局長の“松陰学の先生”だけあり、
  “松下村塾でわからないことはない”という知識量
  に脱帽。
  【本物の専門家】に出会ったと感じた。
・松陰先生を形成した“驚異の読書量”
 ⇒「わざと蚊に血を吸わせ、眠気を吹き飛ばす。」
  などして、読書に時間を注いだという。
 ⇒上記の例は“見えない所での努力”の典型例だろう。
・なぜ学ぶか。それは“問題を解決するため”であろう
 ⇒これを学ぶことで、今自分が抱えている問題を解決できる。
  そう思った時が“学ぶスイッチ”が入る時だろう。
・松下村塾で一番大切にしたのは“人間を学ぶこと”であった。
 ⇒松陰先生の師である孟子の考えから。
・個人を生かす。
 ⇒“人材を見抜く才”を持つ松陰先生の教育方針。
  相手の本質を見抜き、生きる目的を持たせる。
  人の上に立つ人間には、欠かせない力だろう。

【松下村塾に入らせていただく】
・本物の“学び舎”に入れたのは“大変な名誉”である。
 この経験は生涯忘れない…
・寒い教室
 ⇒この日は【一度】だった上、【雪が降った後の雨】の為
  “とてつもなく寒かった!!”
  しかし、当時はもっと寒かっただろう。
  このような環境でも“学びに来る・教え合う”。
  これはすごいことである。
  松陰先生・お弟子さん達に負けない
 【環境を跳ね返した“鋼の志”】を私も持つことで
  吉田松陰先生から学ぶものとして恥じない生き方を歩みたい。

日本ベンチャー大學1期生 辻拓弥(城西大学卒・埼玉県出身)

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【中村寛】
・松下村塾アウトプット
 松下村塾
⇒ベンチャー大學のモデルとなっている松下村塾を見るだけでなく、実際に入ることができたのは貴重な体験だった。
部屋は8畳ほどと狭く、とても寒かった。
私なら冬は休んでしまいそうな環境でそれでも自ら学びに行った当時の塾生たちは相当な志を持っていたんだろうなと思った。自分も見習いたい。
 松陰神社周辺
⇒伊藤博文をはじめ多くの偉人が松下村塾のそばに住んでいた。
そこからもともと出来が良かった人たちが塾に集まったというより、塾に集ったごろつき達が後天的に環境により偉人へとなっていったのだと感じた。
このことから同じようなごろつきの自分達ベン大生も環境だけでもっと変わっていけるはずだと大きな自信になり、良い刺激を受けた。
松陰神社での講義
⇒歴史を学ぶのは昔起こったことを疑似体験をするため。
過去に起こったことを流してしまわず自分のものとして取り入れることで成長につながる。
⇒実践することを大切にする松下村塾の塾生たちは学んだことを実践していっていた。どんなすばらしい事を学んでいても活かさないと意味がない。
 塾の教えで「何を学ぶかではなく、誰と学ぶか。」というものがありますが、本当にベンチャー大學の皆、同じような意識を持った経営者の方々と研修をできて良かったです。有難うございます!

日本ベンチャー大學1期生 中村寛(鳥取大学卒・鳥取県出身)

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【田辺裕章】
「吉田松陰先生−松下村塾 研修」
‘本の萩という端っこの辺鄙だといわれたところから、人財を輩出していく。
力はもちろん場所も大事だが、それよりもはるかに誰がそこにいるかが大事である。
松下村塾で、何を学ぶかよりも、誰と学ぶか、誰から学ぶか、が大事である。人がコアである。
尊皇攘夷
尊王とは日本人たる由縁存在意義である。攘夷とは、日本のアメリカ、世界に対する明確な存在表明である。
B舅尊
現在大和魂といってもピンと来ない人が多い。私もその一人に入ると思う。日本人として日本人として、命を掛けて挑む。潔く散る覚悟。
た斉擦箸六蠕燭任△襦
清められた正常な状態を誠の状態という。
タ雄發砲箸辰涜臉擇複獲彖
1 至誠を貫く
2 知行合一
3 互い仲良く、堅苦しい礼儀は必要ない。
Φ氾直庄∪萓犬蓮△海海魘調され、その一人ひとりが好きであった。その原点は家族。
Ч鯤の実り。
人生は、春夏秋冬に分かれている。自分は全部備わっていると感じていた。
┝分のまいた種は消えない。本当の志は継承される。
縦のつながり、横のつながり。縦とは祖先、子孫であり、横とは集落、祭りなどである。

二日間で、実際に吉田松陰先生の生まれた土地へ足を踏み入れることができました。
二日間徹底して、考え、感じて、一番感じたことは、やはり、人は人と出会うことで変わることができるし、人と人とがぶつかり合うことで、
一瞬で変わる要素を持っているということである。人、環境、現象、志、空気、熱気等等、色んな要素が考えられると思う。
それらをうまくコントロールというか、できていたのが、松下村塾であって、したがってこのような短期間で、日本を変える人財を生んだことにつながったと思う。

しかしその中でも中心人物になる吉田松陰先生の存在がコアになる。
幼少期どういう教育を受け、考え、大人になってもどういった哲学を持っていたのか、そのバックは知らないが、なんとなく感じられた部分があったのでよかった。
またあのような格差の激しい時代に、誰にでも良いところを見つけ、可能性を見出したところは非常に尊敬する。
教育とは実際はそうでなければならない。吉田松陰先生の時代と今生きている現在とでは、現状は異なるが、必要とされている人物は同じであろう。
私自身の松陰先生像というものがありますが、吉田松陰先生は心の中で永遠の志師であることには変わりはない。

日本ベンチャー大學1期生 田辺裕章(立命館アジア太平洋大学・大阪府出身)

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【河田修一】
『吉田松陰先生の故郷・萩「松下村塾」を巡るたび』

松陰先生の松下村塾は、僅か2年足らずの短い期間ではありましたが、後の日本を動かすことになる若者たちを多く輩出しました。今回の研修で松陰先生が育った環境を感じ、吉田松陰という人物と実際の松下村塾を肌で感じて、人としてのあり方、生き方、志などを徹底的に学びました。

○山口県萩市は吉田松陰先生の故郷であり、その地は今でも城下町の景観が多く残っていて有名な観光名所でもある。この小さな田舎町が明治維新胎動の地である。なぜこの地で有名な志士たちが多く輩出されたのか、その魅力を肌で感じて一つでも多くのことを学んでいきたい。

●「松蔭神社記念館での講話」
松蔭神社
上田宮司

○日本人の誇り
⇒日本という国は、本当に素晴らしい国である。日本は皆天皇という血筋で繋がっている。国民が一致団結することができる。皆、心で通じ合っている。日本人も素晴らしく、高い志や自然を美しいと感じることができる澄んだ心を持っている。今も昔も変わらない日本人らしい心を大切に守り続けていくことが、世界に誇れる日本となるには重要である。
○攘夷
⇒この言葉を間違って解釈している人は多い。攘夷は諸外国に敵意を表し、戦争を好んでいるという意味では無い。攘夷は、諸外国に対する明確な意思表示である。日本の立場を明確にしておくものである。現在の国際情勢において、日本という国の立場はあいまいなものになりつつある。国内の政治や経済、教育などの基盤からもう一度しっかりと見直していくことが大切であると感じた。
○大和魂
⇒吉田松陰先生は、日本人であるがゆえに大和魂を大切にされていた。大和魂とは「潔く散ること、命を掛けて物事をなす」など過激な意味に取られがちである。今では私語になりつつあるが・・・。大和魂の本来の意味は、日本人の日本人としての生き方を表している。気持ちを心や行動で表す、言わば日本人の精神そのものである。
○至誠
⇒自分の核となるもの。吉田松陰先生は、至誠の人であった。神道とは誠なり。誠を極めて、自分に嘘偽り無く生きる。一人ひとりが確固たる志や信念などの大切なものをこれからの人生で見つけていくことが、重要であると感じた。
○知行合一
⇒学問は実践である。「知行合一」とは陽明学の言葉で、吉田松陰先生は陽明学を学ばれていた。知識ばかり身につけていても、実践では何の役に立たないことも多い。知識を得たら、行動して自分の体で体感していくことで真に自分の身についていくのではないだろうか。それこそが、学問であると感じた。
○人間としての魅力
⇒優れた教育者は、人好きである。吉田松陰先生も、人が好きだった。また、人に好かれる魅力を持っていた。共に学んで、切磋琢磨し合える仲間がいたから吉田松陰先生は学問に励み続けることができたのではないかと感じた。吉田松陰先生は家族や門下生に感謝の気持ちを忘れなかった。人は一人では何事もなすことはできない。誰かが支え続けてくれるからこそ、勇敢に歩いていくことができるのだと感じた。
○繋がりを広げていく
⇒個人がしっかりと、志や目標を持つ。吉田松陰先生は、しっかりとした自分の志があった。志しは大きいほど、人に影響を与えられる。その影響は、縦にも横にも大きく広がっていくのだと感じた。人生の師を見つけることが大切である。
○天皇と神々を愛する
⇒それが日本人の原点である。昔はそれが当たり前のことだったのであろう。今はその当たり前のことも忘れつつあるから、人も物も大切にできなくなっているのではないだろうか。
○教育を考え、未来を考える
⇒日本はまだ、戦後の侵略教育から抜け出せていない。教育を変えることは、未来を変えること。本当に大切なことは何かという本質を学んでいくには、教育しかないと思う。国が成り立つには、個人がしっかりしていないとだめである。

●講義
日本ベンチャー大學理事長代行
山近 義幸様
文化映像麟駆代表
梅地 和幸様

『吉田松陰先生に学ぶ』
○歴史を学び、今にあわせる
⇒歴史は栄光ばかりではなく、失敗も多い。なぜ駄目だったのかを学び、今に生かすことが重要である。
○読書の義務
⇒吉田松陰先生は、読書を義務付けていた。密航で捕まり投獄した際、1年間で約600冊以上もの本を読んで、学んでいた。
○現場で学ぶ
⇒歴史の書物は、文章を書いた時の背景を考える。そして実際に現場で肌で感じて、考えることが、大切である。
○松下村塾で学んだこと
⇒松下村塾で学んだことは知識ではない。松下村塾ではあるものは勉強の仕方を学び、現代に、今に生かすための学問を学んだ。人として生きる目的、志をはっきりとさせるために学んだ。いわば、生きるための勉強である。松下村塾では、人間を学んだのである。
○志
⇒死をもって実行する。それぐらいの意思を持って、物事に取り組む。志を貫き通すことは、本当に難しいことである。これからの人生、それくらいの覚悟を持って生きることが大切である。流されない軸を持つこと。

●歴史散策
○松下村塾
⇒木造瓦葺き平屋建ての小さな建物。講義の間は8畳ほどで、多い日には門下生が30数人、少ない日でも6,7人が懸命に勉学に励んでいた。門下生が多い日は、全員入りきらないので縁側に立って講義を聞く物もいた。
 奥の間の控え室は、門下生の手作りである。当時は寒く、暖房も無い中で勉学に励んでいた門下生の姿を思い浮かべると、現代は本当に恵まれていると感じた。
○野山獄と岩倉獄跡
⇒昔、野山家と岩倉家があり争いにより両家がお取りつぶしになった敷地に、野山獄と岩倉獄は建てられた。野山獄と岩倉獄との距離は本当に近く、小道一本をはさんだ向かい側にある。吉田松陰先生は、弟子の金子重輔と捕らわれの身になり別々の獄に入れられた。病気で衰弱していく弟子を、近くにいるのに救うことのできない無念さは計り知れないものであろうと感じた。
○吉田松陰先生の墓石
⇒見晴らしの良い、萩の丘の上に建っている。この場所は、吉田松陰先生の誕生地である。
丘の上からは、町の景観が一望でき水平線が広がる奇麗な海を見ることができる。吉田松陰先生は、この場所から水平線の向こう側を常に意識して見続けていたのであろう。
 墓石の下には遺髪が眠っており、墓石には「二十一回猛子」と刻まれ、足元には門下生の名前が刻まれていた。弟子の墓も、松陰先生の墓よりも決して目立たぬようにひっそりと建っていた。

●松蔭神社宝物殿『至誠館』
吉田松陰先生をお祭りする松蔭神社には、松陰先生に関する貴重な遺品・遺墨等の宝物が多数伝えられている。多くの書と共に、吉田松陰先生の「志」は次世代に引き継がれている。
○諸友に語ぐる書「死すとも朽ちず」
⇒知友や塾生に大成を期待し、志が継承されるように残した書。
『東北遊日記』
⇒友人・宮部と東北を旅して遊歴した日々を綴った日記。外国船来航などの記録や防備状況などを調査している。4ヵ月半にも及んでいる。
『三月二十七夜記』
⇒安政元年3月27日の夜、金子重輔と共に密航し、失敗した日の夜の心情を記している。
野山雑著『福堂策』
⇒獄中で記したもの。罪を犯したものでも、教育で改善できる。「罪は事にあり、人にあらず」吉田松陰先生の教育論・人間論を記したもの。
『奉別家大兄詩』
⇒東道三日前、兄・杉民治に送った別れの詩。松陰先生の生涯に、常に兄らしい温情と心遣いで助け、慰め励まし続けた。この三十年一貫した誠意を思うとき、兄弟の情はいつまでも深く、濃いものである。

○今回の旅で、多くの師や仲間と共に学べたこと本当に感謝いたします。何を学ぶかよりも、誰と学ぶかが重要という言葉はとても良いと感じた。昔の松下村塾も、志の高い多くの同士がいたからこそ、刺激も強く、成長も大きかったのだろう。今回感じたこと、学んだことを忘れずに未来の自分に生かせるように実践していきます。

二日間共に学んだ同士の皆様、本当に有難うございました。

日本ベンチャー大學1期生 河田修一(東京農業大学卒・岡山県出身)

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【小林大哲】
○松下村塾
→実際に松下村塾へ入る機会を頂いた。
時期が時期だけに非常に寒かった。畳が湿気を含んで靴下を履いていても足がかじかむ程であった。
当時松下村塾で学んだ人々はこのような寒さの中であっても熱心に通って討論していたのだなと思うと自分がいかに恵まれた環境にいるのかということを考えさせられる。
どのような環境でも学問をするという姿勢は言葉で表すのは簡単だが実際にやるとなると相当大変なことなのだと学ばされた。周りの環境に左右されず目の前のことだけに神経を集中させる精神力を養いたい。
○吉田松陰先生の志
→松下村塾ではどのように生きるか、何のために生きるかという根本の部分を学びあっていた。そのような姿勢に興味を持ち集ってきた門下生は最後には日本のために生きるという答えを出したのだろう。この根本がしっかりと根付いたから維新を担う人材を多く輩出できたのだと思う。
○大和魂
→宮司は大和魂を日本人の魂と表現しておられたが私の考え方は少し違う。
大和魂は呼んで字のごとく大きく和する魂のことだと考える。確かにこれは日本人の持つ大きな美徳の一つではあるが本来の意味合いからいけば人種や民族を超越していると思う。
このような考え方を生み出した日本は世界的に見て非常に独特のポジションにあると思う。戦争の無い世界を作ることができるのは日本人とよく言われるがこの考え方が根拠になっているように感じた。
○知識を知恵に変える
→大事なのは知識ではなく知恵である。知識をもとに自ら考えて答えを出すことが必要になる。
松下村塾でもこの知恵を教えていたのだと思う。得た知識の中から何を自分に落とし込むかということだ。アウトプットや気付き力が大事と言われるのもここに由来しているのだろう。
多くの知識を集約し自分自身の知恵に変えていく。

日本ベンチャー大學1期生 小林大哲(駒澤大学卒・神奈川県出身)

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【竹本晃規】
年明け最初の授業は、山口県萩市での松陰神社と松下村塾での研修でした。
出発前の6日は、14時から21時まで、池袋西武前のロッテリアに7時間も篭って鳥越先生のワークや2月の学生講義のレジュメ作りをしていました。
時間になり、小田原駅まで移動し、小田原からは夜行快速のムーンライトながらに乗り、大垣まで乗りました。18きっぷで行ったので、小田原から乗ると得します。
さらに、丸一日乗り継ぎで山口市の湯田温泉まで行き、宿でみんなと合流しました。
次の日の8日はいよいよ、研修1日目です。新山口に移動し、松下さん、松本君、後藤君など関東以外(実家)から来ている人とも合流し、萩へと一目散に向かいました。
途中、雪が深かったです。前日の滋賀や岐阜も雪が酷かったですが、2日連続で大雪が見れました。
また、日本列島を瀬戸内海から日本海まで横断したにも関わらず、所要時間が短かったのには驚きました。東京から新潟は新幹線でも2時間かかるのに小郡から萩は車で1時間でした。
松陰神社に到着し、上田宮司のお話を聞きました。日本なら日本の個性があることを深く実感させられたお話でした。経営においても、他社との差別化や変遷が必要であると感じました。例として、マクドナルドでは、今、4つのスタイルのアメリカのバーガーを販売していますが、これもいい戦略であると思います。
松下村塾の建物の前でもお話を聞きました。寒かったですが、当日は寒くても暖房がない中で講義をしていたことは凄いと思いました。僕の志が、若者や高齢者に希望を与えるための学科を作ることなのでかなり参考になりました。
正直、入学当初は、「経営やベンチャービジネスについて学びに来ているのに、なぜ吉田松陰先行や松下村塾についてを実態を知らないまま任意ではなく強制的に学ばないといけないのか」と思いましたが、ここに来て本当にその意義がわかりました。松下村塾や松陰先行の事例は非常に参考になりますし、やっぱりどんな学びや知識も意味があって無駄ではないと思いました。
後藤君やうちの親がファンですが、徳永英明の歌で「巡り会いは後で気付く♪」という歌詞がある歌がありますが、まさにその通りであると思いました。
旅館に到着後、今元さんの奢りで山口では有名なうどんとカツ丼の店にいきました。ありがとうございました。
夜は懇親会がありました。岡山で塾を経営している斎藤さんに気を引かれました。斎藤さんは、2022年に日本夢大学という国立大学を設立するとおっしゃっておりました。自分の話をしたら、「是非夢教授になってよ」と言われました。これで2022年からの就職先はほぼ決まりました(?)。35歳で大学教授になれることになりそうです。同時に、僕が作る学習プログラムも行ないます。そのときまでにロッテリアに篭ってでもしっかり磨いておかないと…
次の日はラジオ体操から始まり、野山獄や岩倉獄、松下村塾発祥の地などを散歩しました。萩の景色が綺麗でした。
午後からは鈍行のりつぎで大阪に移動し、さらに次の日も同じようにして東京に着きました。
みなさん、本当にありがとうございました。

日本ベンチャー大學1期生 竹本晃規(高崎経済大学地域政策学部・愛知県出身)

コメント

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